ミツバチをモチーフにした機械式腕時計
「ハニカムビー」

「もしミツバチがいなくなれば、人類は4年で滅びてしまうだろう」

アインシュタインがそう語ったという話をご存じでしょうか？

実際のところアインシュタインが述べたというのは偽りだそうです。しかし、その言葉自体に偽りはありません。

ミツバチは花の蜜を集める際に花粉をまとい、作物を受粉させるという大事な役割を果たしています。

もしそのミツバチがいなくなれば、野菜や果物が実らず、私たちの食生活に大きな影響を与えることになります。

最悪の場合、食糧危機や生態系の崩壊により、4年後の人類滅亡が本当に起きてしまうかもしれません。

最近は地球温暖化の影響で、気温が着実に上がり続けています。

今年の夏も歴史的な猛暑となり、ミツバチの減少や活動低下につながった結果、国産ハチミツの生産量は3割も減少してしまったそうです。

「もしミツバチがいなくなれば」という仮定が現実になりつつあるのです。

「その現状をもっと皆様に知ってほしい」

「ミツバチの魅力を伝えたい」

その思いを込めて、ミツバチの腕時計「ハニカムビー」をお届けすることにしました。

ハチミツがたっぷり詰め込まれたようなハニカム（蜂の巣）模様の文字盤と、その上をゆっくり飛び回り続けるミツバチの針。

ミツバチの働きっぷりと可愛らしさを皆様にお伝えしたいです。

電池を必要とせずゼンマイの力で動くムーブメントや、アップルレザーを使用したベルトで環境にも配慮しました。

程よいサイズ感で男女問わず幅広い方々にお使いいただけるユニセックスウォッチです。

ちなみに蜂は縁起物と言われており、西欧では幸運の象徴とされています。

主に子孫繁栄、金運上昇、厄除けといったご利益があるそうです。

金色ケースのハニカムビーを身に着ければ、金運がアップするかもしれませんね。

銀色ケース（ブルー文字盤）もブルービーの効果で幸運を招いてくれそうです。

（非常に珍しい青い蜂（ルリモンハナバチ）は、「ブルービー」「幸せを呼ぶ青い蜂」と呼ばれています）

ハニカムビーの特徴

ハニカム模様の文字盤

「ハニカムビー」の最大の特徴は、ハニカム模様を取り入れた文字盤です。

ハニカムとは英語で「honeycomb」と書き、すなわち「ミツバチの巣」を意味します。ミツバチは正六角形を規則的に隙間なく並べて巣を作ります。このミツバチが作り出した芸術品「ハニカム模様」を生かしたい、その思いからハニカム模様の文字盤が生まれました。

ハニカム模様の裏に透明板を重ねることで、ハチミツがたっぷり詰まっている様を表現しています。

ミツバチの針

秒針がミツバチの形をしている時計はこのハニカムビーだけではないでしょうか？

１分をかけてゆっくり飛び回るミツバチを眺めているだけで心が癒されます。

六角形ケース

ケースは、ハニカム模様に合わせた六角形の形状と、ドームガラスの丸みのある形状を組み合わせることで、クラシカルでやさしい雰囲気にまとめています。

直径は35mmと小ぶりで、どなたにも身に着けやすいサイズ感ですので、老若男女問わずお使いいただけます。ペアウォッチとしても使用もおすすめです。

六角形リューズ

リューズにも六角形を取り入れています。大きめでダイナミックな形状は、まさしくクラウンといった趣です。（リューズは英語でクラウン(王冠)と呼ばれています）

アップルレザーのベルト

ベルトの素材には「アップルレザー」を採用しました。廃棄されるリンゴを加工して作られた植物由来のヴィーガンレザーで、環境・動物にも配慮しています。

質感はしなやかかつ軽量で、非常に腕馴染みが良いです。ワンポイントとして、6時側にミツバチのマークが入れられています。

機械式ムーブメント、ミツバチの回転錘

ムーブメントは、TMI(SEIKO)のスケルトン機械式ムーブメント「NH70」を搭載しています。機械式時計は電池を使わず、巻き上げたゼンマイの力で動きます。電池交換や充電を気にせず、使いたいときにゼンマイを巻けば動き出してくれるのも機械式時計の良さです。

裏蓋はガラスのシースルーバックとなっており、静かに時を刻むムーブメントの動きを眺めて楽しむことができます。

裏側でゆらゆらと揺れているパーツを回転錘（かいてんすい）と言います。ハニカムビーを腕に着けていると、普段の動きの中で回転錘が揺らされ、自動的にゼンマイを巻き上げてくれます。ワンポイントとして、中央にミツバチのマークが入っています。

六角形ボックス

専用の六角形のボックスに入れてお届けします。かわいらしい箱ですので、ハニカムビーを取り出した後は、小物入れなどにしていただくのもおすすめです。

３色から選べるカラーバリエーション

時計の文字盤カラーはブラウン、クリーム、ブルーの全３色。

ケースは文字盤の色に合わせて、ブラウンとクリームはゴールドケース、ブルーはシルバーケースになっています。

専門の技師の手でひとつひとつ丁寧に組立・精度調整

ハニカムビーの腕時計は、長野県安曇野市の自社工場にて、専門の技師の手でひとつひとつ丁寧に組立作業を行い、お客様にお届けさせていただきます。

また、時計の心臓部であるムーブメントに関しては、メーカーから出された物をそのまま使うことはありません。

弊社では組立前に自社による精度チェック・調整を行い、メーカーでは出しきれない不良チェックと初期精度の安定をさせています。

安心のアフターサービス

私たちの強みは時計を自社工場で部品製造・組立していること。そして、メンテナンスも自社で行っていることです。

この強みを生かして、ご購入後の時計のメンテナンスにも力を入れております。

毎日使うものだから、キズがついたり汚れたり、時には止まってしまうこともあるでしょう。けれど、それらはメンテナンスでカバー出来ます。

機械式時計は定期的なメンテナンスを行い丁寧に扱っていただければ、親から子へ、子から孫へと何世代にも渡って使い続けていただける時計です。

時計を永くご愛用いただく為に、ご購入後のアフターフォローもぜひお任せください。

製品仕様

◆カラーバリエーション：３色
　ブラウン文字盤/ゴールドケース
　クリーム文字盤/ゴールドケース
　ブルー文字盤/シルバーケース

◆駆動方式：メカニカル 自動巻き（手巻付き）TMI(SEIKO) Cal.NH70

◆ケースサイズ：直径 35mm / 厚さ 約12.5mm

◆ケース材質：ステンレス

◆ガラス素材：ミネラル強化ガラス

◆駆動時間：41時間

◆精度：日差-20～+40秒（21～25℃において）

◆防水：日常生活用強化防水（5気圧）

◆ベルト：アップルレザー、16mm幅

◆保証期間：お届けから1年間（製造工程での初期不良および自然故障に限る）

カラーバリエーション

【ブラウン】

ブラウンのハニカム文字盤は、時計全体をシックで落ち着いた雰囲気にまとめ上げてくれる上、ゴールドのミツバチ針を強調してくれます。

ゴシック様式を思わせるその出で立ちは、フォーマルな装いとの相性が良いです。

洋菓子店やアフタヌーンティーでお茶をいただくシーンを思い浮かべてください。ハニカムビーを着けていただくと、いつもよりちょっと優雅な時間を過ごせることでしょう。

【クリーム】

クリームのハニカム文字盤は、実際のミツバチの巣をイメージしてデザインしました。

時計全体が明るくポップな雰囲気になり、春から夏にかけての装いが軽くなる時期にピッタリです。（もちろん秋冬でもピッタリです）

ハニカムビーを着けてお花畑や公園へ遊びに行けば、ミツバチも興味を示して近づいて来てくれるかもしれませんね。

【ブルー】

他の2色から大きく雰囲気を変え、近年のトレンドカラーのブルーを取り入れた文字盤です。

ホワイトのハニカム模様とシルバーのケースが、ひんやりとした南極の氷上を想像させてくれます。（温暖化はミツバチだけでなく南極にも大きな影響を与えています）

すっきりとクールにまとめられておりますので、どなたにも身に着けやすい涼しげなカラーとなっています。

スケジュール

2025年11月10日　Makuakeプロジェクト開始

2025年12月20日　プロジェクト終了

2026年2月頃　順次発送開始

資金の使い道

皆様から応援購入していただいた資金は、弊社オリジナルウォッチ「ハニカムビー」の開発費に充てさせていただきます。

実行者紹介

株式会社南安精工

株式会社南安精工は、長野県安曇野市にて、主に精密機械部品の設計・製造を行っている会社です。

時計事業については過去30年間ほど大手メーカーの量産下請け工場として製造に携わっておりました。

現在は大手時計メーカーの量産の仕事が無くなり規模を縮小させながらも、様々なお客様の時計のOEM製造や、自社オリジナル時計の製造、工場併設の店舗「時計屋復刻堂」にて時計の修理・販売等を行い、ベテラン技術者技能者から技術技能を継承しながら事業を進めています。

Made in Naganoの自社製オリジナルウォッチ

長年大手メーカーの下請け工場として時計製造に携わってきた経験を活かし、私たちはいくつかのオリジナルブランドを展開して自社製の腕時計を販売しております。

地元長野県の優れた技術・技能を継承し、永く使える時計を作りたいという思いで立ち上げた機械式ウォッチブランド「Azusa（アズサ）」。

「WEAR THE AGE.」＝「時代を身に着ける」をテーマに、様々な時代のレトロなウォッチデザインを現代に復刻する「TMPL（テンプル）」。

そして、今回プロジェクトを実施している「ハニカムビー」。

どのブランドの腕時計も自社工場にて職人の手でひとつひとつ組立を行い、丁寧に作り上げているMade in Naganoのこだわりの腕時計です。

Makuakeでは2020年の「Azusa ORTHODOXY 2nd」を初めとして、過去にAzusaの腕時計で5回、TMPLで1回、計6回のプロジェクトを実施しており、いずれも目標金額を大幅に上回る応援購入をしていただいております。

昨年5月まで実施していた「Azusa CLASSIC Ⅱ」のプロジェクトでは、多くの皆様に応援購入していただいたおかげで、目標金額の598%を達成することが出来ました。

プロジェクトを実施した時計はいずれもMakuakeストアおよび当店オンラインショップ等で販売しており、ご購入いただいた時計のメンテナンスもいつでも承っております。

SHINSHU JAPANのものづくり技術

時計の製造・修理には、部品加工を行う精微な先端技術と丁寧な職人の手仕事の両方が必要となります。

かつて、一時代を築きあげた長野県の時計産業。その中心地だった諏訪地方をはじめ、県内における時計製造の規模は縮小傾向にあります。

北アルプスを望む長野県安曇野市で30年以上に渡り、時計の製造、修理に携わってきた私たちは、いま一度、長野県、そして日本国内の腕時計産業を元気づけたい。そして、長野の地でこれまで培われてきた技術や経験、魂を絶やすことなく、次代へと継承していきたい。そうした思いから、オリジナル腕時計の製造に取り組んでおります。

私たちが時計をデザインから組立まで一貫して作るにあたり、他社にない強みは、南安精工本社工場横に併設された店舗「時計屋復刻堂」から得られました。

この店舗は、修理を主体として長年店舗運営がされてきた為、国内外問わず様々な年代・メーカーの時計を見ることができました。

そして、長く使った時のそれぞれの時計の構造の特色や長所・短所を知ることができます。

これは、自社の製品しか扱わない大手メーカーでは難しい事であり、弊社ならではの強みだと考えています。

今後もこのお店の情報のフィードバックと時計についてデザインや機能・使い方など何気ない課題を拾い上げ、きちんと対策された商品を開発していきます。

そして、時計を通じてワクワクするような生活環境を皆様にお届けさせていただきます。

FAQ

Q. 保証期間は何年ですか？
A.保証期間はお届けから1年間です。※製造工程での初期不良及び通常使用による自然故障に限ります。

Q. 保証期間を過ぎたらどうなりますか？
A. 保証期間終了後は有料での修理となります。故障の内容により対応が異なりますので、詳しくは時計屋復刻堂までお問い合わせください。

Q. 今後のカスタマーサポートはどこに連絡したらいいですか？
A. 時計屋復刻堂（info@fukokudo.com）にご連絡ください。

Q. 市販のベルトへの交換は可能ですか？
A. サイズの合うもの（16mm）でしたら可能です。