◆はじめに◆

はじめまして。寓宮島（ぐうぐうじま）の高野楓子（たかのふうこ）と申します。
アルバイトを通じて、赤ちゃんからお年寄りまで多くの人々と接してきました。
いま、満を持して『ぐーこ』を世に送りだすため、ぐーこを「絵本化」します！

◆寓宮島（ぐうぐうじま）って？◆

“寓”は寓話の寓。
“宮”は神宮の宮。
ウ冠で“家”を表し、寄る辺（よるべ）や拠り所（よりどころ）の意味を込めました。

◆ストーリー◆

眠り続けた『ぐーこ』

『ぐーこ』が誕生したのは2005年。東宝『ゴジラ』が製作終了といわれ、次の企画を探していたところからはじまります。
それから12年間『ぐーこ』は眠り続け、気づけば干支をぐるりとひとまわり。
寓宮島（ぐうぐうじま）は名前のとおり、寝てばかりです。

これまで巨大女性の物語はなかった

ゴジラ、大魔神、キングコング、だいだらぼっち……
巨人はすべて男性で、生き生きとした巨大女性の偶像は見当たりません。
しかし昨今は、女性旋風が吹き荒れています。
女性の時代には、巨大女神が必要です。

なぜ土偶？

土偶は縄文時代に作られた土人形。ふくよかな体型は母性のイメージといわれます。
豊穣・復興再生・祈りのシンボルは女性の時代にふさわしいのではないでしょうか。土偶は日本最古のキャラクターとして、時を超えて人々を魅了し続けています。　　　　　　

親が子を思う気持ちは万国共通

わが国の国宝の遮光器土偶が作られてから3000年。
世界に残る土人形は、人類に共通する遊びの証拠で、最古の“玩具”といえましょう。幼い者を慈しむ親心は、万国共通で普遍的です。
 

共存する絶滅生物

島の生き物は、古代カンブリア紀の地球に生きていたバージェス動物がモデルです。絶滅して地中に眠っていた彼らは、わたしたちに多くのことを教えてくれます。

　　凶暴な牙をもつ――ダンクルオステウス
　　海の暴れん坊――アノマロカリス
　　わらぞうりみたいな――オドントグリフィス
　　海の貴婦人？――マルレラ
　　五つの目を持つ笛吹童子――オパビニア
　　花みたいに可愛い――ディノミスクス
　　コップのような――メタルデテス

今回の絵本には、ダンクルという巨大魚が登場します。お楽しみに！

『ぐーこ』という名前の謎

この絵本の本文に「ぐーこ」という名前は出てきません。
その謎は、徐々に、ゆっくり、解き明かしていくつもりです。
今回クラウドファンディングを通してお送りする絵本は、その第一弾です。

文体　　         ∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵

　　　　　　　すいへいせんのむこうに そのしまはあった
　　　　　　　ちずにも かいずにもない なぞのしま
　　　　　　　ぽっかり うかび ぐうぐうと へんなおとを たてている　
　　　　　　　まんなかには やまふたつ
　　　　　　　ときどき ひとつが ぷっぷと けむりをあげる

　　　　　　　おや……？

　　　　　　　∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
 

◆あらすじ◆

謎の島「寓宮島」には絶滅生物が暮らしていた。それを見守るのは奇妙な土偶たち。普段はのんべんだらりとしている島に、文明の利器が入り込んで、島を進歩させようとするのだが……

ことばがなくても、おもいはつたわる

会ったこともない他人同士でも“ラポール”という、気持ちが通じる瞬間があります。
この『ぐーこ』が、見ず知らずの“誰か”に伝わると嬉しいです。クラウドファンディングはそれを可能にしてくれました。

絵本は心のミルク

言葉を話せない赤ちゃんでも、喜怒哀楽は必ず他人に伝わります。
絵本は、子どもの成長に欠かせません。
まずは、赤ちゃんにファースト・タッチしてもらえる絵本を作りたい。
わたしは日本の“マザーグース”になりたいとおもいます。

◆少し遅めの発送のワケ◆

お送りするのは来年の八月を予定しています。
お盆は、離ればなれになったご家族が一堂に会してご先祖様と向き合う特別なとき。親類縁者のコミュニケーションツールとしても、この絵本は最適な一冊です。
真新しい紙とインキの匂いがする絵本を開いたときのワクワク感は大人になっても忘れられないもの。お子様、お孫様、ご家族、お友達へプレゼントにいかがでしょう。可愛いラッピングでお届けします。気長にお待ちいただければ幸いです。

◆創作活動メンバー◆

平成『ゴジラ』メインライター・三村渉氏率いる、
シナリオ作家集団「プラネット・ラボ」http://p-labo.main.jp/
映像製作集団「赤の女王」http://redqueen.oops.jp/
の所属メンバーがチームを結成し、絵本制作に向けて全力で取り組んでいます。

◆プロジェクトにかける思い◆

『ぐーこ』が育ち、人々の役に立つキャラクターになってくれれば嬉しいです。
未だ多くの謎が眠る地球には、課題が山積です。温暖化をくいとめなければ、生物は生きていけません。『ぐーこ』はその旗振り役が可能です。
土の中に眠っていた土偶や絶滅生物たちの古代パワーをいただいて、美しい地球環境を未来の人たちへ託す一助になれば、無上の喜びです。

『ぐーこ』を起こせ！

資金が多く集まれば、紙やインキが良くなり、製本の質を高めることができます。
みなさまの篤いお志を、心からお待ちしております。

眠り続ける『ぐーこ』を大きな力で、叩き起こしてください！
協賛の程、よろしくお願いいたします。

 I liked a story from childhood. I wanted to write stories and serve people. And I made a fictitious island called “GUGUZIMA”. Fiction has the power to move people's mind. There are "Godzilla", "Daimazin", "King Kong" as giant God 's character, but only men. There is no character of a giant god of a woman yet. So I want to make a story of a god of woman.
 We can make stories. If you have a character you can do a lot of things. You can appeal the foolishness of nature destruction and tell the crisis of global warming. The character of GUGUZIMA can work in media such as movies, nets, television, etc., to enrich the country. This picture book is the first step.
 I would like to make a picture book called "GUKO". Please give me the power.

★　Presented by GUGUZIMA　★