「マグロは寿司が一番」って誰が決めた？王道から希少部位まで様々な調理法で味わい尽くす専門店が誕生

マグロといえば寿司。
そんなイメージに、終止符を打つときがやってきました。

2022年3月、門前仲町にオープンしたマグロ料理専門店「マグロスタンダード」は、
まだまだ知られていないマグロの無限大の可能性を楽しんでいただくべく、さまざまな食べ方で贅沢にマグロを味わっていただきます。

寿司や刺身で今まで皆さんが味わってきたマグロの部位は、実はごく一部。

たとえば、焼肉のようにロースターでさっと炙ったり…。牛肉で作るすき焼きのように、マグロの切り身をさっと煮付け、卵をくぐらせて食べたり…。

「マグロ＝生で食べる」という常識を覆す驚きの新発想で、マグロの美味しさを再定義します。

当店の強みは、中トロや大トロといった人気の部位はもちろん、めったに出回らない希少な部位まで、質の高いマグロをお楽しみいただけること。

実は、店長の父親は古くから水産業を営んでおり、現在はマグロ専門の卸を経営。
当店では、そんな「世界中のマグロを知り尽くした男」から、直接マグロを仕入れています。

そのため、その日もっとも質の良いマグロの情報をキャッチし、リーズナブルな価格で仕入れることが可能。他店では決してお目にかかれないような希少部位も手に入れることができるのです。

大トロが美味いのは、言わずもがな。
寿司屋では使われていないような部位も、楽しみ方は調理法次第で無限大。
人気の中トロや大トロに勝るとも劣らない魅力を秘めています。

通常はアラカルトのみのご用意ですが、今回はそんなマグロの可能性を感じていただきたく、ありとあらゆる部位を仕入れ、もっとも適した調理法を研究した末にたどり着いた、2種類のコースをご用意いたしました。

おひとり様4000円の「マグロスタンダード」、8000円の「マグロプレミアム」という2種類のコースで、いずれも中トロや大トロなどご存知の高級部位から、めったに市場に出回らない「えらぶた」などの希少部位まで、幅広くお楽しみいただけます。

豪華版のマグロプレミアムコースでは、マグロのおいしさを最大限に引き出す組み合わせを追求し、うに、いくらと大トロを合わせた「至福のぜいたく丼」をご用意。
今回ご支援いただいたお客様限定の特別メニューです。

見た目のインパクトはもちろんのこと、味も格別。
現在、赤潮の影響でうにやいくらの値段が急激に上がっていることもあり、この贅沢丼の原価は約46％。

それが8000円のコースの1メニューとしてセットになっているのですから、これを食べない手はありません。

コースはどちらも採算度外視。
赤字覚悟で、みなさまに新しいおいしさをお伝えすべく、ご提供させていただきます。

ぜひ、マグロの新しい“スタンダード”なおいしさを見つけてください！

うに・いくら・大トロの鉄板トリオを頬張る贅沢。希少部位も味わえる限定コースについて

今回オープンを記念してご用意した2つのコースについてご紹介します。

■マグロスタンダードコース／おひとり様4000円
・マグロスタンダード盛り
・お困りキャベツのツナ缶サラダ
・骨付き中落ちトロたく
・マグロ焼き3種盛り（中とろ、えらぶた、ネギ塩マグロ）
・本マグロ焼きすき
・自家製つぶしトマト蜜煮
・ねぎまうどん
・最中アイス

※スタンダードコース限定メニュー：「骨付き中落ちトロたく」「マグロ焼き3種盛りのえらぶた」
※コース内容はあくまで一例です。内容は季節や仕入れ状況によって変わります。

■マグロプレミアムコース／おひとり様8000円
・マグロスタンダード盛り
・お困りキャベツのツナ缶サラダ
・うに、いくら、大トロの至福のぜいたく丼
・マグロ焼き3種盛り（中とろ、ネギ塩マグロ、頬肉）
・本マグロ焼きすき
・自家製つぶしトマト蜜煮
・ねぎまうどん
・最中アイス

※プレミアムコース限定メニュー：「うに、いくら、大トロの至福のぜいたく丼」「マグロ焼き3種盛りの頬肉」
※コース内容はあくまで一例です。内容は季節や仕入れ状況によって変わります。

また、ドリンク類は国産にこだわってセレクト。
今回は日本酒5種類、国産マッコリ1種類、ビール、焼酎、サワーなど、ボトルを除く当店のフルラインナップをお楽しみいただける飲み放題付きプランもご用意しております。

さらに、今後も末長く当店に足を運んでいただきたいという思いから、ここで支援していただいた方だけに、以下のような会員特典も付与させていただきます。

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【会員特典】
（1）今後も贅沢丼を3,980円（税込）で注文できる権利
※2日前までに要予約
（2）2回目来店以降からワンドリンクサービス（グループ全員、ボトル、山崎を除く）

※いずれの特典も、2回目来店時以降から利用可能です。
※有効期限は、コース利用券利用時から1年間とさせていただきます。
※有効期間中、何度でも利用可能。1日1回までとなります。
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特にお楽しみいただきたいのが、プレミアムコースに含まれる「至福のぜいたく丼」です。

これは、大トロ3切れ、うに、いくらを酢飯の上にトッピングした豪華な海鮮丼。
軽く炙った肉厚の大トロは口に入れた途端とろけてしまうほど。うにやいくらのまろやかな旨味が合わさり、なんともいえないハーモニーを奏でます。

酢飯にもこだわり、米は福井県産の「いのちの壱」を使用。
粒が大きめの米は赤酢との相性も良く、ネタのうまさをさらに引き立てること間違いなし。

マグロをすき焼きのように卵に浸して食べる「本マグロ焼きすき」で使った卵液のあまりをかければ、“贅沢すぎる卵かけごはん”もお楽しみいただけます。

それから、「マグロ焼き3種盛り」の「えらぶた」は、ぜひ、お試しいただきたい自慢のメニュー。

常に口を開けた状態で高速遊泳しているマグロのえらぶた周辺の筋肉は、ほとんど発達していません。

そのため、この付近の部位はまるで牛や豚のホルモンのように柔らかく、弾力に富み、ムチムチとした口当たりです。

この部位が市場に出回ることはほとんどなく、食べることができる店は都内でもほとんどありません。しかしその味は、限られた人だけが知っている極上の美味。
ほんのり甘い味噌のソースをからめて焼き上げていただきます。

そのほかにも、「マグロ焼き3種盛り」ではネギ塩と中トロをご用意。

中トロはステーキソースのようなタレにからめ、とろける口当たりを存分にご堪能いただきます。

マグロをさまざまな調理法で味わう、マグロづくしのコースは今回限り。
ぜひ、この機会をお見逃しなく！

使われていなかった部位が、まさかこんなに美味かったなんて。“サステナブルな外食スタンダード”を目指して

マグロスタンダードの売りは、もちろん、マグロ。
マグロ専門卸とタッグを組んでいるからこそ、この味と価格が実現できると言っても過言ではありません。

当店が使用するのは、本マグロとインドマグロ。
本マグロはご存知の通り、最高級のマグロ。脂のノリが特徴で、マグロ特有の濃厚なうま味と芳醇なコクを楽しむことができます。

本マグロの味をひとことでいうなら、「酸が立つ味」。
香り豊かで、マグロ独自のおいしさを楽しむにはもってこいの品種です。

一方、インドマグロは本マグロに比べて若干、マイルドな味わい。
かつて、寿司屋で食べるマグロといえばインドマグロが当たり前で、価格も今よりずっと高額だったといいます。

赤身はマグロ独自の酸が控えめで、その代わり、トロは甘くて味わいが濃厚。
本マグロとは一味違う、独特のおいしさが味わえます。

当店では、これらのマグロを余すところなく、刺身、焼き、煮付けなどさまざまなスタイルでご用意します。

使われていなかった部位が、まさかこんなに美味しかったなんて。
お客様それぞれの、マグロの“スタンダード”な楽しみ方をもっともっと広げてほしい。

そんな驚きを届けるため、普通なら処分されてしまうレバーや腸管など貴重な部分も積極的に仕入れ、専門卸のアドバイスも受けながら、部位ごとにもっともおいしい食べ方を日々研究しています。

この視点は、当店が掲げるコンセプトでもある「サステナブル」の理念に基づいています。

近年、あちこちで耳にする「サステナブル」という言葉。直訳すれば「持続可能」ということですが、飲食業界でも様々なサステナブルな取り組みが見られるようになりました。

当店では、マグロをはじめとした食品ロスの問題に着目。
関わりの深い八百屋に声をかけ、「困っていることはないですか？」と尋ねて、売れ残ってしまったものや、廃棄せざるをえないものなどを率先して仕入れています。

そうやって完成したのが、今回のコースの一品である「お困りキャベツのツナ缶サラダ」です。
「キャベツはどうしても芯の部分を捨てざるを得ない」という声を聞き、「それなら、細かく刻んでコールスローにしよう！」と考え、このメニューが誕生しました。

それから、「自家製つぶしトマト蜜煮」も、そうした「お困り野菜」から生まれた一品。

「型崩れしたトマトは売り物にならない」という声を受け、味は生かしつつ、崩れてしまった見た目をカバーするため密煮に。桃のように甘い、極上の箸休めに生まれ変わりました。

今後は、もっと「お困り品」を使ったメニューをパワーアップさせていきます。
生産者や仲買人も幸せになり、そして、おいしい料理でお客様にも喜ばれる。
そんな活動を、これからも広げていきたいと考えています。

目印は超特大マグロ模型！友人と、同僚と、気兼ねなく楽しめる空間

マグロスタンダードが店を構えるのは、門前仲町から徒歩3分の立地。
下町情緒が漂う路地裏に、華やかなあかりを灯しています。
店の入り口で目を引くのは、なんと、160cmほどあるマグロの模型。

また、店内の壁には墨で描かれた大迫力のマグロ。
まさに、マグロ尽くしの様子にワクワクとさせられる仕掛けです。

店内は、落ち着きある空間でこだわりの味を楽しんでいただくべく、和の趣を大事にした上質の空間となっています。

店内はカウンター8席、テーブル席が28席、それから、6名様までご使用いただける小上がりの席がひとつ。

親しい人と肩を並べてマグロ料理に舌鼓をうつならカウンターへ、そして、仲間と気兼ねなく楽しみたいならテーブル席や小上がり席へ。
お好みに応じて、ご使用ください。

最後に

はじめまして。
マグロスタンダードの店長を務める宮崎です。

水産の卸会社を営んでいた父の影響を受け、ずっと「食」が身近にある環境で育ち、学生時代のアルバイトがきっかけで、飲食業の道へ。

2年間のオーストラリアやフィリピンでの海外留学中には、シドニーでハンバーグレストランのオープンにも参加しました。

帰国後には人気飲食店へ就職し、新店舗の立ち上げや香港での店舗運営にも携わり、満を辞して自分の店を持つにいたりました。

おいしい料理を作ることはもちろんのこと、これからの飲食店はサステナブルであるべき--。

いつ頃からこうした考えを持つようになったのかはっきりとは覚えていませんが、「食」という命を支える原点に携わる父の姿を見ているうちに、おのずとそうした考えが身に染み付いていたのだと思います。

当店では、骨や内臓など、普段なら捨てられてしまう部分もすべて使い切ることを目指しています。

魚も、野菜も、食べられない部位なんてきっとないはず。
どんな食材も余すところなく美味しく食べられるように、様々な調理法を試し、皆さんにご提供しています。

さらに、プラスティックからできた素材で制服を作ったり、発泡スチロールでできた食材ケースを使い捨てにせず、専用ケースを再利用したり、モバイルオーダーの投銭機能を活用して生産者さんにチップを送れるようにしたり…。
さまざまな取り組みで、食を取り巻く全ての人が幸せになる活動を展開しています。

「サステナブル」というと、難しい感じがするかもしれません。
しかし、「食べることが誰かのしあわせにつながる」と言い換えれば、とてもわかりやすいのではないでしょうか。

マグロスタンダードはまだスタートしたばかりの新しい店ですが、これからもさまざまな活動を通して、「おいしい」と「みんなのしあわせ」を結びつけていきたいと思います。
みなさまのご支援を心よりお待ちしています。


【店舗概要】

マグロスタンダード

住所：東京都江東区富岡1-25-4 ニックハイム八幡 103

営業時間：17:00～26:00

日曜営業

定休日：不定休

電話番号：03-5809-8066