日本国内では非常に希少のグラスフェッドで飼育された乳牛から作られたバター、フロマージュブランを北海道十勝の宮地牧場からお届けします。

グラスフェッドバター

グラスフェッドフロマージュブラン

宮地牧場は・・・

北海道の十勝に位置し、日高山脈のふもとで牧場の総面積は約50ヘクタールです。ここに、ホルスタイン種、ブラウンスイス種の乳牛を親牛17頭、育成牛32頭飼育している牧場です。

宮地牧場のテーマは、『自然との共存』を目指す牧場です！

そのために、

１．バランス技術を取り入れた新しい自然酪農

新しい「バランス技術」により、牛たちは本来備えている免疫力や自然治癒力が高くなっています。そのため、抗生物質は使用していません。

また、ホルモン剤、ビタミン剤なども一切、使用していません。調子の悪い時があれば、牧場内に自生する野草などで対処しています。

（例外的に、帝王切開など外科手術後の抗生物質は使用しますが、手術を要するようなケースは殆どなく、2020年度もゼロ件でした。）

２．グラスフェッドミルク（牧草だけ食べて育った牛のミルク）

輸入飼料や、穀物飼料は与えていません。

夏は放牧地の牧草を食べ、冬は農薬や化学肥料を使用せずに栽培した自家製の牧草を食べています。自家製の牧草が不足した場合は、農薬や化学肥料を使用していない地元の牧草を補充しています。

（搾乳時は、牛の体調を整えるため、少量の十勝産大豆を原料とするおからをあげています。）

牛は本来草食動物であるので、体に無理がかからず、たっぷりと牧草を食べて健康に育っています。

３．自然環境への配慮

搾乳設備をはじめとする生産設備は、合成洗剤は使用せず、加熱処理や環境に配慮した微生物分解性洗浄液の採用などの方法で徹底した衛生管理を行っています。

また、防虫剤、殺虫剤を使用していません。

４．一年中、完全自然放牧・自然分娩

生まれた子牛は季節や状態を見て放牧をしています。

放牧後は、一年を通じて一日中、牧草地で伸び伸びと過ごしています。

お産は自然分娩です。

このように、宮地牧場では、できるだけ自然な飼い方で牛たちを健康的に飼い、その牛たちから頂く貴重な牛乳から皆様に健康により良い乳製品をお届けするために日々取り組んでいます。

私たちは、人の健康に役立つものを作って多くの方に召し上がって頂けるように、

宮地牧場の考え方に共感してくださる方々にたくさん出会えるように、そして、

自然と人が共に持続して暮らせるように、これからも取り組んでゆきます。

リターン商品のご案内

【グラスフェッドバター】

グラスフェッドバターの特徴は、不飽和脂肪酸、ビタミン、βカロチン、オメガ3脂肪酸などが多く含まれているといわれています。

おすすめポイント

①当牧場のバターは、グラスフェッドミルクがそのまま表れたような優しい味がします。

②口に入れるとスーッと溶けて食べた後、重くもたれるような感じがありません。

③トースト、蒸かした野菜に付けるときやそれ以外でも、バターは、溶かして染み込 ませずに是非、固形のままの状態で召し上がってみてください。

④温かいご飯の上にバターを乗せて、かつお節や海苔をかけてワサビ醤油を垂らすというシンプルな食べ方も美味しいです。

⑤クセがなく後味がさっぱりしていますので、バターが苦手な方も一度お試しください。

⑥食塩不使用なので、香り高いバターコーヒーにもお薦めです。

【グラスフェッドバターのおすすめレシピ】

トーストに乗せて

蒸したカボチャに乗せて

焼き芋に乗せて

温かいご飯に乗せ、かつお節とわさび醤油をかけて

【グラスフェッドフロマージュブラン】

フロマ―ジュブランはフランスが発祥と言われています。熟成させないフレッシュタイプのチーズで、クセがなく、さっぱりとした味わいです。欧米、特にフランスでは冷蔵庫に常備している家庭が一般的であり、低脂肪のものは離乳食としても利用されています。

おすすめポイント

①当牧場のフロマージュブランは、生クリームを添加していませんので※脂肪分が1％以下であり、カロリー制限をされている方におすすめです。※（100g中脂肪分0.8g ）日本食品分析センター2020年11月調べ

③食塩は使用せず、生乳のみで作っています。

④カルシウム、タンパク質も豊富な食品として、スポーツ選手をはじめ、お子様や高齢者にもおすすめです。

⑤スウィーツにしたり、サラダやディップ、和え物に使ったりと、とても使い勝手がよい食材です。

⑥いつもの料理にスプーン一杯を添えると手軽に、ヘルシーな発酵食品を摂ることができます。

※開封時やご使用途中でホエーが出ますが、ホエーは栄養価が高く、食感を滑らかにしますので、軽く混ぜてお使いください。

【グラスフェッドフロマージュブランのおすすめレシピ】

黒蜜と黒大豆きな粉をかけて

グリーンサラダに乗せ、オリーブオイル・ドレッシングをかけて

カブとアボカドを和えて、オリーブオイルと塩をかけて

ゆで小豆ときな粉をかけて

・フルーツとグラノーラを混ぜて

・ミルクをかけたグラノーラにフロマージュブランを混ぜて

グラスの底に砕いたクラッカーを敷き、フロマージュブランを使ったレアチーズケーキを乗せる。その上にフルーツソースをかける。

ジャムやフルーツを添えて

アボカドと和え、海苔を散らしてワサビ醤油をかけて

クラッカーに乗せ、その上にハチミツレモンをかけたバナナやフルーツを乗せる

仕様

【グラスフェッドバター】

※本製品は冷蔵発送となります。

※賞味期限：製造日より1か月

※本商品は、低温殺菌法を使い、保存料・着色料等の添加物は一切使用しておりません。

※開封後は美味しく召し上がっていただくため、賞味期限にかかわらずお早めにお召し上がりください。

※内容量：グラスフェッドバター 100g

【グラスフェッドフロマージュブラン】

※本製品は冷蔵発送となります。

※賞味期限：製造日より2週間

※本商品は、低温殺菌法を使い、保存料・着色料等の添加物は一切使用しておりません。

※開封後は美味しく召し上がっていただくため、賞味期限にかかわらずお早めにお召し上がりください。

※内容量：グラスフェッドフロマージュブラン 120g

【プロジェクトのスケジュール】

4月12日プロジェクト開始

4月29日プロジェクト終了

5月1日～ リターン発送

事業の終了

資金の使い道

今回支援して頂いた資金で、

・新しい乳製品の開発

・生産設備の整備

・宮地牧場全体の環境整備等に使わせていただきたいと思います。

宮地牧場の願い

宮地牧場では、これまで一般酪農家と同じように、牛乳を生産するまでの酪農家でした。

しかし、今まで牛の飼い方はもちろんのこと、人の健康、環境問題などあらゆることを考え、試行錯誤を続けながら今の酪農のスタイルにたどり着き、この貴重な牛乳を何とか消費者の皆様に届けたい、という思いがとても強くなりました。

そしてやっと、酪農を始めて30年目に今回お届けのグラスフェッドバター、グラスフェッドフロマージュブランが出来上がりました。

宮地牧場は母牛17頭の小さな牧場です。そしてグラスフェッドにしてからは、一般の酪農家の5分の1ほどの乳量です。

また、夫婦二人で毎日の牛の世話から乳製品の製造、発送まで行っています。生産設備、労働力等もまだまだ足りず、ただでさえ少ない牛乳のそのほんの一部しか製品化できないのが実情です。

それ以外のミルクは、グラスフェッドミルクとして利用されることなく、集収されてゆきます。それが非常に残念でたまりません。

今回お届けするグラスフェッドバターとグラスフェッドフロマージュブランのような、一つ一つ瓶に詰めて販売する形以外で、

●グラスフェッドバター、グラスフェッドフロマージュブランをレストランやスウィーツ店で料理や製品の食材として使っていただけないか。

●グラスフェッドミルクそのものを使って、熟成チーズやその他のさまざまな乳製品を作っていただけないか。

●グラスフェッドミルクをそのままミルクとして製品にしていただけないか。

そのような希望を持っています。

「せっかくできたグラスフェッドミルクを無駄にすることなく、何らかの形ですべて製品にして、できるだけ多くの方に召し上がっていただきたい。」これが私たちの切なる願いです。

今回のプロジェクトを通して、宮地牧場を応援していただけることをお願いするとともに、この貴重なグラスフェッドミルクを製品化するためにご支援していただける出会いを、切に願っております。どうぞみなさま、よろしくお願い致します。

実行者紹介

宮地牧場 宮地晋也（みやじしんや）

1961年 高知で生まれる。

1985年～1991年 サラリーマン生活を送る

1991年 農業を志し、北海道に移住。中札内村にて酪農ヘルパーとして従事。

1992年 現在地（北海道上川郡清水町）にて新規就農し、酪農を始める。

2000年 バランス技術に出会い、今までやってきた酪農方法を1つずつ見直し、すべ てのバランス環境を整えてゆくことを実行し、より自然な酪農を目指す。

2005年 バターやチーズなどの乳製品の試作を始める。

2020年 グラスフェッドに移行し、グラスフェッドバター、グラスフェッドチーズの試作を始める。

2021年3月 グラスフェッドバター、グラスフェッドフロマージュブランの完成。