廃棄されゆくニホンジカ革を有効活用！
シンプルでかつ高い実用性！
しっとりやわらかな触り心地の新製品をリリースします。

人と自然をつなぐ第一ブランドを目指すLOGOSから鹿革アイテムが登場。
有害鳥獣として駆除されたニホンジカの革を活用して、コインパースとカードケースを制作しました！

コインやカードのみならず、様々な小物入れにもなり、マルチに活躍します！
普段使いはもちろん、アウトドアにもベストマッチな、“自然の恵み”アイテムです。

便利な使用シーン

コインパース

キャッシュレスが進む現代でも、カードや電子マネーが使えない場面で小銭が必要なシーンがまだまだあります。
フタの部分にコインをスライドさせれば、必要な金額が簡単に取り出せます。

500円×2、100円×5、50円×2、10円×5、5円×２がすっぽり収まります。

・キーリング

キーリングに家の鍵や車の鍵がつけられます。

・アクセサリー

大切なアクセサリーを柔らかな鹿革が優しく包みます。

カードケース

名刺が60枚入る、しっかりした容量。

・ミニウォレット

カードやお札を入れるミニウォレットとしてご使用いただけます。

・名刺入れ

一風変わった名刺入れで、好印象な挨拶ができるかも？

・救急セット

常備薬や絆創膏などを入れておく救急セットに使いやすいサイズ

・アメニティ

旅行の時のアメニティ入れにも便利

大きさ

大容量を兼ね備えつつも、手のひらに収まるコンパクトサイズ！

衣服のポケットはもちろん、バッグの小物入れなどにもスッポリ入ります。
ちょっとしたお出かけに便利な、小回りの利くサイズです。
バッグに非常用として小銭、薬、合鍵などを入れておくのもGOOD!

クラフト体験

仕上げの組立て作業はご自身で行っていただきます！
組み立て方法はとても簡単なので、お子様と一緒にお楽しみいただけます。

コインパース

カードケース

スペック

鹿革クラフトコインパース

サイズ：(約)縦5×横8×厚さ1.5cm
主素材：シカ革、真鍮
総重量：20g

鹿革クラフトカードケース

サイズ：(約)縦7×横11×厚さ1.5cm
主素材：シカ革、真鍮
総重量：20g

エイジング

画像左の状態から3ヶ月使用した結果、画像右のように光沢をはじめとした変化が見受けられました。ノンクロムなめしによる革本来のエイジングを楽しめます。

鹿革の特徴

・軽くて柔らかい
とにかく軽く、柔らかいのが代表的な特徴。レザーのカシミヤと言われるだけあって、繊維が細く、他の革素材とは明らかに違うやさしい触り心地がクセになります。

・通気性、吸湿性GOOD
湿気に強くて乾きやすく、湿気、雨の多い日本においては最適な革素材です。

・型崩れしにくく、長期間保たれる丈夫さ
日本の正倉院に保管されている鹿革の足袋は、1000年の時を超えてなお、しなやかさを維持しています。

牛革や馬革などが馴染み深いと思いますが、鹿革も高い実用性、ポテンシャルを備えたオリジナリティ溢れる素材です。

鹿は財運をもたらす、縁起の良い動物です!

実は！鹿は世界中で幸運の象徴と言われている動物です。
特に中国では「鹿」と「給料」の発音が同じなので、そこから鹿は財運の象徴とされ、金運を呼び込むラッキーアイテムとして、古くから大事にされています。

おまけで入っているシカ型の革は、金運のお守りとしてどうぞ。

日本最古の皮は鹿革!?

日本においては、飛鳥時代に朝鮮大陸からやってきた「渡来人」によって革の加工技術が伝えられてきたと言われています。この頃日本の都は京都で、一番最初に利用された動物が鹿でした。

大和時代では油を取り除いた鹿の毛皮を「亜久利加波 (あくりかわ)」と呼び、朝廷への貢ぎ物として大変重宝されていました。

製造工程

・なめし
なめしとは、「皮」が腐敗したり、水分が抜けて硬くならないように、コラーゲン繊維をなめし剤で結合させ、安定した素材「革」に変化させるための加工のことをいいます。本製品は独自に配合した無害なめし剤を使用してなめしを行います。

なめし上がりはホワイトなので淡色での染め表現も可能です。

・染色

なめした革と染料を入れて、専用マシンをスイッチオン！まるで超大型洗濯機！

染めた後によく乾かします。自然素材なのでカビなどが発生しないよう、
常に状態をチェック！

・裁断

型にはめて、プレス機でクッキーのようにくり抜きます。
極力無駄な箇所が出ないように、職人がひとつひとつ手作業で行います！

・ロゴ刻印

こちらもひとつひとつ手作業！

絶妙な加減でご覧の通り！

環境に配慮した“ノンクロムなめし”！

現在、皮革流通量のおよそ９割が重金属を使用した「クロムなめし」という方法を用いています。本製品は、そんな重金属であるクロムを使用しない「ノンクロムなめし」を採用しております。

「クロムなめし」では耐熱性と弾性が高く傷つきにくい革に仕上がり、そして何よりその加工のしやすさから一目置かれている手法です。
しかしその反面、化学物質による環境汚染がデメリットとして挙げられます。
本製品は使う人のみならず、環境にも配慮したものづくりを追求しています。
※画像はイメージです。

製品の一部キズや銀面の剥がれについて

自然の恵みを余す事なく使う事を考えた革作り、商品作りをしています。

表面塗装を行えば隠せるキズも、本当の革の風合いをお楽しみ頂きたいとの思いからそのほとんどの製品において塗装はせず染めのみのナチュラルな革を使用しています。
製品には一部キズや銀面の剥がれがございますが大量生産品では出せない、
その個性と風合い、エイジングをお楽しみください。

害獣として駆除されたニホンジカ革を使用

一見かわいらしいニホンジカですが、農作物などを食べ尽くす「食害」の被害は甚大であり、日本でも有害鳥獣の1種として登録されています。

シカによる農作物への被害額は年間50億円以上に及び、さらに幼木や樹皮を食べて木にダメージを与え、林業への被害も発生し続けています。対策として日本国内では年間約60万頭ものシカが“害獣”として駆除されている一方で、そのほとんどは焼却や埋設により廃棄処分されている現状にあります。ただ棄てるのではなく、LOGOSは“害獣革＝ジビエ革”として有害鳥獣資源の活用および認知向上に取り組んでいます。

担当MDよりメッセージ

気候変動に伴う自然死個体の減少や分布域の拡大、造林・草地造成などによる餌植生の増加、中山間地域の過疎化などによる生息適地の拡大、かつての誤った捕獲規制、天敵ニホンオオカミの絶滅、狩猟者人口の減少等・・・。様々な要因が複雑に作用し合い、今日まで続くニホンジカ（エゾシカ含む）の爆発的な増加を招きました。増え過ぎたシカは農耕地や山林を荒廃させてしまう存在となり、もはや経済被害のみならず、日本の豊かな自然環境を守り維持するために個体数を調整しなければならない状況にまで事態は深刻化しています。

しかしながらいかに大義名分があろうとも、いただいた命を可能な限り有効に活用するということは我々人間の責務ではないでしょうか。私自身が狩猟者であるがゆえ、現在の社会システムの中ではそれが現実味を伴わない理想論に過ぎないことは十分に理解しています。それでもなお、抗いたい。この想いを叶えるべく、本企画を担当させていただきました。

しなやかに鞣されたこの革は、シカが生きた価値を紡いだ命の物語そのものです。表面に刻み込まれた傷やムラこそが、シカたちが美しくも厳しい大自然を駆け抜けた証。牧場育ちの革とは一線を画するジビエレザー独特の風合いをお楽しみいただけますと幸いです。また本プロジェクトが有害鳥獣資源の認知向上の一助となることを切に願います。

スケジュール

応募購入の募集：2022年9月22日(木)〜2022年11月11日(金)

製品入荷：2022年11月末～12月上旬予定

サポーターの方へ発送：2022年 11月末 〜 2022年12月

贈り物としてもいかがでしょうか?

サポーターのお手元に届く時期は12月下旬を予定しています。
下図に2023年1月の金運の良い日をまとめました。
大切な方へのプレゼントなどにもいかがでしょうか？

支援金の使い道

応援購入のリターンに使用させていただきます。

実行者紹介

1928年創業の株式会社ロゴスコーポレーションは、設立当初は船舶用品を製造していました。
アウトドアブランドの「LOGOS(ロゴス)」を立ち上げ、本格的にキャンプ用品の展開したのは1985年。休みの日に家族でアウトドアを楽しむ「LOGOS」と、仕事でのアウトドアをサポートする作業着ブランド「LIPNER(リプナー)」を軸に、“玄関から１歩でも外に出たらアウトドア”をコンセプトにして製品の企画・製造・販売を展開しています。
Enjoy Outung！が合言葉に、アウトドアメーカーとして屋外と人を繋ぐ第一ブランドを目指しています。