1日に900個売り切るりんご飴をご自宅に

幼い頃、縁日で食べたりんご飴。その美味しさに感動し、私の記憶の中にはいつまでもそのイメージが残っていました。しかし様々なりんご飴を食べても、記憶の中にあるりんご飴は見つかりません。

思い出がただ美化されていただけなのかもしれません。

幼い日に感じたあの感動をもう一度味わいたい。ちょうど店長を任されたタイミングでもあり、新商品開発として私のイメージするりんご飴を追求することにしました。

構想12年、開発7ヶ月。30回を超える試作を繰り返した結果、イメージ通りの本当に美味しいりんご飴が誕生しました。

カラフル・ポップスイーツに生まれ変わった「真っ赤なはちみつりんご飴」です。実店舗で1日900個を売り切る美味しさを、静岡県森町「小國ことまち横丁」からお届けします。

※りんご飴の行列の様子（2022年11月）

蜂蜜入りのオリジナルシロップ

りんご飴といえばやはりリンゴをコーティングした飴が魅力のひとつ。しかし、もっとおいしくならないかと試行錯誤を繰り返しました。

ある時、蜂蜜を入れてみるとびっくり。甘みが優しくまろやかになり、今までとはひと味違うりんご飴が出来上がったのです。

ひとくちに蜂蜜といっても味も種類も様々です。生まれ変わったシロップに一番合う蜂蜜を探しているとき、元々ファンだった静岡県浜松市にある有名店「長坂養蜂場」の蜂蜜を使ってみました。

これが大成功。イメージにぴったりのまろやかで優しい味わいを実現することができました。

シャキシャキとパリパリの共存

新鮮でシャキシャキのりんごを生かす課題のひとつが飴の食感です。従来のりんご飴といえば厚みのある飴をバキバキと食べるイメージ。しかしそれではりんごのシャキシャキ感やジューシーさが半減してしまいます。

そこであえてシロップを薄くコーティングしてすぐに冷やすことにしました。

冷蔵庫から出してすぐ販売することでパリパリの飴の食感とシャキシャキなりんごの食感を同時に楽しめるようになったのです。

素材の味にもこだわり。青果のプロが目利きをした新鮮りんごを季節に応じて使い分ける

国内で生産されているりんごは約2,000種類。その中から季節に応じてりんご飴におすすめの品種を浜松青果市場で青果のプロに厳選してもらい仕入れています。

毎日のように届く新鮮なりんごは専用冷蔵庫で保管。鮮度を保ったままりんご飴として生まれ変わります。こうして新鮮で良質なりんごを手に入れることができ、ようやく「真っ赤なはちみつりんご飴」は完成したのです。

2023年1月には累計販売数40,000個を突破。ことまち横丁がある静岡県森町の人口は約17,000人。人口をはるかに超える個数を販売することができました。

この美味しさを自宅に届ける難しさに立ち向かう

シャキシャキでジューシーなりんごと飴のパリパリ食感。このふたつを大切につくった真っ赤なはちみつりんご飴は、店頭販売が前提だったため日持ちはしません。

しかし評判が上がるにつれ、「遠方に住んでいるから森町まで行くのが大変」という声や、「もうちょっと日持ちがすれば家でみんなで食べることができるのに」といった声を多くいただくようになっていきました。

それならばと一念発起。りんごの鮮度と飴の食感を残しつつ最低でも到着に1日かかる通信販売に対応できるりんご飴の開発が始まりました。

日持ちをさせるためにはリンゴの酸化を防げば良い。そう考え、まずは空気に触れる時間を短くすることから始めました。

従来はシロップをつけたあと冷蔵庫に入れ保存。注文が来たら冷蔵庫から出してご提供していました。そこでシロップをつけたあとクッキングシートで密封。さらにビニール袋で二重にしてみました。

翌日、前日に密封したりんご飴を試食したところ、まるで作り立てのような鮮度を感じる事ができ、これで発送も大丈夫と手ごたえを感じていました。

ところが、その次の日、同じ日に作ったりんご飴を試食してみると何か違和感を感じます。リンゴは鮮度を保っているのですが、シロップが若干ベタつくのです。

密封が足りなかったのかと思い、クッキングシートやビニール袋の種類を変えたり、三重、四重に密封してみましたが結果は変わらず。やはり2～3日で飴がベタついてきてしまうのです。

自慢のシロップを見直す

真っ赤なはちみつりんご飴は、はちみつを混ぜ込んだシロップの美味しさが人気のひとつでもあります。試行錯誤の末に導き出したシロップの配合には大きな自信も持っていました。

リンゴは鮮度を保っている。しかしシロップがベタつく。

原因はどう考えてもシロップです。そこで最後の手段として一旦すべてをリセットすることにしました。人気の決め手でもあるシロップの配合を一から見直すことにしたのです。

グラム単位で細かく配合を試し、数日間置いて試食。これを繰り返し、だんだんとシロップのベタつきを抑え、なおかつ味は変えない配合に近づけることができていきました。

そして約1か月後、26パターン目の配合で、やっと味を変えずにシロップのベタつきを出来る限り抑えた配合を見つけ出すことができたのです。

試作から丸4日後。あの時たべたりんご飴の食感はまだ覚えています。鮮度を保ったまま日持ちを実現させた感動の瞬間でした。

そして次の段階。いざ発送となると、様々な人の手を介するため店舗で丸4日置いておくのとは訳が違います。

そこで実店舗でも食べたことがある東京に住む知人に数回のテスト発送を行いました。

どんな状態かとドキドキしていましたが、見た目の状態も良く届いた翌日に食べても同じ食感と味わいが楽しめたと高評価をいただくことができました。

実店舗と外装は違いますが、同じ味わいを楽しむことができます。

「楽しい時間」をお手伝い

基本のプレーンのほかにフレーバーもご用意しています。

カラフル・ポップスイーツに生まれ変わったりんご飴は楽しい空間にピッタリ。お誕生日やイベントの盛り上がりを真っ赤なはちみつりんご飴にお手伝いをさせてください。

仕様

■原材料（プレーン）

りんご、グラニュー糖、ハチミツ/食用赤色102号

■原材料（フレーバー）※プレーンの上にまぶしてあります。

・濃厚ココア：カカオ豆

・あまおう苺：乳糖、いちご、デキストリン/酸味料、着色料（紅麹）、糊料（ペクチン）、（一部に乳成分を含む）

・ギリシャヨーグルト：砂糖、ヨーグルトパウター（乳成分を含む）、フラクトオリゴ糖、コラーゲンパウダー、食塩、乳酸菌/クエン酸、ガゼインNa、香料、増粘剤（グァーガム）、ビタミンC

・キャラメルブラウニー：砂糖、乳等を主要原料とする食品（乳成分を含む）、果糖、液糖加工品、クラッシュドキャラメル、食塩/ピロリン酸K、ガゼインNa、レシチン（卵由来）、香料、増粘剤（グァーガム）

・スウィーティーメロン：砂糖、乳等を主要原料とする食品（乳成分を含む）、果糖、メロン果実パウダー、食塩/ガゼインNa、香料、増粘剤（グァーガム）、着色料（クチナシ）、ピロリン酸K

■賞味期限・保存方法について（重要）

・りんご飴が届いたらすぐに冷蔵庫で保存してください。

・美味しくお召し上がりいただく期間として、発送日から4日とさせていただいております。(7月-10月は発送日から3日)※こちらは到着後すぐに冷蔵庫にて保存した場合の期限となります。常温保存はお止めください。

■受け取りについてのお願い（重要）

・発送はヤマト運輸クール便です。

・配達日時の指定はできません。発送日が確定しましたらMakuakeメッセージをお送りいたします。お手数ではございますがそちらをご確認くださいませ。

・賞味期限は発送日より4日間です。発送後に不在等でお受け取りができず賞味期限が切れた場合、再発送、返金等の対応はしておりません。

・長期不在等でヤマト運輸より商品が返品された場合、再発送、返金等の対応はしておりません。返品後は当店にて処分します事をご了承ください。

・先様へお送りの場合は、日時を必ずお伝えしておいてください。

■りんごの品質について（重要）

・外からでは分かりませんが、稀に中が茶色く変色している事があります。これは蜜の部分が果肉にうまく吸収できなかったり、りんごの美味しさを保つため休眠状態にして保存する際、甘みの強いりんごに起こる現象です。交換いたしますのでまずはお問い合わせください。現物の写真も保存しておいていただけると有り難いです。

・りんご飴の表面にクレーターのようなものがございます。これは飴をコーティングする時に果汁が外に飛び出したため出来るものです。リンゴにたくさん果汁が入っている証拠です。

■カットの仕方

りんご飴はまるごとの状態でお届けします。そのままでも召し上がれますがカットした方が食べやすくおすすめです。下記の手順を参考にお召し上がりください。

※カットしたりんご飴は1時間程度で色が変わってきてしまいます。お早めにお召し上がりください。

※刃物のお取り扱いには十分ご注意ください。

リターンについて

リターンに含まれるのはこちらの商品です。

真っ赤なはちみつりんご飴とはちみつ和紅茶ティーバッグには蜂蜜が含まれています。1歳未満の乳児には与えないでください。

この美味しさをお伝えしたいから、全国に届け

幼い日の感動を、記憶に残るりんご飴の美味しさを皆様にお届けしたい。

そんな思いから始まった「真っ赤なはちみつりんご飴」は新たなチャレンジとして全国のみなさまにお届けする機会をいただくことができました。

自身のイメージする美味しさを形にすることができ、身近にそのファンになってくれる人たちができ、さらに全国の方にもお届けする事ができる。りんご飴ファンから始まった私にとって、こんなに嬉しいことはありません。

りんご飴は子どもが食べるもの。買ったことはあるけど全部食べきれなかった。そんなマイナスイメージを吹き飛ばす、間違いなく美味しいりんご飴です。幼い日の記憶を上書きするかのように、想像の遥か上を行くりんご飴の美味しさをお楽しみくださいませ。

りんご飴のメッカを目指せ。小國ことまち横丁の挑戦

小國ことまち横丁は静岡県森町、遠江一宮・小國神社門前の憩いの場として2008年にオープンしました。8つの店舗が軒をつらね、抹茶を使ったスイーツやわらび餅、お団子などの他にお煎餅やお茶など「みんなの楽しい」を集めた複合施設です。

この中のひとつ「ことまちわらび餅」という店舗で真っ赤なはちみつりんご飴を販売しています。

わらび餅とりんご飴。異色な組み合わせですが、お土産用にわらび餅を買い、りんご飴をその場で召し上がるという具合に、見事に共存をしています。これは私も驚きでした。

最近ではりんご飴のために来店してくれるお客様が増えています。いつかは「りんご飴と言えばことまち横丁」と言われることを目標とし、美味しいりんご飴づくりに励んでまいります。

■小國ことまち横丁

静岡県周智郡森町一宮3956-1 小國神社門前

営業時間 9：30～16：30

新東名高速道路「遠州森町スマートIC」から約5分

駐車場 約800台

公式ホームページ https://www.kotomachi.com/