静岡県焼津市の水産加工会社 株式会社川直です。

前回のプロジェクト「ねこのかつおくん」では目標金額を大きく上回る応援購入をいただき、ありがとうございました！

ねこのかつおくんを販売していると「うちのワンコにあげても良い？」という声を多くいただきました。ねこのかつおくんは猫用に何かしているわけではなく、人間が食べるものと同じ品質なのでもちろんワンコも食べれるようになっています。

あげてみたところ

食いつきがすごい…！！

独り占めしちゃうぐらいおいしい！

大型犬もよだれダラダラ！

勢いすごすぎてお皿落としそう！

ワンコたちにあげてみてレビューもいただきました！

犬も食べられるけど猫のパッケージでは愛犬家の方には見てもらえないので、これはワンコ用にも作ろう！ということで第2弾の「わんこのかつおくん」を作りました。

わんこのかつおくん3つの特徴

わんこのかつおくんはかつおを茹でて燻製し、全ての犬種に食べやすいようにフレーク状にしました。ウエットフードに近い水分量でおやつにもなるし、ごはんにかけるトッピングにもなる一般食のペットフードです。

特に夏バテで食欲がなくなってきた子や食べムラがある子にいつものフードにかけてあげると食いつきが良くなって完食してくれたとの声を多くいただいています。

そんなわんこのかつおくんの特徴は主に3つあります。

原材料は静岡県焼津産のかつおだけ。保存料、着色料などの添加物は一切使っていません。愛玩動物用飼料の製造業者届出済みの上、水産製品製造業とそうざい製造業の許可を持ち、かつおの加工品と同じように作っています。

愛犬の身体を気遣う上で気になるのは食事の塩分。塩分は犬にとって必要な栄養素ですが、摂りすぎは心臓や腎臓へ負担となります。

食品として製造しているかつおの加工品は食塩相当量が100gあたり1.7gです。食塩は一切使用しないで製造していてもこの数値ですが、

わんこのかつおくんは100gあたり0.1gと食塩相当量が人間用と比べると17分の1です

これは元々塩分の少ない新鮮な一本釣りかつおを使用しているためです。

1袋20gなので、1袋あたりの食塩相当量は0.02gです。犬の1日あたり塩分摂取量の目安が0.18g（環境省：飼い主のためのペットフード・ガイドラインより）なので、1日1袋あげたとしてもあげすぎにはなりません。

かつおの肉はGIF画像のようにスライスしてパックにするので、たまに崩れてしまうことがありロスも多いです。

しかし、わんこのかつおくんはフレークなので形を問わず、ロスが出ないのでフードロス対策になっているということなんです。

ご利用方法・実際の使用シーン

供給量

1日1袋(20g)を目安に2~3回に分けて、おやつとして、または総合栄養食のトッピングとして与えてください。

愛犬の健康状態、年齢、運動量などを考慮して適宜調整してください

1商品につき2袋（20g×2）付いています。1日で使い切れるように1袋20gと少なめにしてあります。

与え方

本来フレーク状のフードですが、真空パックの圧縮によりシート状に固まっています。フレークとして使いたい場合は開封したら袋ごと揉み込んでほぐしてください。

ふりかけのように総合栄養食にかけてあげてみてください。

おやつの場合はそのままちぎってあげてもOKです。

使いきれず余ってしまったら、冷蔵庫で保存してください。チャック付きの保存袋やタッパーに移しておくと便利です。

製造工程

わんこのかつおくんができるまでを動画にしました。フレークになるまでは食品もこちらと同じ工程で作っています。

仕様

原材料名：　かつお（焼津産）

内容量：　　20g×2パック

原産国名：　日本

賞味期限：　6ヶ月

保存方法：　直射日光、高温多湿を避けて保存してください。また開封後は冷蔵庫で保存しなるべく早めに使い切ってください

製造者名：　株式会社川直

成分表示

タンパク質　36.5%以上

脂肪：　1.3%以上

粗繊維：0.4%以下

灰分：1.6%以下

エネルギー：　180kcal/100g

食塩相当量：0.1g/100g

※かつおに個体差があるため、色やフレークの粗さにばらつきがあります

※保存料や着色料を使用していないため、かつお由来の成分が変色することがありますが、品質に問題ありません

※かつおの小骨が入ることがあります

FAQ

Q.開封後はどのくらい保ちますか？
A.開封後は冷蔵庫で保存し、1週間程度で使い切ってください。また冷凍保存で1ヶ月ほど保ちます。小分けにラップに包んでおくと使い勝手が良いです。

Q.人が食べても大丈夫ですか？
A.食品と同じ工程で作っていますので人が食べても問題ありません。

スケジュール

パッケージ納品：8月中旬

プロジェクト終了：　2023年8月30日

商品の発送時期：　2023年9月下旬

応援購入サポーターの数だけ寄付します！

今回のプロジェクトではご購入いただいた人数分のわんこのかつおくんを保護犬・猫団体に寄付させていただきます。

応援購入サポーターが100名の場合、わんこのかつおくんを100セット寄付させていただきます。

寄付先：NPO法人まち・人・くらし・しだはいワンニャンの会

https://www.wan-nyan.org

実行者紹介

実行者の株式会社川直の山口高宏です。

弊社は明治10年創業、静岡県焼津市の水産加工会社でかつおのなまり節という加工品を長年作ってきました。なまり節は簡単に言うと鰹節が硬くなる前の加工品です。かつおを茹でて燻製させて作るので、かつお以外は何も使わず、塩さえも使わない自然食品です。

なまり節はまだ冷蔵技術が発達していなかった時代に生のかつおを少しでも長く保存させて流通させるために生まれた加工品です。昔はよく食卓に並ぶものだったそうです。

しかし今では需要は下がる一方で、知っている人たちさえ少なくなりました。

30軒以上あった焼津市内のなまり節業者は次々に廃業し、今では10軒もないぐらい衰退している産業です。

昔はなまり節一筋でもやってこれましたが、今はそうはいきません。いつまでも食品だけにこだわっていてはなまり節づくりを守れないのではないかと考えるようになりました。かつおをなまり節として売るだけでなく、かつおをいろんな形で売り方を変えることも必要になってきたのです。

そこで昨年立ち上げたのがペットフード事業です。人間の食事の残り物をペットにあげていた時代もありましたが、今はペットも家族と言われる時代。愛犬、愛猫にも身体に良いものを食べさせたいとフードを手作りする家庭も増えています。

私は犬や猫と一緒に暮らしたことはありませんが動物は昔から大好きで、自分が作ったものがワンコ、ニャンコが美味しそうに食べてくれるところを見るのは、お客さんに「美味しかった！」と言われるのと同じぐらい嬉しいものです。

美味しいなまり節は人だけじゃなくワンコやニャンコにも喜んでもらえるものなら、ペットフードはなまり節づくり存続のために必要な事業です

昨年のねこのかつおくんに続き、わんこのかつおくんはペットフードという新たなブランドへの挑戦の第2弾。ペットフードとしての可能性を切り拓くことは先祖代々受け継がれてきたなまり節づくりを守っていくことに繋がっていくと思っています。