「書く」というアナログなことから遠ざかっている今だからこそペンを持ち、書くことを楽しい時間にしたい。

そんな思いから生まれたのが、真鍮×木製つけペン「つつつ」です。

“作る” “綴る” “伝える” の3つの「つ」をコンセプトに、日々を綴り、自分や大切な相手に思いを伝えるペンを作りました。

「書く」を習慣化するのって実はいいことが多いんです。

日常に「書く」という特別な時間を。

真鍮×木製つけペン「つつつ」は、文字や絵を「書く」ことが大好きな自動車部品メーカーで働く2名の女性社員の声から生まれました。

「あっ、楽しい。」

ペンが紙に触れる度に線の雰囲気が変わるつけペンならではの楽しさや、木製ペン軸の手触りは毎日使いたくなるような心地良さがあります。

インクをつけて文字や絵を書くというあえてアナログな方法を取ることで自分のための時間を作ることができ、落ち着いて気持ちで過ごすことができます。

素材

ペン先・ペンホルダーには“金属（真鍮）”、ペン軸には“木”を採用いたしました。持ち手の部分を木材にすることで、プラスチックとはひと味違う柔らかな質感・優しく滑らかな手触りがしっくり手になじみ、使い込むほどに味わいを増していきます。

シルエット

ペン軸にはスリットが入っており、軽やかでスマートな印象に。

ペン軸とペンホルダーとのラインを滑らかに繋いだシルエットは、個性を持ちつつもすっきりとさせ、使っていないときも引き出しにしまわずに外に出しておきたくなる、小さなフラワーベースのようなデザインにいたしました。インテリアとして飾ることもできます。

金属製だから折れない

ペン先は金属製なので、書いている最中に落としてしまったり、多少ぶつけてしまっても折れる心配はありません。

握りやすく、持ちやすい

ペン軸部分は手に取ったときに自然と馴染むような柔らかな曲線形状に仕上げているので、しっかりと握ることができます。

また、ペン先を金属で作ることで先端に重みができる重心設計となっており、安定感のある書き心地に。

ペン軸にインクが付きにくい

ペン先に鍔のような返しをつけることで軸にインクが触れにくくなり、インク染みができにくい設計になっています。

ペンレストにもなるペンホルダー

ペンホルダーの溝は筆を休めるペンレストとして、また、ペン先を洗ったあとに乾かす際にもお使いいただけます。

お手入れが比較的簡単

使用後は流水でインクを洗い出し、乾燥させるだけ。

製造方法のこだわり

本業である金属加工技術を活かしたオリジナルのペン先です。金属部分は、材料から一本一本丁寧に「切削加工」で製造しています。「切削加工」とは、材料から不要な部分を取り除き目的の形にする製法です。

私たちの本業である自動車部品の製造では、1μm（1/1000mm）単位という非常に精密な寸法公差が求められます。精密さが求められる自動車部品を製造する技術力で、オリジナルのペン先・ペンホルダーが完成しました。

普段の生活の中では後ろに隠れて見えない技術ですが、手に取れる形にすることでモノづくりの楽しさをもっと身近に感じていただきたいと思っております。

ペン先はデザイナーや製造担当の女性社員と話し合い、何度も試作を重ね、インク保持力を重視しながらも使っていて気分が上がるようなデザインを追求しました。

素材のこだわり

ペン先・ペンホルダーには黄金色で温かな雰囲気をもつ素材「真鍮(しんちゅう)」を使用しています。真鍮は銅と亜鉛の合金で、インテリア用品やアクセサリー、文房具にも多く使われている金属です。金属ならではのずっしりとした重みもあり、ナチュラルでありながら重厚感も感じられます。

真鍮は経年変化により、使い続けることで表面の色が変わってきます。時間の経過とともに黄金色→飴色→ダークブラウン→墨黒色の順に変化し、アンティーク調の色を楽しむことができます。

ペン軸の木材には色合いが異なるさくら・けやき・かりんの３種類に加え、高級感のある黒檀を数量限定でご用意いたしました。

日本家屋の建築にも使用される木材を使用しており、家屋という生活にいちばん近い存在から生まれたペン軸は生活に優しく馴染みます。

手触りや木目を楽しんでいただけるよう、その道25年の職人が材料を1つずつ選び、1本1本手作業で削り出し、仕上げを行っています。どのような木目模様のペン軸が届くか、楽しみにしていてください。

設計のこだわり

ペン先の固定は接着剤を使用せず、木材のしなりと真鍮のリングのみで固定できるよう設計しています。取り外しが可能で、ペン先だけを外して洗うこともできます。

ペンホルダーはペンを収納した際、すべてが繋がって見えるようなシルエットにデザインしました。ペンを立てる穴部分は貫通しているので、汚れがたまりにくく、お手入れがしやすい設計になっています。

差し込み口には溝部分を作ることで、ペンレストとしてもお使いいただけるようにしました。

ペン先にはロゴの刻印を、また今回Makuakeでの販売を記念して、ペンホルダーの背面にはロゴとシリアルナンバー（先着順100名まで）施しています。

自社の技術で作り手も使い手もみんながワクワクするような商品を作りたい。

字や絵を書くことが好きな女性社員2人がアイデアを出し合い、社内の若手女性技術者の手によって「書く」×「自社の技術」＝「つつつ」が生まれました。

商品名は社内で投票を行い、その中でも人気のあった「つつつ」に決定しました。「つつつ」にはインクがペン先を垂れて落ちる様子と、3つの「つ」で”作る” ”綴る” ”伝える” の意味を込められています。

▼アイデア・デザイン担当のスタッフ

▼金属加工担当のスタッフ

▼デザイン考案会議の様子

＊使用後は流水でインクをしっかり洗い流し、ティッシュで包み軽く振って水気をよく取り除く。

＊ペン立てに戻し、インテリアとして楽しむ。

＊インクは付属していません。別途ご用意をお願いします。

＊ペン先は取り外しが可能で、そのまま洗っていただけます。

＊ペン先を取り外す際はリングは外さずに、ペン先のみ少し回転させながら引き抜いてください。

＊ペン先、ペン立てに使用している金属は、使用する環境や年月により徐々に色合い等が変化します。使うほど風合いが出る真鍮ならではの経年変化をお楽しみください。

＊気になる場合は、重曹と水を混ぜペースト状にし、指や布、ブラシで優しく擦っていただくと真鍮本来の色に磨かれます。重曹は流水でしっかり洗い流し、よく乾燥させてください。

株式会社イナテック

弊社は愛知県西尾市にある自動車部品メーカーです。主に金属を削る「高精度切削加工技術」、溶かした金属を型に流し込み成形する「精密砂型鋳造」で自動車のエンジンの部品などを製造しています。

この2つの技術を用いた、量産を見据えた試作開発品の製造、また１個などの小ロットから量産品まで対応可能であることが弊社の強みです。

創業70周年を迎えた2021年より『愉しくなるモノづくりでワクワクを作る』をミッションに掲げ、今までに培ってきた技術を活かした新たな取り組みを行っております。

2020年には今回のプロジェクトを企画・運営した、社内の新規事業担当部署である「利他工房」が設立。溶かした金属からモノを作り出す「鋳造」の技術でモノづくりができる体験を定期的に開催しています。

今回、リターンの1つとしてインクトレー、ペンレスト、インク壺などを作ることができる鋳造体験割やオプションもご用意しました。

これからもイナテックでは作り手も使い手もワクワクするようなモノを作りたいという思いでモノづくりをしていきます。

2024年1月23日：プロジェクト公開

2024年2月28日：プロジェクト公開終了

2024年4月下旬：順次リターンの配送予定

2024年5月末までにすべてのリターンの配送完了予定

Q.推奨インクはありますか？

A.万年筆用のインクをおすすめしております（PILOTなど）。

Q.初期不良があった場合どうしたらよいですか？

A.ひとつひとつ検品し、お客様へお届けしておりますが、不備がございましたらページ上部の「実行者へ問い合わせ」までご連絡ください。

なお、初期不良・製造不良以外の返品・交換は致しかねます。ご了承ください。

Q.ペン先などパーツ単体での購入は可能ですか？

A.開発中の製品のため、初期不良・製造不良の場合のみパーツ単体の交換を承っております。

Q.間違ったリターン品を購入してしまいました。キャンセルや変更できますか？

A.間違って購入した場合のキャンセルはお受けできません。変更の場合は１度ページ上部の【実行者へ問い合わせ】よりご連絡ください。

Q.【鋳造体験割】を1セット購入した場合、鋳造体験は何人までできますか？

A.【鋳造体験割】１セットには1名分の予約券が付属しております。複数名で体験を希望する場合は【オプション鋳造体験】を人数分ご購入ください。

Q.【鋳造体験割】以外のリターンでも鋳造体験はできますか？

A.『つつつ』を1本以上ご購入いただいたお客様は可能です。体験を希望する場合は【オプション鋳造体験】を人数分ご購入ください。

Q.鋳造体験では具体的にどんなものが作れますか？

A.鋳造体験で制作できるものはインクトレー、ペンレスト、インク壺などを予定しております。写真などは活動レポートで紹介します。お楽しみに！

【ペン1本】

【ペン2本セット】

【ペン1本＋鋳造体験】

【オプション鋳造体験】※ペン購入者のみ