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先進の技術と伝統の融合により、いま「池波正太郎が愛した彫漆万年筆」が蘇る!

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ストーリー

万年筆大好き人間垂涎!の万年筆を完成させました。

 

 

最近どの万年筆メーカーも取り組んでこなかったデザインです。ひょっとしたらあまりの技術的な難しさに、作り手が居なかったのかもしれません。万年筆愛好家にとっては、コレクションに加えたい一本と言える仕上がりです。

 

さらに、池波正太郎ファンにとっても欲しくなる万年筆です。

この独特な気品漂う万年筆を愛用していたのは、時代小説や含蓄のあるエッセイで有名な、あの池波正太郎でした。

 

万年筆製作のキッカケは池波正太郎。

池波正太郎が愛していた一本の万年筆に出会いました。

その万年筆は、書斎で執筆する池波正太郎の写真の下の方にさりげなく置いてあったのです。

これは、どこのメーカーのなんという万年筆なんだろう。あるいはオリジナルなんだろうか・・・。万年筆大好き人間の私としては、とても気になる・・・見たことがない万年筆でした。

下の方にあの万年筆が写っています。

写真:田沼武能(公益社団法人日本写真家協会会長)

 

池波正太郎の有名なエッセイ「男の作法」には

私自身池波作品が大好きで、特に「真田太平記」「鬼平犯科帳」「剣客商売」や、含蓄のあるエッセイが好きでした。

彼の有名なエッセイ「男の作法」には、男が良い万年筆を持つということは、どういう意味を持つのか、良い万年筆を持つことはとても大事なことなんだ、などと書いてあります。普段から万年筆を大切に思って使っている私としては、とても頷ける一文。

私が持っているこの文庫本は90刷です。そんなに読まれているのか!と思いました。

デジタルな時代に、アナログな作法の話がよく読まれている。嬉しい話です。

上の写真で出会った万年筆のこともあり、エッセイの一文にのめりこむように、池波正太郎の万年筆の話を調べていきました。

池波正太郎は常時40〜50本の万年筆を気分に応じて使っていたと書いており、その中では主にモンブランが好きだったようです。

 

なんと!モンブラン以外に大切にしていた万年筆があった。

 

しかし、別のエッセイ「夜明けのブランデー」で

「今年のわたしはモンブランをほとんど使わなかった。万年筆職人として「知る人ぞ知る」岩本止郎さんが作った万年筆5本を愛用・・・」という一文を見つけました。

あの書斎で写っていた万年筆はそのうちの一本ではないか・・・。そう思ったのです。

さらに調べていくと、その万年筆の一本が信州上田市にある「池波正太郎真田太平記館」に特別に展示されていることがわかりました。

「その万年筆を見にいきたい。」

私たちの最初の行動は、池波正太郎の権利継承者に、上田に行ってつぶさに見せてもらう許可をいただくことでした。展示はしてあるけど、触ることは出来なかったからです。さっそく権利継承者にコンタクトを取りました。

 

「池波正太郎真田太平記館」を訪ねて。

私たちは権利継承者の許可証を持って、真田太平記館を訪ね、彫刻の具合やデザイン、色合いやサイズに至るまでつぶさに観察・調査、そして撮影をさせてもらいました。

信州・上田市にある「池波正太郎真田太平記館」。膨大な資料が展示されています。

二階の真ん中にはガラスケースに入った、あの万年筆が・・・。

万年筆の下には、池波正太郎の一文。

 

特別に展示してあるこの万年筆で、一連の真田モノ、そして集大成でもある「真田太平記」が執筆されたのかもしれません。イメージが拡がって止まりません。

私たちは、真田太平記館のT女史、上田にお住いで池波正太郎の当時をよく知るMさん、小説「真田太平記」執筆時の出版社・担当編集者Sさん、それぞれに池波正太郎の話、真田太平記の話、上田の話・・・などを何回も聴くことも出来ました。

 

万年筆製作の道。

私たちは、権利継承者に改めて「万年筆の復刻版製作の許可」をお願いに行きました。

最初は「ダメ」という返答。

池波正太郎は偉大な作家です。そして多くのファンの心をつかんで離さない著作が数多くあります。「ダメ」は当然でした。

そこからは、何度も足を運びました。

そして、ついに「本当にしっかりとしたクオリティを保つことが出来るなら製作を許可します」という答えをいただけたのです。

喜ぶと同時に緊張したことを覚えています。

 

エボナイトボディに漆を多層塗り、彫刻を施す。

技術の粋を集結させた万年筆を製作。

昔から、高級な万年筆のボディにはエボナイトが使用されてきました。

ゴムの一種ですが、硬さは金属並みで堅牢な素材です。

今回の万年筆のボディは、もちろんエボナイトの削り出しです。

そして、福井県鯖江の漆芸家・松田章がプロジェクトに加わりました。

万年筆の独自の質感や彫りの再現に、彼が必要だったのです。

松田章が採ったのは「彫漆」(ちょうしつ)という技法。技術と伝統の融合です。

このようにして「池波正太郎の万年筆」の製作の道は進んでいきました。

 

下は、ボディが仕上がった時に、サイズ確認やチェックのために「池波正太郎真田太平記館」を訪れた時の比較写真。

下は、彫刻を施した試作品が完成した時の比較写真です。

この時、万年筆の製作開始から、1年が過ぎていました。

 

ついに完成した「池波正太郎が愛した万年筆」

幾度となく、細かい修正を繰り返して完成したこの万年筆。

持つよろこび。作家とともに在るよろこび。そして、書くよろこび。

その魂を宿した逸品が完成しました。

私たちはこの万年筆を「彫漆万年筆」と呼び、

「池波正太郎が愛した彫漆万年筆の完全復刻版」と命名しました。

 

この万年筆が完成したあと、万年筆が好きな人の間では有名な季刊誌「趣味の文具箱」にも取り上げられました。

 

「池波正太郎が愛した彫漆万年筆の完全復刻版」の特徴

彫漆技法

エボナイトボディに、六層にも及ぶ漆を重ね塗りしています。ゆっくりと乾燥させた漆の層に手彫りによる丹念な彫刻を施しています。

金属パーツも当時を再現

ペンクリップなどの金属パーツも、当時のイメージを再現することにこだわりました。

《仕様》

収納時:約140mm/筆記時:約173mm 同軸径:約14mm 重量:約24g 14金 ペン先:MF カートリッジ式 標準小売価格:320,000円(税別)

 

はじめまして!「タスイチ・トーキョー」プロジェクトです。
 

わたしたち「タスイチ・トーキョー」プロジェクトは、日本の伝統技術を新しい視点で見つめ直し、発展させたい思いから発足しました。数々の伝統技術に携わる人たちとの出会いが、出発点です。

技術力の高さ、熱意、人柄、可能性。

様々な話を聞き、現地を訪ねて、湧いてきたのは「この技術や人たちがもっと大切にされるべきだ」という思いです。

「受け継がれてきた技術に、新しい価値を足したモノづくり」

「足す1」が「タスイチ・トーキョー」のはじまりです。

 

皆さまのご支援をパワーに、その次へ進むために。

この「池波正太郎が愛した彫漆万年筆の完全復刻版」は「タスイチ・トーキョー」プロジェクトの第一弾製品です。

ハンドメイドによるモノづくりですので、いわゆる量産品のようなカタチで大量に世に送り出すことはできません。コストも時間も必要なため、皆さまのご支援が大きな力となります。

さらに、第二弾、第三弾の製品開発へと繋げていくためにも、「タスイチ・トーキョー」プロジェクトに皆さまのお力添えをいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

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