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皆様こんにちは、私は広島県三原市大和町という地域で17代目のお米農家を営む『吉岡 康仁』といいます。

大和町には長く歴史のある農家が多く、私も家系図と辿ると300年以上受け継がれている事がわかりました。

この歴史に誇りを持つ一方で現実はとても深刻な状態でもあります。

お米消費の減少により、作ったところで仕事にならず、泣く泣く農業を辞める農家さんが増えているのです。

収入にならない生産。

過疎化の進む地方の経済。

それでも残った農家さんは、毎年訪れる異常気象と闘いながら、明らかに少なくなった収入でも誇りを持って仕事をしています。

私は、そんな大和町の農家さんが大好きです。

いえ、日本全体のこういった課題を持たれている方を心から尊敬します。

そんな中、同じ広島県の故郷を想う友人と出会いました。

その友人もまた「故郷の江田島市」をなんとか盛り上げたいという強い思いがありました。

その友人の実家は「江田島銘醸」という酒蔵の家系で、現在は4人の兄弟が助け合って「地元になんとか貢献しようと頑張っておられました。

その江田島銘醸の5代目杜氏である「住岡龍」さんとの出会いが、私のこの想いと繋がることになりました。

私が代々受け継いだ米農家の誇りをかけて作ったコシヒカリ、それを住岡さんに醸してもらい、地域に還元したい。

想いと想いの重なり合った一本を是非味わっていただきたい。

広島県三原市は、お米で有名な「新潟県魚沼市」と標高が似ており

美味しいお米ができる場所としては西日本を中心に認知されております。

とは言っても、

『皆さんお米を大切にしてください！』

『少しでも国産のお米を消費して、農家を助けてください！！』

といくら叫んでもこの文化の流れは止められません。

しかし、未来を守る為に、諦めずになんとかしなくてはならない。

そうやって頭を抱えて過ごしていました。

そんな中、博多の料亭で日本酒のお品書きを見時に

『日本酒もお米でできているよねー…』と思い店長さんのオススメを貰いました。

その時に、飲まず嫌いだった私が日本酒に感動しました！

そこで、独自に日本酒を分析しました。

私は約100種類以上の日本酒をいただきました。

※分析結果は『Instagram』でまとめ・発信しております

毎日日本酒を飲んではレポートを繰り返し、味の分析に入りました。

銘柄だけでなく、温度管理、保存状態の分析。

毎日毎日飲んでいるとたくさんのことが勉強になりました。

その中で明確になったことは

「いいお酒はお米にこだわっているということ」

日本酒の原材料は「米」「麹」「水」の3つで、そこに色々な背景や経験がのってくることで、風味・味が変わることがわかりました。

さらには、最近は酒米だけでなく。炊いて食べても美味しい「飯米」を日本酒にしているケースがあることも。そこで今回のプロジェクトにたどり着きました。

その中で、足らないものがあるとするならば、『こだわった農法で作られた』かどうか…。

現在の日本酒の中では、お米の作り方までこだわったお酒は少なく感じます。

そこをこの300年という歴史のある伝統から築き上げられた育て方で挑戦することが、未来を切り拓くことができるのではないかと確信しました。

そして「コシヒカリで日本酒を作ることは難しい点があること」

○そもそも小粒なコシヒカリは割れないように磨くための技術が必要なこと

○粘りのあるコシヒカリは種麹をつける時に手間がかかること

しかしこれをクリアしたコシヒカリの日本酒商品は

かなり芳醇でフルーティーな物になり「ワイングラスで美味しい日本酒アワード」ではコシヒカリ日本酒が金賞を取るほどの破壊力がありました。

この背景を踏まえた上で、今回、

そのコシヒカリの中でも高品質のコシヒカリで更なる高みを目指すことにしました。

原材料のお米

広島県三原市大和町の17代目米農家が、飯米でのブランド米『コシヒカリ』を作ります。加えて、ほとんど農薬を使わない特別栽培米、等級1等のお米です。

酒蔵 （江田島銘醸）

「同期の桜」で有名な『江田島銘醸』の5代目の杜氏、『住岡 龍』氏が手がける日本酒です。

※杜氏（とうじ） ＝ 日本酒の蔵で、酒造りの一切を取り仕切る責任者のこと

真面目でひたむきな人柄から織りなす日本酒は、素材に素直な味を提供してくれます

代々伝承されてきたこの技術をこのコシヒカリに発揮していただき、今まで誰も飲んだことのないような至高の一本に。

本品は、広島県産コシヒカリを使用した精米歩合60％の純米吟醸酒となります。

その他、酸度、酵母などは特別なお酒につき、非公表とさせていただきます。

『HIROSHIMA渢路（ふうろ）』の強みは、300年かけて伝承されてきた希少価値が高く、ほとんど農薬を使わない特別栽培米の広島県産コシヒカリで仕上げてそれを醸すということです。

もちろん、等級は一等米のものを厳選して、これで日本酒を作ります。

ほんのり甘く、とてもお上品な風味がコシヒカリ独特の味わいの『HIROSHIMA渢路（ふうろ）』。これまで日本酒を飲まれて来なかった方にも試して欲しい一本です。

のみかたは冷、常温、ぬる燗も料理に合わせて楽しめます。

いつもと違う日本酒が飲みたい方にはピッタリです。

資金は日本酒の加工費に当てさせていただきます。

収益につきましては、お米農家がこれ以上文化の炎を消さないように

未来の子供達に、国産のお米を伝承していけるように、広島県三原市大和町の歴史を守るための復興費用として大切に使わせていただきます。

［2/24追記］サポーターの皆様からあたたかい応援コメントをたくさんいただいております！その中からいくつかご紹介をさせていただきます。

●米サンタさん！美味しいお酒飲めるの楽しみにしてます！
●応援してます！届くの楽しみです！
●日本酒も地方創生もめちゃくちゃ楽しみ。三原市も江田島市も応援しています
●お米の刈り取りや祭事など色々な経験をさせていただきありがとうございました
●家用とプレゼント用で応援購入しました！楽しみにしてます！
●お酒に加えて美味しいお米が付いてくると聞いて飛びつきました
●素晴らしい思いが詰まった日本酒を楽しみにしています！頑張ってください♪
●日本酒普段あんまり飲まないからこそ、このお酒は飲みたくなっちゃいました！！今から誰とどこで飲もうかワクワクです♪
●こだわりのお米から生まれるお酒、本当に楽しみです！

2/18 ： クラウドファンディング受付スタート。

3/27 ： 受付終了

4/1 - 10 ：『HIROSHIMA渢路（ふうろ）』発送開始予定