皆さんはじめまして、福島県いわき市でワイン屋をしている石川と申します。

今回のプロジェクトは、常識を覆す世界初のブレンドに挑戦したワイン造りになります。

ワインビジネスに携わり25年が過ぎて、数え切れない程のワインを飲んできました。厳密に数えた訳ではありませんが確実に1万本は越えているはずです。そして近年思うのは『世界中のワインは美味しくなっている』という事です。葡萄の栽培に適した産地が増えていたり、醸造の技術が進化したりと理由は様々だと思います。

その様な中でいつしか毎日のように考える事は『なにか新しいワインを作れないか？』・・・美味しいワインは山ほどありますが、新しいものはないか？

世界中のどこを探しても存在しないワインを作りたい！

もちろんそのワインは美味しくなければならない！

そんなことばかり考えていたらあるアイデアが生まれました。まさにワインの神様が私にそっとつぶやいてくれたような感覚です(笑)

神：『赤ワイン用ぶどうの「カベルネソーヴィニヨン」と「白ワイン用ぶどうの「ゲヴェルツトラミネール」をブレンドすれば、今までにない美味しいワインが作れるぞ』

私：「は！・・・確かに今まで見たこともないし聞いた事もないです。ぜひ私に作らせてください。」

そこで、まずおこなった事は既に日本で流通しているワインでテスト試飲です。

色々な比率で試してみましたが、それぞれに特徴があって面白い・・・
そして確実に旨い！これならば行けると確信して、以前から親交のあるチリ在住でワイナリーへコンサルタントをしたり、複数のワイナリーでワインメーカー（ワイン醸造の責任者）をしている日本人の「和田ロベルト恒多」さんへ相談してみました。

和田さん：「面白そうですね、私も見た事ありませんよ！さっそくこちらでサンプルを作って日本へ送ります。」と言ってくださいました。

そしてさらに和田さんから思いがけない提案が！

和田さん：「近いうちに日本へ行くので、よかったら一緒にテイスティングしませんか？」

私「もちろんOKです！楽しみしてます(^^♪」

そして念願の和田さんとブレンドしながらのテイスティングです！事前に送って頂いたサンプルに今回の企画の『鍵』となるぶどう品種「ゲヴェルツトラミネール」を様々な比率でブレンドし、香りと味わいの調整を行いました。

その時のワインをベースにチリに帰られた和田さんと何度も何度も打合せをし、サンプルのやり取りを繰り返しました。

難しかったのは、本当に微妙なさじ加減で香りと味のバランスが崩れてしまうところでした。せっかくなのでゲヴェルツらしさを出す為にゲヴェルツの比率をほんの数％加えると、香りはちょうど良いのだけれど今度は味わいが崩れてしまう・・・

一度は「これで決まりだ！」と納得したものも次の日になると「なにかが違う・・・」なんど飲んでも「これが最高だ！」と思えるものでないと自信を持っておすすめできないので妥協は許されません。

そうして数ヵ月の歳月を要しましたが、ようやくお互い納得できる味わいに仕上げる事が出来たのです。※という訳でブレンド比率は内緒です(笑)

IshikawaBlend EXOTIC

CabernetSauvignon×Gewurztraminer

　生産地　チリ/マイポ・ヴァレー
　味わい　赤　/　ミディアムボディ
　容量　750ml

カベルネソーヴィニヨンとゲヴェルツトラミネールの世界初のブレンドワインです。赤ワイン用の品種と白ワイン用の品種の常識にとらわれない、新たな味わいを求め、両方のブドウの良い所を引き出し、エキゾチックな香りがするクオリティの高いワインに仕上がりました。

IshikawaBlend EXOTIC
Riesling×Gewurztraminer

　生産地　チリ/マイポ・ヴァレー
　味わい　白　/　辛口
　容量　750ml

どちらもドイツ原産の品種であるリースリングとゲヴェルツトラミネールのブレンドワインです。生産地のチリではどちらも希少な品種ですが、さらに厳選しカサブランカ・ヴァレーの良質なブドウを使用しております。香り豊かな素晴らしいワインが完成しました。

Gewurztraminer-ゲヴェルツトラミネール

鍵となるぶどう品種「ゲヴェルツトラミネール」は白ワイン用ぶどう品種で、灰色を帯びて赤みがかっていますが、通常造られるワインはすべて白ワインです。強く豊かな香りが特徴で、味わいはキリッと引き締まった辛口になり「スパイシーでエキゾチックな香りと味わい」と表現されることが多い事から今回のブランドネーミングをエキゾチックとしました。

さらに今回使用されている「ゲヴェルツトラミネール」は非常に希少なものなのです。最近になってチリでの栽培も少しづつ増えているのですが、主な産地は比較的温暖な地域の「セントラルバレー」なのです。

しかし今回のエキゾチックワインに使用されているぶどうは、チリ北部にある冷涼で白ブドウに最適な気候と言われる「カサブランカ・ヴァレー」で作られており、しかも数千ヘクタールのブドウ畑の中で、たった2ヘクタールしかない最も希少で良質なゲヴェルツトラミネールを使用しております。

CabernetSauvignon-カベルネ・ソーヴィニヨン

カベルネ・ソーヴィニヨンは赤ワインの代表的なブドウ品種で、豊かな香りと後味の深さが特徴ですが、口の中での味わいがひかえめな所があり、その部分を補強するために他の品種とのブレンドを行います。

Riesling-リースリング

リースリングは白ワイン用のブドウ品種で、最近の傾向としては辛口に仕上げる事の多い品種です。辛口の場合は柑橘系の香り、甘口の場合は桃のような香りが特徴で、幅広い味わいが表現できる万能なブドウです。

カベルネソーヴィニヨンのしっかりとした味わいを残しつつ、スパイシーでエキゾチックな風味をプラスして仕上がったこのワインは『鶏肉料理』によく合います。

和洋中のソースを使った料理には赤のエキゾチック、塩で味付けした料理には白のエキゾチックが最高です。個人的には焼き鳥のレバー（タレ）に赤のエキゾチックが鉄板だと思っています。ぜひお試しください！洋食であるローストチキンはもちろんの事。揚げたてアツアツの油淋鶏など、中華料理にも合わせやすいです。

ラフケン（LAFKEN Artisan Wine）は、チリのマイポヴァレーに所在し、その名の通り職人気質を大切にし、手作業にこだわった上質のワインを造るワイナリーです。

若きオーナーミゲル氏(写真左)は、フランスのブルゴーニュ大学を卒業後、ブルゴーニュの世界的に名高いロマネコンティや、ゲヴェルツトラミネールやリースリングゆかりの地ドイツでワインの修行を積み、故郷であるチリに戻りワイナリー経営を始めました。そのパートナーの和田氏(写真右)はチリ在住の日本人で、ミゲル氏の右腕としてワインメーカー（ワインの味を決める人）をしながら、複数のワイナリーへのコンサルや、日本との橋渡しを行なっています。

ゲブルツはアロマティックな品種として、大変魅力的なワインですので、さらにその魅力の新境地を開拓する、常識を捨てた新しいブレンドへのチャレンジにワクワクしています。

①3,500円コース

イシカワブレンド

赤：カベルネ・ソーヴィニョン×ゲヴェルツトラミネール
白：リースリング×ゲヴェルツトラミネール
各１本　計２本セット
ソムリエナイフ１本
販売開始前にお届けします

②6,000円コース

イシカワブレンド

赤：カベルネ・ソーヴィニョン×ゲヴェルツトラミネール
白：リースリング×ゲヴェルツトラミネール
各2本　計4本セット
ソムリエナイフ１本
販売開始前にお届けします

③10,000円コース

イシカワブレンド

赤：カベルネ・ソーヴィニョン×ゲヴェルツトラミネール
白：リースリング×ゲヴェルツトラミネール
各4本　計8本セット
ソムリエナイフ１本
販売開始前にお届けします

④14,000円コース

イシカワブレンド

赤：カベルネ・ソーヴィニョン×ゲヴェルツトラミネール
白：リースリング×ゲヴェルツトラミネール
各6本　計12本セット
ソムリエナイフ１本
販売開始前にお届けします

酒のいしかわは、福島県いわき市の酒屋です。「酒と食で驚きと感動を」をスローガンに、地元の皆様にめずらしいお酒や食品を召し上がって頂けるよう努力を続け、現在ではいわき市内に4店舗で営業させて頂いております。

特に、ワインに力をいれており、インポーターとして、フランス、スペイン、チリなどのワインを自社輸入し、代表の石川がフランスの「アルザス」と「サンジョセフ」で、フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ（騎士号）」の受勲者となりました。

しかし、普通のワインではお客様に「驚きと感動」を与えられない。そこで練りに練った企画がオリジナルブレンドワイン「Ishikawa　Blend　EXOTIC」です。

数々の素晴らしい人との出会いもあり、この度プロジェクトを開始できる事になりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

イシカワブレンド第一弾「EXOTIC」を皮切りに、第二弾、第三弾と新たなオリジナルブレンドワインを開発して行きたいと思っております。
是非とも、ご支援をよろしくお願いいたします。

住所：福島県いわき市小名浜島字西屋80
ホームページ：https://www.sakeishikawa.shop/
連絡先： Mail: ishikawablend@linkj.jp　/　TEL: 0246-38-5835