こんにちは！マルカ高橋水産の髙橋と申します。

弊社は「皆さんが持つタコの概念を一変させるすごいタコ」として、2023年6月にMakuakeでプロジェクトを実施させていただきました。2週間という短期間でございましたが

大変なご好評をいただくことが出来ました。その節は本当にありがとうございました。

前回のプロジェクトで皆さんと直接会話させていただいたことで、水産業に携わる者としての ”使命感” を強くしました。
（この話は長くなるのでページの後半で改めてお話しします。ぜひそちらもご覧ください）

さて、今回はタコを使った寒いこの季節ぴったりの商品を開発いたしましたので皆さまにお知らせいたします。
数量限定の販売となり、この機会を逃すと来年の冬までお待ちいただくことになっていしまうため、ぜひご検討ください！

ご用意したのは「しゃぶしゃぶ」です。

商品名は

『マルカの活タコ 炙りタコしゃぶ』

と言います。

ちなみにこの鍋の一番のポイントは鍋の締めに召し上がって頂く
タコのお茶漬け ”タコまぶし” です。

そもそも 『マルカの活タコ 炙りタコしゃぶ』 をつくろうと思ったきっかけは、
弊社のメイン商材である 『活タコシリーズ』 は夏場のお刺身商材のイメージが強く、冬場に売上が鈍化します。

ここに対するケアから始まりました。

※『活タコシリーズ』についてはページの後半でご紹介します

自慢の 『活タコシリーズ』 をうまく活かした冬場の商品がつくれないか？

長年悩んでいた中、とあるお客さんとの何気ない会話から 「しゃぶしゃぶ」 のアイデアが生まれました。

当初 『活タコシリーズ』 の最大の魅力である、”鮮度抜群の食感” がお湯に通すことで損なわれるのではないか？
を懸念していましたが実際にやってみると、

１．炙った ”香味”
２．しゃぶしゃぶすることによって生まれた ”新食感”

この２つとポン酢が絶妙にマッチすることに気が付き、そこからは商品化に一直線でした。

1.タコ（メイン具材）

北海道や三陸沖で水揚げされる活タコを活きたまま解体し、超高温の直火で焼き上げています。

ご注目いただきたいのはタコの薄さです。

薄すぎるとタコに熱が入りすぎてしまい、生食感のある歯ごたえが損なってしまいますが、反対に分厚すぎるとしゃぶしゃぶにならなかったり食感に違和感を感じてしまういます。

個体差も加味してベストなカット方法を何度も検証し確立しました。

2.出汁

カナガシラという魚から取った出汁を使います。
企画段階ではもっと有名な魚の出汁をいろいろ試したのですが、タコの良いところを殺さずに出汁の存在感を出す、このバランスは非常に繊細な調整でしたが、最終的にこの出汁にたどり着きました。

雑味が一切ない。

カナガシラという魚はいわゆる雑魚で未利用魚です。可食部が少なく認知度も低いためほぼ値段が付かない魚なんですが、身自体は美味しいです。

昨今SDGsに関心が集まっていますが、そういった観点でも興味を持ってくださると水産関係者として嬉しいです。

2人前ｘ１セット

炙りタコしゃぶ：1皿（200g x 1）
出汁：1本（800ml x 1）

2人前ｘ３セット

炙りタコしゃぶ：3皿（200g x 3）
出汁：2本（800ml x 2）

2人前ｘ５セット

炙りタコしゃぶ：5皿（200g x 5）
出汁：3本（800ml x 3）

オススメの材料（大人2人前）

・活タコ：1皿（リターンでお届けします）
・出汁：1本（リターンでお届けします）
・ご飯：締めのタコまぶし用
・もみじおろし：お好み
・小ネギ：適量
※その他、水菜、豆腐、ねぎ、しいたけ、しめじなどお好みの鍋具材をご用意ください

作り方

一、鍋に出汁とタコ・小ネギ以外の具材を入れ、強火で煮込むべし。

二、お好みまで煮込んだら、10秒タコをしゃぶしゃぶすべし。

三、もみじおろしと小ネギを振ったポン酢でタコを食べるべし。この時、締めの ”タコまぶし” 用にタコは1人2枚程度残しておくべし。

四、最後は残しておいたタコをご飯に載せ、鍋に残っている出汁をかけてお茶漬けにし、オリーブオイルと塩で味を調えて食べるべし。
これぞマルカの ”タコまぶし”！！！

至高の一品に仕上がりました。

※具材を煮込んでいる間、小皿にオリーブオイルを垂らして塩を一振りした専用のつけダレを作り、タコを味見して気持ちを盛り上げておくとなお良いです。
この時にタコを食べ過ぎないようにご注意ください。

最後に塩とオリーブオイルを入れるのが肝です

開発の末にたどり着いたこの ”タコまぶし” を初めて食べた感想は、

「お茶漬けにオリーブオイルと塩がこんなに合うのか！！！」

「なんやこのマイルドさは！！！」

というものでした。

開発中はしゃぶしゃぶにしたタコが一番美味しいと思っていたのですが、この味にたどり着いてからは ”タコまぶし” が一番の推しです。

ちなみに、ごま油も試してみましたがオリーブオイルが断然オススメです。

ここまでご覧いただいた『マルカの活タコ 炙りタコしゃぶ』の写真、どれもすごく美味しそうですよね？

撮影してくださったのは、Instagramを中心に食の情報を発信されているグルメインフルエンサーの「stillaban」さんなのでご紹介させてください。

このプロジェクトをご覧になった皆さん、「stillaban」さんのアカウントもチェックしてみてください。

https://www.instagram.com/stillaban/

開発秘話で触れた 『活タコシリーズ』 とは、2023年6月にMakuakeで実施したプロジェクトでリターンとしてご提供した商品です。

現在は下記のサイトで販売していますので、こちらもぜひご覧ください。
https://shop.maruka-t.com

また、LINE公式アカウントで各種情報を発信しております。

「タコや海産物の豆知識」
「マルカ高橋水産の裏側」
「新商品情報」

などを発信しており、初回限定で弊社ECサイトでご利用いただける 「500円OFFクーポン」 をプレゼントしております。

この機会にぜひご登録くださいませ。

※下記のURLをスマートフォンでタップしてください。
https://lin.ee/oj0wGnT

ここまでお読みいただきありがとうございました。
最後に、冒頭で振れた「水産業に携わる者としての使命感」についてお話しします。

一言で言うと「伝統的な日本の食文化を守り・発展させていく」という思いをもってこの事業に取り組んでいます。

今、日本では魚離れが進んでいると言われています。

理由は色々あると思うのですが、そのうちの一つに日本人が本当に美味しい魚を食べていないからだと思っています。

日本近海にこんなに美味しい海産物があるのにです。

都会から雄勝に遊びにきた人たちに地元の海産物を食べてもらうと、魚がこれほど美味しいものだとは知らなかったと口を揃えて言ってくれ、その度に私の知っている海産物の美味しさを他の人にも知ってもらいたいと強く思います。

https://www.env.go.jp/nature/biodic/kaiyo-hozen/favor/favor05.html

四方を海に囲まれた国である日本では、昔から海の恵みを受けて生きてきました。
海産物を食べる文化は伝統的な日本の食文化の根幹を担っていると思います。

そして、水産業に育ててもらった私は、この文化を守り・発展させていく使命があると感じています。

私は自社の活タコ製品が大好きです。

手前味噌でお恥ずかしいですが、自社の製品を超える「タコ」に出会ったことは一度もありません。長年食べているタコですが、今も食べるたびに「心から美味しい」と感じ、自分たちで誇りを持てる商品を作っている自負があります。

長くなりましたが、皆さんに私たちが作る「美味しいタコ」を届けることで、少しでも海産物のすばらしさを知ってもらい、結果として伝統的な日本の食文化の発展に貢献していきたいと考えています。

この考えに共感していただける方は、ぜひこのプロジェクトを通して私と美味しい海産物を広める活動に関わってほしいです。

よろしくお願いいたします。