寒い冬キャンプ、洗い物が億劫だったこと、ありませんか？

キンと凍るように冷たい水が手に痛かったり、油っぽい肉汁なんかがこびりついたまま取れずに自宅に帰ってから洗い直すなんてことも…ありますよね。

アイアンストーブなら、氷点下であっても40-50度のお湯がレバーを捻るだけで必要なだけ出るのでキャンプが格段に快適になります！

凍えるような冬キャンプや、寒い時期のサーフィンの後など、体を芯から温めないと眠れない、落ち着かないという経験はアウトドアシーンにはよくあることです。

そんな時に足だけでもお湯につけると、体の芯からポカポカとしてなんとも言えないじんわりとした気持ちよさを感じるはず。

足湯をしながらキンキンに冷えたビール片手に星を見あげるという贅沢が最高におすすめ。

アイアンストーブは２次燃焼ストーブとしてもとても優秀な焚火台です。

高火力でありながらほぼ煙を出さないので、煙臭くなることや煙が目に泌みることがほとんどありません。２次燃焼特有の踊るような炎が美しく、いつまでもその揺らぎを見ていられます。

お湯の出るキャンプ場って意外に少なく、冬場はよくヤカンでお湯を沸かし、洗い物や洗顔に使っていましが、限られた分量しか沸かせないので給湯器のお湯が欲しい！と思うこともしばしば。。

そこで思いついたのが、水タンクと焚火台をホースでつないでみよう！というアイデア。

タンクの水をホースで炉内に誘引させると、炉内底に這わせた配管を通じてゆっくりと炉内に水が流れ込みます。ステンレス製の配管がいわばヤカンの役目を果たし、流れ込んだ水は配管を通る過程で焚火熱によって温められます。

そこからはサイフォンの原理で、配管内に発生した蒸気圧がお湯を引っ張り上げ、蛇口から自動的にお湯を出してくれるのです。バルブレバーの強弱で若干の湯量、温度の調整も可能です。また、水タンクをなるべく上方に配置することで水量は多くなります。

下の写真のように、摂氏17度・バルブを全開（水量最大）の状態で、44~45度をキープしています。

※アイアンショップ独自で検証した結果であり使用環境によっては異なる可能性もございます。

✔️どうして火力に左右されずに温度が一定になるのか？

火がほとんど鎮火した状態であっても、適温が出るのは、お湯を生成するコアユニットが、炉の底に配置しているということが”ミソ”なんです。

なにも強い火力で水をお湯にしているわけではなく、底に積もる灰が配管を強すぎる火力から守り、保温する効果も伴うことで、一定の適温をキープできるようになっているのです。

✔️40-50度という絶妙な温度をどうやって設定できたのか？

それは、底に這わす配管の長さと管の太さで絶妙に温度の調整をしているからです。

その長さはおよそ２メートル。これ以上長く太いと温度は下がってしまい、これ以上短く細いと熱すぎてしまう。検証の繰り返しで見つけた黄金比なのです！

本件は、2021年10月13日に出願をしました。受理されれば来年1月には正式に実用新案として設定登録されることになります。その進捗報告は活動レポートで随時共有させていただきます。

日本における実用新案登録件数は年々減少傾向にあるようで、うち日本人による実用新案登録は2019年で3,693件だそうです。ちなみに、中国は2,259,765件、韓国は4,975件。中国、、桁違いですね・・！

以下参考資料「特許行政年次報告書 2020 年版」

https://www.jpo.go.jp/resources/report/nenji/2020/document/index/honpen0101.pdf

ここからは「お湯が出ること」以外のアイアンストーブのメリットを３つに分けてご紹介いたします。

✔️２種類の灰受けトレイがセットに

①お湯を作るコアユニット搭載の灰受けトレイ

②２次燃焼焚火台として使用する時の灰受けトレイ

このように、アイアンストーブは２種類の灰受けトレイがセットになっております。

お湯を使わない時は、灰受けトレイに差し替えて２次燃焼焚火台として使用できるので、オールシーズンにおいて活用の場は広がります。

また、お湯ユニットの保証期間は1年。お湯ユニットばかりを集中して使い続けると当然配管の劣化は進みますので、「お湯の出る焚火台」としてだけではなく「２次燃焼焚火台」としてもご愛用いただきたいと思っております。

✔️２次燃焼焚火台としても精巧な造り

写真を見ていただければ、全く煙が出てないのが分かります。

火が安定するまでは多少の煙が出るのは仕方がありませんが、安定してからは煙が効率よく２次燃焼するように微細な調整を加えているため、少ない薪でもコストパフォーマンス良く焚き火を楽しめます。

２次燃焼特有の炎のゆらぎも美しく出ています。

お湯を使わない夏であっても、ロゴが中央に光るシンプルなデザインがサイトを彩ってくれます。

✔️ペレットにも対応

薪以外にも、ペレットの使用も可能です。薪とペレットを一緒に使うと火力も安定してより高コスパに焚き火を楽しめます。

✔️灰受けトレイを使えば焚き火の鎮火も楽ちん

下の写真のように、灰受けトレイを蓋にしてかぶせると、焚き火を早く鎮火させることができます。

✔️耐食性に強く歪みにくいSUS430を使用

外側部分は耐食性に強いステンレスの「SUS430」を使用し、熱歪みを極力抑えるようにしております。

内部の配管には腐食に強いステンレス「SUS304」を使用し、耐火性を向上させています。

また、配管部分は手製の専用器具で手曲げ加工をし、細部を溶接して仕上げております。１台１台オールハンドメイドなので、仕上がりの形状には多少の誤差が生じております。

オールステンレスなので、焼き色が入ると味わいのある表情を醸してきます。1年半使用すると写真のような無骨な色合いになってきます。

上の写真はおよそ１００回ほど火入れをした初代アイアンストーブ。歪みが出ています。使用に支障はありませんでしたが、下の写真にありますように更なる強化のため側面の裏側にフラットバーを溶接し改良を加えております。

黒い点々がフラットバー溶接の跡です。さらに底網は304のステンレスにアップデートし、耐火性もアップしております。

✔️建設現場の端材再利用から始まったブランド。全て国内生産、職人の手作業で製造。

元々アイアンショップは自宅のガレージから始まった正真正銘のガレージブランドです。溶接内装会社に勤める傍らで、余った建設現場の端材が産業廃棄物として捨てられていく現状に葛藤を覚え、アップサイクルで永く愛してもらえる道具を作り始めたのがそもそもの始まりです。

このアイアンストーブも初代は全て廃材から作られました。

量産するにあたり、流石に廃材を使うことはできませんが、全ての材料において、切り加工の途中でどうしても出てしまう端材が極力少なくなるように設計されております。

ステンレス配管の0.8mm溶接は熟練職人の手作業でしか叶わず、小ロットでの生産しかできない品物になっております。

ゆえに、マクアケ先行販売では限定50台とさせていただきます。

アイアンストーブは機械による「型抜き成型」ではなく、ステンレス板を手で溶接して箱に仕上げております。型抜きでは叶わない厚さ2mmの板を手で溶接しているので、歪みにくい利点もあります。

✔️お湯ユニットは保証期間1年

こちらのユニットは長期使用の末に配管が破裂することがあります。1年未満に支障をきたした場合は無料でお取り返えさせていただきます。

1年以上経過してから劣化が気になった場合、お湯ユニットの買い替えは弊店で可能です。

アイアンショップ https://ironshop.official.ec/items/39365278

収納がしやすく邪魔にならないよう、長方体のボックス型でデザインされております。災害時にも安心な「お湯が出る機能」を最大限活かすために、飽きのこないデザインであることにこだわりました。この焚火台が1台あれば、レジャーシーンだけでなく、災害時などもしもの際にも役立ててもらえる。そんな思いで末長くお付き合いいただきたいと思っております。

また、写真のように一般的な薪のサイズに合わせて本体サイズを決めております。中太の薪を横におよそ２〜３本ずつ燃焼できる大きさです。

■セット内容：２次燃焼ストーブ本体蓋付／お湯ユニット／灰受けトレイ／ステンレスメッシュホース・ゴムホース（連結）

※オリジナルのバルブレバー革カバーは別リターンになります。※水タンク、桶は付属になりません。※専用のケースはございません。

■材質：本体SUS304／内部ユニットSUS403／ステンレス製バルブレバー ビニールカバー付き／ステンレス製メッシュホース50cm／ゴム製ホース50cm／ステンレス製ホースバンド／真鍮製ホースニップル／ステンレス製ホースカプラ／ステンレス製リングジョイント／ステンレス製変換ジョイント（オリジナル製）

■サイズ：本体 W390mm H220mm D110mm／お湯ユニットW420mm H195mm D1 50mm／ゴムホース1000mm ステンレスメッシュホース500mm

■重量：4.8kg

✔️バルブレバーには、オリジナル革カバーがオススメ！

バルブレバーの革カバーを7色から、お好みのカラーでカスタムしていただくことが可能です。ここが何色になるかで随分と印象が変わります。ぜひとも、リターンの選択時にお好みの革カバーをお選びください。

※通常版にはバルブレバーに既存の青いビニールカバーがついております。

革カバーは各色、数量に限りがあるため、先着順で第一希望からご案内させていただきます。

革カバーはアイアンショップがよくコラボをさせていただいている革小物ブランドUNDER THE SUN WORKSに製作をお願いしております。

@hirofumi.toyoshima

✔️このホースに合う水タンクについて

今回のリターンでは水タンクはセットになっておりませんので、ご自身で用意していただくことになります。ホースの内径をよくお確かめになってからご使用ください。

上の写真のようなタイプであれば問題ありませんが、下の写真のような蛇口部分が２重になっているものはマッチしませんのでご注意ください。

水漏れしないように力を入れてゴムホースをぐっと差し込んでから、ホースバンドで閉めてください。

■ホースサイズ 内径Φ 15mm

1.水タンクには一部ゴムホースに適合しないものがございます。事前にタンク蛇口の外径や形状を確認した上で、水タンクを焚火台と接続してください。ゴムホースを水タンクの蛇口に差し込んでから、ホースバンドでよく閉めてください。バルブレバー側のホースバンドもよく閉まっていることを確認してください。

2.ホースは２種類付属しております。ゴムホースを水タンクと接続し、ステンレスメッシュホースは火元側の本体と接続するようにしてください。ゴムホースとステンレスメッシュホースの繋ぎ部分もホースバンドでしっかり閉まっていることを確認してください。

3.水タンクと本体（火元）との距離長短を調節したい方は、ゴムホースをご自身で用意していただいてもゴムホースを好みの長さに切っていただいても大丈夫です。

付属のゴムホースは100cmです。ステンレスメッシュホースと接続するとホースの全長は1m50cmあります。

4.水タンクは焚火台よりも高い位置に来るように台座の上に置くなどの工夫をしてください。なるべく上方に設置した方が水量も多くなります。

5.水タンクが空になった状態で配管内に水が残っていると、温められたお湯が水タンクの方へ逆流してくることがあります。必ず水タンクの水量を確認しながらご使用するようにしてください。

6.水タンクが空になると安定感が悪くホースのしなり具合で水タンクが倒れることがあります。ご使用の際は水タンク内の水量には十分に気をつけるようにしてください。

7.ご使用になる時は常に水タンクの蛇口を「開」にしておくようにしてください。炉に火を入れる前から水タンクの蛇口を「開」にしておいてください。

8.炉に火を入れて、焚き火が安定してからバルブレバーを「開」にするようにしてください。

9.お湯を使わない時はバルブレバーを閉めるようにしてください。

10.ホースは焚き火台本体に当たらないようにご使用ください。

11.炉の火が安定して、完全に暖まっていないと40〜50度のお湯は出ません。炉内に灰が詰まって燻ってしまった場合、お湯は適温になりません。火を完全に鎮火させてから灰を捨て、再度火を起こし直すようにしてください。

12.お湯を必要としない時は極力付属の灰受けトレイを使用するようにしてください。

13.お湯ユニットの保証期間は1年間です。ご購入から1年経過してから不都合が生じた場合は買い替えをお勧めします。

14.一部の部品が真鍮製になっているため、使用とともに青錆が発生することが予想されます。加えて一部燃料ホース（ステンレスメッシュホース）を使用しているため、飲み水としてのご使用は避けてください。

15.水以外のものを流すのはやめてください。

16.本体が熱いうちに水をかけたり洗うことは絶対にやめてください。歪みの原因になります。

✔️灰の捨て方について

アイアンショップは建設現場にある端材・廃材からアップサイクルした道具を製造販売しているブランドです。「Return to the wild-自然に還れ-」をコンセプトに、長年のキャンプ経験から感じた「あったらいいな」と「もったいない」の掛け合わせで、末長く使える道具を製造しております。

日本の高い溶接製缶職人技術と、独自の発想で生まれた製品は、どれも「自然の摂理」を軸に作られております。上に登る炎がより美しく見える焚火台とは、ブッシュクラフトをより身近に楽しんでもらえる道具とは、使うほどに自然に寄り添うことが上手くなるような、そんな道具を日々開発しております。

是非、応援のほどよろしくお願いいたします。

公式ショップ https://ironshop.official.ec/items/39365278

公式IGM https://www.instagram.com/ironshop_thewild/?hl=ja

開発背景note https://note.com/ironshop/n/n6a6f4dfd4f66

＠ironshop_thewild

掲載記事 キャンプ・アウトドア情報メディアhinata https://hinata.me/article/1455020855527687500

✔️ステッカーのリターン

一般発売に向けた製造原価とさせて頂く目的で、一口￥1,000からご支援を募っております。ご支援いただいた方には、リターンとして「アイアンショップ」ロゴのステッカーをお届けします。カラーは白（サイズ大）と黒（サイズ小）からお選びください。

①カーステッカーにおすすめ【白／サイズ大】

写真は、車の背面窓に貼っている様子です。サイズは16cm×10cm。

②クーラーボックスなどの装飾におすすめ【黒／サイズ小】

写真はバイクのオイルタンクに貼っています。クーラーボックスやノートPCなどの装飾にもおすすめです。

是非とも、ご支援の程、よろしくお願いいたします。

✔️集まった資金の使い道

①製品の材料費

②製品の製造費

③梱包資材費

④梱包・発送費

✔️今後のスケジュール

2021年11月13日 プロジェクトスタート

2021年12月13日 プロジェクト終了

2021年12月中旬より材料発注

2022年1月初旬より製造着手

2022年1月下旬〜2月初旬より順次発送

2022年3月末までに全リターン発送完了