きよ農園のあま〜い完熟不知火です！

果汁たっぷり、皮が薄く、食べやすい不知火に仕上げました。

＜きよ農園3代目のチャレンジ、フルーツ第2弾！＞

こんにちは、きよ農園です。
前回はきよ農園の柿を応援購入いただきましてありがとうございました。
大変盛況で、約1週間で完売となりました。

「きよ農園」は、フルーツ大国と言われる和歌山県紀の川市で、祖父の代から3代続く兼業農家です。私が継いでから今年で5年になりました。

今回は、不知火でチャレンジします！

甘味が強く、酸味は少なく甘味を引き立て、濃厚な味わいです。
また、きよ農園の不知火は果汁が多く、ジューシーな味わいをお楽しみいただけます。

↑これで大体3Lくらいの大きさです。

きよ農園の不知火畑は、美味しい不知火が育つための大事なポイントがたくさん詰まった、自慢の畑です。

①朝日をいっぱい浴びられる斜面の畑

恵まれた紀の川市の中で、さらにきよ農園の不知火畑は東向きの斜面にあり、昇ってきた朝日がまず最初に当たる立地です。
日中も陽を遮るものがなく、一日中紀の川の太陽をたーっぷり浴びて、美味しくなります。

↑全体像を撮るのは難しいですが、もっと上の方まで畑が広がっています。

柑橘類は、日照量が味に大きく影響します。
日の出と共に一日中まんべんなく日があたり、美味しい不知火になります。

斜面の畑なので、日々のお手入れや収穫も正直かなり大変ですが、水捌けが良くなるため不知火の味を薄める水分が残りにくく、甘さが際立ちます。

②土づくりに力を入れています

柿と同様に不知火も土づくりに取り組んでいます。
美味しい不知火が採れるように肥料を与えるタイミングなども研究し尽くし、大玉で甘い、きよ農園の不知火が出来上がりました。（研究の詳細は3代目の秘密とさせてください！）

③和歌山県紀の川市はフルーツ向きの肥沃な土地

北部の和泉山脈、南部の紀伊山地に囲まれ、間を市名の由来でもある紀の川が流れています。両方の山脈から紀の川に注ぎ込む水によって肥沃な土壌が育まれ、また梅雨の時期に雨が少ない気候も相まって、美味しいフルーツができるのです。

紀の川の太陽をたっぷり浴びて育った、きよ農園の不知火をお楽しみください！

正直、きよ農園の不知火は甘さにとても自信があるのですが、
この甘さを実現するために、ひと手間をかけて収穫まで木の上で完熟させています。

「完熟するまで収穫しないのは当たり前じゃないの？」と思われるかもしれませんが、実は柑橘類の中には酸っぱさを抜くために、収穫をしてから数ヶ月寝かせて食べ頃を迎えるものが数多く存在し、不知火もそのような品種になります。

不知火が食べ頃になるまでの様子をみていきましょう！

不知火は、12月には見た目がほぼ完成します。

これは11月末頃ですが、すでにサイズも十分大きくなって、もう少し色づけば見た目は完璧だなぁと言ったところです。

カットしてみてもジューシーそうで、見た目はすごく美味しそうです！
しかし、実はこの段階ではまだ酸っぱくてとても食べられないので、この酸っぱさを抜いてあげるための作業が必要です。

この酸っぱさを抜く方法は2つあって
①この段階で収穫してしまい、蔵で春まで寝かせる「蔵熟成」
②一玉一玉に袋をかけて、木の上で春まで熟成させる「樹上完熟」
この2つがあります。

きよ農園では後者の「樹上完熟」を行っています。

このように12月中には全ての実に袋をかけてしまいます。

木の上で完熟させると、酸が抜ける過程でより糖度が高まり、さらには中の袋が薄く柔らかくなり、美味しくて食べやすい不知火ができます。

直接朝露や霜が当たってしまうと実が茶色く変色してしまうので、実を守るために一玉一玉袋をかけて保護してあげます。

正直かなり手間のかかる作業にはなりますが、樹上完熟をすることでとびきり美味しい不知火ができるので、頑張って取り組んでいます。

↑一玉ずつ袋をかけていきます。きよ農園の畑は斜面ですので、正直なかなか骨の折れる作業です。

樹上完熟だから出せる自慢のおいしさをご堪能ください！

こうして美味しく仕上げていくきよ農園の不知火ですが、
美味しい不知火の条件は、皮の色が均一に濃く、実が大きくてずっしり重みがあること。

こたつで食べるイメージのいわゆる温州みかんは大きすぎない方が味が詰まって美味しいと言われるのですが、
不知火などの晩柑類は実の大きさが味を決めるので、なるべく重たい実を選んでお届けします。

今回は、2つのパターンでリターンをご用意いたしました！

①3L以上サイズ 約6玉入り

大玉の3L以上を厳選し、1箱に約6玉詰めて、お届けいたします。

玉の大きさによって入り数が前後する可能性がありますので、ご了承くださいませ。

②プレミアム：5L以上サイズ厳選 約12玉入り

通常のリターンでも十分「おっ！」と思っていただけるサイズかとは思いますが、
今回はせっかくですので特別に、超大玉だけを選んだセットもご用意しました！

限定10セットになりますので、お早めにご購入くださいませ！

通常の倍の個数入っていて、さらに超大玉なので、かなりお買い得です！
こちらも玉の大きさによって入り数が前後する可能性がありますので、ご了承くださいませ。

採れたての不知火は香りが良く、皮を剥く時からきよ農園の不知火をお楽しみいただけるかと思います。

プロジェクト終了後、収穫時期を見極めながら、購入いただいた順に順次お届けし、3月中にはすべてお届け完了の予定となりますので、購入者さまによってお届け時期が異なりますことを何卒ご了承ください。

食べごろをお届けいたしますので、お届け後すぐお召し上がりいただけます。

■消費期限：お届け後、10日以内を目安にお召し上がりください。
■保存方法：風通しのいい常温の場所で保存してください。

冷蔵庫はNGではないのですが、3代目の経験上、少し甘味が落ちるような気がしますので、常温がいいかと思います。

新聞紙で包んで、ヘタを上にして保存するのが良いと、昔から言われています。

こちらの写真は11月27日の様子です。
もうすでにしっかり大きくなり、色も綺麗にのってきています。

このあとすべての実にキャップをかける作業をしましたので、今は実の様子は見られません。
あとはこのまま何事もなく2月まで完熟してくれることを祈るのみです。

成長の様子は活動レポートにてお知らせしていきますので、みなさまも一緒に楽しみにお待ちいただけますと幸いです！
お届けまでどうぞよろしくお願いいたします。

↑3代目、不知火の実を見極め中。これから袋かけの作業をするところです。

きよ農園は私で3代目になるフルーツ農家です。
私は長年繊維メーカーで営業マンをしておりましたが、母の入院を機にきよ農園を手伝うようになり、早5年になります。

私と母、柿の木、そして紀の川とそれを囲む山脈が描かれています。

きよ農園では柿、デコポン、キウイフルーツなど栽培しております。
他のフルーツも年間通してご案内ができればと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。