おろしたてで気持ちの良いタオルもいつしかイヤな臭いがしてくる。

・一人暮らしで頻繁に洗濯できない。

・梅雨の長雨で外に干せない。

さまざまな理由で部屋干しせざるをえないことが多いとタオルは段々イヤな臭いがしてきます。

そんな悩みを解決できるタオルの誕生です。

臭いの原因はモラクセラ菌という雑菌。

特にぬれたまま長時間たつとこの菌が繁殖してしまいます。

使うたびに干すことも難しく洗濯するまで湿ったままということ、ありませんか？

この雑菌の繁殖を抑える糸があれば快適なタオルがつくれるのでは。

そうして生まれたのが"消臭タオル イマバリムッシュ"

タオルの素材として使われる「綿」は吸水性が高く最適な天然素材です。

消臭効果のある糸は化学繊維であることが多く、タオルとしての快適さを考えた時、やはり「綿」にこだわりたかったのです。

そんな時出会ったのが"タツロンα"という綿糸。

一般に市販されている消臭・抗菌タオルの大半は普通の綿糸でタオルを織った後、生地を染色する段階で化学薬品を混ぜて消臭・抗菌機能を付与していますが、タツロンαは綿の繊維分子に消臭機能を結合させることにより洗濯しても消臭力が低下せず何回洗濯しても効果が復元します。

また三大悪臭であるアンモニア・トリメチルアミン・酢酸にも効果があります。

原料に付与しているため半永久的に消臭力を持続するスグレモノであり清潔感、快適性が求められる医療用品などにも使用されている糸です。

もちろんイマバリムッシュのタオルも抗菌性試験を受けています。

10回洗濯後の結果として抗菌に効果があると証明されています。

イマバリムッシュは汗の臭いにも負けません。

さらっとした肌触りのタオルはベタベタの汗もさっと拭き取り快適に過ごせます。

イマバリムッシュなら家に帰るまで湿ったままでバックの中に入れていても大丈夫。

消臭性能についても効果がある試験結果が出ています。

私たちはたんぱく質（動物性、植物性）を摂取しています。

そのたんぱく質の一部は体内でアミノ酸や脂肪酸になります。

またアミノ酸は分解されて汗と一緒に体外に放出されます。

これはアンモニアやトリメチルアミンのような臭いが発生する原因のひとつです。

イマバリムッシュの消臭機能のメカニズムはこの化学の手（COOH）によりアンモニアなどの物質をキャッチ、化学的中和により臭いをなくします。

また洗濯により水と反応し、溶解することにより半永久的に消臭効果が持続します。

もちろん太陽の下で干すことによりCOONH4がCOOHとNH3に分解、NH3が気体となり臭気成分がなくなりますので天日干しも大歓迎です。

部屋干しの際、大きなバスタオルは干しづらく乾きにくいものです。

特に一人暮らしのワンルームなどでは干すスペースも限られてきます。

外に干せたとしても洗濯物はタオルだけではありません。

"ハンガーで干せるバスタオル"

そんな思いからコンパクトなタオルをつくりました。

・ミニバスタオル　サイズ　40cm×110cm

一般的なバスタオルは60cm×120cmくらいですがハンガーに干すには折り返さないと干せません。

40cmという幅がハンガー干しを実現しました。

・マフラータオル　サイズ　20cm×110cm

スポーツシーンでも活躍するタオル。

そんな外でもコンパクトに持ち運びできるタオルがマフラータオルです。

首にかけて丁度良いサイズで暑い日差しを遮ったり、首にかけたまま汗をぬぐうことができます。

・タオルハンカチ　サイズ　20cm×20cm

イマバリムッシュのハンカチはタオル素材の両面パイルですので吸水力に優れ、またコンパクトで少し薄手なためスーツのポケットにもすっぽり収まります。

すべてにおいて”コンパクト”に使えるタオルです。

コンパクトだからこそ、浴室乾燥でもたくさん干すことができます。

部屋干しできるタオルではありますが、タオルは太陽の光も大好きです。

外で干せる時はしっかり太陽の光を浴びさせてください。

そうすることにより一層快適にイマバリムッシュをお使いいただけるかと思います。

今治タオルの老舗工場で、日々新しいことに挑戦し続ける大成タオル株式会社。

綿合繊混紡糸の差別化糸のパイオニア、龍田紡績株式会社。

インターネットを通じてあらゆる「良いもの」を創り、育てていく会社として誕生したサイバール株式会社。

「新しいモノをつくりたい。」

そんな気持ちが”糸”でつながるこの3社の共同開発を実現させました。

試行錯誤の連続。

タオルは簡単に言うと縦と横の糸を交互に織ることにより出来上がります。

言葉で言うのは簡単ですが、織り上げるまでは簡単にはいきません。

綿は非常に切れやすく「糊つけ」することにより強度と滑りを良くします。

しかしこの「糊つけ」、使う糸によって濃度が異なり何度も試して最適なものを探っていく必要があります。

また、漂白や染色のpHコントロールも普通の綿糸とは異なりこちらも試行錯誤の連続でした。

こうして出来上がったイマバリムッシュ。

梅雨の季節や一人暮らしで外干しできない。

スポーツで流した汗を拭くと臭ってくる。

そんな悩みがイマバリムッシュで解決できればこれほど幸せなことはありません。

最後に・・・

サイバール株式会社は2010年、大阪泉州に誕生しました。
インターネットを通じてあらゆる「良いもの」を創り、育てていく会社として。

サイバール株式会社には数多くのタオルソムリエが在籍しています。
また、芸術大学でテキスタイル/グラフィック/プロダクトなど専門分野で学んだデザイナーたちも多数在籍しております。

その中の一つの事業部としてタオルモール オルタがあります。

タオルを本気で作り、求めてもらうプロ集団となるために。

タオルの奥深さを体感してもらいたい。

それがこのプロジェクトに託した私達の願いです。