やっぱり毎日使ってしまうお気に入りのうつわ。そんな空気のような存在「Air MINO」プレート。

多彩で尊い技術に支えられている美濃焼のうつわを世界中の人々に使っていただきたい。そんな思いでこのうつわを作りました。

「軽く持ちやすく・すくいやすい」使う人の思いを形にし、地球の未来も考えた超軽量食器

大家族のお母さんでもあるデザイナー自身が使い勝手にこだわり、子どもが食事もお手伝いも楽しくなるように開発した「Air MINO」

直径23.5cmで程よい深さのある形状は、カレーやパスタ・ワンプレートご飯・メインディッシュの大皿としても使えるマルチプレート。軽くて持ちやすく、すくいやすい。きれいにスタッキングできコンパクトに収納。電子レンジはもちろん食器洗い乾燥機も使用OK。充実した機能で家族分を揃えたくなるうつわです。

直径約23.5cm x 高さ約4.3cm 重量約385g （製造上、個体差はございます）

素材：磁器

電子レンジ・食器洗い乾燥機OK

日本製：美濃焼

【空気のような軽さ】

大皿なのに家族分持っても楽々。軽いうつわは食事の準備や片付けの時間を快適に楽しく、心も軽くしてくれます。

子どもにも扱いやすい軽さでお手伝いも楽しく。

自社従来品の23.5cmプレートの重量に対し、Air MINOの23.5CMプレートは重量約385g。 約20〜25%軽く仕上げました。軽量化することで使用する土を減らし、有限で貴重な土の枯渇問題に取り組んでいます。

美濃焼の原料となる粘土鉱山。 三大原料の藻珪（そうけい）・蛙目粘土（がいろめねんど）・木節粘土（きぶしねんど）の歴史は約2億年前のジュラ期まで遡ります。 長い時を経て風化が進み、700万年前〜80万年前に出現した「東海湖」に堆積、熟成したものが粘土となりました。 私たちは、このように天成された「奇跡の土」をリスペクトし、大切にものづくりをしていきたいと考えています。

【重ねやすい】

毎日使うものだから、形にとことんこだわり重ねやすさも追求しました。収納もコンパクトにすっきり快適。

【すくいやすい】「MINOリム」構造① 内側

内側に入り込んだふち（内リム構造）により、ご飯の一粒一粒をしっかりキャッチ。 最後まできれいにすくえます。

【持ちやすい】「MINOリム」構造② 外側

外側にも掘り込んだふち（外リム構造）が手にフィット。 小さなお子様からお年寄りまで、みんなの持ちやすさを追求しました。

【自然を感じる質感】

釉薬と土へのこだわり 風合いの良さとお手入れの簡単さを両立させました。土物のうつわのような風合いながら吸水性のほとんどない磁器素材なので、気軽にお使いいただけます。

・SAND／アイボリー ベーシックな色合いはどんなお料理にも合う優れもの。

・SEA／ネイビー 紺色は日本の食卓に馴染みのある色味でお料理を引き立たせます。

・STONE／グレー どんなお料理もモダンに見え、オシャレな食卓を演出します。

＊それぞれのカラーによって釉薬の質感が違います。

＊SAND/アイボリーのみ鉄粉を散らした釉薬で仕上げています。

釉薬（施釉）は職人の熟練した技に支えられています。一点一点手作業で施しているため、多少の塗りムラやたまりがあります。これらの変化に富んだ表情こそが、やきもの独特の魅力のひとつとしてお楽しみください。

美濃焼産地の中でも古くから洋食器を多く手掛けてきたメーカーで形状から製作。更に釉薬職人と色の調合テストを何度も重ね、お料理が美味しく見えお手持ちのうつわとの相性の良さも考え、風合い・質感にこだわりました。

【裏側の秘密】

ダイヤモンド研磨の威力 うつわの裏の「糸底」とよばれる部分を特殊な技で磨き上げています。触った人のほとんどが感動するほどの研磨技術の高さは、ちょっとした日常の煩わしさを解消してくれます。年間何万個ものうつわを磨き、日本の食卓やテーブルをキズから守ってきた研磨職人の技の賜物です。

薄口のティーカップの口元をツルツルに磨き上げる技が、糸底の研磨にもいかされています。

【うつわの循環型システム】

「MA-RU」とはうつわの循環システムのこと

届いたうつわセットの箱（MA-RU BOX）の中に、不要な食器（陶磁器のみ）を入れて弊社・井澤コーポレーションに送って頂きます。そのうつわを私たち＜目利きのプロ＞が仕分けをし循環させていくシステムです。

まずはSHIWAKE-3R。Re-make・Re-use・Re-cycleへと仕分け。

●Re-make：金継ぎや一手間掛けて、アクセサリーやプランターポット・金継ぎうつわとして新たな価値へ

●Re-use：アンティークや希少価値のあるうつわは、メンテナンスをし骨董やうつわのレンタルへ

●Re-cycle：割れ・欠けの激しいうつわは粉砕し原土原料へ

不要なうつわを資源に変えることで誰かの役に立つ。誰かを幸せにする。地球を・未来の環境を守る。一人一人の小さな行動が美濃焼産地を支える力につながり日本の産業を守ることになると考え、「MA-RU」といううつわの循環型システムを作りました。

この取り組みにご賛同いただける方はぜひこちらがセットになったリターンをご利用ください。

「MA-RU」うつわの循環システム ご利用方法

・対象品：陶磁器のみ（ガラス・金属・樹脂・木など異素材はお受けできません）・割れ、欠けのあるものでも構いません。

・リターンをお送りした箱（MA-RU BOX）に入れてご発送ください。MA-RU BOX以外ではお受けできません。

・着払い伝票を同封いたします。回収送料の一部・550円（税込）をお客様にご負担いただくリターンとなります。

・送り先住所：507-0071 岐阜県多治見市旭ヶ丘10-6 株式会社 井澤コーポレーションMA-RU受付係

・受付期限：リターンお届け後１ヶ月以内にご発送ください。

・梱包のご注意事項など詳細ご案内は、リターンと一緒にお送りいたします。

【製品仕様】

＊それぞれのカラーによって釉薬の質感が違います。

＊SAND/アイボリーのみ鉄粉を散らした釉薬で仕上げています。

【お取り扱いについて】

電子レンジ・食器洗い乾燥機 使用可能 ／ オーブン・直火・IH（電磁調理器）使用不可

【やきものの特性】

色ムラ・質感の違いについて

やきものは1100度〜1300度前後の高温の窯で焼成しますが、その際の火のあたり方は一定ではありません。そのため、同じ釉薬・土を使っていても焼き上がりに違いが出ます。ひとつひとつの色や光沢・質感の異なり・釉薬のたまり・タレなどができることがあります。

これらの変化に富んだ表情こそがやきもの独特の魅力のひとつとしてお楽しみください。

【使用上のご注意】

・急冷・急加熱は破損の原因になります。 ・強い衝撃や落下により破損する恐れがありますのでご注意ください。 ・欠けやヒビがあるものは怪我をする恐れがありますのでご使用にならないでください。 ・器をしまう際はよく乾燥させてください。湿気を含んだまま置いておくとカビやにおいの原因になります。

【スケジュール】

2022年1月24日(月)〜3月21日(月・祝) Makuakeプロジェクト実行

2022年1月〜 形状生産スタート

2022年4月〜 製品完成・支援者様への発送予定

【資金の使い道】

ご支援いただいた資金は、これからの持続可能な窯業のあり方を見据え、新しいリサイクル土・釉薬などの開発研究費に使わせていただきます。

先人達の多彩な技術・伝統を継承しつつ、世界中の人々が笑って食卓を囲みたくなる様な新しいうつわを開発していきます。

【私たちと生産パートナーの紹介】

【井澤コーポレーション】私たちは岐阜県多治見市で明治33年から122年、産地と食卓をつなぐセラミックプロデュースカンパニーとして歩んできました。

「うつわの可能性を広げ、五感で味わう食文化を作る」を理念に、作り手や産地の物語をうつわと共に届け食文化を豊かにし、産地に貢献する活動に取り組んでいます。

各メーカーと私たち（株）井澤コーポレーションが一切妥協せず、美濃焼の技術を形にしたうつわが「Air MINO」です。

●製造メーカー： 美濃焼の中でも洋食器の製造を得意とした瑞浪地区で成型からお願いしました。構造から釉薬の仕上がりまで何度も試行錯誤して完成したうつわは、各工程のプロフェッショナルのみなさんに支えられています。

●釉薬メーカー： 測りやメジャーカップ・タンク・色素の原料などまるで化学実験室のような釉薬メーカーさん。現場歴60年の社長さんの経験から編み出される数々の色は無限でまさに色の魔術師です。

●研磨メーカー：1934年より器の研磨仕上げ加工を担う老舗研磨メーカーさん。「お気に入りの食器を10年、20年と使って欲しい」との思いで、日々研磨をされています。

これからも美濃焼の産地がみなさまの食卓へ笑顔をお届けできるよう、作り手の皆さんと大地からいただいた資源を大切にものづくりをしていきたいと思っております。