既存のアケコンバッグ（リュックサックタイプ）で不便だと思った点

１　自宅～駅、駅～会場以外のシーン、電車内やイベント会場内ではそもそもリュックを背負わないで手持ちしていたり床に置いている事が多い。

２　試合開始時や終了時に、いちいちファスナーを開け閉めしてアケコンを出し入れするのが面倒。

３　会場内ではアケコンと「上着」を収納したいけど収納しきれるサイズではなかった。

４　背負うシーンが多い遠征時（空港をウロウロなど）は重いリュックを背負って移動したくない。

５　アケコンを持ち歩く時以外に使用する事が無い。ゲームと関係ない旅行などの日常使いで使いづらい。

上記ような不満があったので使いやすく、ゲームイベント時以外でもつかえるアケコンバッグを作成しようと思いました。

・春秋はパーカーやジャケット、冬はコートやダウンジャケット。上着を脱いだまま一日中会場にいる事が多い。

・逆に夏はエアコンが効きすぎて寒い時があるので、上着を持って行きたかった。

・アケコンのサイズがさまざま。バッグのサイズを必要以上に大きくしたくない。

・電車内で邪魔にならなく、電車内や会場内で置きやすい形状。

・荷物をサッと入れられるオープンな開口部。

・アケコンのサイズに合わせたサイズ調整をする事ができる。

上記の条件を満たすために、口折れトートバッグという形状になりました。

そして上着とアケコン両方を収納したい時や、アケコンだけを収納したい時があるので、高さのサイズ変更可能なデザインにしました。

開口部の中心にはホックがついております。

ポケットは前面に一つ、内部に一つと、必要以上にポケットを付けていないので、その分中の収納できるスペースがたっぷりと確保されています。

家から会場までの使用イメージ。

アケコンや小物などを収納します。
アケコンのサイズに合わせて中央のベルトを引き、バッグの高さを調節します。

電車内などが寒く、上着を羽織りたい場合もあるかと思います。
そのような時はパーカー等の薄手の上着を前のベルトに吊るしておくと便利です。

会場内での使用イメージ。

服（写真は革のダウンジャケット）とアケコンを収納します。
アウターなどの上着を収納したい場合、折ってあった開口部を立ち上げます。
アウターを脱いでカバンの下の方へ収納し、アケコンはその上に置きます。

試合が終わった後もこれならスムーズに収納でき、ビッグサイズトートバッグとして使いながら会場内をウロウロできます。

国内遠征や海外遠征時の際にキャリーケースを使用する事もあるかと思います。
アケコンの入った重いバッグを長時間持ち続けるのは大変です。

そんな時はキャリーケースのバーにバッグ背面に付いているベルトを引っかければ、キャリーケースにアケコンバッグを乗っけたまま移動する事ができます。

（キャリーバーは18cm幅まで対応してます。）

ペットボトルや財布などの小さな荷物を取り出す際は、背面ファスナーの開口部から出し入れするのが便利です。
背面ファスナーのすぐ下に、細かい荷物を収納するのに便利な内装ポケットがあります。

綿ボンディング加工（表布の裏面に綿と当て布を貼る加工）をした表地と、裏地（210ナイロン）、厚さ5mmのスポンジ材の三層構造になっており空気を含みやすい為、クッション性のある素材感になっています。

四スミは国産の牛革を使用し、一番破れやすい所を補強しています。

ハンドルなどで使用している50mm幅の各種テープは、耐久性が非常に高いシートベルト織りテープを使用しています。

負荷のかかるハンドル根元部分とホック部分を補強テープでしっかりと補強しています。

グリーンカモフラージュ、ブラックカモフラージュ（ポリエステル）

ポリエステル糸を使用して織られた迷彩生地です。
ポリエステル素材を使用しているため、軽さが特徴的です。
軽さや個性を求める方にオススメです。

ブラック無地（高強力ナイロン）

高強力ナイロン糸を使用して織られた高密度ナイロン生地です。
品の良い光沢感や耐久性が特徴。
シンプルさや耐久性を求める方にオススメです。

高さ　約30cm~46cm
横幅　約49cm
マチ　約14cm
容量　約31.5L

内側　ポケット１箇所（W 27cm× H 18cm）
外側　ファスナー付きポケット１箇所（W 30cm× H 20.5cm）

ハンドル部分にハンドル固定用ベルト一つ有り

Q
リュックサックではないので、肩にかける部分の負荷が気になります。

A
写真（右）のように肩にかけると、（左）より重さが分散されて負荷を軽減する事ができるのでおすすめです。

Q
防水加工や撥水加工が施されていませんが、雨の日に中の荷物が濡れてしまうか心配です。

A
一ヶ月以上毎日自分で使用しましたが、雨の日に使っても中の荷物が濡れるという事はありませんでした。
生地が何層にもなっているので水に浸けたり、一日中雨ざらしにしたりしない限り中の荷物まで水が染み込むという事はないと思います。
どうしても不安な方は市販の防水or撥水スプレーを使い、ご自信でコーティングされる事をお勧めします。

撥水加工はしていませんが、迷彩生地（ポリエステル）よりブラック無地生地（高強力ナイロン）の方が密度の高い織りをしているので、水滴や埃に強いです。

Q
頻繁に海外へ行くので素材の強度が気になります。強度の高い生地を（バリスティックナイロン等を）使用したものを作る予定はありますか？

A
今の所ありません。そもそもブラック無地生地（高強力ナイロン）の強度が高いので普通に使用する分での耐久性としては十分だと判断しました。
あまりにも強度を優先した素材を使用してしまうと、織り糸が太くなる＝重くなるため、サイズの大きいこのバッグには不向きだと思っております。