6～7時間に渡る、洗浄、乾燥、選別の工程後、品質管理の厳しい検査を受けて厳選されたグリーンダウン。このリサイクル羽毛のみを詰めたのが「Green Downの羽毛ふとん」です。 

しかし、いろいろな羽毛製品から取り出した羽毛を混ぜて使うため、羽毛の産地や品種を特定できず、羽の色も限定できません。 

洗浄・乾燥後、選別機で仕分けされたダウンは、すでに不純物が限りなく取り除かれていますが、職人の目によってサンプリング検査されます。品質の良いダウンとは１つひとつの羽毛が大きく、多くの空気を含むことができます。品質のよいダウンほどかさ高が増え、弾力に違いが表れます。ダウンボール（羽毛の大きさ）の大きい方が1g中の羽毛の数が少なく良質。軽くて保温性に優れています。 

（保湿性試験における保温テスト結果資料）

このグラフは、グリーンダウン900ｇと他社製品（海外製）1100ｇの保温性をテストした結果になります。グリーンダウンは900ｇと軽量にも関わらず、保温性が高いことがわかります。品質の良いダウンだからこそなせる技術です。

「Green Downの羽毛ふとん」は汚れても家庭の洗濯機で丸洗いできるうえ、メンテナンスが楽で現代の暮らしにマッチしています。日々のお手入れは、寝起きにふとんを持ち上げ、空気を送り込むだけで十分。１つひとつのダウンが大きいからこそ空気が循環し、湿気も楽に取り除けるのです。 

（※注意：ご家庭で洗う前に必ず洗濯機の説明書をご確認ください）

また、羽毛の中に含まれるホコリが少ないため、ハウスダストやアレルギーが気になる人にもおすすめ。他社製品（海外製）の新品と比べても一目瞭然でしょう。まさにリサイクル羽毛だからこその利点でもあります。 

＜河田フェザー資料提供＞
（左：他社製品（海外製）、右：グリーンダウン）

（ホコリ・不純物を計測した結果資料）

このグラフは、羽毛に含まれたホコリ・不純物を数値化した結果になります。数値が高いと羽毛が洗浄・選別されてなく、細かくちぎれたものや黒ずんだものが混じっています。羽毛ふとんの中を見ることができないため、雑物・異物が混ぜられていることがあります。

＜河田フェザー資料提供＞（不純物の一例）

羽毛の品質にこだわるあまり、洗浄に最高の環境を探し求めて三重へ移転したという逸話を持つ河田フェザー。その工場見学をすれば、Green Downのすごさが、さらに実感できるでしょう。 

【１】恵まれた自然環境と驚きの超軟水  

伊勢平野の乾いた風吹き、大台ケ原の地下水、羽毛の洗浄に最適な場所に工場があります。地下水は世界保健機構の軟水基準0～60のうち3の超軟水。突出した洗浄力の秘密です。 

【２】オリジナルの機械と独自の洗浄技術　

植物由来の洗剤を使い、高速回転するオリジナルの洗濯機で研ぎ洗い。羽を傷めず、しっかり汚れを落とします。超軟水は洗浄以外にも、傷んだ羽毛を回復させます。 

【３】汚れはとことん排除　

洗浄・乾燥後に用いる選別機は、静電気防止のためなんと木製！選別機ではダウン選別と微細な異物を、徹底的に取り除くのが河田フェザーの流儀です。 

【４】世界が認める品質基準の高さ　

工場内の「UMOUサイエンスラボ」で品質管理を実施しています。このラボは信頼性の高い羽毛を提供するため2015年11月に設立。2017年7月にJNLA、8月にISO17025の認定試験事業者となり、技術力の高さが世界に認められました。どちらも羽毛の試験分野では日本初の快挙です。 

そんなラボで、洗浄具合を検査します。乾燥後の羽毛に300㏄の純水に加えて振とう後、透視度計に入れてにごり具合を調べます。上から覗き、底の十字マークが見えればOK。自社の洗浄度基準は1000ｍｍですが、グリーンダウンは2000㎜。2倍の厳しい基準をクリアしています。

グリーンダウンとしての品質条件として、①透視度2000ｍｍ②エコテックス100クラス1の認証を受けています。

（写真左：実際の2000㎜の透視度計、右：上から覗いた写真）

【５】業界の総合商社が認めるクオリティ　

リサイクルされた羽毛は、素材本来の白やグレーの色に戻り、ふわっふわ。うっとりするほどのキレイさは、目利きに長けた繊維専門商社「豊島」をも唸らせました。 

また新毛製品と変わらない反発力を維持し、へたりにくいです。

（ビン左：全国各地から寄せられた羽毛、ビン右：寄せられた羽毛を洗浄してできたグリーンダウン）※両ビンとも同じ重さ：1g

羽毛製品が普及する一方で、どんどん捨てられる日本。その状況を憂い、豊島や河田フェザーを筆頭に、羽毛を扱う企業と関係者が集まり、2015年に「Green Down Project」が始動。 

モデルケースは、赤い羽根共同募金会と社会福祉協議会を中心に2012年に始まった「UMOU プロジェクト」。河田フェザーは羽毛製品を回収・再生・製品化して再流通させ、地域の福祉活動に貢献。障がい者の働く場も提供し、三重県全体はもとより、他県やアパレルメーカーにも広がりつつあります。 

この羽毛循環システムを、「Green Down Project」が後押し。「Green Downの羽毛ふとん」は、「Green Down」のタグ付きです。商品の購入は、個々の極上の睡眠を約束するだけでなく、環境を守り、社会に貢献し、障がい者の就労支援にもつながっています。 

【ふとん生地】
・無地
カラー：アイボリー
※パソコンの環境によっては写真の色味が実際の商品と少し異なる場合があります。

【注意】
ふとん生地が無地（アイボリー）のため、グリーンダウン（羽毛）の特性上、生地から羽の色が多少透けて見えます。ご了承の上、ご購入お願いいたします。

【Q&A】
Q：洗濯時の注意点を教えてください。

A：洗った後は日陰干し。ふとんの生地を両手でつかみ、中の羽毛を広げるようにふっくらさせてください。間違っても叩かないでください。叩くとダウンを壊す原因にもなります。

Makuake特別価格にて5つのリターンをご提供いたします。

・17,600円（税込）（送料込）
【先着50名様】【20%OFF】Green Downの羽毛ふとん 1枚

・19,800円（税込）（送料込）
【先着50名様】【10%OFF】Green Downの羽毛ふとん 1枚

・22,000円（税込）（送料込）
【限定400枚】Green Downの羽毛ふとん 1枚

環境に配慮し、布団袋のみの簡易包装にて郵送させていただきます。
ご理解、ご了承ください。

豊島株式会社 ：

1841年創業の繊維専門の総合商社。繊維業界のスペシャリストとして、素材から製法、販売まで多岐に渡って精通し、専門力＆総合力で業界をリード。新たな価値を創造している。 

河田フェザー株式会社 ：

世界トップレベルの羽毛の洗浄技術で一目置かれる1891年創業の羽毛素材メーカー。ダウンウェアや羽毛ふとんに続き、リサイクル羽毛「Green Down」を生産する。 

軽くて、あたたかく健康になってもらいたい一心で、「Green Downの羽毛ふとん」を作りました。羽毛はリサイクルができる。そのことを皆さん一人ひとりが理解し、協力してもらうことで、みんなで羽毛循環システムを構築していきたい。今回のプロジェクトを通して、羽毛のことを知っていただきたいと思います。 

ご支援よろしくお願いいたします。