嫌なマスク ライフを快適に変える、全く新しいマスク快適サポーター「はなピン」。

その誕生ストーリーをご紹介します。

＜プロローグ＞

私たちは、これまで理系の大学で人工呼吸器用マスクなどの医療機器の研究に携わってきました。
その協力メンバーの一人である名誉教授の悩みとヒラメキが「はなピン」誕生のキッカケでした。

＜第１幕＞ 寒い日のバス停にて

講義の日、急いでバス停に向かった教授が「眼鏡が曇って時刻表が見えない！」とぼやきます。

そして、乗ったバスは満員です。
「吐く息が漏れて眼鏡が曇るなら、吸う息で飛沫もマスクから漏れて入るはず！」と気付いて心配になりました。
「そうだ！ ネクタイを止めるタイピンのように、鼻横のマスクの隙間を止めるクリップを作ろう・・・」とヒラメキます。

その日の内に、マスクの鼻横を挟むクリップをワイヤーで造りました。

そして、その効果に満足します。

＜第２幕＞ 池のほとりの散歩道にて

休みの日、クリップ付きマスクを着けて池の周りをジョギングする教授。
「眼鏡は曇らないから楽だけど、走ると息が苦しいなあ・・・」とぼやきます。

そこで、鼻先のマスクを持ち上げるクリップを作ると息は抜けて楽になりましたが、２種類のクリップを持ち歩く必要が生じます。

そんなある日、コードを束ねるベルトを見たときに、またまたヒラメキました。

そうだ、「マスクの内側にベルトを着けて、鼻先とマスクとの隙間を調節できるようにしよう！」

しかし、今度は簡単ではありません。
調節ができるベルトの弾力と硬さ、肌に優しいベルトの材質、クリップが肌に与える力、マスク内の圧力変化、息の流れの速さなど、様々なセンサを用いての計測と研究、３Dプリンタを用いての試作、研究スタッフにも協力を依頼して検討の繰り返しが何ヶ月も続きました。

そして、ついにプロトタイプが完成して先ずは特許出願。
鼻先が布に触れにくく、密な場所でも屋外の散歩でも快適な装着感に満足します。

＜第３幕＞ 病院にて

とある日、診察を受けに病院向かう教授。
屋外の歩道ではマスクの鼻先を持ち上げて快適に、病院内ではベルトを縮めてマスクを密着。
隙間からの飛沫の侵入を防いで診察室に入ります。

診察した医師が “マスクに付いたクリップ” に気付きます。
新型ウィルスがマイクロ飛沫で伝わることが世界的な研究論文で明らかになり、高効率のはずの不織布マスクでも鼻横からマイクロ飛沫が90%以上侵入することが報道された頃の事です。
“クリップ”の効果に直ぐに気付いた医師は、「今後の対策に向けて、早く病院でも使えるようになることを期待して、モニターとして協力したい」と申し出ました。
数か月試用して後に「眼鏡が曇りにくく、マスクがずれにくいのも良い。
重さ、デザイン、操作性を改良してほしい」との評価。

多くの人に役立つようにと、直ぐに商品化を目指すことになりました。
量産工場の技術者と共に更に改良を進めて数か月、遂に量産用モデルの完成に至りました。

＜エピローグ＞ 完成した「はなピン」とアクセサリー

教授は、完成したモデルを姪っ子やその女友達にお披露目しました。

クリップにお気に入りのマスクピアスを付けると、可愛い！」と、おしゃれなアイテムに喜びました。
「はなピン」と名付けたのも彼女です。

開発したスタッフとしては、専門外の装身具の開発は初めてですが、ネクタイに付けるタイピンのように、マスクには「はなピン」を付けるのが常識になって、多くの人に喜んで欲しいです。

プロジェクト概要

あなたのお手持ちのマスク、特に不織布マスクのような安価でも遮蔽能力の優れたマスクを多機能の高性能マスクに変えることができるマスクサポーターです。

取り外しや洗浄が容易なので、使い捨てマスクに取り付けて使うのにも最適です。

ベルトを鼻に添わせてスライダーを鼻の横の位置に合わせると、マイクロ飛沫をブロックすることができます。スライダーを少し横に広げて鼻の横の同じ位置に合わせると、鼻とマスクの間に空間ができて、マウスシールドのように息が楽になります。どちらの場合も息が目に当たらなくなりますので、息で目が乾くことも無く眼鏡も曇りません。

プロジェクト詳細

高価な特殊マスクを買わなくても、使い捨てマスクが高性能のマスクに変わります。好みのマスクピアスを付けることもできますので、オシャレも楽しめます。自分で作ったオリジナルのマスクピアスを付けて、お友達に自慢する楽しみもありますよ。

利用シーン / 利用方法・操作方法

密な空間での通勤・仕事や屋外の散歩など、シーンに合わせてマスクの息の流れを調節できるマスク快適サポーター「ハナピン」です。

各部の名称

実際の製品とは細部が異なります。ご了承ください。

使用方法

1) 準備
はなピンとプリーツタイプのマスクを用意してください。

2) 台紙から取り外す

箱から台紙ごとはなピンを取り出し、左右のスライドクリップを開いて台紙から取り外してください。

3) はなピンを顔に沿わせる

スライダークリップのクリップ側が外になるようにはなピンを顔にあててください。
顔にあてたまま、はなピンが顔に沿うようにベルトを変形させてください。
この時、スライダークリップはお好みの位置に調整してください。

一度ベルトの形を自分に合わせると、次に着けるときからは成形不要です。

4) マスクに装着する

はなピンを顔からはずし、マスクの内側上部にはなピンを設置してください。
マスクの上部を挟み込む形で、左右のスライダークリップを閉じてください。

5) マスクごと顔に装着

普通にマスクを装着する感覚で、そのままマスクごと顔に装着してください。

マスクで息苦しい！そんな時は…？

暑い場所や軽い運動中などで息苦しいが、外すのは憚られる・・・。そんな時は鼻の上部の空間を広げることができます。

※見やすさのためにマスクを外した状態の画像で説明しています。実際はマスクを付けたままでも操作は可能です。

左右のスライダークリップを抑え、ベルトの中央を前方に引っ張ってください。
ベルトによってマスクの上部が押し広げられ、熱などの通り道を確保できます。

ベルトの中央が高くなって鼻とマスクの間に隙間ができ、息が楽になります。
ジョギングをしても楽々です。

鼻とマスクの間隔が変化しても、スライダーのクリップが鼻横のマスクを頬に近づけますので、息が目にかからず、目が乾燥することも眼鏡が曇ることも無くなります。

マグネット付きクリップの外側には、マスクピアスを取付けられます。
プレーンなマスクがオシャレに変わります。

仕様

製品のマスク快適サポーターは、①ベルト（ご自分の鼻の形に合わせて容易に変形することができますが、使用中には変形しない最適強度の特殊金属フレームを内蔵した柔らかいプラスチック製）1個と、➁マグネット クリップ（特殊な形状のスライド式）2個で一式となります。マグネットクリップにはお手持ちのマグネット式マスクピアス（下側がN極のもの）を付けることができます。今回は特別に、「はなピン」1式ごとに金色または銀色の1個の専用マグネットピアスをサービスとしてお付けいたします。

スケジュール

プロジェクト実施の計画は、12月8日にスタート、2月8日に終了、3月28日までにリターン完了を目標としています。

リターンについて

初期の応援購入をしていただいた皆様には超早割と早割の特別割引価格にて製品1個をリターン致します。

また、Makuake割引として１個、２個セット、5個セットの製品リターンに対応する応援購入をしていただいた皆様に対しては、特別割引価格でご提供致します。

詳しくは、画面右側の列の「応援購入する」の各項目をご覧ください。

資金の使い道

この製品を世の多くのユーザーに提供できるように、次期に商品の拡大生産を進めるための資金とします。

実行者紹介

「AAAラボ」は誕生したばかりの新しい研究所ですが、Attractive Advanced Applications の名称のように魅力的で、先進的で実用的なデバイスの開発と製品化を目指しています。スタッフはこれまでの専門的な研究で培った研究開発の経験に基づき、テリトリーを日常生活で役立つ製品の開発にまで広げています。

今回のプロジェクトでは名誉教授(理学博士)の中川がラボのリーダーとなり、臨床工学技士や修士(理学)の研究員たちとプロジェクトチームとして開発を進め、大病院の医師にもモニターとしてご協力をいただきました。専門的な科学機器・医療機器でない製品の開発は初めての試みですが、一生懸命に取り組みました。多くの皆様に喜んでいただくことがメンバー一同の心からの願いです。