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創業約280年の酒蔵と幻の米で造られた孤高の日本酒「蔵人考」酒造り体験者募集。

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ストーリー

このプロジェクトは、純米大吟醸酒「蔵人考」を参加の皆さんと一緒に造りあげていこうというものです。

 

今年で、21回目になる蔵人考(くろうどこう)プロジェクト

クラウドファンディングで募集する前は、ダイレクトメールやホームページで会員を公募したり、会員の方の紹介で日本酒好きの仲間が加わったりしながら運営してきましたが、より全国の方にご参加いただきたいと思っております。

 

【蔵人考(くろうどこう)とは】

山形県白鷹町で幻と呼ばれるさわのはな米を作り、同じ地元にある創業約280年の蔵元で醸造した、地酒本来の意味を考える純米大吟醸酒です。

 

【蔵人考が誕生した経緯】

1993年に「はえぬき米」が誕生し、それまで作られていた「さわのはな米」の種子が作られなくなりました。

その頃、地元の酒蔵でさわのはなを使用して出品した酒が鑑評会で受賞していました。鑑評会と言えば山田錦と言われた時代。

酒造好適米でもない米での受賞は快挙でしたが、肝心なさわのはな米は作られなくなってしまったのです。

ある酒の席で酒蔵の社長が「あの米で造った酒は美味かった」と言いました。

「でも食用の米で大吟醸は造れないでしょ?」「いいや造れる!」そんなやり取りだったと伝えられています。

「米がないなら我々で作ろう!」「酒蔵に持ち込んでつくってもらおう!」「どうせ造るなら純米大吟醸にしよう!」こうして蔵人考プロジェクトは手探りでスタートしました。

 

【蔵人考の特徴】

蔵人考は生酛づくりのタンク生一本の酒なので、酒の味は毎年違います。

製品化され市販されているお酒は、例えば原材料が同スペックで酒質の違う酒をブレンドや割水で味を調え似たような味にして出荷しています。

米の絶対量が少ない蔵人考ではそれが出来ません。直会(交流会)の席では「○○年前の蔵人考が好き」「いいや、私は苦手。それなら○○年の方が」という談議がよく起こります。これはある意味、音楽家が新譜をリリースする事と似ています。

全く新しい楽曲の中に「らしさ」を探す旅です。蔵人考「らしさ」とは香りが穏やかで料理や呑む人に寄り添い、生酛づくり特有のしっかりした酸度と旨味とキレがある、長時間呑み続けても口飽きしない酒と言われることが多いです。

 

 

【舞台は山形県白鷹町(しらたかまち)】
山形市の南西、山に囲まれた小さな町ですが、古くは最上川舟運の船着場で京とつながっており、栄華を極めた時代の名残を今に残す日本の原風景とも言える町です。

【酒蔵について】

加茂川酒造の創業は1741年(寛保元年)大黒屋七四郎が酒造りを始めました。以来270余年、脈々と受け継がれた技術を現在の鈴木一成氏(14代目)まで守り続ける白鷹町内唯一の蔵元です。

精選された地産米を磨き、別表社八幡宮の宮水を仕込み水として、昔ながらの製法「生酛造り」で精魂込めて醸します。

「加茂川」の名は京都からの流れを汲むことに由来しており、8代目が丁稚奉公に行き暖簾分けをしていただいた名前と言われています。

 

※生酛(きもと)づくりとは

現在主流になっている速醸酛は酒母に乳酸を人工的に添加して酵母が繁殖できるベースを作る手法です。

生酛づくりは乳酸添加をせずに「蔵付き乳酸菌」が自然繁殖されるまで待つ手法。

味はしっかりとして酸度が強くなる傾向があり、繁殖した酵母の活動期間が長く生命力の強い酒母とも言えます。

加茂川酒造では東日本大震災時、燃料や物資不足から酒造りを2週間延期したことがありました。

速醸酛であれば酵母繁殖のピークを過ぎていたであろう時間を、生酛はしっかり図太く生き抜いて、醸造の使用に堪えた事象も確認しています。

生酛づくりが廃れ、速醸酛が主流になった背景には「造るのが難しい」「腐造のリスクを伴う」「時間と手間がかかる」と言ったことがあげられると思います。

【使用するお米】

蔵人考のお米は会員の皆さんで作った「白鷹町産さわのはな」で醸されます。種子が作られなくなった1995年から22年間、契約栽培で守ってきた幻の米です。

さわのはなが作られなくなった理由の一つに、稲が倒伏しやすく生育が難しい事があります。これはつまり粒が大きく酒づくりで重要視される芯白も大きい事を意味しているのではないでしょうか。

この難しい米を、町内で3.4ヘクタールの水稲栽培を行っているプロフェッショナル・紺野喜一さんを鍬頭にご指導をお願いして作ります。

【長年続く「蔵人考」プロジェクト】

蔵人考プロジェクトは、自分達で、作り手のプロの指導を仰ぎながら田植え、稲刈り、醸造を作業体験します。

そして常に、作業の後の交流会は米や酒を学び語り合う場となってきました。蔵人考は共同体験型の醸酒プロジェクトです。

この町で蔵人考プロジェクトがスタートしたのは1996年のこと。当初からフォーク界のレジェンド・小室等さんに組頭をお願いし、見よう見まねで農家の方の指導を仰ぎながら手植えの田植えをし、秋には手刈りで稲刈りをしました。

年を越し、酒蔵に持ち込まれた我々の米は、仕込体験を経て酒蔵の杜氏の手によって純米大吟醸酒になりました。

そのお酒の味は何物にも例えきれないものでした。


一般的な「完成した商品」という結果だけでの価値観では到達できない、米づくりや酒造りという作業を共にし、作業の後の交流会で米や酒を学び・語り合った方々との共同体験が酒の味を別次元に引き上げるのではないでしょうか。

蔵人考プロジェクトの組頭は第一回目から関わってくださっている小室等さん、そして指南役としてご自身が蔵元のお生まれで、音楽家である かの香織さんにご参加いただきます。

写真:組頭の小室等さん

組頭の小室さんは本当に気さくなお人柄で、一緒に作業をしてくださった後の交流会でも歌ってくださいました。今回も期待しましよう。


また、かの香織さんからはお酒のお話、またお酒とお料理のお話など聞かせていただけるものと思います。

写真:指南役のかの香織さん(Photo by Mari Horiuchi)

昨年の蔵人考では蔵出し体験終了後の直会の席で「今様田楽」と称して、白崎映美さんと山口岩男さんによるステージ披露が行われました。


蔵人考では過去にもリクオさん・友部正人さん・あがた森魚さん・epoさんのようなアーティストに演奏してもらっています。これからの蔵人考プロジェクトでもお酒造り・田んぼと酒蔵体験・に加えて音楽と交流も大きな魅力としていきたいと考えています。

 

■体験スケジュールの大まかなイメージ


13:30現地に集合(田んぼや酒蔵、季節によって変わります)

14:00作業開始(9月稲刈り、2月寒仕込み、3月蔵出しを予定)

16:00直会開始(交流会です。音楽的な要素を含む時もあります)

18:30終了予定(新幹線で東京まで日帰りする方は19時ぐらいまで滞在可能)

 

【ご用意したリターンについて】

今回この共同体験型の醸酒プロジェクトに皆様にも是非体験していただきたく様々なリターンをご用意しました。

 

■その1 稲刈り、寒仕込み、蔵出しと直会への参加資格
稲刈り:2019年9月下旬開催予定
寒仕込:2020年2月初旬開催予定
蔵出し:2020年3月中旬開催予定

※プロジェクト終了後、Makuake内メッセージにて、詳細をお伝え致します。
※現地までの交通費や宿泊費等はご負担ください。町内の宿泊施設はご案内いたします。
※体験作業後の直会(交流会)参加費は実費(5,000予定)ご負担いただきます。
※場所:山形県白鷹町
山形県白鷹町へのアクセス
JR: 山形新幹線 赤湯駅下車・乗り換え→ フラワー長井線→終点「荒砥」駅か「四季の郷駅」下車。
山形新幹線 東京→赤湯 約2時間20分 / フラワー長井線 赤湯→荒砥 約60分

 

■その2 純米大吟醸「蔵人考」720ml・1800ml
2020年3月蔵出し/4月発送予定の新酒です。
※お送りするお酒は皆さんで作った純米大吟醸”蔵人考”2020年の新酒です。
※未成年の飲酒は法律で禁じられています。
※生酛づくりは昔ながらの発酵形態なので完成が遅れる場合があります。万が一発送スケジュールが延長される場合はご了承ください。早期の連絡に勤めます。

 

■その3 活動レポート
お酒と一緒に発送します。お酒ができるまでの各種体験時の写真やエピソード、作り手からのお話しなどを掲載予定。

 

【実行者紹介:鈴木広貴】

山形県白鷹町出身。職業は酒小売店の他、田舎町にありがちな万屋を経営。
店の歴史は意外に古く、300年ぐらい同じ場所で商売をしています。

お店の道向かいが加茂川酒造と言う事もあり、20年前から日本酒造りの手伝いもするようになりました。それまで幾ら説明を受けてもピンとこなかった日本酒造りの専門用語などは実践から学ぶことでようやく納得。その為か「有名な酒の銘柄」よりも「味や香りの要因」に思いを馳せるようになりました。

昔から地域おこしのイベントやお祭り運営に多数関わり、商売とは関係ない人脈が多くなる傾向あり。趣味は地元の歴史を調べることと音楽鑑賞です。

本プロジェクトが開始された1996年は酒蔵の手伝いに行くようになって二年目の冬に当たり、蔵人考には会員としてではなく蔵人として関わっていました。仕込体験が終わってから酒になるまで約一か月間、日々表情の変化する発酵タンクの面(つら)や香りを加茂川の先代社長(杜氏を兼任)と一緒に見守り語り合いました。時は流れ、私は蔵人考事務局側の人間になり、米づくりの運営も手伝うようになりました。そして田んぼの前に立った私は「なんて絵になるプロジェクトなんだ」と初めて実感したのでした。それまでの私は酒づくりには人並み以上に関っていましたが米づくりに関しては経験ゼロ。現場で実際に体験しないと完結しないことは確実に存在するのです。


先代社長が急逝し、招き入れた杜氏ともそりが合わず、弟の鈴木一成氏(現14代目)が杜氏を引き継ぎました。主に営業畑の仕事をしていた一成氏。ほぼゼロからの酒造りの再構築。生酛づくりも廃れ、蔵人考の開催も困難になり一時休止となりました。しかし、その間もさわのはなを使った酒造りは休むことなく継続されました。そして数年がかりで一度廃れたら再開は困難と言われている生酛づくりを復活させたのが一昨年の事でした。人が代わり、作り手が代わっても脈々と受け継がれていく日々の営みと技。地道で手間暇かかるけど、楽しさやプライドは無くさない。そんな気骨や気概のようなものを皆さんと共有出来たら嬉しく思います。

 

・米づくりと酒づくり(体験)
・美味しい地酒と郷土料理と音楽(交流)

「純米大吟醸酒 蔵人考」プロジェクトにぜひご支援・ご参加ください。

 

【リスク&チャレンジについて】

※パッケージのデザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。

※ご注文状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。

 

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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2019年08月12日までに支払いを完了した時点で、応援購入が成立します。

5,000円(税込)

体験無し「蔵人考720ml」お届け。
体験無し「蔵人考720ml」お届け。

・プロジェクト終了後、お礼の手紙をお送りします
・純米大吟醸 蔵人考720ml×1本(2020年4月発送予定。一般販売してません)
・活動レポート(お酒と一緒に発送)

「体験までは出来ないけど出来上がったお酒は飲んでみたい!」という方のコースです。
※お送りするお酒は皆さんで作った純米大吟醸”蔵人考”2020年の新酒です。
※未成年の飲酒は法律で禁じられています。

のサポーター

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2020年04月末までにお届け予定

6,000円(税込)

稲刈り、寒仕込み、蔵出し体験+蔵人考720ml 1本
稲刈り、寒仕込み、蔵出し体験+蔵人考720ml 1本

・稲刈り、寒仕込み、蔵出しと直会への参加資格
・純米大吟醸 蔵人考720ml×1本
・活動レポート(お酒と一緒に発送)

※稲刈りは2019年9月、寒仕込みは2020年2月、蔵出しは2020年3月を予定しております。
※プロジェクト終了後、Makuake内メッセージにて、詳細をお伝え致します。
※現地までの交通費や宿泊費等はご負担ください。町内の宿泊施設はご案内いたします。
※体験作業後の直会(交流会)参加費は実費(5,000予定)ご負担いただきます。
※お送りするお酒は皆さんで作った純米大吟醸”蔵人考”2020年の新酒です。
※未成年の飲酒は法律で禁じられています。

のサポーター

残り

2020年04月末までにお届け予定

12,000円(税込)

稲刈り、寒仕込み、蔵出し体験+蔵人考1800ml 1本
稲刈り、寒仕込み、蔵出し体験+蔵人考1800ml 1本

・稲刈り、寒仕込み、蔵出しと直会への参加資格
・純米大吟醸 蔵人考1800ml×1本
・活動レポート(お酒と一緒に発送)

※稲刈りは2019年9月、寒仕込みは2020年2月、蔵出しは2020年3月を予定しております。
※プロジェクト終了後、Makuake内メッセージにて、詳細をお伝え致します。
※現地までの交通費や宿泊費等はご負担ください。町内の宿泊施設はご案内いたします。
※体験作業後の直会(交流会)参加費は実費(5,000予定)ご負担いただきます。
※お送りするお酒は皆さんで作った純米大吟醸”蔵人考”2020年の新酒です。
※未成年の飲酒は法律で禁じられています。

のサポーター

残り

2020年04月末までにお届け予定

17,000円(税込)

稲刈り、寒仕込み、蔵出し体験+蔵人考1800ml&720ml 1本ずつ
稲刈り、寒仕込み、蔵出し体験+蔵人考1800ml&720ml 1本ずつ

・稲刈り、寒仕込み、蔵出しと直会への参加資格
・純米大吟醸 蔵人考1800ml×1本+720ml×1本
・活動レポート(お酒と一緒に発送)

※稲刈りは2019年9月、寒仕込みは2020年2月、蔵出しは2020年3月を予定しております。
※プロジェクト終了後、Makuake内メッセージにて、詳細をお伝え致します。
※現地までの交通費や宿泊費等はご負担ください。町内の宿泊施設はご案内いたします。
※体験作業後の直会(交流会)参加費は実費(5,000予定)ご負担いただきます。
※お送りするお酒は皆さんで作った純米大吟醸”蔵人考”2020年の新酒です。
※未成年の飲酒は法律で禁じられています。

のサポーター

残り

2020年04月末までにお届け予定

22,000円(税込)

稲刈り、寒仕込み、蔵出し体験+蔵人考1800ml×2本
稲刈り、寒仕込み、蔵出し体験+蔵人考1800ml×2本

・稲刈り、寒仕込み、蔵出しと直会への参加資格
・純米大吟醸 蔵人考1800ml×1本
・活動レポート(お酒と一緒に発送)

※稲刈りは2019年9月、寒仕込みは2020年2月、蔵出しは2020年3月を予定しております。
※プロジェクト終了後、Makuake内メッセージにて、詳細をお伝え致します。
※現地までの交通費や宿泊費等はご負担ください。町内の宿泊施設はご案内いたします。
※体験作業後の直会(交流会)参加費は実費(5,000予定)ご負担いただきます。
※お送りするお酒は皆さんで作った純米大吟醸”蔵人考”2020年の新酒です。
※未成年の飲酒は法律で禁じられています。

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2020年04月末までにお届け予定

「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 フードカテゴリの 「創業約280年の酒蔵と幻の米で造られた孤高の日本酒「蔵人考」酒造り体験者募集。」プロジェクト詳細ページです。

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