2021年よりスタートし、今年で4回目を迎える「食べるJAPAN 美味アワード」。
全国から応募された「食品」に対し、日本の一流シェフ集団が「美味しさ」を基準に公平な審査を行い、「美味しさ」の各種基準を満たしたものを認定・褒賞するプロジェクトです。
審査員には、委員長を務める服部幸應氏の他、片岡護氏や野﨑洋光氏、脇屋友詞氏といった日本を代表する有名シェフが参加。
「HITAOYA」は、2024年度の美味アワードで認定を頂戴することができました。

HITAOYAの本格的な味わいは、一流料理人の方々も大絶賛。

恋なりで有名な大阪北新地の「寛龍」、ミュシュランガイド2023ビブグルマンにも選ばれた東京池尻大橋の「ひとしずく」といった、人気の高級和食店にてすでに採用していただくことが決定しております。

「HITAOYAで使用する柚子が収穫できるのは、たった5日！」

HITAOYAで使用している柚子は、もちろん地元大分県日田市の柚子農家で栽培されているものです。

一般的な柑橘類と同じく、柚子も実が熟すに連れて皮の色が「緑→黄」に変化します。
その味わいは皆さまのイメージ通り、緑のうちは酸味が強く、黄色くなるに連れて甘みが増していきます。

酸味を際立たせた「青柚子」の柚子胡椒や、マイルドに仕上げた「黄柚子」の柚子胡椒を見たことのある方も、いらっしゃるでしょう。

HITAOYAの柚子胡椒が目指した味わいは、そのどちらかに味を振り切るのではなく、どちらも生かした「究極の味」。

四半世紀にわたって模索した結果、皮が完全に黄色になり切らずにまだ緑が残っている段階の柚子が、理想の味に最も近かったのです。

収穫の時期が近づくと毎日畑に出て皮の状態をチェックし、緑から黄色に変わる一瞬を見逃さずに収穫しています。

「黄金比率」と言うと、少し大げさに聞こえるかも知れません。

柚子の香り、辛味、塩分。
どれ一つ壊さずに引き立てるためには『全体のバランス』が重要です。

一般的な柚子胡椒があまり辛くないため、中には「唐辛子」ではなく本当に「胡椒」を使用していると勘違いされている方も、いらっしゃるようです。

HITAOYAは、大分日田の家庭で食べられているような、柚子胡椒のポテンシャルを引き出す究極の黄金比で仕上げています。

そのため、作り立ての柚子胡椒を瞬時に凍結。
HITAOYAの香りと風味をそのままお届けするために冷凍で発送いたしますので、お召し上がりの際は開封するビンのみを冷蔵庫へ移していただきますよう、お願いいたします。
※開封しないビンは、冷凍のまま保存をお願いします。

一般的な柚子胡椒はペースト状になっているものが多く、溶かして「調味」するものとお考えの方も多いことでしょう。
でもHITAOYAの柚子胡椒は、柚子の皮と唐辛子を潰し過ぎず、あえて粗目に刻んであるのが特徴です。

毎年のように試行錯誤を繰り返した結果、目を凝らせば一粒一粒がはっきりと見えるくらいの粗刻みに辿り着きました。

しっかりとした粒感が心地良いだけでなく、薄味もしっかりと惹き立てつつ濃い目の味付けにも負けない存在感が楽しめます。
料理に乗せて一緒に「味わう」のがHITAOYAの柚子胡椒なのです。

皆さま、初めまして。
株式会社グローバルリンクのHITAOYAプロジェクトチームです。

私たちと大分県日田市の方々との出会いは、今から25年以上も前。弊社の本業でもある貿易事業を通じての出会いでした。
本日までのお付き合いの間には紆余曲折さまざまな出来事がありましたが、難題をクリアすればするほど現地の方々の温もりに触れ、いつしか親しみと敬意を込めて「日田のオヤジ」とお呼びするようになりました。

そんな日田のオヤジから、美味しいから食べてみろと自家製の柚子胡椒をいただいたのが、約5年ほど前のことです。
聞けば、地元で食べるためだけに作っているにもかかわらず、毎年のように素材や作り方を変えて試行錯誤しているというではありませんか。

興味津々で食べてみると...
自分が抱いていた「柚子胡椒」のイメージを根底から覆してしまうような爽やかな風味と辛さを伴った旨味のバランスの良さに驚きました。

薄味の料理と合わせればその味わいを惹き立て、濃いめの味の料理に合わせてもしっかりとした存在感がある。

どんな料理に乗せても、さらに美味しくなる！

毎日の食卓が待ち遠しくなるような、今までに味わったことのない感覚に陥ったのです。

私たちが日田のオヤジの元を訪れることができなくなったのはもちろん、日田のオヤジたちも、その年は柚子胡椒の生産を諦めざるを得なかったそうです。
前年にいただいた分をすっかり食べ尽くしてしまった私たちは、気がつけば、待ち遠しかったはずの毎日の食卓に物足りなさを感じていました。

こんな禁断症状のような感覚、最初は私たちだけかと思っていたのですが...
ある日、お裾分けしたご近所さんから「あの柚子胡椒、今年はないの？」と問いかけられたのです。

HITAOYAのファンは、私たちだけではなかったのです！

食べた人みんなが「また食べたくなる」のだから、これは商品化するしかない！
コロナ禍による行動規制が緩和されたのを機に、私たちは「商品化」をお願いするため、日田のオヤジたちに会いに行きました。

正直申し上げますと、最初は「冷やかしだろう？」くらいにしか思われていませんでした。
先ほども申し上げましたように、弊社は貿易商社です。食品のいろはも知らない連中が、何を言っているんだ...当たり前の反応ですね。

しかし、実際に私たちが険しい斜面で柚子や唐辛子を収穫し、仕込み終わるまで柚子胡椒づくりに参加させていただいた姿を見て、こいつらは本気で言っているのだと納得してくれたのでしょう。
ようやく、首を縦に振ってもらうことができたのです。

最後には「自分たちもいつまで作り続けられるか分からない。だから君たちの手で、このHITAOYAを後世に残していって欲しい。」そんなありがたいお言葉を頂戴し、必ずこの思いを実現しようと誓いました。

そしてこの度、地元である大分・日田の柚子胡椒メーカー「梶原食品」さんのご協力を得て、HITAOYAを完成させることができました。

私たちが身をもって体験した感動を、一人でも多くの方と共有できましたら、これ以上の喜びはありません。

ぜひ、この感動を味わってください。

原材料：ゆず皮、唐辛子、塩、醤油
内容量：40g（瓶）／200g（袋）
賞味期限：プロジェクト終了後（出荷後）約6カ月
配送：冷凍
保存方法：要冷蔵（10℃以下で保存してください）
原産地：大分県日田市
栄養成分表示（100gあたり）：熱量45kcal、たんぱく質0.6g、脂質0.3g、炭水化物10.0g、食塩相当量7.70g

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
私たち株式会社グローバルリンクの親会社である株式会社グローバルコードは、産業用部材を取り扱う貿易商社であり、食品の製造、販売経験はありません。
ですが、皆さまのご声援と「日田のオヤジ」への感謝の気持ちを込めて、本物の柚子胡椒「HITAOYA」の商品開発に踏み出すことにし、食品を取り扱う株式会社グローバルリンクを設立しました。