アウトドアを楽しむ人にとって、一服したり、食事を作るのに欠かせないのが焚き火台。さまざまな焚き火台が世の中に出ていますが、私たちが目指しているのは、焚き火本来の「かまどを組む」楽しさを兼ね備えた、キャンプ初心者から上級者まで使いやすいギアです。

上記のご要望すべてにお応えし、焚き火の楽しさが味わえる焚き火台「炎奏（KANADE）」を開発しました。初めて焚き火台を選ぶ初心者キャンパーの方はもちろん、今までいくつもの焚き火台を経験し、新しいスタイルをお探し中の上級者キャンパーのみなさまにも手にとっていただきたい。当社が自信をもってご紹介する、こだわり尽くした焚き火台です。

「炎奏（KANADE）」はプレートを分解するとコンパクトなA4サイズになります。専用のバッグもついているのでまるで雑誌を取り出すかのような感覚で、手軽に持ち運べます。

バックパックや車のトランクにも、コンパクトに収納可能。使用後も軽くサッと拭き取った後、バッグに入れれば片付け完了です。

キャンプでの醍醐味のひとつは、竈門（かまど）を組み立てる楽しみだと考えています。「炎奏（KANADE）」は「組み立てる楽しみ」を大切にした焚き火台でありながら、初心者にも難しくなく直感的に焚き火台をつくることができる画期的なコンセプトになっています。

※灰の片付けは焚き火台の温度が冷めてから行ってください。

分解後のプレートは、キャンプ場または帰宅後に、たわしなどを使用して、一枚一枚水洗いができます。材質がステンレス素材なので、しっかり乾燥させれば長く清潔に保てます。

【燃焼効率と灰落ちのバランスを考えたスリット設計】

側面のプレートには、スリットが設けられています。空気は、下から上に流れるので、このスリットが風の通り道となり、燃焼効果を上げて薪が良く燃える仕組みができあがります。反面、この通気口が大きすぎると灰が落ちて、地面を汚してしまいます。「炎奏（KANADE）」ではそのバランスを計算し、燃焼力を保ちながらも、必要最低限のスリットサイズに設計しました。

熱によるプレートの変形を抑えるためスリット（通気口）の形状もこだわりました。軽量化と強度のバランスを考えたトラス構造となっています。（トラス構造とは部材同士を三角につなぎ合わせた構造形式です。）また、焚き火の熱を脚部に伝わりにくくする効果もあります。細やかな機能設計から導き出された、無駄のない洗練されたデザインとなっています。

【高い耐熱温度を実現するSUS304】

この製品は、素材にステンレス鋼SUS304を採用しています。 耐高温性は約700℃とされ、900℃までであれば耐久性が大幅に低下することはありません。ただし、金属である以上、どうしても熱による膨張等の変質は起こりえます。特に炭を使用する場合は、高温が持続し、変質が起きやすくなります。

そこで「炎奏（KANADE）」は、各パネルのスリットにより高い通気性を確保し、熱による歪みと組立て強度の低下を小さくに抑える工夫を施しています。

【強固な堅牢性（けんろうせい）】

プレートはしっかりとした厚みがあり、全体的に頑丈な素材で作られています。

また、プレート同士の噛み合わせも精度を高め、ずれにくく、脚部に安定感がある構造に設計しました。

【架台の安定力】

架台の耐荷重は20kg。2Lのペットボトル10本分に相当します。たっぷり水のはいったヤカンはもちろんのこと、一般的なダッチオーブンも余裕で置くことができます。大人数用のヘキサタイプ、ソロ用のスクエアタイプいずれの場合も耐荷重は変わりません。

グループやファミリーで賑やかな焚き火を楽しむには、複数人で囲みやすい大きめサイズの焚き火台が必須です。「炎奏（KANADE）」の焚き火台なら適度な燃焼力で、大きく美しい炎を眺めることができます。

・4枚を使用すれば高さのあるスクエア型

・6枚を使用すれば低く幅の広いヘキサ型

ギア1つで2つのカタチとサイズをシーンに合わせて選ぶことが出来ます。

スクエアからヘキサへの変形も20～30秒程度あれば、組み立て変えられる仕様となっています。

Ｑ：この製品がSUS304(耐熱温度700℃)にした訳は？

Ａ：耐熱性が高いからです。

この製品は板厚1.0～1.5ｍｍ、材質SUS430とSUS304で開発をスタートしました。現在開発中のテストで測定確認された内部の中心部の温度は914.1℃。その周辺も850℃～890℃前後の温度が計測されたことから、材料がこの温度域に接する環境である事と本製品の開発コンセプトである軽量化による利便性を考慮して、SUS304の耐熱温度特性を採用することにしました。

Ｑ：垂直耐荷重とは？

Ａ：組立てた状態の製品に対し上に物を置いて、荷重をかけた状態です。

Ｑ：錆(腐食)について教えてください

Ａ：錆＝酸化です。「炎奏（KANADE）」には耐酸化特性の高い同一ステンレス材を採用しています。現在までの燃焼テストではSUS304には錆の発生は確認できておりません。ステンレスとはいえ主原料は鉄ですので酸化しない訳ではありません。

酸化や腐食の環境は耐薬品や耐熱が主な環境になりますが、これとは別に、屋外など水分の影響を受け易い環境において異種金属と接合すると「電蝕」という腐食現象が生じます。

そのため、本体設計においては同一の材質を採用しています。

ご購入いただいた皆さまへのリターン品として、釣具屋代表おすすめのルアーをご用意いたしました！

釣りの初心者、経験者を問わず、誰でも手軽に釣りを楽しんでいただきたいという想いから選定した当店の人気商品ばかりです。

●組立て式焚き火台スタンド「炎奏（KANADE）」

・サイズ（ ※組立て時）

・4枚組時 ： 高さ約295ｘ幅約290ｘ奥行約240(スクエア型) 約3.16kg

・6枚組時 ： 高さ約274ｘ幅約435ｘ幅約490(ヘキサ型) 約4.57kg

・本体10枚：約4.93kg

・素材:耐熱オーステナイト系ステンレス鋼 ： SUS304

●収納ケース

・サイズ:約25ｘ 横約290ｘ縦約295mm

・重量:約0.15（kg）

・素材：帆布

●合計 ：5.08 kg

先行予約販売期間

2023年7月7日： 開始

2023年9月7日：終了

発送開始予定

2024年1月ごろ

実行者： ザクトクラフト代表 吉田修平

幼少のころから家族でキャンプによく行きました。その当初は、テントもかなり複雑で組み立てるだけでも一苦労な時代。焚き火に至っては直火がまだ主流でした。子供心にも焚き火はかなり印象の深いもので石を並べ薪をくべる要領はそのころ自然と学んだのを覚えています。

キャンプに行けば自ずとついてくる川釣り。アウトドアに触れ合う機会が大変多く気が付いたら釣り具メーカーを立ち上げていました。主体はルアーフィッシングですが釣って食べる喜びをしっかり次世代に伝え、同時に不要な殺生はSDG'sの観点からみても抑制しなければいけないことも伝えています。そんなアウトドア好きが高じて2022年アウトドアブランド”TSURUGI”をついに立ち上げ。そのTSURUGI”の最初の商品が念願の焚き火台「炎奏（KANADE）」です。ここでも、簡単に組み立てられる焚き火台は数多くあると思いますが、火を起こす前に石でかまどを作るように焚き火台を組み立てるところからやることで不便さからくる思い出や愛着も得られと考え” ”が完成しました。