私たちの町、上勝町

面積の約85％は山です。

町民の半分以上は65才以上です。

降水量が多く、水と空気が綺麗で美味しいです。

畑を鹿、猪、ウサギ、猿にあらされます。

信号機は一つだけ、コンビニはありません。

そして、みんないつも笑って暮らしてます。

徳島県上勝町は日本料理の添え物「つまもの」の生産を事業化し高齢者の元気な町として知られています。2012年に映画（人生、いろどり 2012年公開）にも取り上げられ話題となりました。また、2020年までに焼却ゴミを無くす「ゼロ・ウェイスト宣言」をした町でもあります。

町内にゴミ収集車は走ってなく、町民自身がゴミステーションという場所にゴミを持ち込み、そこで３４分別し、それぞれ適した処理をされていきます。

特産物でもある晩茶は古くから町内で飲まれていて、後発酵という他ではあまり見られない方法で作られ、多くの乳酸菌を含む事から健康茶としてメディアで紹介され人気となっています。

1,700人の人口は四国で一番少ない町ですが、お年寄りや若者の笑顔が日々、絶えない町です。

そんな上勝町に2013年、上勝薬草研究会は誕生しました。

歴史は浅いですが、「全国薬草サミット・シンポジウム」や「とくしまマルシェ出店」等、精力的に活動しています。

プロジェクトのコンセプト

自然いっぱいの上勝町では薬草がたくさん自生しています。

薬草は古来より人との生活に深く関わってきました。

現代の生活では薬草に触れる機会が少なく、食べることもままならないと思います。

上勝町で育った薬草を手軽に食べて頂き、食生活に薬草を取り入れる第一歩にして欲しいと思い薬草のレトルトカレーを考えました。

今回カレーに入れる薬草は全て上勝町で育った元気な薬草です。

ドクダミ、アザミ、オオバコ、ウラジロガシ、ハトムギ

※収穫高により種類や配分が変更になる場合がありますが合計で１食につき6g使用します。

それぞれの草は乾燥した葉っぱ5gで約1Lのお茶ができます。

この薬草カレーには薬草が6ｇ入っていて、しかも、粉末の状態で入れるのでその成分を余すことなく摂ることができます。

薬草パウダーをスパイスとして使い、効率よく成分を吸収！

そもそもカレーは薬草の宝庫です。

おなじみのターメリックはウコンの仲間で、クミンには健胃やダイエットのサポート、コリアンダーはパクチーの事で体内に溜まった有害金属を排出する働き「キレート作用」があります。

このようにカレーは薬草を摂り入れるのに適したメニューです。

※４月～６月に収穫するため、写真の薬草が入らな場合があります。


レトルトカレーの紹介

今回の薬草カレーはインドカレーをお手本に作っています。

薬草のパウダーを香辛料と徳島地鶏の阿波尾鶏とともにじっくり煮込んだ、

ちょっと大人のスパイシーでHotなカレーです。

お金の使い道

レトルトカレー製造費

実行者/チーム紹介

上勝薬草研究会

会長石本耕資

2012年上勝町にIターン、祖父母の商店が映画「人生、いろどり」のロケ地となり、その後、商店を喫茶店としてリニューアルオープン、薬草メニュー開発に日々励んでいます。

会員

田中久美子、森本満明、渡部厚子、藤井園苗、三栖久代、谷本徹その他１７名

2013年　全国薬草サミット・シンポジウム主催

2015年　とくしまマルシェ出店

2016年　森の恵み　薬草料理体験（薬草カレー）　共催