やさしい革の足袋スリッパ

「革」の元となる「皮」も国産にこだわる拵が作る

人・環境はもちろん、動物の飼育環境にも配慮した豚革で作った足袋型のスリッパ

何がやさしいのか？

人 ：働く環境、不公平・不公正な取引をしない

適正な価格で取引された原材皮、適正な運搬費、そして働く人に適正な対価が支払われて生産されている革になります。

環境：塩基系硫酸クロム（工業薬品）を使用しない

世界で生産される多くの革が重金属系の薬品・クロムを使用していますが、科学変化等で有害な「六価クロム」へ変化してしまうことがあります。

やさしい革では、ミモザアカシアの樹皮を精錬した天然成分の植物タンニンで鞣しています。

動物：フリーストール（檻を使用しない）で飼育された豚の革を使わせてもらう

世界基準となりつつある「フリーストール」（檻を使用しない）という飼育方法。

檻に身動きが取れないように閉じ込めることなく、その動物の習慣でに適した環境に育てられ、飼育環境に配慮されて育った原材皮を使用しています。

＜特徴＞

スリッパの歴史

明治初頭、開国で西洋人が多く日本に訪れるようになりましたが、靴を脱ぐ習慣がないため、座敷にも靴のまま上がるという問題があったそうです。

そこで問題を解決するために生まれたのが「スリッパ」と言われています。

（当時は、靴のまま履くように作られたそうです。）

そんな日本発祥のスリッパを日本ならではの「形」「革」で作りました。

家で過ごす時間を楽しく・おしゃれに彩ってくれます。

足袋スリッパは、親指と人差指が分かれており、1㎝程度のクッションが入っているので、履き心地も良くて快適に過ごせます。

なぜスリッパに豚革を使用するのか？

豚革は、牛革に比べて薄くて軽く、摩擦にも強くて耐久性もあり、通気性が良いのが特徴です。

銀面（表面）に3本1組み毛穴があり、これがあることで通気性も良く、靴のライニング（裏地）にもよく使用されます。

革は食生活と密接に関わっているため、豚革は原皮も国内供給が出来ているだけではなく、海外の高級ブランドでも使用されている日本が誇れる革です。

また、合成皮革は日本の気候とは相性が良いとは言えず、加水分解（ベタつきや剥離・硬化など）という現象が起き、寿命は数年と言われております。

確かに一時的なコストは安いかもしれませんが、修理をしながらも長年使用することができる本革は、結果的なコストが安くなります。

＜商品の詳細＞

- 色展開 -

- サイズ展開 -

- 参考サイズ感 -

S ：24cm程度（女性におすすめ）

M：26cm程度（男性の平均サイズ）

L ：28cm程度（足の大きいにおすすめ）

※ 足の形・大きさには個人差がありますので、cm表記はあくまで目安としてください。

※ 足袋型は、外反母趾の方にもご使用いただけますが、症状により指が入らないこともあります。

- その他詳細 -

爪先は足袋のように親指と人差し指部分で分かれています

底面はスエード地（裏面）を使用することで、通常より滑りにくくなっています

ブランドの刻印がはいります。

やさしい革の特徴として「生きた証」であるシワ・キズ・ムラ等が、流通されている革製品に比べると多く含まれることがあります。

いただいた命ときちんを向き合うために、デザインとしてあえて加えさせていただく場合もありますが、1点ものとして「命の息吹」を感じていただければ幸いです。

革は折り返し部分等に接着剤を用いることがあります。

作るの責任として、ここも人・環境にやさしいものにしたく、イタリアで創業100年を超える化学メーカー「Forestali社」が製造している無臭水性のり「ECHO P-208」を主に使用しています。

スケジュール

■ 掲載終了後の2020年8月16日（日）以降、順次発送

裁断・漉き・縫製など全ての工程を、自ら革と向き合いながら進めるため、1日の製造数が限られております。

掲載が終了し、製品完成後に順次発送いたしますので、お時間をいただければ幸いです。

リターンについて

Mauake特別価格 2,100円割引（各色3足限定）

■ 足袋スリッパ 黒 × 生成り （S / M / L）：10,000円（税込）※ 3足限定

■ 足袋スリッパ 茶 × 生成り （S / M / L）：10,000円（税込）※ 3足限定

■ 足袋スリッパ 生成り× 黒 （S / M / L）：10,000円（税込）※ 3足限定

Mauake特別先行販売

■ 足袋スリッパ 生成り× 黒 （S / M / L）：12,100円（税込）

■ 足袋スリッパ 茶 × 生成り （S / M / L）：12,100円（税込）

■ 足袋スリッパ 生成り× 黒 （S / M / L）：12,100円（税込）

資金の使い道

皆様からご支援いただきました売上につきましては、今後の新商品の開発材料費、工房準備・改装資金等として使用させていただきます。

- 販売価格（原価）の内訳：12,100円（税込）/1足 -

材料費：2,100円（革・芯材等）

工　賃：3,000円

送　料：1,200円（平均）

諸経費：300円（箱等）

手数料：2,420円（20%）

※ 原価計：9,020円

よくある質問

Q .外反母趾でも履けますか？

A.足の形・症状は個人差が大きいため、変形が強い方は履けないこともあります。

実際に外反母趾の方にもお試しをいただきましたが、サイズを大きくしたら履ける方、それでも履けない方と様々でした。

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Q .お手入れはどうすればいいですか？

A.特別なケアは必要ありませんが、乾燥等が気になる場合は、革用の乳化性クリームを綺麗な布に取り、全体を保湿してあげてください。

※ 植物タンニン鞣しの特徴として、色が濃くなるなど経年変化をしていきますが、そちらは革の特徴としてお楽しみください。

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Q.経年変化とは？

A.植物タンニンで鞣した革の特徴で、色艶が増し、形も使用者に馴染んでいきます。

使用環境にもよりますが、黒は艶が増し、茶色なら濃く艶のある茶色、生成りはアメ色など「自分だけの味わい」が出てきますので、そういった経年変化も楽しんでいただけると幸いです。

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Q . 商品はどのように届きますか？

A . 支援いただいた方のご住所に、宅配便でお届けを予定しております。

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Q . 商品に不備があった場合はどうしたらよいですか？

A . 商品管理には万全を期していますが、万が一商品に欠陥等があった場合は、修理または交換をさせていただきますので、商品到着より3日以内にご連絡ください。

ただし使用後の返品・交換は致しかねますので、あらかじめご了承ください。

※不良・欠陥以外の返品・交換はできません。

拵についてご紹介

作家：小室 祐平（COM）

1989年生まれ、神奈川県出身。

ものづくりが好きで日本の伝統工芸など、職人をサポートする会社でに就職するも、革の歴史・魅力を知り、脱サラをして「拵」を設立。

「自らの手でアンティーク・ヴィンテージ にしていく」⠀をコンセプトに、長く使うことで味わいが増すような、大量生産・消費社会では体験出来ない作品を製作。

革は、原皮（加工前の皮）も国産の植物タンニン鞣しのものを使用。