明かりを消すと和紙が光る！　～暗い所で光る発光和紙、淡光紙を広めたい～

一見ありふれた和紙に見えますが…

明かりを消すと、青い光を放ちます。
この発光する和紙、淡光紙の普及を目指し、発光する色の種類を増やしたいと考えております。
そして、この淡光紙をより多くの人に手軽に使ってもらえたらと思います。
また、これらの発光素材を用いた糸や布を製造し、応用の幅を広げたいと考えております。

これらの発光素材に関する素材及び紙等の企画製品は、知的財産権登録済です。

和紙なので 加工が容易

オリジナルのレシピで製造された淡光紙は、折る、曲げる、切るといった加工が容易なのはもちろん、適度なコシがあり、様々な造形に適しています。
折り紙として、また普段使いの紙として、手軽に使って頂くことができます。

※淡光紙には発光素材が紙に漉き込まれているため、切るのに用いた道具の刃の劣化が速まる可能性があります。

和紙なのに 丈夫

普通の和紙は水に弱く、濡れると形が崩れてしまいます。
しかし淡光紙は水を吸収するものの形は崩れず、乾いたら元に戻ります。

また、普通の和紙は繰り返し折ることで繊維が劣化し、脆く破れやすくなりますが、この紙は強度を保ち、破れることはほとんどありません。

さらに、プラスチックのように水を弾くよう加工された「淡光紙ワーロン」は、汚れても水拭きすることが可能です。

和紙だから 軽い

和紙は、金属はもちろん、木やプラスチックよりも軽く、大きなものでも持ち運びが容易です。照明器具もお好きな時にお好きな場所でお使い頂けます。

　
淡光紙を用いたＬＥＤ照明器具：和室・洋室問わずお使いいただけます。

また、着け心地の非常に軽いアクセサリーを作ることができます。

折り紙を用いたアクセサリ例

エコな光

普段の生活の光を吸収し、暗くなると明るく照らします。発光の際には電気を必要とせず、非常にエコな発光素材です。また、その光は明け方近くまで持続します。

※発光の持続時間は使用条件によって異なります。

癒しの光

オリジナルに調合されて開発された発光素材は、癒しを与える青色の光を放ちます。障子の紙や、テーブルマットに淡光紙を用いることで、お部屋が癒しの空間に変わります。

希望の光

発光の際に電気エネルギーを使用しないため、停電や災害による暗闇を照らすことができ、避難経路の標示や、誘導に役立ちます。

今回ご紹介した淡光紙は、全て１色の発光のものでした。
しかし、発光素材は多様な種類があり、これらを用いることで、様々な色に発光する淡光紙を製造することができます。これらの発光素材は、大きく２種類に分類することができます。

☆無色⇔有色
今回の蓄光剤のように、照明下は無色(白色)、消灯時はそれぞれの色を発するもの

☆有色⇔有色
照明下・消灯時ともにそれぞれの色を発しているもの

これらの発光素材を組み合わせて使うことで、照明下と消灯時の変化にバリエーションが生まれます。
今回のプロジェクトでは、これらの発光素材を用い、新たな色を発する淡光紙を製造したいと考えております。
まずは赤色と、より濃い青色に発光する紙を優先し、ファンドの進行具合によって色を増やしていけたらと思います。

さらに今後の展開として、これらの発光素材を含む糸及び布、また絵具や塗料も製造し、発光素材の普及を目指して活動したいと考えております。

これらの発光素材に関する素材及び紙等の企画製品は、知的財産権登録済です。

詳しい仕様は右側リターン紹介欄をご覧ください。

先着限定割引コースもご用意しております。

10,000円コース→8,000円 (先着50セット限定)
30,000円コース→25,000円 (先着30セット限定)
50,000円コース→43,000円 (先着30セット限定)

発光和紙折り紙(１６㎝×１６㎝、１０枚入)　全コース共通

福山ローズ型ＬＥＤキャンドル　(3,000円コース)

バラ型ＬＥＤキャンドル　(5,000円以上の全コース)

ＬＥＤテーブルランプ 
　(10,000円コース)

ＬＥＤフロアスタンドランプ
(30,000円コース) 

ＬＥＤベッドサイドランプ　(50,000円コース)

ＬＥＤフロアスタンドランプ　(70,000円コース)

ＬＥＤテーブルランプ
   (100,000円コース)

テーブルマット(オーダーメイド対応)
(100,000円コース)

和式フロアランプ　(200,000円コース)

家庭電灯用シェード(オーダーメイド対応)　(200,000円コース)

障子張替紙(１８０㎝×９４㎝×４枚)　(200,000円コース)

送料、その他手数料は負担致します。

初めまして、光心堂の桂堂玄定と申します。この度は、当ページをご覧下さり感謝申し上げます。

光る紙への思いは半世紀前に遡ります。

光る紙の実現に至る夢物語は、北国の冬の夜の折り紙遊びから始まりました。

幾度と無く蓄光素材との出会いがありましたが、和紙に漉き込むために必要な条件を満たす素材ではなく、長い間実現には至りませんでした。海外生活をしながらその情報を求めていた１０年前、条件に合致する飛躍的に安定した素材に出会い、２００８年から本格的な開発実験を開始しました。その後、手漉きによる発光デザイン和紙「光心紙」が実現できましたが、非常に高価なものであり、安易に使うことができる和紙ではありませんでした。

コストを抑えた機械漉きの発光和紙が完成したのはその翌年のことでした。それは、念願であった子供の時の夢を「今の子供たちに与えたい」という思いが実現し、半世紀に渡って抱いてきた夢が叶った瞬間でした。

この発光和紙を「淡光紙」と命名（なづけ）、現在、癒しの光を与える発光する紙として広く使っていただくための活動と、この淡光紙が生まれてから見出された、発光色の持つ様々な変化や特徴について、そのメカニズムを知るための研究を行っております。

日常に必要とする光は自然界の光と、電力（原子力発電や水力発電、風力発電、太陽光発電など）による明かりの恩恵に恵まれている毎日ですが、文明の進歩による過度に明るい生活には少しの疑問を感じております。夜の時間は、睡眠による体調の回復のために不可欠であることは誰しも理解できると思いますが、脳を休め、回復させるためには「暗さ」という要素も大切な必須条件であることは、あまり関心が持たれていないように感じております。

淡光紙の研究過程において、「脳に刺激の無い光を生活中に取り入れることを提案したい」という思いが生まれました。光心紙、淡光紙を用いた壁紙や照明器具を利用する、実験的なリフォーム事例では、「光の色に安らぎを感じ、深い睡眠をとることができた」という報告が得られましたが、当に夜の睡眠に大きな役割を果たしたという感があります。また、学童保育の子供たちに「淡光折り紙」を使ってもらったところ、「子供の情緒に安定が見られてきた」という報告も得られました。現在の経済発展の影に忘れたものを見つけ出した思いがします。

自然界の光エネルギーと電気照明として放出されているエネルギーを吸収し、暗い所で発光できる和紙が新しい光として生活に役立つことを期待しております。

この淡光紙の光を見ることは、今までの経験に無い「光の色」を見ることであり、これを言葉で伝えることの難しさに試行錯誤しており、数多くの方々に実際に淡光紙に触れ、発光する様子を体験していただきたいと考えております。

本ファンドプロジェクトにご参加された方々には、発光和紙の新しい癒しの光を楽しみ頂くとともに、エコ生活の実現を念願いたしております。

最後までお読み下さり感謝申し上げます。

桂堂玄定拝

照明器具例

その他作品例

淡光紙を用いた折り紙例

発光絵画例

発光デザイン和紙(光心紙)

参考リンク

http://www.koshin-kyoto.jimdo.com/

http://www.facebook.co.jp/osyogenjo

これらの蓄光剤に関する素材及び紙等の企画製品は、知的財産権登録済です。