ということは・・・

防災プロジェクトを立ち上げて２年…

2022年冬。スタッフの1人が『外出時に持ち歩ける防災キットが作りたいです！』の一言から、この企画は始まりました。

通常は商品企画に２年も掛けないんです。それだけコストが掛かってしまいますから（泣）しかし、市場を調べてみると充実した防災リュックは、多く販売されていますが「外出用の防災セット」は、ほとんどありませんでした。
私たちは、災害について勉強を重ねれば重ねるほど「普段から備える事の大切さ」を実感していきました。
「大切な人に持たせたい！持っておいて欲しい！」と思える防災セットを必ず作ろう！完成させよう！と、強く思うようになりました。
「何が必要か分からない」「どんな種類の物を持てば良いか分からない」そんな方の為にも、防災士の方や危機管理者の方に監修して頂き、災害後「何が必要か」を考えました。
2年もかかった理由、必要なアイテムを決める → 何種類もサンプルを取り寄せる → 実際にスタッフ全員で使用してみる→ 満足いく物を追求する → またサンプルを取り寄せる。と言う作業を18アイテム全て1つ1つに行った結果、2年もの月日を要してしまいました。そうして、【毎日持ち歩いても負担にならない厳選アイテム】をやっとのことで完成させました！

災害によって起きる停電。停電時の暗闇は、一寸先も見えず、歩くこともままならない状態になることもあります。避難の為に暗い道を歩く事は、大変危険です。買い物中だったり、仕事の鞄を持っていたり…と皆さんの状況はさまざま。
ヘッドライトは頭に付けたり、首に掛けたりする事によって、ハンズフリーになります。「とっさの時に両手が自由」に使えるようにする事が大切です。

堅い床に長時間、座り続けて腰とお尻が「イテテテ」なんて事ありませんか？
自宅のフローリングでも、お尻の下にクッションや座布団を敷きたくなりますよね。避難所は体育館なども多く使用されています。体育館の床は冷たくて堅い。長時間お尻を付けて座り続けるのは「イデデデデデ」どころじゃないかもしれません。
エア座布団に座れば、負担も軽減されます。持ち運びやすさ、一時避難と言う視点から自分で空気を簡単に入れられる「オリジナルで作成したエアー座布団」にしました。

想像してください！もし、災害時が冬だったら…冬の体育館は、「雪の中のテントより寒い」と言われています。そんな時に限って、薄着で出掛けていたらブルブルガクガク震えは止まらず、そのまま体調を崩してしまうかもしれません。そんな時に保温性のあるアルミシートがあればブルブル震えながら過ごさずに済みます。
アルミシートには、ガサガサと音が大きくなる物も多く存在します。動く度にガサガサ大きな音を立てると周りを不愉快にさせてしまうかも！？
防災キットIRETOKOのアルミシートは、ガサガサ音を抑えた静音タイプで作成しました。ガサガサ音がしない事で避難所で周りに迷惑をかける事がなくなります。

停電になった場合、充電出来るモバイルバッテリーが大変重宝します。避難中のスマートフォンの充電切れは、ニュースも見れない、大切な人と連絡を取る術も無くなる。災害によって気持ちが不安定な状況で外部への連絡が途絶える事は、より一層の孤独感に襲われ不安な気持ちを増させます。防災キットIRETOKOのモバイルバッテリーは5000ｍAhを採用しました。容量が大きい物は重さも相当増えるので「重いから持ち歩くのを辞める」なんて事になってしまったら本末転倒。私たちの願い「持ち歩いて欲しい」を優先し十分な容量で軽量な5000ｍAhを採用しました。

必要な物が『見つけやすい・取り出しやすい・持ち運びしやすい』に焦点を当て、オリジナルサイズでポーチのデザインを企画しました。
探している物がなかなか見つからない。なんて事が起きないように、ガバッと開くラウンドファスナー。そして、4つのポケットにより小さい小物が、ポーチの中でゴチャゴチャになりません。
大きさは、IRETOKO以外の必要アイテムを入れられるように少しポーチに余裕を持たせ作成しました。

避難所などは、場所によっては衛生面で清潔とはいえない所もあります。避難所に大勢の人が密集する恐れもあります。流行している病気の対策の為にも、衛生用品は必須アイテムです。

ホイッスルは、自分の身を守るためや、助けを求める時に役立つアイテムです。
避難所での生活は、窃盗・盗撮・性犯罪なども発生すると言われています。警察も人命救助に追われたりしているため、火事場泥棒を含めて犯罪に取り組む余裕がないことも影響し、泣き寝入りせざるを得ない状況が多いようです。
ホイッスルには2種類のストラップが付いているので、鞄やポーチのつけたり、首に掛けておけば、とっさに助けを求める事が出来ます。防犯対策のアイテムとしても活躍します。自分の身は自分で守れるように対策しましょう！

小型ライトは見た目は小さいですが、強力でかなり明るく照らしてくれます。スライドするだけでON/OFFが直ぐに出来ます。暗闇で直ぐに明かりが付くので、周囲を確認したり、ポーチ内の物も直ぐに取り出せます。小さくても明るく照らす心強いアイテムです。

豪雨により濡れてしまったり、寒さ対策の為に使える男女兼用の圧縮ソックスです。包装フィルムを外せば、あっという間に簡単にほぐせます。とても便利なアイテムです。モデルの方のサイズは28㎝ですが、女性のサイズでもジャストサイズで履いて頂けます。

不安が募っていて眠りにくい状況の中で、睡眠をしっかりとれるかどうかは健康面に大きく影響します。避難所などでは、周囲の音も気になりしっかりと睡眠をとる事が難しくなる中で、少しでも心穏やかに睡眠がとれるように触り心地の良いアイマスクと耳栓を採用しました。

豪雨などで濡れた体を拭いたりする時にもタオルは役立ちます。

防災ポーチの中に【御自身で入れて欲しい物】があります。
・保険証のコピー・現金（小銭）・充電ケーブル・常備薬・コンタクトレンズ等々。1人1人が自分に必要な物をジッパー付きの袋、大・中・小の3種類に仕分ける事が出来ます。ケーブルもバンドを使えばゴチャゴチャにならずに便利です。

防災キットIRETOKOの重さは約540ｇ（モバイルバッテリー付の場合）
500ｍlペットボトル飲料の重さ約1本分程度です。たった、ペットボトル1本分が、いつか起きる災害でアナタを支える相棒になってくれます。

防災キットIRETOKOには、小型ライトとヘッドライト、2つのライトが入っています。暗闇でも直ぐにヘッドライトを見つけられるように、小さいけど強力な小型ライトが役立ちます。

IRETOKOのヘッドライトはアルカリ単4電池を3本使用します。
ライトの角度が4段階に変えられるので、正面から足元まで、その場にあった角度で使用が可能です。

センサーモードを起動すれば、センサー部分に手をかざすだけで点灯/消灯操作が可能です。手が汚れていてスイッチが押せない時などにも、この機能はとても便利です。

ヘッドライトの明るさは、明る過ぎず暗すぎない200Lmを採用しました。「明るければ明るいだけ良い！」と考えがちですが、乾電池の消費量を考慮し強モードで200Lm、約8時間点灯。弱モード100Lmでは約60時間の点灯が可能なライトにしました。

このプロジェクトで、1番悩んだのはモバイルバッテリーでした。
社内で、さまざまなモバイルバッテリーを検証しました。「持ち歩くには軽い方が良い」・「容量が大きくないと意味がない」「乾電池式のバッテリーが良い」スタッフ同士で悩んで悩んで、辿り着いたモバイルバッテリーです。
私たちのテーマ【毎日持ち歩ける】為に、たくさんの種類の中からベストなモバイルバッテリーを選びました。

エア座布団をくるくるっと巻けば枕としても使用できます。大変な状況の中でも、防災キットIRETOKOがあれば、エア座布団・静音アルミシート・アイマスク・耳栓を使って身体を休める環境を確保することが出来ます。

プロジェクトに関する情報
企画メーカー：日本
製造メーカー：日本
生産国：日本/中国
実行者によるサポート：初期不良品の交換対応

FAQ

Q.商品到着後に、返品または交換は可能ですか？
A. 本製品の保証期間はご購入日から１ヶ月間となっております。
製品の到着後に製品自体に問題がある場合（縫製不良・破損など）は７日間以内にお問い合わせください。無償交換いたします。
不良品以外の場合は、返品・交換を致しかねます。原則として交換は同一金額、同一商品となります。
※ユーザー様の不注意により生じた製品破損や紛失、間違った使用による変形、無理な収納量による破損、品質保証期間が過ぎた製品の劣化の場合は保証対象外となりますので予めご了承ください。
※アイテムを梱包しているOPP袋の破れや汚れは保証の対象外とさせていただきます。

Q.セット品は全てポーチに入って送られてきますか？
A. 「1つ1つ、防災アイテムを確認しながら、ポーチに詰め込んで頂きたい！」と言う思いも有り、セット商品は、ポーチの中には詰め込まずに発送させて頂きます。商品到着後、ご自身でポーチに収納をお願いいたします。付属しております「防災のしおり」をご確認いただきながら、お客様専用のオリジナルの防災ポーチにカスタマイズしていただけますと、より心強い防災ポーチになります。

Q.セット品の一部商品の購入・返品は出来ますか？
A. セット内容の一部商品だけを購入する事や返品する事は受け付けておりませんので、予めご了承ください。

スケジュール

2024年1月31日： プロジェクト開始

2024年3月20日： プロジェクト終了

2024年4月下旬～5月中旬 ：配送予定
※ 応援購入の数が想定を上回った場合、生産納期の遅延、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

※輸入状況、社会情勢などにより前後する場合がございます。

最後に・・・

このたびの能登半島地震にて、被災された方々に心よりお見舞い申しあげます。
皆様が一日も早く平穏な生活に戻られますことをお祈り申し上げます。

私たちLitograflのスタッフの大半が、東日本大震災の時に東京で仕事をしておりました。その時は、防災用品と言える物は何も持ち歩いておりませんでした。
あの時の、交通機関に溢れる帰宅困難者の光景は今でも鮮明に覚えています。
今後、起きると言われている大地震の中の1つ、南海地震は東日本大震災の10倍の被害が出るとも言われています。そんな不安な思いがある中で、防災キットIRETOKOが皆さまの「万が一の時の備え」になれるようスタッフ一同、願っております。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
実行者：ウィルエムジャパン