皆さんは、「レタス」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか？

淡路島で育った「河西レタス」はまず生で食べてほしい甘いレタスです。

レタスが甘い、生で食べるなんて想像がつかないかもしれませんが、予想を裏切るのが河西レタスの魅力です。

レタスにドレッシングをかけるのは、違う味を愉しむため。

レタスそのものの味を追求した河西レタスにドレッシングをかければ、レタスを2倍愉しめるのです。

玉ねぎやニンジンのように際立った味わいもなく、かといって、きゅうりやトマトのように生で味わうものでもない。

誰もが知っているのに、他の野菜に比べて存在感が薄く、脇役的なのがレタスのキャラクターだと思います。

レタスの名産地と言われても、パッと思い浮かばない方も多いのではないでしょうか？

レタスはシャキシャキ感があって、さっぱり食べられる一方で、苦い、青臭いといった理由で苦手意識を持たれている方もいるかと思います。

それはひとえに、育て方に問題があります。化学肥料から生み出される硝酸化窒素が苦味成分をつくっているのです。

「脇役」や「苦くて青臭い」というイメージを覆すこれまでにないレタスと出会っていただきたい。そんな思いで栽培し、市場に送り出しているのが「河西レタス」です。

とはいえ、私たちには知名度やブランド力がありません。

生で食べるのが一番おいしい「河西レタス」への信用を高めてくれるような、第三者からの評価を得るべく、私たちは野菜ソムリエによる品評会こと「野菜ソムリエサミット」に出品しました。

結果は銀賞でした。審査員の方々からは、軒並み高評価と驚きの声をいただきました。

この評価は私たちの自信を確信に変えました。自分たちのやってきたことは正しかったと証明された気がしたのです。

ではなぜ、私たちがつくる河西レタスは甘くておいしいのか？ その秘訣をご説明します。

河西レタスがおいしいのは、レタス本来の甘みと抑えられた苦味のバランスが絶妙だからです。レタスが苦い最大の原因は、化学肥料由来の苦味成分です。

味に影響するとわかっていても多くの農家が化学肥料を使うのは、

①作業が簡単で効率的
②収量を安定させられる
③コストが安く抑えられる

といった理由があります。

しかし、私たちは、味を犠牲にしたくありませんでした。化学肥料由来の苦味成分を抑えることで、レタス本来の甘味を引き立たせています。

野菜本来の甘みをつくるためには、いい土壌も欠かせません。私たちは納豆菌を散布することで、微生物や有機物が活性化しやすいふかふかな土をつくっています。

自分の子どもが健康に育つように食事にこだわる感覚で、土づくりにも力を入れているのです。

私たちが農薬と化学肥料の使用量を通常の半分以下に減らすことができているのも、いい土壌があってこそ。

不要なストレスを与えられていないからこそ本来のポテンシャルを遺憾なく発揮できるという意味では、人間と同じかもしれません。

私たちがレタスを栽培する南あわじエリアは、野菜の栽培に適した気候や土壌が特徴です。

雨が少ない、風が通りやすいので乾きやすい、水はけがよく根腐れしにくい。他の産地のレタスが羨ましがるような条件を最大限活かすべく、現場づくりを徹底しています。

水を流れ出しやすくする（水はけをよくする）ために、限りなく直線に近い溝づくりを心がけています。たとえるなら、障害物がなく車が渋滞しにくい道路のようなもの。

加えて、レタスへのストレスを軽減するために、株間を業界標準の1.1倍ほど広くとっています。レタスにとって過ごしやすい環境をつくることが、おいしさを生み出すのです。

「朝採れレタス」と聞けば新鮮でおいしいイメージを持たれるかもしれませんが、必ずしもそういうわけではありません。

レタスは収穫適期が3日ほどしかなく、その期間を外れた場合、いくら朝に採っても味は落ちてしまいます。

チームで働いている私たちはその３日間で集中的に収穫し、鮮度を失わないようにすぐに巨大冷蔵庫まで運んで最適な温度で保管しています。

レタスの甘みを守り抜くためのチームプレーこそ、私たちの真骨頂。

おかげさまで、取引先からのスーパーからも「鮮度が高いので廃棄率が低い」と評判で、冷蔵庫に1週間置いてもシャキシャキのままです。

私たちは決して、他の農家のやり方を批判したいわけではありません。

家族経営のような規模でやっていれば、人手が足りない、設備投資できないといった理由で、質にこだわるゆとりがないのも理解できます。

それを解決するのが、ビジネスモデルです。

一定以上の規模に拡大し、思い切った設備投資をして、作業の効率性や生産性を上げることで、こだわるべきところにこだわるゆとりが生まれます。

その結果、質を高められて、スタッフも働きやすいという好循環を生み出せるのです。

１，まずはレタスの葉を洗ってそのままで

２，塩をかけると甘みが引き立ち、オリーブの爽やかさで止まらなくなります。

３，オリジナルのレタス専用ドレッシングで、あっという間にレタス一玉がなくなります。

このドレッシングは、「生で食べてもおいしい」河西レタスをよりおいしく食べてもらえる目的で開発したもの。

淡路島に古来から伝わる伝統製法にこだわり、海水と海藻の旨味が凝縮された藻塩が、いいアクセントになってくれます。

４，最後の一玉はレタスしゃぶしゃぶで。半分にちぎった大きな葉をお好みのダシにくぐらせると、また新しいレタスの味に出会えます。

河西青果で営業を担当している遠藤です。ここまで読んでいただいてありがとうございます。暑苦しいかもしれませんが、私のレタス愛を語らせてください。

兵庫県尼崎市出身、元料理人の私が、「自分の店を出したい」という夢を抱いて淡路島に移住してきたのは2019年のことです。

まずは地域の人々との関係をつくろうと考えていたなかで、河西青果のレタスをはじめて食べたときの衝撃は今も忘れません。

「レタス＝ドレッシングをかけるもの」という固定観念はものの見事に覆されました。

「まずは素材を生のままで食べてみる」ことをモットーに、イタリアンやメキシカンの料理人として10年以上、さまざまな食材と向き合ってきたはずなのに、いい意味で予想を裏切られる味だったのです。

この驚きと感動を味わえるレタスを広めたい。

私と同じような感動をいろんな人に味わってもらいたい。そんな思いから私は河西青果に入社し、レタスのPRに努めてきました。

しかし最大のハードルは知名度です。ネット通販にも出品していますが、なかなか購入されないことが多く、もどかしさを感じてきました。

でも、一度味わえば、河西レタスのファンになってくれる方はたくさんいます。

私の味わった感動が誇張ではないことは、コンテスト審査員（野菜ソムリエ）のコメントやお客様のレビューが証明してくれていると思います。

今は営業職ですが、料理人として胸を張れないものを売るわけにはいきません。私が経験した「予想外のおいしさ」を共有できる人が一人でも増えればうれしいです。

■ 河西レタス

品種：ラプトル
保存方法：冷蔵庫保管
賞味期限：お届け後、出来るだけ早くお召し上がりください。

河西レタスは、ひょうご安心ブランドに認定されています。

〜ひょうご安心ブランドとは〜
・環境や健康に配慮した栽培方法で育て、かつ優れた食感や品質を持つ商品。
・法令の遵守・生産管理体制などが整備された商品。
・化学肥料・農薬の使用を5割以上減らし、残留薬品・抗生薬品を国の基準の1/10以下とするなど安全性が高く、出荷記録による管理を徹底した安心感のある商品。

■ 藻塩ドレッシング

淡路島の藻塩を使用した、ほどよい塩味とうまみをきかせたレタスによく合うノンオイルドレッシングです。

塩味とうまみの中に溶け込むブラックペッパーのアクセントとリンゴ酢のフルーティーさが絶妙なハーモニーを演出しています。

生野菜以外にも、揚げ物やパスタ・肉料理などにも幅広くご利用ください。

内容量：200ml
保存方法：常温保存可、開封後要冷蔵
賞味期限：9カ月

・アレルギー表示義務7品目（卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに）
なし
・アレルギー表示推奨21品目
大豆・牛肉・ゼラチン・りんご

恵まれた環境のもと、品質管理、土づくりにこだわって栽培した初採れレタス（品種：ラプトル）を11月末に出荷し、サポーターの方々にいち早くお届けします。

さらに、レタスのおいしさを幅広く愉しんでいただきたくために、レタスを使ったドレッシングを、Makuake限定セットにしてリターン品にご用意しました。

１，【Makuake割】河西レタス2個・藻塩ドレッシング1本

２，【Makuake割】河西レタス3個・藻塩ドレッシング1本

３，【Makuake割】河西レタス4個・藻塩ドレッシング1本

４，【Makuake割】河西レタス2個

５，河西レタス2個・藻塩ドレッシング1本

６，河西レタス3個・藻塩ドレッシング1本

７，河西レタス4個・藻塩ドレッシング1本

８，河西レタス2個

河西青果株式会社：

2012年、異業種から参入した河西兄弟が創業。淡路島・南あわじ市にてレタスと玉ねぎを栽培。子どもも喜ぶ高品質な商品をつくるべく、徹底した栽培管理や良質な土壌づくりに取り組んでいる。自社で販路を開拓しながら、地域のブランド力向上にもつなげている。

私たちは現在、普段は捨てているレタスの外葉や芯を材料にした「レタスキムチ」を開発中です。今後も、甘いレタスをもっと広めるための創意工夫を続けていく予定です。

新しい味、思いがけない味との出会いは、記憶から消えないものになると思います。応援よろしくお願いします！