MIND BLOCKS
ココロの積み木の新作

むかしむかし、神様が言いました。

「元日の朝、年の挨拶に来なさい。一番早く来た者から十二番目の者までは、順にそれぞれ一年の間、動物の大将にしてあげよう」

有名な十二支のお話、みなさんも子供の頃に聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

賢いネズミが一番になって、牛、虎と続き、ダッシュで駆け込んだイノシシが十二番目。ネズミに騙されたネコは十二支に入れず、ネズミを恨んで追いかけ回すように…というお話。

十二支のお話は親しまれ、またそれぞれの動物は縁起物としてありがたがられています。

そんな十二支がココロの積み木に登場。

みんなの集まるお正月。楽しい遊びとして、飾ってもおめでたい、八方よしのかわいい積み木です。

積み木は"知的創造性を刺激する遊び"

積み木を使った遊びやコミュニケーションは、乳幼児や子供の年代から、青年期、大人、さらには高齢期に至るまで、精神的にも身体的にも、とても有益で有意義なものです。

積み木は、手先の器用さ（巧緻性）が要求され、脳トレにも便利です。配置バランスを考え、積み上げる際には空間認知能力と集中力も必要となり、また、積み木がイメージ通り組めたときの満足感や自己肯定感はとても精神面に良いと考えます。

ココロの積み木が生まれた理由

人は世界中で石や木を積んできました。目印として、儀式として、手で持てる大きさから、ストーンヘンジやピラミッドといった巨大な構造物まで、はるか昔から「積む」ことをしてきました。

少しずつ世の中が便利になって、積むことが強い構造物を作るためのものになってから、わたしたちは日常の中で、積むことをやめてしまいました。

豊かになったこの世界は、みんなが楽しく笑顔で暮らせる世界、のはずでした。

幼い頃に、積み木遊びをした記憶はありますか？

赤ちゃんが積み木遊びをしているところを見たことがありますか？

積み木を積んでいる子も、周りで見守る大人も、ドキドキして、うまくいっても失敗しても、声を上げて笑います。

こんなに単純なことでみんな笑顔になるなら、

子どもも大人も遊べる積み木を作ろう。

そうして、ココロの積み木は生まれました。

この積み木は「作品」です。

絵画や映画、音楽やダンスのように、心と向き合い、それが動きとして現れる。

積むことには自分と向き合う意味もあったのではないでしょうか。集中して考え、自分の感覚だけを頼りに完成を目指す。

今年が終わって新しい年を迎える時に、自分と向き合い、どんな一年だったか、どんな一年にしたいのか想いを馳せる、ココロの積み木は自分のココロに向き合う積み木でもあるのです。

わいわい楽しく遊ぶことも、

一人でじっくり、自分と向き合うことも、

この積み木で。

積み木で世界を笑顔に。

十二支の積み木たちが、新しい年を明るく、争いのない時代へ導いてくれると、わたしたちは考えています。

世界自然遺産にも認定されている、カラパティア山脈のふもと。

広大な森林で育まれた天然木で、ココロの積み木は作られています。

FSC認証とは、木材の育つ森林、そこに育まれた生態系、社会や環境、人に過度な負荷をかけずに生産されたということを証明します。

また、加工の段階で認証を受けていない木材と混同していないことも証明しています。

違法伐採された木材は使用せず、自然環境への配慮を。

持続可能な森林資源の管理の仕方で、今をより良い未来へ繋げてゆきます。

お正月くらい、デジタルから離れてもいいんじゃない？

お正月遊びといえば、凧揚げ、駒まわし、羽子板、福笑いなどなど。

ですが、現代のお正月は、集まってみんなでゲーム、それぞれのタブレットやスマホでガチャを回して…なんて、珍しくありません。

せっかく集まったんだから、難しいルールも操作もない、誰でも遊べる積み木で初笑いしてみては？一番高く積んだ人が勝ち！順番に積んで崩したら負け！なんて。

みんなで考えたルールで楽しく遊ぶことができたら、年神様も笑ってくれるんじゃないでしょうか。

十二匹の動物たちに加え、金屏風と赤い毛氈（もうせん）もセットにしました。

おめでたさもアップ！今年の動物を一番上にして積む、なんてルールで飾ってもいいかもしれません。（年によって難易度がすごいことに…！？）

ロックバランシング（ストーンバランシング）とは、岩や石を積み上げるアート。ココロの積み木では、さまざまな積み方の監修をしています。

海岸や川岸で好きな石を見つけて積み上げるだけのロックバランシングは海外にも愛好家がたくさんいて、日本では「石花」という名称でも親しまれています。

色々な形のものが絶妙なバランスで積み上がっている様子は不思議そのもの！とても簡単で、誰にでもできて、心から癒される。

では、心から楽しめる「石花ライフ」を！

石花ちとくさんの作品

石花ちとくさんが監修したチャレンジシートも鋭意製作中！

シンプルだから難しい

簡単そうですが、じつはこちらの積み木、積む順番や重心をちゃんと考えないと、全然思ったように積めません。（石花さんの作品、本当にすごいんです！）

最近何かを積み上げたりしましたか？指先を使う繊細な作業は？バランス感覚を鍛える運動は？

あなたの指先やバランス感覚、集中力が攻略の鍵を握ります。

改めて、十二支それぞれの持つ意味をご紹介します。

十二支はもともとの漢字（子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥）にそれぞれ動物を当てはめたものです。日本ではおなじみの１２の動物ですが、他の国では一部違っているのも面白いですね。