-hakoumaについて-

hakoumaはデザイン事務所「ANDASSOCIATES」土井智喜のデザインを基に東吉野の木工所「維鶴木工」とローソファブランド「HAREM」の3社がコラボして生まれました。
自由度が高く、素材としてもインテリアとしても持続可能であることを目指したインテリアです。

// 私達作り手の「hakoumaへの想い」 //

1.フレキシブルなインテリア「ハコ家具」として。

ローソファに合わせたフレキシブルなサイドインテリアとしてデザインされました。
この自由度の高い「ハコ家具」は、箱のようでありテーブルであり、棚でもある。
あなたの想像力であなたの理想の家具になります。様々なシチュエーションで/色々なスタイルをご家庭でお楽しみください。

2.循環可能社会に向けて。

hakoumaは日本三大美林の奈良県の吉野杉無垢材を使用しています。これら吉野の木材は、室町時代から吉野の山守達に受け継がれている伝統的な循環型林業であり、持続可能な資源です。
500年以上も日本の伝統産業と吉野の山、そして山を守る人たちの暮らしを支えてきました。
安価には出すことの出来ない吉野の杉ですが、その木材を地産地消する事で私達の大切な日本の山林を少しでも守っていこうと考えています。

3.末永くご愛用頂けますように。

吉野杉無垢材の美しさや手触り、風合いを味わっていただくために、hakoumaはオイルフィニッシュを推奨しております。
ご家庭でお手入れをしながらご自身の家庭らしい味が出たり、形に仕上がっていく経年変化を楽しみ、末永くご愛用下さい。

商品詳細

吉野杉無垢材を贅沢に使用した素材感と洗礼されたデザインは置いているだけで美しく、また木のぬくもりは空間に癒やしを与えてくれます。
ご家庭での使い方や配置はあなたの思うままに。自由度の高い「ハコ家具」をお楽しみください。

// hakoumaの商品詳細 //

hakoumaは置き方で3パターンの高さに変わり、取り回ししやすいように手掛けスペースも設けてあります。
手掛けスペースは表裏で深さが異なり、深い方は雑誌入れに、浅い方はスマホやリモコンなどの収納としても利用できます。

// hakoumaの詳細 //

テーブルとして

床に近い暮らしのローテーブルとして、時にはソファの側のサイドテーブルとして。クルクルと転がして気分や状況 に合わせた高さでお使いいただけます。

シェルフとして

ユニークでありながら、洗礼されたデザインは飾るものを引き立てます。
豊富なカラーバリエーションと6角形のデザインをうまく活かしてスタッキングシェルフとして使うのもおしゃれな使い方です。

●サイズ

横置き:
1 W560×H280×D418mm

2 W560×H375×D334mm

縦置き:
H560×W415×D334mm

カラーについて

hakoumaの仕上げはナチュラル（無塗装）とカラー仕上げがございます。
カラー仕上げは自然派塗料の「バターミルクペイント」を使用。小さなお子様にも安心の塗料を使用しています。
カラーバリエーションは6種類から選んで頂けます。

6色：ホワイト、イエロー、レッド、グリーン、ブルー、ブラック

吉野杉の多彩な表情と、美しいデザインのコラボレーション

多面体のため一つ一つの面によって違う吉野杉の多彩な表情をお楽しみいただけます。吉野杉は節が少なく、流れるような木目は多面体デザインであるhakoumaの美しさをより際立ててくれます。

天然の木をまるまるそのまま「ハコ」にしたような存在感、そして素材とデザインの織り成すhakoumaの美しさをぜひご堪能ください。

// 吉野杉について //

奈良・奥大和にある山紫水明の地、吉野の杉。
室町時代から吉野の杉は日本全国に愛され、活用されてきました。現在で京都御所や明治神宮など日本人にとって大切な場所で重宝されている木材です。

吉野杉の特徴は「密植・多間伐・長伐期」によって育てられた節の少ない木目です。じっくりと成長した証拠でもある均一で細やかな年輪は自然が生み出した芸術のよう。
また吉野の豊かな水源と土壌から生まれた上質な色目や、品のある香りには私達日本人の心を和らげてくれる独特の魅力があります。

これらの500年以上も愛されてきた吉野杉をぜひとも皆さんの家庭でも味わっていただきたく、hakoumaは吉野杉の無垢材を使用しています。

hakoumaプロジェクトチームについて

各専門分野を持つ若手クリエイター達が循環型社会推進のために集結。
持続可能なインテリアの創出を目指し、活動しております。

2019年の春。

ローソファ専門店HAREMのスタッフが吉野の杉に出会い、
そのタイミングで「ANDASSOCIATES」デザイナー土井氏がハコウマを開発し、HAREMに提案、そして共通の知り合いの産地の東吉野村で木工所を営む「維鶴木工」が参画。

吉野の杉が私達を集めたかのように。
吉野杉の美しさをそのまま活かしたハコ家具"hakouma"が生まれました。

// hakoumaメンバーよりメッセージ //

hakoumaにご興味お持ちいただきありがとうございます！
デザイナー土井による提案から約2年弱ようやく今回、商品化に至りました。

吉野杉の無垢材はなかなかの"じゃじゃ馬"でオイルフィニッシュでは反りやズレが生じる、セラミック・バターペイントだとキズが残りやすいなど。課題はたくさんです。

色々な議論を交わした結果、吉野杉の無垢材の美しさをそのまま家具にしたく、オイルフィニッシュを推奨することで合意。

突板を使用したり違う木材を使用することで多少上記のような問題を解決することはできたのかもしれません。
ですが今回私たちが挑戦したかったこと、それは「持続可能」な家具であり、「地産地消」を体感できる商品です。
日本三大人工美林の吉野杉をそのまま体験していただくこと、それが今回のhakoumaを通してご提供できる魅力であり価値です。
「普通の家具」ではなく、歴史ある日本の美しい産地が生んだ「自然」を体感するデザイナーズ「ハコ家具」をどうぞご家庭でお楽しみください。

商品開発ミーティンのワンシーン。仕上げはセラミック塗装、セラウッド塗装・・いろいろな塗装を試し、サイズも当初企画より一回り小さいサイズで完成になりました。

// メンバーについて //

ANDASSOCIATES

https://andassociates.jp/

「シンプルで柔軟、そこに少しのユニークさを加えたデザイン」を基本コンセプトにインテリア・プロダクトデザインを 主に手掛けるデザイン事務所。代表の土井智喜は桑沢デザイン研究所・昭和女子大学で非常勤講師を務める。

維鶴木工

http://izr.jp/

木の産地「奈良県東吉野村」にある木工所。良質なスギとヒノキを使った椅子や、特注、試作、修理など、様々な木工 製品を製作。
都心から遠く離れた、山のなか。
新鮮な空気と、澄み切った水。美しい森と、暖かい村人たち。
どこよりも素晴らしい環境で、真摯に誠実に、ただひたすら家具づくりに励んでいます。

ローソファ専門店 HAREM

https://www.harem-shop.com/

「日本の和」「心の和」「家族の和」をコンセプトに床暮らしの提案を推進するローソファ専門店です。
2020年より、リサイクル素材を使用したサスティナブルなローソファやアウトドア向けローソファをデザイン/開発中。
また暮らしと持続可能を考え古⺠家の運営や農業にも挑戦しています。
本社はデザイン会社NORTH LAND DESIGNDS.

hakoumaの使用感やメンテナンス、注意点

// 実際の使用感 //

実際に使ってみた感想

長所

・年輪の美しさに本当に惹かれる。高級感というよりは天然の吉野杉の「温かみ」みたいなものが気持ちをなごませてくれる。

・ソファのそばやリビングにシェルフ代わりにおいているだけで部屋の雰囲気が和らぐ。「木が好き」という人には心からおすすめできる。

短所

・無垢材しか使用していなため多少の重量感はある。
・4本足テーブルではないのでテーブル下に足を通すことができないので、リビングの真ん中に置くようなセンターテーブルとしての使用には推奨はできない。

こういうシーンやライフスタイルにおすすめ

・床に近い暮らしや、ローソファのサイドインテリアとして。
・和モダンや和室、またナチュラルウッドテイストのインテリアスタイルに合わせて。

// メンテナンス方法 //

オイルフィニッシュ仕上げ

1.水拭きをしてしっかり汚れを取り、乾燥させます。
2.蜜蝋ワックスなどをウエス（使い捨てできる布地）につけて伸ばしながら塗り拡げます。木目に沿って塗るのがコツ。
3.乾燥させやすいようにワックスを乾いた布で拭き取ります。
4.半日ほど乾燥させます。

// ご支援の前に知っておいてほしいこと //

hakoumaは職人がひとつひとつ手作業で仕上げる「活きた吉野杉」の良さをご家庭で味わっていただくための商品です。吉野杉100%の家具のためどうしても避けることのできない事象がございます。

以下の部分を「吉野杉・天然無垢材家具ならではの良さ」として受け入れてくれる方のみ、どうぞご支援くださいますようお願いします。

1. 木目、節はお選びいただけません。

2. 杉は調湿性に優れた木材です。お使いいただく環境により木材が収縮し、反り、隙間やズレが発生いたします。カラーペイントの場合は塗装の剥がれや割れが発生する場合がございます。

3. 杉は広葉樹に比べ、柔らかい針葉樹です。ヘコミや傷がつきやすいです。

オイルフィニッシュの場合

木材の反りによるズレ

出荷時はきれいに仕上げた状態で発送いたしますが、お届けから数週間でお部屋の空調機による乾燥などの影響により木材が縮小しこのようなズレが生じます。
吉野杉無垢材を使う以上「自然なこと」と言ってもいいくらいどうしても避けることができない事象でございます。

「そのくらい全然気にしない」
「自分で削って直していくから大丈夫」

それくらいの吉野杉に対する愛のあるお気持ちでhakoumaご愛用いただける方、ぜひともご支援お願いします。

"このズレはどうしようもないの？"

オイルフィニッシュの場合はサンドペーパーなどでなじませることが可能です。
実際にhakoumaプロジェクトメンバーの岸宗も挑戦してみました。

反りと縮小でズレが生じてしまった部分。

荒目のサンドペーパー（#100〜#240）で違和感のある部分をサンディングします。
木目に沿ってサンディングすると仕上げが美しいです。

愛でるように、撫でるように・・。尖ってしまったhakoumaの角をとっていきます。木くずと同時に吉野杉の香りが漂います。

約30分〜1時間ほどで尖ってしまった部分をなじますことができました。あまり削りすぎると丸くなってしまうのでこのへんで。（あまり削りすぎるとかたちが変わってしまうのでご注意！ご自身が丁度いいな、と思うくらいで）
こうやってメンテナンスを楽しむことができるのも無垢材ならではの醍醐味。
メンテナンスを楽しみながら自分の家庭らしい味が出たり、かたちに仕上がっていく様を楽しんでいただくためにもhakoumaはオイルフィニッシュを推奨しております。

バターペイント＆セラミック塗装の場合

セラミックで表面を塗装・コーティングすると木材の調湿がされにくくなるため、木材の反りやズレは少なくなります。
ただ、それでも多少の反りによるズレは生じて参ります。
また製品使用の性質上、床面が固い場所で使用される場合、摩擦や衝撃により塗装が剥がれる場合がございます。キズがついたりするとオイルフィニッシュのようにサンドペーパーなどでのメンテナンスができないため、カラー塗装をご希望される場合は十分にお気をつけてご使用ください。（カラー塗装の仕上げはとても見た目が可愛いのですが、この部分が非常にネックとなっております。）

// リターンについて //

hakoumaリターン

【正規販売価格 132,000円】

1.hakouma 10%OFF

hakoumaの先行販売、正規販売価格の10%OFFでお届けいたします。

2.hakouma2個セット 15%OFF

hakoumaの先行販売2個セット、正規販売価格の15%OFFでお届けいたします。

--//仕上げについて//--

仕上げ・塗装はお選びいただけます。

1.オイルフィニッシュ
・呼吸する吉野杉無垢材を楽しむならオイルフィニッシュがおすすめです。
・サンドペーパーによるメンテナンスが可能です。
2.セラミック塗装
・反りやズレを抑えたい方、水汚れなどを避けたい方はセラミック塗装がおすすめです。（※反りやズレが完全になくなるわけではありません）
・サンドペーパーによるメンテナンスができません。

--//カラーについて//--

A.ナチュラル
・ペイントによる塗装をしない仕上げ。木目の美しさを一番楽しめます。
B.バターミルクペイント塗装
・お部屋やお好みの雰囲気に合わせたカラーを6種類からお選びいただけます。
（ホワイト、イエロー、レッド、グリーン、ブルー、ブラック）

--//カラーイメージ//--

ナチュラル：吉野杉の木目の美しさをそのまま楽しめます。
※hakoumaはナチュラル/オイルフィニッシュを推奨しております。

バターミルクペイント：ホワイト（カラーはイメージになります）

バターミルクペイント：イエロー（カラーはイメージになります）

バターミルクペイント：レッド（カラーはイメージになります）

バターミルクペイント：ブルー（カラーはイメージになります）

バターミルクペイント：グリーン（カラーはイメージになります）

バターミルクペイント：ブラック（カラーはイメージになります）

// 吉野杉そのままリターン //

吉野杉丸太切り株トレイセット

吉野杉の味わいをそのままお楽しみいただける、丸太切り株トレイです。

●サイズ：sサイズφ80~90mm、mサイズφ100~110mm、Lサイズ120~130mm程度の3枚セット 厚み30mm
●仕上げ：オイルフィニッシュ

吉野杉一枚板

吉野杉の一枚板。東吉野村木工所「維鶴木工」が端材として手に入れた大きな材木を一枚板に仕上げてお贈りします。

●サイズ：横幅1000mm 奥行400mm 厚み30mm
●仕上げ：オイルフィニッシュ

hakouma＆hakouma製作木工所見学

日本三大美林である吉野杉の産地、東吉野村。
村の中心地から更に山奥に入った場所にある維鶴木工へご支援者本人様用のhakoumaの制作現場をご案内いたします。
見学ツアー内容：近鉄大阪線榛原駅集合→東吉野オフィスキャンプにてコーヒータイム→維鶴木工にてhakouma製作現場見学→東吉野村内の木工所や製材所を見学→近鉄大阪線榛原駅にて現地解散（所要時間6時間ほど）

※開催時期は4月頃を予定しておりますが、状況によっては一部内容が変更になる場合がございます。

東吉野村。静かな時間が漂います。

維鶴木工工房内風景

// 最後に //

デザイナー土井智喜より

hakoumaについて

hakoumaは舞台や撮影現場などで用いられる「箱馬」をイメージした「ハコ家具」です。
このプロジェクトはharemさんのローソファと合うテーブルを考える中で生まれました。

初期の開発段階は木と鉄を組み合わせたシンプルなローテーブルで、これがhakoumaのもとになるものの、当時のデザインには収納などの機能はまだありませんでした。その後、維鶴木工さんがプロジェクトに参画することで木と鉄のローテーブルから吉野杉を用いた木製家具へと変わり、この時にデザイン面、機能面でも大きく進化を遂げます。
シンプルなローテーブルとしてだけでなく、ちょっとした収納や、複数台を組み合わせて使用するなど、生活の隙間を埋める自由度の高い家具として。
このフレキシブルな「ハコ家具」をご家庭で色々な使い方でお楽しみいただければと考えています。