増えるおうち時間。上質なウェアを身につけて着ている時間も上質に

リモートワークも浸透し、ますます増えてきているおうち時間。あなたは家の中でどんなウェアで過ごしていますか？

着ている時間が長くなっているからこそ、快適かつオンライン会議などのビジネスシーンにも耐えられるウェアの需要が高まってきていると感じています。

そこで「上質なウェアを身につけて、おうち時間をより上質な時間へ」という思いを込めて、パジャマ以上通勤着未満、そして身につけているおうち時間をより快適に過ごせるようなウェアを開発することにいたしました。

家の中で着る時間の長いウェアでは、睡眠時などに着る「リカバリーウェア」も登場していますが、ケミカル素材のものが多く、天然素材を使用した商品は少なめ。

そのため、日本古来の天然素材であるシルクに着目しました。

家の中だけではなく外にもそのまま着て行きたくなる着心地

生地は、福島県で生産している「川俣シルク」を100％使用しました。そして商品は全て国内で製造。Made in Japanの商品ができあがりました。

シルクという生地は、極上の滑らかさと、つるつるとした美しい光沢が特徴ですが、そのほかにも、夏は外の気温を中に取り込まず、冬は体温を外に逃さないため、まさに「夏は涼しく冬は温かい」という一年中快適に着られる、天然のエアコン素材と言われています。

長時間着用するにはもってこいの素材なのです。

また、シルクは人の肌成分に近いタンパク質由来で“着るコスメ”とも呼ばれているほど肌に優しい素材。女性だけでなく、身だしなみやスキンケアにも関心の高い現代の男性にもおすすめです。

上質なシルクをカジュアルに、お手入れもしやすいウォッシャブル仕様

シルク製品は高い、そして家庭での手入れが難しいというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。そこで、生地にウォッシャブルの加工を行い、家庭でも洗濯ができるようにしました。

また、生地は職人が手間をかけて1つ1つ生産しているため、海外製の生地よりも高価となりますが、今回、生地生産をしている機屋さんより直接生地を仕入れさせてもらうことにより、普段着感覚で購入できる価格をなんとか実現することができました。

都市部のワンマイル to 100マイル, 半径100万マイルまで着て行きたくなるセットアップ

デザインは、ダブルジップパーカーとショートパンツのセットアップ。パーカーというカジュアルなアイテムでありながら、セットアップであることでシックにまとまり、着るだけでサマになります。ボトムスは、長さや太さを選ばないショートパンツタイプとしました。

コンビニへ行く（ワンマイルのお出かけ）にとどまらず、人に会っても、カフェに入っても恥ずかしくないデザインです。着る場所、世代、性別を選ばない誰でもカジュアルに着こなせるウェアです。

仕様

ジャンル：ユニセックス
カラー：ブラック/ グレージュ
素材：​シルク100%
サイズ：S /M / L

サイズ詳細
【ウォッシャブルシルクダブルジップパーカー】

【ウォッシャブルシルクショートパンツ】

モデル身長：181cm 着用サイズ：L

モデル身長：165cm 着用サイズ：S

よくある質問

Q.お手入れはどうしたらいいですか？
A.ウォッシャブル加工を施しているため、家庭でも手入れ可能です。手洗いや洗濯ネットに入れておしゃれ着モードでの洗濯をおすすめします。

Q.シワが気になるときはどうすれば良いですか？
A.入浴後蒸気が充満したお風呂場で吊り干しして自然乾燥にすれば、シワが取れます。軽いシワであれば、霧吹きで軽く水を含ませ、そのまま陰干ししてください。

Q.セットアップではなく、パーカーのみ、ショートパンツのみの購入は可能ですか？
A.可能です。ご用意していますのでお選びください。

Q.他のカラー展開予定はありますか？
A.今回は予定はございませんが、今回のプロジェクトが大成功した場合は、今後カラー展開検討します。

【私たちについて】

​私たち本田屋本店有限会社は、福島県会津若松市を拠点とする地域プロデュース会社です。代表の本田勝之助は2009年より本格的に地域プロデューサーとしての活動を始め、会津地方や福島県内を中心に、日本各地の食やモノづくりのプロデュース、ならびに伝統産業、観光、DX推進による地域多領域の振興、都市ブランド戦略のコンサルティング事業を展開しています。

今回のプロジェクトで商品開発をした川俣シルクは、福島県の北部にある川俣町というところで生産しているシルク生地です。川俣町はかつてシルクで栄えた町で紡績産業振興期​に「横浜スカーフ」として海外に輸出されていました。

髪の毛よりも細い糸を使って織り上げられる薄手羽二重という​薄手の絹織物が特徴です。生地を織り上げるために、職人がその細い糸を1本1本手作業で糸通しをしているため、織機の準備をするだけで2週間以上もかかる、非常に手間をかけて作られている絹織物です。川俣シルクは薄手の生地であるため、着物の裏地やスカーフ、ストール、寝具など肌に触れる商品に使われています。

私たちが川俣町で川俣シルクの事業者と出会い、知ったことは、かつて絹織物の産地として栄え、最盛期には200社近くあった事業者も今では4社ほどにまで減少してしまったということでした。ファストファッションの普及により、化学繊維製の製品や海外製の安価な洋服が普及したこと、さらにはコロナ禍でシルク製品を身につける機会となるハレの場も減り、どうやって生き残っていくべきかという産地としての課題にも直面していました。

そこで、今回川俣シルクの良さを生かし​ながら、​多くの方に手に取ってもらえるような商品​を開発し、この商品を通して​日本古来の天然素材であるシルクの価値を実感してもらい、産地と​事業者​が元気で​あり​続けるために​プロジェクトを立ち上げました​。

このプロジェクトを通して、福島のものづくりにも興味を持っていただき、応援していただけると幸いです。