栽培期間中農薬・化学肥料不使用歴40年の原農場が作る、自然と共に育んだあまざけ

原農場は熊本県の北東部に位置する菊池市の七城町という所にあります。

七城町は菊池一族が築いた菊池十八外城のうち七つの城が、当町内にあったことから七城町と名付けられました。

原農場がある七城町の前川という地区は、昔から湧水が豊富で、熊本の名水百選にも選ばれてる前川水源があります。夏には蛍が舞い、秋にはトンボ、四季ごとにいろんな野花が咲いています。
そんな自然豊かな原農場では栽培期間中農薬・肥料不使用で米作りを行なっています。

栽培期間中農薬・化学肥料不使用栽培を始めたきっかけは、１９８３年、昭和５８年に子どもが生まれたこと。毎日食べるお米だけは安心して食べて欲しいと思ったのです。
その他にも「農薬不使用の自家採種した種の使用」「農薬・畦草の除草剤の不使用」「残留農薬検査（２００種類）・放射能検査の実施」を行い、「有機JAS」の認証も取得しています。

栽培期間中農薬・化学肥料不使用栽培を始めて４０年、現在は肥料すら使用せずに米作りを行い、お客様が健康で幸せな生活を送れるため、そして毎日食べるものだからこそ、原農場は安心・安全を追求し続けています。

そんなこだわりのお米で作るあまざけは一体どんな味に仕上がるのか。

あまざけ好きの私が数年前に出会った美味しいあまざけ。

今回はそこの製造元にご協力頂き、あまざけを作って頂きます。

原材料は米と米麹のみ。原料のお米はもちろん、米麹のお米も原農場のお米を使用いたします。

保存料などの添加物も一切入れません。

酒粕を使用しない、米麹で作るあまざけなので、アルコールは含まれません。

お子様や妊婦の方も飲んでいただけます。

原農場の特徴

栽培期間中農薬・化学肥料不使用歴40年

子どもが生まれたことをきっかけに、毎日食べるお米だけでも安心して食べられるものを、という思いから実行者の父の原　誠一が栽培期間中農薬・化学肥料を使用しない栽培方法を始めました。

当時は農薬を使うのが当たり前とされていた時代に、農薬を使わずにお米を作るなんて到底無理だと思われていました。

当然田んぼは草だらけになり、四つん這いになりながら草取りをしていると、通りがかった農家の人に「除草剤を使えば5分で終わるのに。」と言われ、なぜ大変な事をしてまで農薬を使わないのか理解してもらえませんでした。

それまではお米は農協に出荷すれば終わりだったのですが、自家採取のお米は取り扱ってもらえず、売り先も自分で探す必要がありました。当時はインターネットもほとんど普及していない時代、販路には大変苦労しました。

また、2006年にはお米を吸い枯らしてしまう「トビイロウンカ」（東南アジアから梅雨の時期に飛来してくる）という害虫が熊本県内に大量発生し、栽培面積の約半分の4haが枯れる被害を受けました。農薬を使用すれば防げる事ですが、農薬を使用するとお米に悪いとされる虫も、良い虫も全て死んでしまいます。原農場の田んぼには沢山の生き物が共存しています。

とても大変な苦労ばかりですが、当時の子どもを授かった時の「安心して食べられるお米を作りたい」という気持ちは４０年経った今でも変わりません。現在は息子（今回の実行者です）が引き継ぎ、今後も変わらず安心安全を追求していきます。

お米の正式名称は水稲と書きますが、字の如く、お米作りで一番重要なポイントは水です。

原農場で使用している水は、熊本名水百選にも選ばれている前川水源と同じ地下水が用水路に流れており、その水を使用しています。

前川水源には連日多くの方が水を汲まれに来られています。

地下水が流れる用水路にはホウネンエビや小魚、サワガニ、また蛍の幼虫の餌となるカワニナも用水路に住んでいます。

毎年5月頃には蛍も舞います。

残留農薬検査、放射能検査、有機JAS認証取得

毎年、残留農薬検査、放射能検査を実施しています。

有機JAS認証も取得済みです。

また、自家採取にこだわっており、毎年自分の所で収穫したお米を翌年種子として使用しています。市販の種子には農薬が使用されていますので使用したくないというのと、命を繋いでいくことを大切にしています。

原農場のお米ができるまで

5月「種まき」

全自動種蒔き機を使用し、苗箱に土を入れ→種を蒔き→鎮圧→土をかぶせるまで全自動で作業を行う事ができます。今年は3800枚の苗箱に種を蒔きました。

5月〜6月　「育苗」

２箇所の苗床（なえとこ）と呼ばれる田んぼで一斉に水管理を行い育苗します。

6月上旬　種蒔き約２週間後の苗の様子です

6月下旬　「田植え」

今年は12ha（ヘクタール）の田んぼに田植えをしました。

7月上旬　1994年から田植えと稲刈りの体験イベントも行っています！

最初は足を付けるのも嫌がっていた子どもさんも、終盤は楽しそうにされる様子に毎年こちらも元気をもらってます！

7月　稲を食べる外来生物の「スクミリンゴガイ」通称ジャンボタニシの食害です。

毎年頑張って田植えした稲を食べられてしまいます。稲を食べられた所は、人の手で新たに植え直しますが、7月の炎天下での作業となる為大変な作業です。

8月　雑草が生えてしまった田んぼ

先ほどのジャンボタニシ、稲も食べてしまうのですが、雑草も食べてくれるので、原農場では雑草が生える所は数箇所しかありません。

上の場所はジャンボタニシが少ない田んぼです。

米農家から煙たがられるジャンボタニシですが、原農場では大変助かっている存在です。ただ、草取りの作業も8月の炎天下の作業なので大変です。

10月　「収穫」

色々とありましたが、無事に収穫を迎えることができました。

今年は台風の被害や虫に吸い枯らされる被害も無く、良いお米ができました！

農薬や肥料も使用していないので、収穫量はとても少ないですが、太陽と水と土の力だけで成長したお米は、茎がしっかりしています。

食味は自然なお米の甘さが口に広がる優しい味になっております。

商品の詳細

内容量　500ml

原材料　オーガニック米（熊本県産）、オーガニック米麹（熊本県産米）

製造国　日本

賞味期限　製造日より１２ヶ月

保存方法　高温多湿・直射日光を避け、保存して下さい。

スケジュール

2023年12月01日　プロジェクト開始

2024年01月30日　プロジェクト終了

2024年02月　あまざけ製造

2024年03月　順次リターン品の配送

リターンについて

・原農場のあまざけ 500ml×3本セット　

・原農場のあまざけ500ml×3本セット　+　原農場のお米（白米）2kg×2袋

・原農場のあまざけ500ml×6本セット　+　原農場のお米（白米）5kg

実行者紹介

こんにちは！原農場です！

家族経営を行い、日々農作業や袋詰めなどの加工を行っております。

今回、栽培期間中農薬・化学肥料不使用歴40年の原農場が作るお米であまざけを作ったら、一体どんなあまざけになるのか、期待を込めてこのプロジェクトを立ち上げました。

あまざけはお米が美味しいと、美味しいあまざけができると言われています。

完成までとても楽しみです！

皆様からの応援頂けましたら幸いです！

よろしくお願い致します！