■ プロダクトの概要

市場に溢れるステンレスボトル。様々な種類のものがあるものの、機能には大差ないと言えるなか、通常のステンレスボトルに無機素材（ガラス）であるホーローのボトルを投入可能にしました。(特許申請中）それにより

①飲み物等への影響が少なく、さらに塩分を含むもの、スポーツドリンク等から受けるボトルへのダメージにも強いことから、入れるものを選びません。

②ホーローボトルの単独使用で、冷蔵庫での長時間の保存が可能。⇒ そのホーローボトルをそままステンレスボトルに挿入可。

③保温・保冷性能がアップ

ホーローボトル・イン・ステンレスボトルの場合、熱いもの、冷たいもの、と外気の間に、真空ステンレスボトル壁 + ホーローボトル壁の二重になることから、明らかに真空ステンレスボトル単体と比較して、保温、保冷性能がアップが期待できます。

(ホーローボトル) (ステンレスボトル) (ホーローボトル・イン・ステンレスボトル) それぞれ3つの使用方法（3ＷＡＹ）が可能。

■ それぞれの特長及び仕様

①ホーローボトル

冷蔵庫での食材保存に適したホーロー製保存容器は、たくさんの方々にその良さが認められ、特に食にこだわりのある方々に根強い支持をいただいております。

しかし、そのなか液体を入れるホーロー製保存容器の取扱いがないのが現状です。

ホーローであれば、ガラス、陶器同様、汚れが付きにくく衛生的、臭い移りも少なく内容物からの影響も受けにくいことから、塩分、酸性の強いもの等の長時間の保存も問題ありません。ただし、ガラス、陶器類は落とすと割れて使えなくなることが多いですが、ホーローは部分的なひび、欠けは生じる可能性はあるものの割れて使用できなくなることはありません。

また、樹脂製のものは表面に傷が付きやすく、それによる汚れの沈着、菌の発生、臭い移り等保存容器として長く保存する用途には、ホーローを含むガラス、陶器類とは大きく差があるものと言えます。

さらに金属製のものは、溶出した金属イオンが特に油分の酸化（＝劣化）を促進する、塩分・酸性のものに弱いなど、特別な表面処理を施していないものは、内容物への影響も大きいことから、長時間の保存にはふさわしくないと言えます。

保存容器としての適性（内容物からの影響による）

ホーローボトル単体での使用は、保存容器としての用途が一番のお勧めになります。

【仕 様】

（本 体）

・材 質：ほうろう（ホーロー専用鋼板）

・サイズ：Φ55（内径）× H 161.8mm

・容 量：320ml ／ 適正（フタ装着時）

・重 量：177ｇ

・生産国：日本

（フ タ）

・材 質：シリコーンゴム

・重 量：63ｇ

・生産国：中国

※基本ホーローは無機素材であり、再利用が容易であることから環境にやさしい素材と言えます。当ホーローボトルにはそれだけでなく、外面のみ、リサイクルしたホーロー材（釉薬）を使用しておることから、自然に個体差が生じ、一品一様な仕上がりとなっております。

・内容物も漏れにくい簡易密封。※横倒しの場合下記方向(フタ直線部分が下)に限る

＊炭酸及び発酵食品等で激しくガスを発生させる（炭酸を激しく振る）または発生する場合、その圧力よりシリコンフタが容易に外れる場合があります。

＊ボトル口部の端面

＊ボトル口部の端面は飲み口としての処理は全くしていないため、ホーローボトルに直接口をつけての使用はできません。飲用ボトルとして使用する場合は、ステンレスボトルに装着することで、ご使用いただけます。

＊熱いものを入れたホーローボトルは、直接素手で持つと温度によってはヤケドの

原因になりますので、必ずミトン等をお使いください。

②ステンレスボトル

優れた保温、保冷性能とスタイリッシュな外観を持つステンレスボトル。

外観色は左より、シルバー／ブラック／カッパー／ゴールドをご用

シルバー 　　　　　　　　　　　　　　　　ブラック

カッパー 　　　　　　　　　　　　　　　　ゴールド

＊ステンレスボトルパーツ ＊ボトル内部 ― フッ素コーティング

・ステンレスボトルは、大きく３つのパーツで構成され、それぞれ簡単に外すことが出来、さらに口径も大きいので洗浄がしやすいことから、ボトル内部も衛生的に保つことができます。

・単体での使用は当然直接飲料の投入が可能であり、ボトル内面もホーロー程の強度は期待できませんが、フッ素コーティングを施し、塩分・スポーツドリンク等によるステンレスからの金属溶出を抑え、ステンレス表面が受けるダメージも防止する仕様となっております。

※フッ素コーティングをされておるステンレスボトルであっても、塩分の多いもの、スポーツドリンク等を入れることは他社製も含め原則禁止とされてます。これはフッ素コートの傷、剥離等の部分からその内容物等がステンレスに直接接触した場合、その部分からステンレスの劣化が促進され、ボトル本来の機能を損なう可能性があるためです。

※ステンレスボトル単体の場合、炭酸は入れないでください。フタの破損、保温、保冷性能の劣化につながる可能性があります。

当商品のステンレスボトルは、ホーローボトルを挿入して使用することも可能（下記③ホーローボトル・イン・ステンレスボトル参照）であり、入れるものにより使い分けができることから、何でも入れれるボトルとしてお勧めすることができます。

【仕 様】

（本 体 内･外側共）

・材 質：ステンレス（SUS304)

＊内側のみフッ素樹脂コーティング

・サイズ：Φ75.3（上面）× Φ62.7（底面）× H213.8mm

・容 量：440ml ／ 適正

・重 量：255g (本体＋フタ)

（フ タ 外側）

・材 質：ステンレス(SUS304)

（フ タ 内側）

・材 質：ポリプロピレン樹脂

（パッキン）

・材 質：シリコーンゴム

・保温効力：58℃以上（6時間） 保冷効力：10℃以下（６時間）

・生産国：中国

③ホーローボトル・イン・ステンレスボトル

＊ホーローボトルの特性から、下記の方々に提案いたします。

〇ボトルで飲み物等を持ち出す機会が多く、さらには種類の違う飲み物を入れ替える頻度の高い

(具体例）

・コーヒー、紅茶、その他香りを楽しむ飲み物にこだわりのある方

・温かいスープ、みそ汁等塩分の多いもの

・自家製の出汁、ソース、ドレッシング等塩分の多いもので普段冷蔵庫に保存しているものを持ち出す機会のある方

〇食の安全へのこだわり

(具体例）

・金属の溶出による臭いや味の劣化だけでなく、人体への影響に敏感な方

・鮮度が重要なスムージー等種類豊富なドリンクを毎日飲み替える健康志向の強い方

※それぞれの方に共通する、普段より探求心が強く、ブレることが無い、強いこだわり持つ方々にお薦めです。

(理 由）

ホーローボトル内面画像

①ホーローの主成分はガラスであるため、ガラスとほぼ同じ機能を持ち、その一つの機能として親水性が高いことから、汚れ（臭い）がつきにくく、すぐに洗浄すれば汚れ（臭い）が容易に落ちます。

②ホーローはガラス同様無機素材のため、ホーロー自体溶出したものが、飲み物に与える影響（味、臭い、等）は極めて少なく、万一体に取り込んだとしても、人体への影響は一切ない素材と言えます。

〇アウトドアでの過酷な使用（番外編）

・アウトドアでの寒い環境のなか、スープ、みそ汁等を出来立ての温度で味わいたい、ホットワイン、日本酒の熱燗等自分好みのベストな温度で楽しみたい方

※湯煎またはバーナー（ミトン使用）での直火

⇒ホーローボトルに飲み物を入れ、温度のコントロールが容易な湯煎により、お好みの温度まで温め、ボトルごとステンレスボトルに挿入。

＊ホーローボトルは基本直火での加熱はＯＫですが、火傷等の原因になりますので、

自己責任のもと、ミトン等をご使用の上お取扱い願います。

＊熱くなったホーローボトルを急激に冷やす（200℃以上の温度差）と、ひび、欠けの原因となりますので、お止めください。

・アウトドアでの暑い環境のなか、ジュース、ビール等極限まで冷えた状態のものを味わいたい方

⇒クーラーボックス、冷蔵庫等直前まで直接冷やしたホーローボトルを、飲む際にボトルに挿入、その後冷たさを長時間維持。

＊ホーローボトルは単体で直接冷やせるため、冷えたボトルをそのままステンレスボトルに挿入することで保冷｡

※ステンレスボトル本来の保温・保冷機能に、ホーローボトルの性能を付加することより、今までにない新しい用途のボトルとして、ご提供が可能となりました。

※飲み口(画像中央の黒いパーツ)は､ステンレスボトル単体及び､ホーローボトル・インステンレスボトルの両方で使用｡

飲み口 　　　　　　　　　　緩衝シート

(飲み口)

材質：ポリプロピレン樹脂

(緩衝シート)

※緩衝シートは､ホーローボトルを挿入する前に､必ず投入してください｡また、ボトルを挿入する際は、ステンレスボトルの内面（フッ素樹脂コーティング）は極力擦らない様、真っすぐ挿入してください。

材質：シリコーンゴム

基本ホーローボトルをステンレスボトルにセットしてお使いいただく方が、ステンレスボトル単体に比べ、入れるものの制限がなくなるだけでなく、保温・保冷効果のアップが期待できます｡

※炭酸を入れた状態で振動等によりガスが発生した場合、フタに大きな負荷がかかり飲み物が吹き出す可能性があります。フタを開ける際にはゆっくりと開ける等取扱いには十分なご注意が必要になります。

ステンレスボトル単体の場合、通常入れることが禁止されている飲み物があります｡

・みそ汁、スープ、昆布茶など塩分を多く含んだもの、スポーツドリンク他

・炭酸等、牛乳、乳製品、果汁等内圧が上がりやすい、上がる可能性があるもの

※上記のものを入れることで、飲み物のふき出しだけでなくボトルへの負担（保温・保冷効果ダウン）が生じる可能性があるため。

■ お手入方法

当製品は､ホーローボトルとシリコーンのふた､ステンレスボトル本体とふた及び飲み口に分けられますが､ステンレスボトルのふた裏と飲み口部分には､止水用のシリコーンパッキンが装着されております｡基本､それぞれを簡単に分解することができ､別々での洗浄が可能なため､たいへん衛生的です｡

＊シリコーンパッキンの取扱いにつきましては､下記の説明を参照願います｡

①ホーローボトル

(ボトル）

・ホーローは早い段階であれば、汚れが吸着しにくいので、簡単汚れを落とすことが出来ます。

・洗浄には、食器用中性洗剤と柔らかいスポンジをご使用ください。硬いスポンジやタワシでこすったり、磨き粉やクレンザーなどの使用は、ホーローの表面を傷つけますので、おやめください。

・洗ったあとは、よく乾いた布で水気をふき取ってください。口部端面部分の錆びの原因になります。（端面部分は、ホーロー釉薬がかかりにくいため錆びが発生しやすくなっています。）

・本体のつけ置き洗いはしないでください。錆の原因になります。 ※端面部分からの錆びの発生は、ホーローの性質上避けることができません。使用後は必ず水気を拭き取り乾燥させていただきますと、錆びの発生を少なくできます。

※ホーローの釉薬は無機であり、人体に悪影響を与える成分は全く含まれておりません。錆びが発生しても、鉄錆び（酸化鉄）は人体に害となるものではありません。柔らかいスポンジなどで洗って頂きますと、洗い流すことができます。

(シリコーンフタ）

・シリコーンゴムは、そのもの自体にはほとんど臭いが無いのですが、他のものの臭いが吸着しやすい素材と言えます。臭いが気になった場合は、30分程度煮沸して中性洗剤で洗ってただくことで、凡そ解消されます。

・食器乾燥器、食器洗浄機使用可。

②ステンレスボトル

(本体及びフタ外面)

･ぬるま湯で薄めた台所用中性洗剤をスポンジに含ませ軽く洗ってください｡すすぎ洗いのあと､数回振り､水気をふいてよく乾燥させてください｡

(本体内側)

･ぬるま湯で薄めた台所用中性洗剤を､柄がついた柔らかいスポンジブラシなどに含ませて､強くこすらず洗ってください｡

③ふた裏及び飲み口パッキン

(フタ裏パッキン)

(飲み口パッキン)

＊パッキンを取り外しの際は､つまようじ等を飲み口本体とパッキンの間に入れ､軽くひねっていただくと､簡単に外れます｡

※ふた裏及び飲み口のパッキンは漏れ防止のための重要なパーツですので､取り扱いには十分にご注意願います｡また､装着は必ずもとの状態の正しい位置に装着しないと､漏れの原因になります｡

・パッキン(シリコーンゴム)は、そのもの自体にはほとんど臭いが無いのですが、他のものの臭いが吸着しやすい素材と言えます。臭いが気になった場合は、30分程度煮沸して中性洗剤で洗ってただくことで、凡そ解消されます。

■スケジュール

部品の製造場所がそれぞれ違うため､部品毎に進捗が異なりますが､既に生産が完了しておる部品もあるなか､その他の部品もステンレスボトルを除き､順調に生産がスタートしております｡

社内での初回分の最終組立て､検品及び梱包は､4月末～5月中旬完了を予定しておりますので､リターン商品発送は､遅くとも5月中旬には順次お送りすることが可能となります｡

※ステンレスボトルは中国での生産のため、コロナウイルスの影響により、現在工場の稼働自体中国政府より禁止されております。

現在稼働の目途が立っておらず、上記スケジュールにそのまま影響してくることから、後日リターン発送日の遅延をお願いする可能性がある旨、何卒ご了承のほどお願いいたします。スケジュールに関する更新情報につきましては、その都度遅滞なく、追加投稿にてお知らせいたします。