プロジェクト実行者
ストーリー
- 受け継いだ技術を未来へ。“長く使う文化”を次世代へつなぐ挑戦。
- 半世紀の信頼と技が生む、長く愛用できる確かな一本。
- 昭和52年創業、石川の老舗紐屋が手掛ける革新の逸品。




時を重ねても、あなたの腰元に残るベルト
毎日身につけるベルト。
だからこそ、数年で壊れて買い替える“消耗品”ではなく、
人生を共に歩む“相棒”であってほしい。
このベルトは、長い年月を経ても使い続けられることを前提に設計されています。
職人が厳選したフルグレインレザー。
使い込むほどに艶を増し、柔らかく馴染み、
やがて、あなただけの表情へと育っていきます。
流行に左右されず、壊れても直して使い続けられる。
“使い捨てない”という選択が、ここにはあります。
「安物を何度も買い替えるより、信頼できる一本を長く。」
そんな価値観を持つあなたにこそ、選んでほしいベルトです。
紐屋について ― はじめに
私たち紐屋は、昭和52年に石川の地で創業しました。
創業者である父が立ち上げたのは、神社仏閣で用いられる「江戸打」を中心とした、組み紐を製造する小さな工場。そこから始まったものづくりの道は、決して華やかなものではなく、地道で、粘り強さを求められる仕事の連続でした。しかし、一本の紐に真摯に向き合い、誠実に仕上げることで、少しずつお客様に信頼していただき、今に至るまで続けることができています。
紐というものは、一見するとただの「細いひも」にしか見えないかもしれません。けれど、その役割は非常に奥深いものです。衣服を結ぶ紐は暮らしを支え、祭事や神事に用いられる紐は人々の祈りをつなぎます。日常の道具から神聖な場まで、目立たずとも確かに存在し、人と人、暮らしと文化を結んできたのが「紐」なのです。
私たち紐屋は、その一本一本に想いを込めています。お客様から「こんな紐はできますか?」と声をかけていただければ、どんなに難しい依頼であっても、まずは挑戦してみる。それが私たちの姿勢です。そうした挑戦の積み重ねが、やがて新しい商品を生み出し、事業の幅を広げてきました。最初は神社仏閣用の組紐だけだった製品も、今では「より紐」「織り紐」「編み物」と広がり、用途も多岐にわたります。
私自身も、幼い頃から工場の音や匂いに囲まれて育ちました。大学卒業後は一度地元を離れ、自動車関連の仕事に就きましたが、結婚を機に帰郷し、父の工房を継ぎました。改めて工場に立ったとき、ただの紐づくりではなく「人の暮らしを支える仕事」であることを実感しました。お客様の要望を形にできたときの喜び、その声を直接いただけたときの感動は、何物にも代えがたいものです。
だからこそ私たちは、紐を「消耗品」としてではなく「長く寄り添える逸品」として届けたいと考えています。
大量生産品や安価な製品が溢れる時代だからこそ、職人の手で一つひとつ丁寧に作り込まれた紐には、確かな価値がある。持つ人の生活に長く寄り添い、やがてその人の歴史の一部となるような紐をつくりたい。そうした想いが、日々のものづくりの原動力になっています。
私たちの目標は、ただ「紐を作る会社」で終わることではありません。
お客様の声に耳を傾け、新しい価値を一緒に創り上げる「伴走者」であり続けること。そして、日本の文化を支えてきた紐の魅力や伝統を未来に継承し、次世代へとつないでいくことです。
「紐のことなら紐屋へ」――。
この言葉を胸に、私たちはこれからも挑戦を続けてまいります。



プロジェクトを始めた経緯
私たち紐屋の歴史は、昭和52年に父が創業した小さな工房から始まりました。
当時は、神社仏閣で使われる「江戸打」を中心とした、組み紐を中心に製造を行い、お客様の依頼に応じながら製品の幅を広げてきました。お客様から「こんな紐はできますか?」「こういうものが欲しいのですが」と声をかけていただくたびに、父は「やってみよう」と挑戦し、形にしてきました。そうした積み重ねが、紐屋のものづくりの原点です。
私自身も、大学卒業後に自動車関連の仕事に就きましたが、結婚を機に地元へ戻り、自然な流れで父の仕事を継ぐことになりました。幼い頃から工場の音や匂いの中で育った私にとって、紐づくりは特別なものではなく、日常の一部。けれど実際に職人として携わるようになり、お客様の要望を聞いて形にしたときの喜び、そして「ありがとう」と言っていただける瞬間に、この仕事のやりがいと深い意味を強く感じるようになりました。
しかし一方で、時代が進むにつれて、大量生産・大量消費の波が押し寄せ、ものづくりの現場は大きく変化しています。安価な商品が溢れる中で、職人の手で生み出す確かな品質や、長く使える逸品の価値は見えにくくなりつつあります。若い世代にとっては「良いものを長く使う」という感覚そのものが薄れ、修繕や継承といった文化も少しずつ失われています。
だからこそ、私たちは今こそ声を上げなければならないと思いました。
「紐の魅力」や「職人のものづくりの力」を改めて知っていただきたい。
そして、日本の文化を支えてきた紐づくりを、未来へつなげていきたい。
この想いに共感してくださる方々と一緒に、新しい挑戦を形にしたい。
商品を手に取っていただくことはもちろんですが、それ以上に「職人の想い」や「紐が持つ文化的な価値」を共有し、次世代へと伝えていくきっかけにしたいと考えています。
今回のプロジェクトは、私たちにとって「新しい商品づくり」以上の意味を持っています。
それは、紐屋の歴史を未来へつなぐ挑戦であり、お客様と共に“新しい価値”を創り上げる第一歩です。
事業が始まった経緯
私たちの歩みは、昭和52年にまでさかのぼります。
石川県では当時300社の組み紐工場があり、大半が輸出用の平ゴムを生産する工場でした。
そんな中、父は「江戸打」と呼ばれる神社仏閣用の組紐を中心に製造する工場を立ち上げました。日本の伝統文化に欠かせない紐を手がけるその仕事は、今でこそ希少ですが、当時も限られた職人にしか担えない領域でした。
創業当初は、ごく限られた製品しか取り扱っていませんでした。しかし、紐というものは暮らしの至るところに姿を変えて存在します。お客様から寄せられる声は次第に広がりを見せ、「こんな紐を作れますか?」「こういう用途に使えるものはありますか?」といった新しい注文が舞い込むようになりました。父はそのたびに頭をひねり、試行錯誤を重ね、挑戦を繰り返しました。時に不可能に思えるような依頼もありましたが、「お客様の要望を必ず形にしてみせる」という職人としての信念がありました。その積み重ねが、少しずつ商品ラインナップを増やし、今の礎を築いてきたのです。
私はそんな父の背中を、物心つく頃からずっと見て育ちました。生まれたときから工場はすぐそばにあり、糸の匂い、機械の音、父が紐を組む真剣な表情は、私にとって当たり前の日常でした。幼い頃はそれが特別なものだとは思わず、ただ当たり前のように「父は紐を作る人」だと理解していました。
大学を卒業した後、私は一度地元を離れ、愛知県で自動車関連の仕事に就きました。異業種の世界で働いた2年間は、多くの学びがありましたが、心のどこかで「いずれは家業を継ぐのだろう」と思っていたのも事実です。結婚をきっかけに故郷へ戻ることになり、自然な流れのように父の仕事を手伝い始めました。
改めて工場に立ったとき、幼い頃には気づかなかった父のすごさを実感しました。お客様の声を一つひとつ丁寧に受け止め、形のない要望を確かな製品へと仕上げていく。その工程には、技術だけでなく「想いを形にする力」が宿っていました。簡単にはできないことに挑むからこそ、完成した瞬間の喜びはひとしおであり、お客様に喜んでいただけるその瞬間が、何よりのやりがいとなるのです。
「紐づくりは私にとって自然な生き方」
そう思えるのは、ただ家業を継いだからではありません。父の姿を見て育った時間が、私自身の価値観や人生観を形づくり、気がつけば紐とともに生きることが当たり前になっていたからです。だからこそ私は、父が築いてきたものを受け継ぎ、さらに新しい挑戦を加えながら未来へとつなげていきたいのです。


お客様に届けたいもの
「いいものを、長く使っていただきたい。」
これこそが、私たちのものづくりの根底にある想いです。
日本には古来より、「ものを大切に使い続ける」という文化があります。傷んだら修繕し、磨き直し、何世代にもわたって受け継いでいく。父の代から紐を作ってきた私たちにとっても、ただ新しいものを作るのではなく「お客様の手に渡ったその後も長く寄り添うこと」がものづくりの使命だと考えています。
組み紐を作る機械は戦前から変わらないアナログの機械で、その機械を職人の感と経験で調整を行い、商品を作ります。
また、アナログな機械が故に職人の創意工夫により、組み紐に様々な表情を出すことも出来ます。
お客様の「こういうものが欲しい」という声を受け止め、イメージを具体的な形に仕上げる。その過程を通じて、お客様の想いを実現する“ものづくりの伴走者”になりたいと考えています。
また、私たちが作る紐はただの道具ではありません。
一本の紐が、時に装飾として彩りを与え、時に生活を支える実用品として役立ちます。例えばベルトに使われれば、毎日身につける相棒になりますし、神社仏閣のしめ縄や飾り紐として使われれば、人々の祈りを支える神聖な存在にもなります。そんな「人の暮らしに深く関わるもの」を作っているのだという責任感を、私たちは常に抱いています。
だからこそ、私たちが目指すのは“使い捨てられる商品”ではありません。
時間をかけて丁寧に作り込み、耐久性に優れ、年月を重ねるほどに味わいが増す逸品。持つ人の生活の一部になり、長く使っていただけるもの。そうした紐を世に送り出すことが、私たちの誇りであり、喜びです。
そして何より嬉しいのは、お客様が「この一品には紐屋の紐を使いたい」と選んでくださる瞬間です。数ある選択肢の中から、私たちの紐を信じて選んでいただける。その信頼に応えるために、私たちはこれからも“いいものづくり”に真摯に取り組み続けます。

今回の商品開発の背景
今の時代、私たちを取り巻く市場には、安価で大量に作られた製品があふれています。確かにそうした商品は手軽に手に入り、便利であることは間違いありません。しかし、そこには「ものと人との関係性」が希薄になってしまう危うさもあるように感じます。
私たちが目指すのは、そうした流れに逆らうように聞こえるかもしれませんが、「値段ではなく価値で選ばれる商品づくり」です。
価格の安さで選ばれるのではなく、「この品質だからこそ欲しい」「この作り手の想いが込められているから使いたい」と感じてもらえるようなもの。長く寄り添い、使えば使うほど愛着が湧くような逸品を届けたいのです。
そのために私たちは、材料選びから製造工程に至るまで、一切の妥協を排除しました。
材料は安価なもので済ませるのではなく、耐久性や質感に優れたものを厳選。見た目の美しさだけでなく、日常で使ったときにしっかりとした素材感が得られるような素材を選びました。
さらに製造においても、効率だけを優先するのではなく、一本一本の紐に“命を吹き込む”ように、丁寧に仕上げていきます。
例えば、組み合わせ方や締め具合一つをとっても、使い心地や強度に大きな差が生まれます。目に見えにくい部分こそ、職人の腕の見せどころ。何十年も培ってきた知識と経験を注ぎ込み、細部まで手を抜かずに作り上げています。
「いい材料を、丁寧な製法で、適正な価格で」
これは、創業以来変わらない私たちの信念です。高級品として高額をつけるわけではなく、かといって大量生産品のように安さを追い求めるのでもない。その中間にある、“正直な価格”でお届けすることを大切にしています。
今回ご用意したリターン品は、そうした想いを凝縮した“結晶”です。
単なる商品ではなく、手に取っていただいた瞬間に「長く使いたい」と思っていただけるような存在。時間を共に過ごしながら、使い手の暮らしの一部となっていくことを願っています。
この背景にある「ものづくりの姿勢」や「職人としてのこだわり」を共感していただける方々に、最初に手に取っていただきたい。
一点一点に込められた私たちの想いを、ぜひ手に取って、そして日常の中で感じていただければ幸いです。

今後の展望
私たちが大切にしているモットーは、
「紐のことなら紐屋へ」。
この言葉は単なるキャッチフレーズではなく、創業から今日までの歴史と未来への決意を込めたものです。
私たちの事業は、神社仏閣で使われる「組紐」から始まりました。一本の紐に心を込め、人々の祈りや暮らしを支えてきた歴史があります。その後も、時代の変化やお客様の声に応える中で、「より紐」「織り紐」「編み物」へと領域を広げ、紐の可能性を追求してきました。
特筆すべきは、私たちの新しい製品のほとんどが「お客様の声」から生まれてきたということです。
「こういう紐が欲しいのですが、作れますか?」
「この用途に合うものはありますか?」
そんな声に耳を傾け、試行錯誤を重ねることで、これまでになかった商品が次々と誕生しました。私たちにとってお客様は、単なる依頼主ではなく、一緒に新しい価値をつくりあげる“共創のパートナー”なのです。
これから先も、その姿勢は変わりません。
むしろさらに進化させ、「紐の可能性を広げ、日本の文化と現代の暮らしをつなぐ存在」になっていきたいと考えています。
例えば、伝統的な組紐の技術を活かしながら、ファッションやインテリア、スポーツやアウトドア用品といった新しい分野にも挑戦していきたい。紐は古くから日本人の暮らしに寄り添ってきましたが、まだまだ活かされていない可能性がたくさんあります。それを掘り起こし、形にしていくことが、私たちの役割だと思っています。
また、ただ新しい商品を作るだけでなく、「紐づくりを通じて文化を継承する」ことも大きな使命です。
今や、伝統工芸や職人技は少しずつ失われつつあります。私たちは、先人から受け継いだ技術を次世代へと伝え残し、未来の暮らしの中で息づかせたい。そのために若い世代にものづくりを体験してもらえる場をつくったり、国内外に「日本の紐文化」を発信していく活動にも取り組んでいきたいと考えています。
「紐」というと、多くの方がただの“道具”を思い浮かべるかもしれません。しかし、一本の紐には人と人を結ぶ力があり、文化や歴史をつなぐ力があります。私たちはその魅力を掘り下げながら、お客様と共に次の時代にふさわしい新しい紐を作り上げていきます。
「紐屋に頼めばなんとかしてくれる」
そう思っていただける存在であり続けたい。
そして50年先、100年先も「紐のことなら紐屋へ」と言っていただけるように、挑戦と進化を続けてまいります。

最後に
私たちは、ただ新しい商品を売るために、このプロジェクトを始めたわけではありません。
むしろ「商品は一つのきっかけ」に過ぎないのです。
本当に届けたいのは、職人が一本一本に心を込めて作り上げる「確かなものづくりの姿勢」、そして日本の文化を支えてきた“紐”という存在の価値です。
紐は、古来から人々の暮らしのあらゆる場面で使われてきました。衣服を結び、道具を束ね、祈りの場では神聖な結びとして命のつながりを象徴してきました。目立たず、当たり前のように存在しているけれど、なくてはならない。そんな“縁の下の力持ち”のような存在です。
しかし現代社会では、大量生産・大量消費の波に押され、伝統的な紐づくりの価値は見えにくくなっています。「安いから」「すぐ手に入るから」という理由で選ばれる商品が増える一方で、長く使い続けられる確かなものづくりが少しずつ忘れられつつあるのです。
だからこそ、今回の挑戦には「未来へのバトンをつなぎたい」という想いが込められています。
私たちが受け継いできた技術や哲学を、商品を通じて多くの方に知っていただきたい。そしてそれを実際に手に取り、暮らしの中で使っていただくことで、「やっぱり本物は違う」と感じていただきたいのです。
このプロジェクトにご協力いただくことは、単に一つの商品を手に入れるという行為にとどまりません。
それは、職人の技と心意気を未来に残すための大きな一歩であり、日本の文化を次の世代につなぐための共創でもあります。
もしこのページを読んでくださった方の中に、「ものを大切に使いたい」「日本の伝統や文化を支えたい」という想いが少しでも響いたなら、ぜひ私たちの仲間になっていただきたいと思います。
あなたの応援が、私たち職人の挑戦を後押しし、そして紐という文化を未来へとつなぐ力になります。
どうか、この想いに共感していただけたなら、あたたかいご協力をお願いいたします。
皆さまと共に、この紐屋の新しい挑戦を形にできることを心から楽しみにしています。
ご協力いただいた皆様の暮らしに、私たちの紐が長く寄り添えますように。

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