マンセル（MAN-SEL）とは？

国内外の一流ブランドを選び続けてきたバイヤー達によるブランド。理想に”より近い” 鞄を探し選び続けてきた彼等が、長年培ってきた目利きを活かして一切妥協なしの「理想の鞄」を作り上げます。

今回の企画はマチ幅の「薄さ」がキーワード。
薄型のリュックは高い注目度ながら探してみるとカッコいいものが見つからなかったため、当企画をスタートさせるに至りました。
そして、同ブランドの代名詞でもある防水＆シンプルデザインと融合させ、理想的な薄型リュックが出来上がりました。

「薄さ」について

マチ幅の「薄さ」に強いこだわり

薄いといってもリュック特有のボックス感が損なわれるとカッコよくありません。
トライ＆エラーを繰り返し、このボックス感を保ったうえでギリギリまで薄いマチ幅を目指し、最終的にマチ幅は「70mm」という結論に至りました。
これはどんなリュックも70mmにすればスマートに映るかといえばそうではなく、リュックの縦横のサイズやフェイスデザイン等、様々な要素を踏まえたうえで当リュックの場合は70mmが最もスマートに見えると判断いたしました。

さらに、スマートなリュックとは一体どのようなリュックかを考えました。
答えはひとつではありませんが、その中でも今回は人に迷惑をかけないという点に着目。それはイコール、使用者自身のストレス軽減も意味します。

例えば満員電車やバスの中で「薄さ」が威力を発揮します。
2018年度の｢迷惑行為ランキング（参照元：東洋経済ONLINE）｣によると、背負いリュックが電車内｢迷惑行為｣の1位に。もしかしたらあなたも迷惑と思われているかもしれません...それってとても怖くないですか？
そこで当リュックは薄マチにより他者への迷惑を軽減します。

防水性能について

防水性能について

防水バッグで「PVCコーティング」って聞いたことありませんか？これはナイロン等の主素材にPVCを薄くコーティングすることで防水性能を確保しているのですが、剥離などで防水性能の維持が難しいという弱点もあります。
当リュックはこのPVC自体が主素材になるので物理的に生地から水を通さず、長く防水性能を維持することができます。

濡れたらタオル等で拭いていただくだけで、数十秒～数分で元の状態に戻ります。

実際にサンプル品を雨の日に使ってみました。大粒の雨が降る中、約30分程度の移動でしたが、内部への浸水もなく荷物も無事でした。

防水バッグと謳っているのに、部分的に通常のファスナーを使う製品に疑問を感じていました。そこで当リュックは、外装すべてのファスナーに「YKK製・止水ファスナー」を徹底して装備いたしました。

ON/OFF兼用

ビジネスリュックとしてご紹介していますが、シンプルデザインで服装を選ばない点も魅力のひとつ。
私自身も通勤がスーツではないので、カジュアルな服装で使用する予定です。

収納について

内ポケットを含む合計9カ所の収納部で効率的な収納が可能です。

四角いフォルムでデッドスペースをなくし、収納スペースを確保いたしました。
メイン収納部はB4ファイルサイズまで収納することができます。

メイン収納部
メイン収納部にはクッション材入りPCスリーブ（15インチPCまで収納可能）を搭載。このスリーブはシワにしたくないシャツ等の収納にも最適です。
収納最大サイズは「B4ファイル」サイズとなり、内ポケットで小物等の仕分けも可能です。

外装ポケット
上部と両サイドに外装ファスナーポケットを3箇所搭載。
両サイドのファスナーポケットは貫通させず、手前と奥で仕切られた独立ポケットとなっていて、それぞれワイドいっぱいに収納いただけます。

その他詳細

背中にあたる生地は、より通気性・クッション性の高いメッシュ生地にグレードアップいたします。
当リュックの外装に取り付けるブランドロゴは１カ所のみ。ショルダーストラップ部分にあえて控えめに小さく取り付け、ロゴの主張を極力控えています。

電車やバスの混雑時は最悪手持ちが余儀なくされますが、これが結構辛いんですよね。
そこで、長時間の手持ちや、荷物で重くなっても手が痛くなりづらいように、太く握りやすいハンドルを上部に取り付けています。
リュックは背負うものですが、こちらのハンドルは意味もなく手で持ちたくなるんです。それをマンセルの他製品で私自身が体感し、今回同じものを取り付けました。

止水ファスナーはすべて高品質なYKK製です。つまみ部分は有名アウトドアブランドのバッグにも使われるグリップ力の高いものを採用しています。

製品スペック

外寸：W350×H470×D70 (mm)
重量：950g
容量：11L
素材：PVC
生産国：ベトナム

デザイナー紹介

最後までお読みいただきありがとうございます。
デザイナーの千代間と申します。

現在、埼玉の所沢市でECサイト運営やバイイング業務を行いつつ、2019年4月にバッグブランド「マンセル (MAN-SEL)」を立ち上げデザイン業務も兼任しております。

ブランドのスタートから日も浅く、まだまだ認知されておりませんが、製品を通して少しでも多くの方のお役に立てればと思っております。

そしていつの日かフラッと外出したときに、全く知らない人がマンセル製品を使用しているところを直接肉眼で見てみたいです。
これが私の当面の夢でございます。

もしご縁がございましたら、当製品を通してご通勤を快適にするお手伝いができれば幸いです。

【プロフィール】
1988年生まれ、埼玉県出身。新卒でセレクトショップの販売業務を経験。大好きな鞄に携わる仕事に憧れ鞄専門店に転職し、ECサイト運営やバイイング業務を7年経験。バイヤーとして培った目利きを活かし、2019年4月にバッグブランド「マンセル (MAN-SEL)」を立ち上げる。同ブランドの第1、2弾の製品で高評価を獲得し、今回第3弾の製品をmakuake限定で予約販売にチャレンジ。