今回、クラウドファンディングを通じて、石田製帽をより多くの方々に知っていただくための４タイプの帽子を、ご用意いたしました。どれも私たちが取り扱う代表的な素材を用い、［環縫い］ミシンを使用した縫製により製作されております。高い技術を持った職人たちが一つ一つ心を込め、謹んでお作りいたしました。ものづくりに対する私たちの姿勢をどうぞお手にとってご覧ください。

リターンの仕様

［石田製帽謹製］

※ 大きいサイズをご希望のお客様は［実行者お問い合わせ］よりご連絡ください。

石田製帽の代表的な素材である 麦わら を使用した中折れハットです。細麦で作られた麦稈真田を、５０年以上使い続けている［環縫い］ミシンを使用し、縫い上げています。帽子の頭頂部から渦巻状に、立体的に縫製していき、その後のプレスによる型入れなど、いくつかの工程を経て、ひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。

シンプルで、バランスの取れた美しいフォルムと、環縫い仕立てによるストレッチ性を持ち、独特のフィット感を味わっていただけます。

トリミング（飾り、リボン）も、弊社の本社工場で、職人が一つ一つ手縫いをしております。

今回は、限定モデルとして、30ミリ幅のブラジリアンインポートリボンをあしらいました。サテン系の光沢と陰影のあるリボンは、黄金色の麦わら帽子本体に、美しく映えます。

※リターンとして、各色10個ずつご用意しております。

天然の麦わら帽子は、少しドレスアップしたジャケットスタイルなどによく合います。またＴシャツや、洗いざらしのリネンシャツなどとも相性抜群です。ぜひ、気取らずにサラッとかぶって下さい。

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※ 大きいサイズをご希望のお客様は［実行者お問い合わせ］よりご連絡ください。

壁紙などに使われる上質なセルコートペーパー（樹脂コート紙）を紙糸にし、それを真田紐にしたペーパーストローブレードを使用。柔らかく適度な質量があり、春先から秋頃まで、およそ３シーズン、しっかり活用して頂ける中折れハットです。

帽子本体の色はシックなディープカラーで、折りたたみが出来てしまうほどソフトな仕上がりにしています。環縫い仕立てによるストレッチ性ががあり、独特のフィット感を味わっていただけます。

こちらはリボンなしの仕様ですが、単色のブレードを、縫製用の糸の色を途中で変えることで、ツートーンにカラーリング。正確で丁寧な縫製により、シンプルですが、さりげなく大人っぽい雰囲気に仕上げてあります。

※リターンとして、各色10個ずつご用意しております。

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※ 大きいサイズをご希望のお客様は［実行者お問い合わせ］よりご連絡ください。

「マニラ麻」の繊維を糸に紡いだブレードを使用して製作されています。この麻の名称は、原産地で輸出港であったフィリピンの首都・マニラに由来しています。超軽量で柔らかく、通気性もあり、染色による発色が大変よいため、夏帽子の素材として人気があります。

ワイドブリムの中折れハットとなっており、クールな印象のメンズハットですが、レディースとしてお使いいただいてもチャーミングです。麻系の天然繊維特有のシワ感など経年変化を楽しみながら、使い込むほどに頭に馴染んでいきます。

こちらはリボンなしの仕様ですが、異なる２色のブレードを少しずらして縫い合わせることで、表と裏でメインの色が変わる『表同盟』という特殊な縫い方で製作しています。表からもチラッと裏側の色がのぞくのが特徴となっております。

※リターンとして、各色10個ずつご用意しております。

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※ 大きいサイズをご希望のお客様は［実行者お問い合わせ］よりご連絡ください。

マダガスカルのヤシの一種「ラフィア」の葉脈から作ったブレードを使用した、柔らかなセーラハットです。ラフィアは油分多くを含んでいるため、若干の防水性とツヤがあります。

ツバ先にソフトワイヤーを縫い込んでありますので、ツバの上げ下げで違う雰囲気になり、アレンジを楽しんで頂けます。

素材自体が柔らかいため環縫いミシンとの相性が良く、ストレッチして頭によく馴染みます。日焼けによる経年変化を楽しみながら、使い込むほどに馴染んで、手放せなくなる、弊社定番の一つです。

今回は、フランス・ヴィンテージリボンをあしらった限定バージョンです。

※リターンとして、各色10個ずつご用意しております。

※現物の色が、モニターなどの関係で若干違って見える可能性がございますので、ご了承ください。

プロジェクト詳細

これは、2022年末を目標に完成させる、クラウドファンディングなどを通して行うプロジェクトの第一弾です。

石田製帽の考える［ロングライフデザイン］の根底にあるものは、一貫してシンプルかつ美しいフォルムと、確かな縫製技術によって、永く愛される帽子である、ということです。

私たちは、岡山県笠岡市に本社兼工場を構え、麦や麻などの天然素材、フェルトなどを材料として、国産にこだわったものづくりを行っている帽子メーカーです。

私たちの高品質なものづくりの『原点』というべき 麦わら帽子。日本では明治５年（1872年）に、麦稈真田（ばっかんさなだ）を作ったのが始まりとされています。麦を真田紐のように組紐状に編んだ麦稈真田はその後、品質改良をされ、政府から重要輸出品として生産を奨励されるまでになりました。

『晴れの国』とも呼ばれる岡山は、麦に適した気候により、主要な産地となりました。そして、今の笠岡市を中心とした地域には、数多くの帽子工場が生まれました。

明治30年（1897年）に創業した石田製帽は、長い歴史で培った技術を活かしつつ、シンプルで美しい、高品質なものづくりへと製造をシフトしていきました。製造卸しから、製造者が販売までを一貫して行う製造小売へと転換していき、確かな成果を上げ、広く認知されるようになりました。

石田製帽 は今後、若い人たちが働きたいと思う魅力の創造、帽子に関わる仕事で生活できる環境の提供、本物の知識・技能を身につけた人材の「継続的な」育成、長年培われてきた高度な縫製・製帽技術の継承、さらに地元である岡山・笠岡での雇用を創出していきたいと考えております。これを［麦わらの聖地］と名付けています。

これは、2022年末を目標に完成させるプロジェクトの第一弾です。

今回は、私たち石田製帽をより多くの方々に知っていただくための帽子たちをご紹介いたします。どの帽子も、私たちが取り扱う代表的な素材やブレードを用い、環縫いミシンを使用した縫製により製作されております。高い技術を持った職人たちが一つ一つ心を込め、謹んでお作りいたしましたので ［石田製帽謹製］ と名付けました。

スケジュール

−［麦わらの聖地］ 再創−

2022年12月に終了

第一弾 プロジェクト

５月６日 掲載開始

７月６日 掲載終了

7月 13日 順次配送開始

第二弾 プロジェクト

8月以降 掲載予定

資金の使い道

このプロジェクトの第一弾として今回頂戴した皆様のご支援は、地方の産業観光の一つとして国産の帽子づくり、職人の技を間近に見て、私たち自慢の帽子たちを自ら手にとって感じていただける場所にすることを目的とした改装の『序章』として、工場内の整理費用、そして計画を具体的に設計図に起こす費用に充てたいと考えています。