職人が心を込めて手作りした、一つとして同じ物がないハンドメイドのガラスドームペンダント「LOTUSΦ」。

ガラス細工を身近に楽しんでいただきたいと思い、今回このような商品を企画いたしました。ペンダントトップがすっぽり入るガラスのホルダー「ネストホルダー」も合わせて制作しています。
クリアなガラスで小さな粒をまとい、光を浴びるとキラキラと乱反射するホルダーに「LOTUSΦ」を乗せると、巣の中の卵のようにも見えますし、窓辺に置くと、陽の光を浴びてサンキャッチャーのようにも使えます。

大切な思い出を閉じ込め、ガラス細工独特のきらめきと共に楽しんでいただけましたら幸いです。
 

命は無くなっても魂は感じられる。
さよならと言わなくてもいい。
まだ　一緒に居られる。

ある日突然失う小さい命。
昨日まで家族として私達に寄り添ってくれていたその姿が失われても、
そこに居ると信じられる安心感を持ってもらいたい。

はじめまして。吉祥寺でガラススタジオブリエを主宰する小杉由美子です。
今回は、このガラスドームペンダントをペットの遺骨を持ち歩くためのメモリアルペンダントとしてご提案いたします。

私自身も大切な家族であったペットの命を失ってしまった経験が何度かありました。葬儀のあと、頂いたステンレス製の小さなボトル型の容器の中に遺灰の一部を入れしばらく持ち歩くことで、まだその仔が側にいて見守ってくれている気がしました。しかし、既製のメモリアルペンダントでは、いつの間にか蓋が開いてしまうなど、大切な思い出を携帯するには心もとなく、残念な記憶が残りました。

その経験から、私自身が情熱を注ぐガラス工芸でデザイン性が高い手元供養のペンダントを作成しようと決意し、開発に取り組んできました。

▼「LOTUSΦ」の特徴

16㎜前後の少しドロップがかった中が空洞のガラスの球体の表面に、花の莟をイメージさせる凹凸の模様を配置。上部の金属は枠と蓋と２重構造になっていて、チェーンを通すフックがついた中心部分が取り外せ、ガラスの球体の内部に小さい物を入れることが出来ます。
 

お手持ちのチェーンに付け替えられる様大きめのフックなので、元々ペンダントヘッドがついているチェーンに「LOTUSφ」をプラスして頂くなどの工夫もし易いようになっています。

金属と違い、強度に弱点があると言われているガラス細工ですが、その透過性と輝きにはなににも変えがたい美しさを放っています。

今回はこれまでの技術を生かし、ガラスの輝きや透過性はそのままに、強度の高い製品の開発に成功しました。大切な思い出を携帯するためのメモリアルペンダントですので、蓋を1度閉めると簡単には開かない構造も実現しています。

普段着にも付けられ存在感を誇張しすぎない大きさで、肌の色に合わせて寒色系と暖色系、パステル系の色合いなど６種類の色でお作りしました。
蓋の開け閉めは多少難しいかもしれませんが、ご自身で中身を入れられること、簡単には開かないことをご理解頂き、大切な思い出を身につけて頂きたいと思います。

もちろん、仕様としてはペット手元供養専用ではありませんので、思い出の品や、宝石のルースや真珠、砂金などを入れて頂いてご使用頂くのもお勧めです。

▼ガラスドームペンダント「LOTUSΦ」の詳細

・本体は一つずつガラス職人が手吹きした６種類のデザインから選べ、金属部分もシルバーとゴールドの２色から選ぶことができるため、お好みに合わせたペンダントとして手元供養をして頂けます。

・ご自身で中身を入れられるため、大切な遺骨や遺灰を人手に渡さずに済みます。

・耐熱ガラス製、落としても割れにくい形状です。

・万が一破損した場合もアフターケアが可能（トップ部分の交換￥3,800、送料別途）

＜本体製品スペック＞
＊ガラス部分　耐熱ガラス製 国産 外径16㎜φ±1㎜ 内径12㎜φ±1㎜
　　　　　　　開口部 7㎜φ
＊金属部分　銀色：シルバー925　ロジウムメッキ
　　　　　　金色：シルバー925　金メッキ
＊重さ　約３g

＜付属品＞
＊サービスチェーン付き 40㎝長 銀色：真鍮製ロジウムメッキ　金色：真鍮製金メッキ
＊付属金具付き（蓋の開閉用金具）
＊別添えネストホルダー　耐熱ガラス製 18㎜角±1㎜ H10㎜±1㎜

ガラス本体と別添えネストホルダーは手作りのため誤差範囲のあるサイズになりますのでご了承下さい。

納品時にサービスチェーンの形状が一部変更になる場合もございます。
また、開け閉めの解説をした説明書も同梱致します。

2015年3月、東京・吉祥寺の東SOHOエリア、麺居酒屋さんの店舗内にガラス工房を設立しました。

ガラス工芸は、作っている時のガラスの色の変化や形状変化が楽しめ製造過程が面白く、特にバーナーワークは技術の差に関係なく思い思いの作品を作れ、初心者でもハンドメイドオリジナルアクセサリーなどに仕上げる事ができます。
そんなガラス工芸を通して豊かで輝く日常を過ごしてもらいたい、という願いから輝くという意味の[Briller]（ブリエ）と名付けました。
 

閉鎖され人目に触れないガラス工房が多い中、飲食店に立ち寄った人が気軽に作業を覗けるほどオープンな環境で、卓上バーナーでガラスを加工して美術品や日用品、装飾品を制作しています。作品の一部を併設のギャラリーで展示販売するほか、ガラス細工作りを体験頂いたり、技術を学びたい方向けに教室を運営しています。

私達が行っているバーナーワークと言われる技法は、工芸品としてはトンボ玉を作ったり、ケミカル分野では試験管や特殊実験装置を作ることから発生していて、手先が器用で研究熱心な日本人ならではの繊細な工芸品や製品を残してきました。

しかしながら今やそれらの多くは機械製造に取って代わり、職人が減ってしまってやがて消えてしまうかもしれない技術でもあります。

今では芸術家、作家と呼ばれる方々によって細々と伝承されている状況ですが、それらをできるだけ残すため技術に触れ易い環境作りと教育を実施し、時代にもあう製品を作りながら世の中に広め残して行きたいというヴィジョンで日々活動しています。

[Briller]の最大の自慢でもあるのがスタッフ、皆作家を目指している技術者で、美大卒、ガラス専門学校卒含め20代後半から40代まで、若く柔軟性と情熱を持者ばかり。バーナーに向ってガラスと対話している時間を心から楽しみ、仕事を愛している私達です。

しかし前述したように、ガラス製品の多くは量産品として機械成形となり、本来日本人が得意とする作業でも、海外からの破格な輸入品に押されている現状もあり、作家や芸術家として生業が立っている人はほんの一握りの世界でもあります。
その意味でも[Briller]の使命は、技術者の育成と共に手作りのガラス工芸品を広く皆様に知って頂きながら技術者が生業となれる仕事を創造することと考えています。

現在Brillerでは国内のガラス体験のお客様以外に、海外からのインターンも受け入れてます。

製造業務としては、耐熱ガラスのHARIOのアクセサリー部門Hario Lumpwork Factory との技術提携、製品の製造も担っていた他、皆さんが目にし易いものとしては、GODIVAの2019年Valentineイメージのガラスウエアの制作等も担当させて頂きました。アクセサリーや置物などの個人オーダー、量産のパーツ製造なども幅広くお引き受けしています。

Glass Studio Briller 
所在地　東京都武蔵野市吉祥寺本町1-26-4 1F
連絡先　0422-27-5688
サイト　http://gs-briller.com
営業時間　10:00〜19:00（水曜定休）

ガラス工芸がもっと認知され、作家として職人として従事するものが活動しやすい環境を作って行くために、人の手が作り出すハンドメイドの良さが最大限に活かされるもの、これがあって本当に良かった！と感じて頂ける価値のあるモノ作りをこれからも行いたいと思います。

ガラスドームペンダント「LOTUSφ」は今こうして自分が身につけたいと思うようなペンダントに仕上がりましたので、他にも同じような状況にある方にとっても少しでも気持ちが安らぐような物でなってくれれば幸いです。

もちろん、ペットとの思い出だけでなく、様々な思い出を閉じ込め、その輝きを楽しんでいただきたいと思っています。メモリアルペンダント以外の使い方をご検討の方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントをお願いいたします。

頂いたご支援ガラスドームペンダント「LOTUSφ」の制作費としてだけでなく、ガラス細工の新製品開発のために大切に使わせていただきます。皆様の温かいご支援をどうぞ宜しくお願い致します。