みなさん、こんにちは！

墫乃字本舗(ハンノジホンポ)、代表 墫野(はんの)です。

このプロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます！

どうぞお時間が許せば最後までお読みいただけますと嬉しいです。

「畑のつごうくらぶ」とは？

生まれ育ったこの北海道・美瑛町で、農家さんと仕事をさせていただいて今年で3年目。そんな私がひとつ感じたことがあります。

それは、「人に都合があるように、畑にも都合がある！」ということ。

どんな野菜も、収穫の適期が存在します。しかし、その適期は毎年の天候の違いによって精確な日にちは定まりません。

そんな、現場で起きている「畑のつごう」に合わせた、新しい野菜の購入の方法をみなさんに提案したい！という思いでプロジェクトを立ち上げました。

「畑のつごう」に合わせるとどうなる？

発送時期・野菜の種類をお任せいただく事で・・・

①季節ごと、美味しい状態のお野菜が届く。

畑の都合に合わせると、それぞれの野菜ごとに最適なタイミングで収穫することができます。一般的な流通を経た野菜とは一味違う、適期収穫・生産地から直送で送られるからこそ感じられるこの味わいを楽しんでいただきたい！

②農家さんの負担を減らせる。

「いつまでにこの量を送って！」

一般的な注文はこのようなかたちで行われますが、時期と量を確定してしまうとその分農家さんの負担は増えていきます。

「時期は任せるから、野菜が美味しくなったらそちらの都合に合わせて送ってね！」

こんな注文の仕方、私はとても素敵だと思います。農家さんと消費者の距離が近かった時代は、きっとこれが当たり前だったのだと想像しています。そんな古き良き関係性を今の時代に実現してみませんか。

③持続可能な農業のために。野菜は捨てない。

今回「畑のつごう倶楽部」では、希望されるお客様には規格外品の野菜も同梱される可能性がある設定にさせていただきます。※希望されなければ同梱いたしませんのでご安心ください

ハネ、すなわち規格外品の野菜が採れる原因は様々です。サイズが小さかったり、色が悪かったり、見た目が悪かったりするとそれは「規格外品」として市場に出回らない野菜になってしまいます。

そういったハネ品だけを集めて安く販売するという形態もありますが、農家さんからするとハネ品だけを買われてしまうと商売になりません。あくまで基本的な取引がある中で副産物として出てくるのがハネ品なのです。

今回は「商品の中にハネ品が入っててもいいよ！」という方がいらっしゃればという思いで、リターン購入の際にハネ品同梱の有り無しを選択できるようにさせていただきます。

ただ、畑の都合なのでハネ品がほとんど出ない日もあります。その場合はハネ品を含まずに商品を発送させていただきます！ただもしハネ品の同梱を了承いただいたお客様がいらっしゃったら、そのお気持ちがとても嬉しいです。

ハネ品は農家さんも「行き場がないものだから」とお安く提示してくださる場合もあるのですが、そういった慣習とは関係なくしっかりとした価格で買取させていただきます。それでも正規品よりはお値段が安いですので、その分ハネ品が含まれる方には量を多く入れさせていただきます。

④何が届くかわからないワクワクを味わえる。

今回「畑のつごうくらぶ」にご参加いただいた皆様には、何が届くか事前にお伝えいたしません。大まかな時期に分けて、「春」「秋」の2種類をご用意いたします。

北海道の春は遅かったり、秋が短かったり。また、一年の半分が冬だったりします。

■わたしが暮らす「北海道・美瑛町」をみなさんに想像してほしい。

お届けするその日まで中身を秘密にすることで、ひょっとしたら事前にこの町の事を調べてくださる方がいらっしゃるかもしれません。

そうしてこの町でとれる野菜や時期の事を想像しながら、

「春ならきっとこの野菜が届くはず・・・」

「秋ならこれは入ってて欲しい！」

といった思いを巡らせながら商品の到着を待っていただきたいのです。

このまちで農家の息子に生まれた自負として、信頼できる生産者が作るお野菜だけをお送りいたします。

①おやくそく一つ目。すべてのお野菜は生産者さんから直接仕入れます。顔が見えるご関係です。

私がお送りするお野菜はすべて農家さんから直接仕入れます。農家さんの倉庫にスペースをお借りして、その場で新鮮なお野菜を梱包・発送というケースが多いです。また、野菜によっては収穫からすべてお手伝いしているものもあります。

農家さんに伝票を送って、「ここに発送してください！」というのは本質的ではありません。毎日顔を合わせて、自分も一員として農家さんと近い距離間で仕事することが今の私にできることだと考えています。

どんな人が野菜を作っているのか。そこを感じていただきたいと思っています！そのため、生産農家さんに取材を行った内容を「畑のつごうくらぶ会報」としてお野菜に同梱いたします。どうかこの町に暮らす私たちの事をすこしでも想像してもらえると嬉しいです。

②おやくそく二つ目。自分の子どもに食べさせたいと思ったものだけをお贈りします。

私には今年5歳になる息子がいます。5年前に彼が生まれたことが、私がこの美瑛町に戻ってきたきっかけの一つです。

世の中には食品があふれ、その中で目にするものはほんの一握りです。良いものを選ぶために、すべての食材を並べて比較するという事は現実的ではありません。でも、私がお贈りするものは「自分の子どもに食べさせたい」と思ったものであることはお約束いたします。

②おやくそく三つ目。新鮮さが命のお野菜は、収穫即日で農場から発送いたします。

私には90歳をこえるばあちゃんがいます。昔から家の横の畑で美味しい野菜を作っていましたが、そんなばあちゃんが教えてくれたのは「うちの野菜だからうまいんじゃない。採ってすぐ食べるからうまいんだよ。」ということ。

畑のつごうくらぶでは、畑のつごうに合わせていただく事で収穫したその日に直接農場から発送することが可能です。どうぞ一番良い状態でのお野菜をお楽しみいただけると嬉しいです。※一部寝かせたほうが美味しい野菜もありますので、それは適期を待って発送となります。

なぜわたしが「畑のつごうくらぶ」を立ち上げるのか。きっかけは「とうきび」でした。

わたしは今年で開業三年目。その間農家さんとお仕事をさせていただく中で感じるのは、日々天気と深いお付き合いをしているという事です。天気予報を見るとき、町場の人は「午後から傘がいる」とか「一枚多く着よう」という事を思うかもしれません。ただ、畑の人にとっては向こう一週間の天気が自らの生活が成り立つかどうかに直結してくるのですから、天気への関心・感度はとても高いものがあります。

そんな中で、とうもろこし(北海道ではとうきびと言います)に関わる私にとっての事件が二つありました。一つは強い風が吹いたことにより、白いとうきびに黄色い粒が混ざって畑まるごと出荷できなくなったということ。もう一つはとうきび畑に1ヶ月以上まったく雨が降らなくて、葉が枯れあがり粒が不ぞろいになってしまったこと。

注文は受けているのに、肝心のとうきびが満足に生育しない。でも「もう少し発送時期を待ってくれたら…」「味に問題なければ出してもいいと言ってくれる人がいたら…」そんなお客様がいたら、農家さんの負担をすこし減らすことができるのではないかな？そんなことを思うようになりました。

とうきびが「畑のつごうくらぶ」のロゴに使われているのは、そういった思いを芽生えさせてくれたきっかけのお野菜だからです。

■令和５年度 畑のつごうくらぶ 春会員

2023年春(5月下旬～6月中旬ころ予定)
美瑛町の遅い春に旬を迎えたお野菜をお送りします。
畑の都合によりますので、正確な発送日次は追って連絡させていただきます。
(活動レポートにて告知します)

〈セット内容〉
○北海道・美瑛町産のお野菜(1種類)
※3辺合計80㎝以内の箱に入れての発送を想定しています

○畑のつごうくらぶ会報 2023年春（発送するお野菜とそれを作る生産者への取材を行い、会報としてお届けいたします）

※購入時に一部規格外品が入っても良いかどうかをお選びください
(どうかご遠慮なく、入らないようにお申し付けいただいて構いません)

■令和５年度 畑のつごうくらぶ 秋会員

2023年秋(8月下旬～9月中旬ころ予定)
美瑛町の短い秋に旬を迎えたお野菜をお送りします。
畑の都合によりますので、正確な発送日次は追って連絡させていただきます。
(活動レポートにて告知します)

〈セット内容〉
○北海道・美瑛町産のお野菜(1種類)
※3辺合計80㎝以内の箱に入れての発送を想定しています

○畑のつごうくらぶ会報 2023年秋（発送するお野菜とそれを作る生産者への取材を行い、会報としてお届けいたします）

※購入時に一部規格外品が入っても良いかどうかをお選びください
(どうかご遠慮なく、入らないようにお申し付けいただいて構いません)

■令和５年度 畑のつごうくらぶ シーズン会員

・2023年春(5月下旬～6月中旬ころ予定)
・2023年秋(8月下旬～9月中旬ころ予定)
※合計2回発送いたします

美瑛町の春・秋それぞれに旬を迎えたお野菜をお送りします。
畑の都合によりますので、正確な発送日次は追って連絡させていただきます。
(活動レポートにて告知します)

〈2023年春 セット内容〉
○北海道・美瑛町産のお野菜(1種類)
・特定原材料：なし
※3辺合計80㎝以内の箱に入れての発送を想定しています

○畑のつごうくらぶ会報 2023年春
・発送するお野菜とそれを作る生産者への取材を行い、会報としてお届けいたします。

〈2023年秋 セット内容〉
○北海道・美瑛町産のお野菜(一軒の農家さんから一種類)
・特定原材料：なし
※3辺合計80㎝以内の箱に入れての発送を想定しています

○畑のつごうくらぶ会報 2023年秋
・発送するお野菜とそれを作る生産者への取材を行い、会報としてお届けいたします。

※購入時に一部規格外品が入っても良いかどうかをお選びください
(どうかご遠慮なく、入らないようにお申し付けいただいて構いません)

スケジュール

・5月14日プロジェクト終了

・6月頃より順次発送開始_6月末までに発送完了※春会員（ヤマト運輸・クール便）

・9月頃より順次発送開始_9月末までに発送完了※秋会員（ヤマト運輸・クール便）

※シーズン会員は春会員・秋会員どちらの商品もお届けします

あらためまして、みなさんこんにちは！

「土に尊ぶ」墫乃字本舗(ハンノジホンポ) 代表の墫野(はんの)です。

ここまでプロジェクトを読み進めていただき、誠にありがとうございました。

私は北海道・美瑛町という町で農家の息子として生まれ育ち、都会で10年以上サラリーマンとしてもまれた後にこの美瑛町へ戻ってきました。

農家を継いでいない私でも、何か私なりに生産者の力になれることはないか。そんなことを考えながら農家さんとお仕事をさせていただくようになって今年で3年目になります。

私が生まれ育った「北海道・美瑛町」は、なだらかな丘に農家さんが畑を作ることで生み出される無二の風景が広がっています。この大好きな景色を次の時代につなげていくために、農家さんがこの土地で農業を続けていく手助けがしたいという思いが強くなってきました。

農家を継いでいない私は「非農家」という立場になります。そんな非農家の私でも、農家さんのお仕事の負担を少しでも減らすことができないか。全国の皆さんに商品をお届けする方法はないだろうか。そんなことを考えている中で今回の「畑のつごうくらぶ」プロジェクトを立ち上げました。

商品を買ってくださるみなさんに「畑のつごうに合わせてほしい」とお願いするなんて、なかなか勇気がいることでした。ただ、この考えに共感してくださる方がきっとどこかにいるはずだという思いが私の背中を押し、いまこうやってあなたにこの文章を読んでいただくまでに至りました。

今回のプロジェクトが皆さんの指示をいただけましたら、「畑のつごうくらぶ 冬」や、来年以降「畑のつごうくらぶ2024」。また、「お肉のつごうくらぶ」もやりたいなあ・・・なんて考えています。

どうかこのプロジェクトが多くの方の目に触れ、賛同いただける方が集まり、消費者と農家さんとの間に新しい関係が築け、それが僕の暮らす美瑛町だけでなく全国に広がっていくことを願っています。