パソコンの操作で手首が痛い…。

スマートフォンの操作で手首が疲れる…。

気がつくと仕事や家事など、日常生活に支障をきたしている…。

なんてことはありませんか？

新・現代病として、パソコン作業を中心とした長時間のデスクワークを原因とする手首の疲れや痛み、腱鞘炎が増えています。

「新・現代病」とも言われる症状に悩んでいる方におすすめしたいのが、「リストウェア」です。着物を主とした和装の一部として日本の伝統を支えてきた「こはぜ」を留め具として使用しています。

主に大工や鳶などの職人さん、お祭りの参加者が身につけている手甲をヒントにした今回の商品。

手甲を使う目的は、大きく分けて３つあります。 

１、手首を守る：すり傷や打撲などの外傷から手首を守ります。

２、手首を安定させる：和太鼓を演奏するときなどに、手首を安定させます。

３、手首の防寒：寒さから手首を守ります。

そういった機能が、デスクワークによる手首の疲れを緩和するためにも役立つだろうと考えたのが、商品化のきっかけです。

上下逆向きにつけ替えることが可能な「リストウェア」は、いずれの目的にも適う便利さが持ち味ですが、特記しておきたいのは「手首を安定させるフィット感」です。

デスクワークで負担の多い手首部分には、綿のクッションを仕込み、手首の負担をやわらげます。 

また長時間装着しても心地よさが保たれるよう、素材は綿100％を使用。適度な通気性、吸水性により、蒸れを防ぎます。

抜群の安定感を生み出すのが、留め具に使用した「こはぜ」です。

つけ外しの手軽さにおいて、「こはぜ」はマジックテープに敵いませんが、長期間使用しているとしだいに粘着力が弱まり、はがれやすくなるというデメリットがマジックテープにはあります。

その点、「こはぜ」は長く使える耐久性やしっかり留まる安定感が抜群です。大工や鳶などの職人さんが身につける地下足袋や手甲に「こはぜ」が使われているのが、何よりの証拠でしょう。 

そんな「こはぜ」を使った「リストウェア」は、デスクワークで疲れる手首をしっかりとサポート。「こはぜ」を差しこむ受け糸を３段階に設けているので、ご自身の手首の形状に合わせた微調整が可能に。

適度にストレッチ性のある生地と相まって、キツくもなければゆるくもない、絶妙なフィット感を実現します。 

リーマンショックの影響で、当時の主力製品の売上がガタ落ちし、２億円の借金を抱えたのが10年前のこと。

その後、経営が立ちゆかなくなり、二度、こはぜをつくる機械ごと他社に譲渡したものの、いずれの会社でも「無理です。自分たちには作れません」と撤退を望まれた結果、機械が帰ってきたのは、私たちの運命（さだめ）だったのかもしれません。

100年という歴史の中で培われた技術力が、私たちのつくる「あおやまこはぜ」の生命線です。

１、刻印による凹凸は、わずか0.01mm

厚さ0.3mmの真鍮に刻印を打つことで、指で触ってもわからない程度の0.01mmの凹凸が生まれます。ちなみに、片面にのみ刻印する技術を有しているのは、日本で当社をおいて他にありません。ブレスレットや雑貨など、他分野でもその技術を生かしています。 

２、ほどよい弾力性

「こはぜ」に針金を巻いているのは、ほどよい弾力性を生み出すため。かすかに気づく程度のたわみが、「留めやすく、外れにくい」すぐれた性能を与えます。針金を巻いていない「こはぜ」は、鋭利で危険な上に、ちょっとした力で曲がってしまうのです。 

３、身体にやさしい「ほんもの」 

当社のこはぜはすべて、日本製の真鍮を原料に使用しています。

用途に応じてさまざまな表面加工を施していますが、環境意識の高いEU圏内の規定をクリアするクロムフリーなど、安心・安全な処理法を採用しております。

身体にやさしい「あおやまこはぜ」は、本物志向にこだわる私たちの心意気を示した自社ブランドなのです。

当社のこはぜがひときわ輝いているように見えるのは、メッキをかける前の下地の表面を研磨する材料として、米ぬかや木くずといった自然由来のものを使用しているからです。洗浄も環境にやさしいヤシノミ洗剤で行うなど、一般消費者の目に触れないところにも私たちはこだわっています。

※あおやまこはぜについて深く知りたい方はこちら！

パソコンを前に「リストウェア」を「こはぜ」で留める姿は、ビジネスマンがネクタイを締める姿や、スポーツ選手が運動靴のひもを結ぶ姿と重なります。

能や歌舞伎の役者さんは足袋を履きながら集中力を高めていると聞きますが、面倒にも感じられる「留める」ひと手間が「さぁ、今から仕事をやるぞ！」という心のスイッチになり、仕事に臨む気持ちを高めてくれるはず。仕事を終えるときには「あ〜、終わった〜！」と、解放感にひたるのもご一興です。 

「一流の人はルーティーンを大事にしている」とよく言われますが、「リストウェア」の着脱を習慣化することで、日常の中にONとOFFのメリハリが生まれるのではないでしょうか。 

着物に欠かせないのが足袋であり、足袋に欠かせないのがこはぜです。

着物を主とした和服の需要が減るとともに、こはぜの需要が減りだして以来、ゴム製品の加工や通信関連部品、ゆるまないネジこと「アンダーホールナット」など、こはぜづくりで培った技術を生かした新製品の開発に私たちが取り組んできたのも、こはぜを守り抜くために他なりません。

当社オリジナルのこはぜをつくる機械は、部分的に改造・改修しながら90年くらい使い続けているものが大半です。動かなくなることはしょっちゅうで、機嫌が悪いときには、１ヶ月近く直らないときもあります。

でも、信じていただけるかはわかりませんが、夜、ふと工場をのぞくと、機械を直している昔の職人さんの姿が見えることがあるのです。

「（おまえらの仕事は）まだ終わってないんや」

という励ましのメッセージを受け取るとともに、今も息づく職人さんの“魂”を感じる瞬間です。

物事には流れというものがあるのでしょうか。ここ数年、10年前は営業に展示会にとしゃかりきになってもさっぱり売れなかった「アンダーホールナット」が売れるようになり、借金も９割近くを返済。

アクセサリーなどにも使用され、ヨーロッパや北米などの海外諸国から「こはぜ」の注文が来たりと、これまでの取り組みが実を結びつつあります。

今後も世界の人たちだけでなく、日本人にも「こはぜ」を使ってもらえるよう、「温故知新」の精神でジャンルを問わない商品開発を進めていきたいと思っています。 

株式会社青山産業研究所：

1919年創業。今年で100周年を迎えるこはぜメーカー。こはぜを手縫いしたブレスレットやこはぜをあしらったバッグなどの商品開発を通して、表舞台に立つことのなかった「こはぜ」を世界に広く知ってもらうための活動を続けている。 

素材：綿100％

生地織：
リストウェア　２号：紺生地
リストウェア　４号：刺し子

カラー：紺（共通）

サイズ：

デザイン：

・リストウェア　２号

・リストウェア　４号

・共通

リストウェアを留めやすくするために、補助輪ゴムをつけています。

【注意書き】

・1つ1つ手作業で制作しているため、色や形に若干の違いがある場合がございますのでご了承ください。

・お使いの端末や閲覧環境により、写真と実物の色味や質感が多少異なって見えることがございます。

・こはぜをすべて留める必要はございません。手首が固定されるよう、ご自身にあった留め場所をお探しください。

今回の商品製作は１つ１つ手作りのためどうしてもコストがかかっております。しかし、こはぜを知っていただきたいと思いを込め、約50％OFFのリターンにいたしました。皆様のご支援、SNSや口コミの拡散により今後の展開を考えております。

1.【早割】【40％OFF】【限定25個】リストウェア（２号）×１

2.【早割】【40％OFF】【限定25個】リストウェア（４号）×１

3.【Makuake限定】【30％OFF】リストウェア（２号）×１

4.【Makuake限定】【30％OFF】リストウェア（４号）×１

5.【Makuake限定】【40％OFF】リストウェア ×２

「絶対に絶やすことなく、創意工夫をもって継続せよ」

という初代からの申し送りを守ることが自分たちの使命だと考え、こはぜづくりに取り組んでまいりました。和装という日本の伝統文化を陰ながら支えてきた「こはぜ」を次代に受け継いでいけるように、新たな活躍の場を日々探しております。 

「こういう色やデザイン、機能がほしい！」といったご意見やご要望などございましたら、ぜひお寄せください。  

 応援、よろしくお願いします！