そこのキャッシュレス派のあなた。本当は全て電子決済にしたいのに現金払いのみのシーンも多く、支払いに不便を感じることはありませんか？

お昼に商店街でお弁当を買おうと思ったら現金払いのみ、

好きなラーメン店では現金オンリーの券売機、

などなど。

日本ではまだまだ現金のみのケースも多く最低限のキャッシュは手放せません。

本商品ではキャッシュレス派の人が現金払いをするときにもスムーズな支払いができるよう、操作性の良さを追求して設計しました。

ジビエレザー（野生動物の革）の自然な風合いとともに、こだわりの詰まった本商品を是非ご覧ください。

ジビエレザーブランド
「MAKAMI」

MAKAMI（まかみ）は東京・蔵前にアトリエを持つジビエレザーブランドです。
ジビエレザーとは、農作物を荒らすなどして”害獣”として駆除された野生動物の革のこと。

令和2年度の野生鳥獣による農作物被害額は161億円。捕獲頭数はシカ・イノシシだけで135万頭と、被害に伴い捕獲・駆除される動物の数も増えています。

人々の生活を守るため、殺めなければならない命なら、せめてそれらは余すことなく生かそう。

その想いからMAKAMIは生まれました。何気ない日常の中で、ふと目をやると自分のお気に入りのジビエレザーアイテムが目に入る。そんなとき、野生を生きた彼らと人との関係を思い出してもらえるような、そんな存在になりたいと思っています。

Makuakeプロジェクト第３弾

前回のプロジェクトで、みなさまの応援によってようやく実現することができた "tonto"（トント）はジビエレザーの財布というだけでなく、日常がより一層楽しくなるよう機能面についてもとことんこだわりました。

1. お札も小銭も一望できる新設計
（日本国内意匠出願中）

従来のコンパクト財布ではお札を入れる向きと小銭入れの向きが違うため、都度財布の向きを変える必要がありました。

"tonto"（トント）では小銭入れの向きを90°回転させることで、財布の向きを変えることなく一連の動作でお支払いが可能です。

お札と小銭が一度に確認でき、支払いがとてもスムーズになりました。

また小銭入れが外付けなので、自動販売機など小銭のみで対応可能なシーンでは開け閉めの動作が１回で済みます。

さらにマグネット式とすることでよりスムーズな操作性を実現。薄くても強力なので振ってもこぼれません。

↑ マグネット取り付け部のポケットに硬貨が引っ掛かるようになっているので振ってもこぼれない。

2. お札が外から見えないスマート仕様

カードでの支払い時に財布から現金が見えることに抵抗を感じる人は意外と多いのではないでしょうか。"tonto"（トント）ではコンパクトながらも札入れとカード入れ部分が完全に分かれているので、人目を気にする必要がありません。

さらに免許証やマイナンバーカードなど、あまり人の目に触れたくないものはカードポケットの一番後ろの隠しポケットに入れておくことでプライバシーを保護します。

3. 手ぶらで出かけられるコンパクトさ

女性のパンツポケットにも入る程のコンパクト設計で、そのままお出かけができます。

"tonto"（トント）では機能性を重視しながらも、札入れ部を一万円札がギリギリ入るサイズに設計し、余分なスペースを排除することでコンパクトさを実現しました。

ちょっとそこまで出かけたいだけの時、わざわざ鞄を出すのも面倒だし、大きな財布を片手に出かけるのも少し恥ずかしい。そんなこと気にせずに"tonto"（トント）だけを持って家を出ることができます。

4. ワイルドな熊 VS 上品なシカ

今回"tonto"（トント）では、滅多に見ることのできない独特な毛穴模様が美しいクマ革と、キメが細かく手触りが気持ちいいシカ革の２種類をご用意しました。

1）数量限定、希少なクマ革

害獣問題で主なものはシカとイノシシによる農作物被害ですが、近年のクマの増加に伴い、人里にクマが出現するニュースも後を断ちません。

クマはニュースなどで見る荒々しい印象とは異なり、独特な毛穴模様が美しく、弾力性のある革質をしています。

本プロジェクトでは、近畿・中国地方で昨年度および今年度の猟期期間に捕獲されたツキノワグマの革を使用しております。

ツキノワグマは成体でも全長120cm程度と小柄であり、1枚の革から3個ほどしか作れません。希少性が高く、今回も数量限定でのご提供となります。

※リターンの追加予定はございません。

2）レザーのカシミア、上品なシカ革

農作物被害や森林被害に最も大きなインパクトを持つ鹿。その革質はとてもきめ細かく手触りが気持ち良いのが特徴で、レザーのカシミアとも呼ばれています。

またキメが細かいため、刻印などは鹿革の方が綺麗に現れます。

5. 使うほどに艶が増す経年変化

金具部分以外全て天然革を使用しているため、長く経年変化をお楽しみいただけます。

クマ革はとても脂なじみが良く、人の皮脂だけで驚くほどの艶が出てきます。

※上記クマ、シカともにクリーム等を一度も使用しておりません。

6. 原皮から生産まで全て日本国内

本プロジェクトでは、近畿・中国地方で昨年捕獲されたツキノワグマとホンシュウジカの皮を”革どころ”兵庫県たつの市のタンナーにて加工した革を使用します。その後、東京・蔵前の職人の手によりひとつずつ丁寧に縫製加工を行います。

(AtelierK.I. http://atelier-ki.com/)

仕様

・サイズ

W 8.0 × H 10.0 × D 1.2〜2.0 cm 程
（折り畳んだ状態）

・重さ

クマ革は74〜77g程度、シカ革は68〜70g程度（サンプル計量）

・容量
カード ６枚

お札 10枚程度

小銭 10枚程度

・【ご注意】黒ニッケルのマグネットボタンについて

今回小銭入れに採用したマグネットボタンですが、一部に製造工程で入る線がございます。（工場作成時の金型の関係で入るもので、現状半数以上のものに入っております。）

代替部品も検討してみたものの、今回のデザイン・機能にマッチするものが見当たらなかったため、特別目立つ傷でない限り採用することとしました。黒ニッケルの金具を採用している商品ではそのようなパーツが含まれることをあらかじめご了承ください。

アンティークゴールドの金具には入っておりませんので、もし気になる方はそちらの商品をお選びください。

＜色と金具の対応表＞ AG：アンティークゴールド、黒Ni：黒ニッケル

スケジュール

１．プロジェクト終了後より、支援の数に応じて製革所にて革のなめし作業を行います。（約1ヶ月半）

＜主ななめし工程＞

(1)準備作業（余分な脂・毛を除去）

(2)なめし（耐腐敗性、耐熱性、柔軟性を持たせる）

(3)再なめし（色付けや風合いを合わせる）

(4)仕上げ（オイル・ワックスなど）

２．仕上がった革を元に制作を進めます。（約2ヶ月）

＜主な製作工程＞

(1)革の裁断

(2)ロゴの刻印

(3)縫製

(4)検品・仕上・梱包・発送

クマ革はすでに革のなめしが終わっているため、ステップ２から開始します。

シカ革は革のなめしから行いますが、プロジェクト実施期間中に革の加工に着手し、少しでも早く皆様のお手元に届くように進めて参ります。

リターンについて

・カラー

今回はクマ革とシカ革でそれぞれ３色ずつご用意しました。

クマ革／墨（すみ）

クマ革／大地（だいち）

クマ革／団栗（どんぐり）

シカ革／森緑（しんりょく）

シカ革／紅葉（もみじ）

シカ革／樹皮（じゅひ）

・名入れオプション

通常商品では入れない刻印ですが、今回は特別にご希望の刻印をオプションとして入れることが可能です。

刻印場所はMAKAMIのロゴが入っているのと逆側のカード入れ右下になります。

全て大文字の場合は8文字まで。小文字・記号が含まれる場合は10文字まで。

名入れ刻印は、”素押し”、”箔押し（金）”、”箔押し（銀）” からお選びいただけます。

MAKAMIのロゴは全て ”素押し” となります。

・パッケージ

オリジナルの貼箱に入れてお届けいたしますのでギフト用にもお勧めです。

お手入れについて

お手入れの際は柔らかい布での乾拭き、軽いブラッシングなどでほこりを取り除いてください。革に潤いを与えるため、1ヶ月に1回程度、革用クリームを塗るとさらに効果的です。クリーム等は直接革にのせるとシミや色落ちの原因になりますので、布に少量を付け、目立たない部分で試し塗りを行ってから全体によく伸ばし、余分な油分は全てふき取ってください。

資金の使い道

前回のプロジェクトで得た資金によって今回のプロジェクトの開発は進めることができました。

MAKAMIではまだまだ挑戦したいこと、形にしたい商品など沢山ございます。日々お客様よりこんなものはないの？とお言葉をいただくこともあります。しかし、自分の手だけでは実現できないアイデアを形にするためには先立つ開発費用が必要です。さらに生産数がまとまらないと発注できないという製造の仕組みもあります。

そのため、今回集まった資金は本プロジェクトの商品を量産するための費用と、さらに次の新商品の開発費用として使用させていただきます。

実行者紹介

最後に

今回、私は初めて”商品名”をつけました。「トント」はアイヌ語で「なめし革」の意味。

アニメ『ゴールデンカムイ』によって日本の多くの人々がアイヌ文化を知り、そこに描かれる人間と野生動物との厳しくも美しい共存関係に心打たれたのではないでしょうか。そんなアイヌ文化へのリスペクトも込めてジビエレザーで作る本商品名としました。

またMAKAMI（マカミ）というブランド名は、かつて日本に生息していた日本狼を神格化した存在である「大口真神（おおくちのまがみ、おおぐちのまかみ）」に由来します。

「大口真神」はシカやイノシシから作物を守護する存在として日本では古来、聖獣として崇拝されてきました。

大ヒット映画『もののけ姫』のキャラクター、森を守る白い巨体の犬神「モロの君」のモデルにもなっています。

野生を生きた動物たちの命を感じ、私たちの一部とする。本プロジェクトを通して改めてジビエレザーの魅力を感じていただけたら幸いです。

※本プロジェクトの製品サンプルはアトリエに展示しております。

ショップ営業日にお越し頂ければ実際に実物を手に取ってご確認いただけます。

営業日はTwitterもしくはInstagramをご確認ください。

東京都台東区蔵前4-14-11
ウグイスビル206

MAKAMI

オフィシャルサイト
http://www.makami.jp

FAQ

Q. 名入れオプションの文字列を後から変更することはできますか。

A

クマ革はリターン品が完売したタイミングで生産の準備を進めるため、一度生産が開始された後の変更・キャンセルはできません。生産が開始されたタイミングで活動レポートにてご報告いたします。

シカ革はプロジェクト終了時までであれば変更が可能です。プロジェクト終了後の変更・キャンセルはお受けしておりません。あらかじめご了承ください。

Q. 鹿革は水に強いと聞いたんですが。

A

鹿革自体は水に濡れても革として極端に劣化はしませんが、シミにならない、水をはじくという性質を持っているわけではありません。（撥水する場合はそういう加工がされているだけです。） 薄い色の場合特に、水に濡れればシミになりますので、万が一濡れた場合はすぐにタオル等で余分な水分をふき取り自然乾燥してください（ドライヤーNG） 。

乾燥すると油分がなくなり革が硬くなりますが、クリームを塗布することである程度戻ります。（※シミは完全には消えません。周りと馴染ませて目立たなくさせると考えてください。）