私たち共栄製茶株式会社の前身となる森半は、1836年(天保7年)創業、京都・宇治にある老舗のお茶屋です。

私たちの会社は180年以上の歴史を持ち、お茶の本場・宇治という土地で伝統的なお茶の製造を行っています。

そんな私たちが、今またグリーンティーの新しい形を求めて開発をしたのがMelteaになります。

京都（和）を感じさせる簡易な抹茶体験を目指しました。

Melteaはあえてお湯の中、スプーンでかき混ぜてゆっくりと溶けるように作りました。これは、ゆっくりと心を落ち着け、抹茶を点てている時のようにゆったりとした気分を味わってほしいから。

抹茶に含まれるテアニンという成分とともに、飲んだ後はゆったりとした雰囲気を楽しめます。

ティーパックや茶葉だとゴミが出てしまいますが、その点、本商品はエコでもあります。
是非、ゆったりとしたひと時をお楽しみください。

そもそも宇治抹茶とは、京都府・奈良県・滋賀県・三重県の4府県産茶を京都府内業者が京都府内において宇治地域に由来する製法により仕上加工した茶を、粉砕・挽臼加工し微粉末状にしたものです。

そのブランドとして認知されるようになった宇治抹茶の中でも、森半が誇る日本一の実績もある茶師・菊岡が厳選した抹茶を使ってMelteaを製造しています。

私たちの会社は年間に抹茶を900t近く製造できる設備を保有していますが、これは日本でも有数の規模になります。

良い抹茶をより多くの人へ届けるため、美味しい抹茶の製造方法を研究し続けています。

長年お茶屋として営んできたプライドにかけて、製品化するには厳しい社内基準があり、皆様のお手に届く商品には絶対の自信があります。

ほんのりとした甘さと、上級な抹茶の味わいを是非、お楽しみください。

グリーンティーは、抹茶に砂糖を混ぜているためカロリーが高いものもありますが、Melteaは砂糖不使用のためほとんどカロリーがありません。

糖分の取り過ぎを気にする人にもおすすめです。

開発にあたって使用したのは「圧縮打錠」という技術です。

その名の通り、粉体原料を高圧力で圧縮し押し固める技術のことで、加工の工程で熱や水分が加わらないので、抹茶の持つ風味を損なうことなく製品化できました。

レシピ開発の中で、溶けやすさと適度な硬度を実現するために試したパターンは100通り以上におよび、ようやくの思いでこの度完成致しました。

▲仕事場のデスクでちょっと一息入れたいときに

▲在宅ワークで少し休憩したいときに

▲お客さんをお招きしたときに

▲休日でゆっくりしたいときに

天保七年（1836年）、京都宇治にて森半製茶所として創業以来、日本茶の伝統とともに歩み続けてまいりました。
茶師により厳選された良質の茶葉、積極的な新技術の導入など、つねに高い品質の日本茶づくりに向き合うこと約180年。

お客様の「おいしい」の一言のために、お客様の声を何よりも大切にし、安心安全な「信頼されるお茶の品質」と、「お茶を通しての、うるおいある生活への貢献」を追求し続けます。

仕上げ茶の品質を競う第43回宇治茶品評会では、昨年に引き続き、2年連続で農 林水産大臣賞を受賞。
その他全9部のうち、玉露2部・煎茶1部の合計4部で優勝 一等一席を獲得 しました。その高品質お茶を作る技術は、「Meltea」にも発揮されています。

共栄製茶株式会社

業務改革部/酒徳 昌文

私たちは1836年(天保7年)より、京都宇治の地で茶を中心に製造・販売を行っています。

現在に至るまで製茶に関わる伝統と品質を重んじながら、同時に革新的技術も積極的に取り入れ、安心・安全な商品をお届けしお客様に「おいしい」と言っていただける商品づくりに取り組んでまいりました。

開発当初は、コロナ流行の真っただ中で、京都へ観光でお越しになる方が激減していた時期でした。商品を通じてお客様に少しでも京都を感じていただくには、という想いから開発に取り組みました。当社の代表的商品であり、関西ではなじみ深い「グリーンティー(加糖抹茶)」をヒントに、ご友人と、ご家族と、敢えて少しの手間と時間をかけて、ゆっくりとご自宅でお楽しみいただけるように溶解の度合いや商品の硬さ等、100回以上の試行を繰り返し誕生したのがタブレット型グリーンティ「Meltea」です。

社内外の多くの方のご協力がなければ、きっとここまではたどり着けなかったと思います。

ご協力いただいた多くの方々にはこの場をお借りして御礼申し上げます。

一人でも多くの皆様にお楽しみ頂ければ幸いです。

共栄製茶株式会社

マーケティング・ブランド推進部/森下 和哉

私たちの理念の一つとして、「伝統と革新」があります。

創業185年という歴史を持ちながらも、絶えず新しいことに挑戦していく・・・。

Melteaはその「革新」に取り組んだ商品になります。

抹茶もグリーンティーも、市場に出回っている商品は粉末状のものばかりですので、これを固形化出来たら面白いのではないか、という発想のもと、プロジェクトはスタートしました。

途中、様々な困難に直面し、試行錯誤を重ねながら、新しい形のグリーンティー「Meltea」を完成させることができました。

是非、Melteaを一人でも多くの皆様に楽しんでいただければ幸いです。

株式会社マッキャンエリクソン

プランニング本部 シニアプランナー/大久保慧

初めて京都宇治にある森半さんを訪れた時にとても驚きました。

江戸時代から続く老舗と聞いていたので、格式高い古風な会社を想像していましたが、 紹介いただいたひとつひとつの製品は、 むしろお茶の愉しみ方をどんどん広げてくれるような斬新なものでした。

その中でも、茶師の方に淹れていただいたお茶は、感動するくらい美味しくて 185年間受け継がれている伝統やこだわりという言葉に、 深く納得したことを覚えています。 このMelteaは、そんな森半さんらしさが詰まった一粒です。

手に取った方にも、あの時に私が感じた驚きが伝わりますように。

そして、京都は観光客がもどらずで、まだまだ寂しい日々が続いているというお話を伺っています。

Melteaは、ご本人様でお楽しみいただける他にも、 京都らしい贈り物というところでも、急須をお持ちでない海外のご友人にも、 きっと喜んでいただけるはずです。

この一粒が、いろんな方にとって 森半さんが提案しているお茶の豊かな世界への入口になりますように。

最後になりましたが、この一年間何度も何度も試行錯誤いただいた賜物が、 ようやくこうやってお披露目できるようになりました。

ご尽力いただいた皆様、ほんとうにお疲れ様でした！