実は、このプロジェクト、
実行者はショコラティエでもパティシエでもなく…

「ゆず農家」です。。

これは、
「ゆずをより多くの方に親しみ、愛される果実にしたい」と願う、
小さなゆず農家の物語です。

独特の酸味が特長の「ゆず」
料理のアクセントとして「ちょこん」と乗っていると、彩りも鮮やか！
でも、「みかん」のような生食には適さず、調理に手間もかかります。

ゆずをもっと楽しんでもらうには、どうしたらいいのだろう？

悩んだ末に、ゆず農家が導き出したのが…

「みなさんが手軽に楽しめるプロダクトにしてお届けする。」という答えでした。

そこで、今回、高い技術を持つショコラティエさんの力をお借りして、
ゆずをアート作品のように美しいチョコレートに仕上げました。

「ゆず」＝秋の「黄色い果実」ですが、実は！
春に白い花を咲かせたり、夏には青い実をつけるという、
自然の中で織りなす、美しい顔を持っています。

そんなゆずの知られざる魅力であり、「生涯」をチョコレートで表現。

さらに、その味は料理の「薬味」として用いられるように、
様々な味と調和して深みを増すことができます。

今回も、色々な掛け合わせを楽しんで頂けるように、
ゆず×ミルク ゆず×ピスタチオ ゆず×キャラメル
３つのフレーバーをご用意しました。

※味の詳細はこの先の↓episode２をご覧下さい

コンセプトは…【ストーリーショコラ】

ゆずのストーリー（生涯）に「ゆずを愛される果実にしたい」と願う
農家のストーリー（想い）をのせたチョコレート。

箱を開けると…

まるで自然の中に誘われたような、ゆずの世界が広がります。

舌に広がるゆずの風味を楽しんでいただくのはもちろん、
知られざる「ゆずの成長過程（生涯）」を愛でて楽しむこともできる。

「ゆずってこんな果実なんだ」
目指すのは、「美味しい」を超えた、その一言。

このチョコレートを通して、新しいゆずの魅力を発見して頂けたら嬉しいです。
ゆず好きの方、チョコレート好きの方、偶然見かけた方も…ぜひご笑味下さい！

ということで、この物語の主人公である
埼玉県・毛呂山町産の「桂木ゆず（かつらきゆず）」のご紹介をさせて下さい。

「ゆず」と言えば、「高知県」が言わずと知れた名産地ですが、
実は、埼玉県の毛呂山町（もろやままち）という町にも、
隠れたゆずの産地があります。

そして、この埼玉県・毛呂山町こそ…

日本最古のゆず産地と言われているのです。

奈良時代に中国から渡来したとされる「ゆず」。

「毛呂山町」はその時代からから
ゆず栽培をしていた土地のひとつと言われています。

また、昭和初期には全国に先駆けて商用ゆずの生産をはじめており、
日本最古のゆず産地と言われる由来となっています。

そんな知られざる歴史を持つ、
埼玉県・毛呂山町（もろやままち）で栽培されている「ゆず」

名前を「桂木ゆず（かつらきゆず）といいます。

※「桂木ゆず」は毛呂山町の登録商標です

この「桂木ゆず（かつらきゆず）」
「日本最古の産地」のひとつという歴史だけでなく、
ゆず最大の魅力とも言える「香り」にも特長が！

それは…

香気成分（リモネン）が
なんと他県産の４倍！ ※

※高知県産ゆずとの成分比較／出典：自治体による成分解析資料

さらに！
他県産のゆずに比べて糖度が高いのに、果汁（水分量）が少ない！

凝縮された味の濃いゆずということが分かっています！

そんな、まだあまり知られていないけど、
確実に魅力がある「桂木ゆず（かつらきゆず）」を
より多くの方に親しみ、愛して頂くきっかけが作りたいと、

多くの方に愛されるチョコレートに変身させることを構想したのが１年前。
遂に「夢のゆずチョコレート」が実現したのです！

手掛けてくれたのは、chocolate×artをコンセプトに
高い技術力を誇るショコラティエ集団、chocolart（ショコラート）のみなさん！

左から
シュクレティエ（砂糖細工のアーティスト） 長谷川健太さん
ショコラアーティスト 小清水圭太さん
ショコラティエ 佐藤辰則さん
プランナー 佐藤和加さん

（小清水圭太さんのチョコレート細工作品）

ＣＥＯの小清水圭太さんは、東京洋菓子協会が主催するジャパンケーキショー
２０１９年のピエス・アーティスティック（ショコラ部門）で大会会長賞受賞の
腕前を持つショコラアーティスト。

チョコレートやお砂糖を武器に芸術作品を作り出す
高い技術を誇るクリエイティブチームに手掛けていただきました。

今回は、ショコラティエ・パティシエから絶大な信頼を誇る
フランス・ヴァローナ社の高級クーベルチュールを使用。

味の構成や素材同士のバランスにより、３粒のガナッシュとコーティングで、
風味やカカオ分の異なる５種類クーベルチュールが贅沢に使い分けられています！

春は「柔らかく」、秋は「ガツンと」
最盛期にむけた成長に合わせ、徐々にゆずの風味を強く感じていくような味の構成。その風味は、１粒１粒、緻密に生み出されています。

【春は優しいゆず×ミルク】
実は、ゆずは春に花を咲かせるって、 ご存知でしたか？
真っ白なお花を咲かせるんです！

そんな知られざる顔をお伝えしたく、 ボンボンショコラにお花のアートを

「白」のイメージから、「春らしく、優しく」ゆずを感じられるよう、
ガナッシュはミルクチョコ（カカオ４０％）にゆずのゼスト（皮）を混ぜたもの。

【夏は甘さと酸味のコントラストを味わうゆず×ピスタチオ】
梅雨の時期から晩夏までは、青い実をつけます。
そんなグリーンから連想し、ピスタチオのフレーバーにしました。

ピスタチオの濃厚な味わいを楽しみつつ、甘くなり過ぎないよう、
コーティングのチョコには、少しビターなノワールチョコ（カカオ５５％）を使用。

ピスタチオのペーストにホワイトチョコを合わせたピスタチオガナッシュを
煮詰めたゆずの濃厚なピューレを合わせたホワイトチョコレートで閉じ込めます。

【ゆずを「ガツン」と感じるゆず×キャラメル】

ボンボンショコラの中にはゆず風味のキャラメルガナッシュ
最盛期のゆずとリンクさせ、ゆずを「ガツン」と感じる１粒に。

１粒１粒、細部までこだわった味の違いをお楽しみ下さい！

緻密な味の構成により味わっていただける「美味しさ」
そして、今回のチョコレートが届けるべくものは、その先にあります。

それが、もはやアート作品とも言うべく再現されたゆずの原風景。

自然美が瞼に浮かぶような繊細なグラデーションや、
花や葉っぱ、目の前に存在するような立体的なデザインは
１粒１粒、丁寧に時間をかけた手作業により、叶えられています。

【繊細な色の調合と色づけ】

例えば「ゆず」
その熟し度合いや、自然の中で浴びる光のコントラストを表現し、
黄色と淡いオレンジのグラデーションになっています。

その繊細な色は全てが既存するわけでなく、
異なる色を調合させ、微調整を繰り返しながら作り出されています。
（カカオバター色素）

色づけ作業は、さらに繊細で、いくつもの工程を要します。

まずは、モールドと呼ばれる型に、
先端のオレンジを１粒１粒丁寧に、エアブラシで吹きかけていきます。

吹きかける量や濃淡がそのまま、仕上がりに反映されるので、
とても繊細な工程です。

オレンジが仕込み終わったら、１度乾かしてから、
さらに黄色を吹きかけていくという、手間をかけた手作業が続きます。

ムラにならないよう周回しながら丁寧に色づけします。

【モールディング】

着色が終わったら、チョコレートを流し込み、余分なチョコを落として固め、
外側のコーティングをつくります。
均一なコーティングを作るには、チョコレートの温度管理も重要。
細部まで丁寧に向き合って、ひとつひとつのパーツが出来上がっています。

お花や葉っぱももちろんハンドメイド。
１つ１つ、プラチョコで作られています。
とにかく、全行程において繊細な手作業が施されているのです。

そんな、なんとも細かい工程のうえに…

春・夏・秋…ゆずの生涯を模した、
アート作品のような珠玉の３粒が出来上がりました！！

味はもちろん、
自然の中のその生き様を想像しながら召し上がってもらえたら嬉しいです。

ここで、遅ればせながら、名脇役である実行者紹介を。

はじめましてのみなさま。
そして、いつも応援いただいているみなさま、ありがとうございます！

埼玉県・毛呂山町の小さなゆず農家「喜代美園（きよみえん）」の
池辺幸子と申します。

実は、私、今でこそ「桂木ゆずを広く周知したい」と務めておりますが、
ゆず農家に生まれながらも、その価値に気付くのには時間がかかりました。

奇しくも、きっかけは「コロナウイルス」でした。

２０２０年、当時シェアハウスに暮らしていたということもあり、
一旦、埼玉県の実家に帰省することに。
迎えた１１月、たまたま最盛期である「ゆずの収穫」を手伝った時に、
「大切なものを見落としていた」ような気がしたのです。

地元にいると耳にする、
生産者の高齢化や後継者不足…。

今さら…だけど、
今こそこの景色を絶やさぬよう、動くべき！
コロナや帰省という、偶然の連鎖が、
生まれた地や家族に還元するタイミングを示してくれたかのように思え、

「ゆず」の景色を守り、
繫げていくことに「使命」を感じるようになりました。

そこから、ビジネス知識ゼロ、人脈ゼロからの挑戦がはじまります！

気付きからわずか１か月で、ゆずジャムの商品化を実現！
２０２１年４月にはmakuakeにて、初のプロジェクトを展開させて頂きました。

この挑戦では、用意したゆずジャム２８５本が、わずか１日と８時間で完売！
それまでの不安が払拭され、身震いするほどの感動を味わったのを覚えています。

固定のお客様もゼロからの挑戦だったので、makuakeを通して出会い、
応援して下さった皆様へのご恩は、この先ずっと忘れられません。

今季のものもご好評をいただき、一度完売となりましたが、
少しばかり増産できたものを数量限定でリターンに組み込ませていただきました。
はじめてのご縁のみなさまには、ぜひジャムも一緒にお試し頂けますと幸いです。

【桂木ゆずのストーリーショコラ ６粒セット】

３,９００円 ※送料込み

特定原材料７品目：乳
※同じ生産ラインで小麦・アーモンド・卵を使用しております。

【数量限定】 完売品購入のチャンス！
【桂木ゆずのストーリーショコラ＆喜代美園のゆずジャム２本セット】

ご好評をいただき、今季分完売となった「喜代美園のゆずジャム」
少し増産できたものを数量限定セットでお届けさせて頂きます。

５,５００円 ※ 送料込み （合計金額より１００円引き）

特定原材料７品目：乳（ストーリーショコラ）
※同じ生産ラインで小麦・アーモンド・卵を使用しております。

特定原材料７品目：なし（喜代美園のゆずジャム）

プロジェクト終了：３月２６日（土）１８：００

商品のお届け：４月上旬からお申し込み頂いた順に発送致します。
※４月中にお届け完了予定

※応援購入頂きました支援金は、今後の商品開発に活用させて頂きます。

農園を受け継ぐにあたり、ファームロゴを作成しました。

ポイントはフレームの右上、「close to you」の隠しメッセージ。

多くの方にゆずに親しみをもってもらう架け橋になりたい！という想いと、
枝葉のフレームと円（縁）を描くように一体化させることで、
ゆずとゆずを愛してくれる皆様との 「共生」の意を込めました。

ゆずを通して、笑顔の連鎖を作りたい。
それが、私の願いです。

このご縁で引き続き、見守っていただけたら幸いです。

【喜代美園公式インスタグラム】

https://www.instagram.com/katsuraki_yuzu/

【喜代美園公式ＬＩＮＥ】
→ファームフレンド（リピーター様）限定の割引情報など配信予定！

最後までご覧いただき、ありがとうございました！