●奈良から「あたらしい福祉」を発信する『フリーペーパー　アンフィニ・プラス』の廃刊の危機を救いたい！

●アンフィニ・プラスの応援団をつくりたい！

これまでアンフィニ・プラスは２年間に６刊を発行してきました。

　新しい福祉の取り組みや活動の情報を求めて編集部で全国へ取材に行き、インタビュー記事を載せたり、各地の福祉イベント情報を多数掲載してまいりました。また紙面づくりにもこだわり、デザイナーに紙面のデザインを依頼し、オシャレかつ、読みごたえのある情報誌を目指してきました。

　これまでの福祉業界のイメージは、「暗い・しんどい・片隅感・・・」こういうイメージが広がっています。こうなってしまっている一つの要因は「発信が下手！」という課題があると思います。私たち編集部はそういう福祉の負のイメージを払拭できるような情報誌を作ろうと切磋琢磨してやってまいりました。

『だって、本当は、福祉って面白いんだもんっ！！！！！！』

　そういう気持ちを全員が持っているからこそ、この面白さをどうしたら伝わるのかと考えているのです。

　しかしながら、フリーペーパーという媒体のため全て無料で配布しています。当初から発行する経費の捻出が課題となっておりましたが、まずは知ってもらうことが大事だという思いで、何とか支えてくださる広告企業様のお力と他の事業費から経費を捻出することで何とかここまでやってまいりました。

　しかし・・・。ここにきてその体力も底を尽き、一気に廃刊の危機にさらされているような状況にあります。

　２年間の間に、アンフィニ・プラスは奈良県内のほとんどの特別支援学校で全校生徒に配布していただいています。さらには行政の窓口、福祉事業所の当事者の方々や保護者の方、そして支援スタッフの皆さんなど、本当にたくさんの方に手に取って読んでいただける基盤ができてまいりました。「次はいつ出るの？」「こないだのインタビュー面白かったよ」と、いろんなところでお声がけをいただけるようになりました。

(取材の様子)

　現在、このアンフィニ・プラスが届くことを楽しみにしてくださっている多くのユーザーの皆様に、引き続き情報をお届けしていきたいということ。さらにはまだアンフィニ・プラスが届けられていない多くの当時者やそのご家族、支援者の皆さんに一人でも多く手にとっていただけるようになるために、こうしてクラウドファンディングに挑戦することを選びました。

　このクラウドファンディングで制作費を確保し、まずは廃刊の危機を乗り越えたいです。

・・・しかしそれだけでは廃刊を先延ばししたに過ぎません。

さらに目指すのはアンフィニ・プラスを支え、今後も継続的に応援をしてくださる方を見つけていくことも目指しています。そのためにもアンフィニ・プラスがもっと世の中に対して意義のある発信をしていくことができるような、唯一無二の情報ツールに成長していくことが不可欠だと考えます。

　そこで私たちはアンフィニ・プラスを支える応援団「アンフィニ・クロス」を結成します。

　アンフィニ・プラス応援団とは、アンフィニ・プラス編集部とつくるところから様々な情報交換や意見交換を行います。これまで私たち編集部と読者の方々とは、ある意味私たちが発信するだけの一方通行な関係性でした。しかしこれからは様々な方と関わりながらつくる福祉の雑誌「みんなでつくる　アンフィニ・プラス」を形成していきたいと思っています。

　アンフィニ・プラスをつくっていくというプロセスを共有していきながら、より地域に根ざし、当事者の方々にとって本当に必要な「福祉のカタチ」を共に考え、一つでも多くの「こんな福祉があったらいいな」を実現させていきたいと思います。

(編集会議の様子)

まずはアンフィニ応援団（アンフィニ・クロス）のFBページに登録させていただきます。

●そのグループで発信される内容

・編集部の活動報告（不定期）
・編集部との情報交換（不定期）
・編集部のそれぞれの法人や活動現場からの福祉情報及び
　関連情報の共有（随時）　　　　　　　　　　などなど。

　アンフィニ編集部の中は、いつもたくさんの情報に溢れています。福祉の最先端の情報はもちろん、地域福祉の密な情報や、「福祉　×　○○」というようなコラボ情報。個別に関わった支援の事例など多岐に渡ります。
　この編集部に溢れている「福祉」と「福祉の周り」の情報を皆様ともっと共有していきたいと思っています。

 編集部員の一人一人の思いや力は小さいものかも知れません。でもその一人一人の思いが編集部として集中することで「エネルギー」が生まれました。進みたい道が見えた時、同じ方向に向かって歩いている人を見ると安心しますよね。前を力強く進む人を見ると走って追いかけてみたくなりますよね。そういう一人一人の歩みの「エネルギー」がこの「アンフィニ・プラス」を動かしています。
　そして今回新たに生まれる「アンフィニ・クロス」。編集部の活動をさらに掛け算的に発展させていく存在として「アンフィニ・クロス」が誕生します。
　アンフィニの活動に少しでも興味を持ってくださった方。ぜひとも「アンフィニ・クロス」の一員になって、これからの「アンフィニ・プラス」を一緒につくっていきましょう。