なめらか ふわふわ 綿のやさしさ

天然の吸水性、保温性を持ち合わせた自然素材、綿（コットン）。
天然繊維に近づけるため様々な努力や進化をしている化学繊維も、機能・風合いはやはりまだ本物には敵いません。

軽やかなコットンニューマイヤー毛布「FLOOD OF LIGHT」。
https://www.makuake.com/project/panda/

2018年にMakuakeで発表して以来、LOOM&SPOOLを象徴する定番アイテムとなっています。

そして今回は、日本のもう一つの起毛織物産地、和歌山県高野口の「シール織製法で作った毛布を、満を持して発表いたします。

軽やかさを追求した泉大津のマイヤー毛布。
密度感に定評のある高野口のシール織毛布。
ふたつの起毛製法の毛布がLOOM&SPOOLのラインナップに揃います。

シール織ブランケットの特徴

表・裏にみっしり詰まったパイルが特徴的。

生地の両面にしっかりとパイルがたった状態で挟み込んで織るのでとても丈夫。
パイル抜けや型崩れが起こりにくいので、お洗濯もしやすい製法です。
ほどよいドット柄は通気性にも貢献、機能性とミニマルなデザイン性を両立させています。

ジェンダーレスなカラー＆パターン

コットンのやわらかさ、やさしさでお肌の敏感な方や赤ちゃんにも。

「女の子だからピンク、男の子だからブルー。赤ちゃんにはかわいい柄！」
コットンファブリック商品にありがちな決めつけ、気持ちはわかりますが、
誰が使っても心安らぐ綿毛布だからこそ、LOOM&SPOOLでは懐の深いニュートラルグレーを選択しました。

女性向け？ベビー向け？キッズ向け？
いやいや、おニイちゃんも、おじさんだってフワフワの綿毛布は使いたい！
カッコよければなおいい。
もしかしたら、「ジェンダーレスなプロダクト」はおじさんにこそ福音となるのかもしれない。

色は

ライトグレー と ダークグレー の2色展開。

サイズは3展開。

仕 様

シングルサイズ

1枚あれば1年中活躍できるシングル毛布。

冬は敷いて寝ると暖かく感じます。
夏は朝方やタオルケットでは物足りないとき、エアコンが肌寒く感じるときに重宝する1枚です。

そして、冬場の嫌な静電気のパチパチがないことが綿毛布の大きなメリット。

GRISシングル

￥17,600（一般税込価格）
サイズ：140x200cm

・ライトグレー

・ダークグレー

ハーフサイズ

夏の夜、お腹に掛けておくのにちょうど良いサイズ。
また、ソファでちょっと眠たくなったとき、お昼寝するとき、ちょっと羽織ってウロウロするとき。
半分のサイズは意外と使いやすいと思います。

GRISハーフケット

￥10,890（一般税込価格）
サイズ：140x100cm

・ライトグレー

・ダークグレー

ブランケットサイズ

膝掛けサイズ。
革のソファーなど汗でベタベタしそうなところ、肘掛けにかけると快適に過ごせます。
二つ折りにすればベビーカーにもピッタリ。性別を選ばないやさしい色味は出産のお祝いにもピッタリ。ベビーやキッズも大好きなふわふわコットンでお昼寝も快適です。

GRISブランケット

￥7,370（一般税込価格）
サイズ：70x90cm

・ライトグレー

・ダークグレー

＜共通仕様＞
パイル（毛羽部分）：綿100％
グランド（基布部分）：ポリエステル65％ レーヨン35％

思いやりのポイント

縫製の細かい仕様について

ディテールの追求こそLOOM&SPOOLの真骨頂。
やさしい肌触りを襟元まで感じてほしくて、上下は折り返しの仕様に。
両サイドにはコットンのシーチングを採用。色を統一してすっきりとした仕上がりに。

長く使うネームの仕掛け

LOOM&SPOOLの特徴でもあるオリジナルピスネーム。

目指すは未来の実家の毛布。

日付と名前を油性ペンなどで記して、
誰が、いつから使っているのか
誰からいただいたのか、など
記録しておくこともできます。

高野口・シール織について

和歌山県高野口はパイル織物で有名な産地。その名の通り高野山への入り口に位置しています。

主に「毛の生えている（起毛している）織物」というユニークな共通点を持つ生産背景で、技術的にも経済的にも成長してきた町です。
海外（主に中国）の安価な品に押され、生産工場が減ってきていることは否めませんが、アパレルやインテリア、産業資材、スポーツ用品から玩具に至るまで、起毛という共通の技術を持った多種多様な生産者が競合せずに助け合ってきた稀有な産地。

今回、実際に高野口へ赴き、「高野口パイル織物資料館」で詳しいお話を伺ってきました。

JR高野口駅前には歴史の香りが漂う素晴らしい建物がいくつか現存しており、その一つが「高野口パイル織物資料館」。
大正時代に建てられたという建物の内部では、資料館としてはもちろん、この地の織物産業のルーツとなる『再織』という製法の体験や、習い事としての織物教室もあり、遠方から通う方もいらっしゃるとのことでした。

展示では高野口特有の織機の構造やその改良の歴史を伺い、この地の産業として確立するために技術を守ってきた先人の熱い思いを感じることができま した。

小さい頃、家にあったぬいぐるみがあり、個人的にテンションが上がってしまいました。日本製のぬいぐるみの多くが高野口のフェイクファーを使用していた時期もあったそうです。
もちろん今でもぬいぐるみ、椅子生地やカーペット、毛布、ペンキを塗るペイントローラーなどなど、シール織製品は幅広く日常的に利用されていま す。

続いて地場産品を扱っている『裁ち寄り処』へ。 産元直販のお買い得商品がたくさん。高品質な製品も産直だから安い! 工場から出たファーのハギレや糸など変わりダネの素材もあり、手芸する人にも嬉しいお店でした。
橋本市へ行く機会があれば是非お立ち寄りください。

高野口は紀ノ川の近くにあり、川を越えてすぐそばに九度山があります。

九度山には真田幸村親子が関ヶ原の戦いの後移り住み、甲冑などに使う真田紐を作って内職していたと言われておりました。その真田紐から織物のルーツが始まってると泉大津の毛布資料の中には一説として取り上げられてあり ました。

高野口の歴史ある建物、工場などの街並みも楽しく、九度山の道の駅やミュージアムなど見所がたくさんあるこのエリア。

大阪からは日帰りで楽しめます。

リターン-お得な先行予約販売-

Project Timeline

LOOM&SPOOLについて

品質とデザインで長く愛されることを目指し、2018年12月にスタートしたインテリアブランドです。

デザイン事務所「パンダ企画」が企画から生産、販売まで一貫して行い、泉大津産毛布をはじめ、高品質なプロダクトを現代のライフスタイルにフィットするカタチでご提案しています。

日付や名前を記し、くらしと歴史を共にしていけるオリジナルネームなど、長く愛用していただくための仕掛けも特徴です。

過去のMakuake実績

2018年12月21日-2019年2月18日 makuakeにてプロジェクト公開
『年中使える きめ細かいなめらかな肌触り。高品質な国産デザイン毛布を今の寝室に。』販売中
https://www.makuake.com/project/panda/
https://loomandspool.com/feature/FOL2022

2019年7月18日〜2019年08月23日 makuakeにてプロジェクト公開
『ふわふわ触感の綿毛布と建材から生まれたマシュマロ感覚のもっちりクッション』
商品販売終了。
https://www.makuake.com/project/panda2/

2021年8月16日〜2021年9月15日 makuakeにてプロジェクト公開
『抱きしめて幸せ。湯たんぽをINするウール毛布のあったか「ほっとクッションカバー」』販売中
https://www.makuake.com/project/panda3/
オンラインショップ https://loomandspool.com/products/55

『天然素材の毛布で作る、あずきでほっこり、じんわり。あったか「ほっとアイピロー」』販売中
https://www.makuake.com/project/panda4/
オンラインショップ https://loomandspool.com/products/50
オンラインショップ https://loomandspool.com/products/49

『ふわもこウール毛布で作る、あずきでほっこり、じんわり。あったか「ほっとマフラー」』販売中
https://www.makuake.com/project/panda5/
オンラインショップ https://loomandspool.com/products/54

2022年4月28日〜2021年5月19日 makuakeにてプロジェクト公開
『UUUプロジェクト第5弾！履くインテリア。天然素材ジュート混帆布のルームシューズ』
https://www.makuake.com/project/panda6
オンラインショップ ：https://loomandspool.com/products/57

ONLINE SHOP：https://loomandspool.com

instagram：https://www.instagram.com/loomandspool

さいごに

最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。

前回のルームシューズに引き続き、生産地を巡る旅のスタイルが確立されつつあります。そして、生産に関わる人の話を聞くとあれもこれも伝えたいという思いがまた溢れてきてこのように長々とプロジェクトページを綴ってしまうことになってしまいました。

シール織ブランケットは毛布ブランドを立ち上げた時からの夢で、ようやく叶った感じもあります。

引き続き作る人も使う人も両方喜んでいただけるブランドにしていきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。