仁淀ブルーと呼ばれるほど青が美しい、清流「仁淀川」の水を使用し、未利用だった桧や杉の枝葉から、本物のオイルが完成しました。

清流「仁淀川」の水を使用し、高知県の桧と杉の未利用材を利用した、エッセンシャルオイルが誕生しました。

日本人にはまだまだなじみの薄いエッセンシャルオイル＝精油ですが、嗅覚を使いリラックスタイムを過ごすことができるため、年々人気が高まっています。

巷にあるアロマオイルと呼ばれるもののなかには、人工香料や、アルコールや他の原材料が加えられているのものがありますが、【MICIL】のオイルは職人が素材を吟味し、よりよいオイル作りのために、試行錯誤を重ねて完成した、天然素材100％オリジナルのクラフトオイルです。

エッセンシャルオイルの原材料として利用されなければ、捨てられていた未利用材を利用しています。

自然が凝縮された本物の持つ力を、試してみませんか？

ツラかった日々

清流「仁淀川」。

仁淀ブルーと呼ばれる、その川のそばで私は産声を上げました。

夏になると川で泳ぎ、遊び、真っ暗になるまで外を楽しむ、近所の男の子たちと駆け回る日々の中、遠い夏の日、まさに自然児でした。

元気な子供時代を過ごすうち、少しずつ体調を崩すことが多くなりました。

「しかたない」

自分に言い聞かせても、続くツラい日々。

大人になってもツラさを抱えながら就職、結婚、出産を経験します。

妻になり、母になる喜びを感じながら、妻として母としての役割を果たしたい、強い思いがありました。

健康になりたいという一心で、食事の見直しや体を冷やさないようにすること、十分な休養や睡眠と生活習慣を見直しながら、なんとか毎日を乗り切っていました。

もどかしさと悲しみと

生活習慣の見直しを行ってもすぐに結果は現れません。

食事の準備、家事が滞り、車の運転がツラくて子供の送り迎えができない、笑顔で家族に接することができない、そのすべてが悲しく、もどかしく、健やかにすごしたい、そんなことばかりを考えていました。

出逢いに感謝

生活習慣の見直しが少しずつ体調の変化へ。

家族の役に立てる喜び、仕事や家事もできる、小さな喜び。

そして、子供たちが育つ中で感じる、母親としての役割が変化するなか、

仕事が多忙を極め、責任やプレッシャーを負担に感じ、不安な思いに駆られます。

－あのツラい日々に戻るのは嫌だ。

その気持ちを持ちながらも、年齢的にも精神的にも限界を感じていたとき、高知県産のヒノキ葉によるエッセンシャルオイルと出逢います。

土佐の力強い太陽の下で育ったそのオイルは、心地よいピュアな香りで、仕事や家事に前向きに取り組むことができました。

決意

『MICIL』というエッセンシャルオイルを創り上げる。

自然由来の木毛(もくめん)を製造する中で植物の力を理解していたつもりでしたが、濃縮成分であるエッセンシャルオイルが、嗅覚を使いほっとする時間を与えてくれることに驚き、自らの手で伝えたいという想いを抱きました。

幼いころ泳いだ仁淀ブルーといわれるその水は、清く、川面から見上げる空は抜け、太陽はゆらめき、沸き立つ雲は更に力強く、山裾の新緑はすべてに溶け合い、グラデーションが美しく、心地よく目に映えます。

そんな原風景である、仁淀川の水を使って、新緑のオイルを造りたい！

木毛で培った自然物の加工技術を生かし、自分たちの手で納得のいく商品を造りたい！

そんな想いで造りあげたのが『MICIL』というエッセンシャルオイルなのです。

清流仁淀川の水と、土佐の樹木

日本一の森林率84%を誇る高知県は、水と空気が澄んだ豊かな土地。

四国山地に分断されていた地形が、手つかずの自然を今も残しています。

エッセンシャルオイルの製造を始めるにあたり、水蒸気蒸留装置を購入。

山に打ち捨てられた桧、杉の枝葉を回収し、枝葉が搬入されると、まずは素材の選定から始まります。

葉と枝の配分はどうするか？

素材をどのような形状に加工すれば上質なオイルが抽出できるのか？

最適な抽出時間は？

いろいろと試行錯誤しながら、蒸留を開始しました。

自然物は、伐採時期や伐採の状況など、基準となるものが異なります。

もくめん製造で培った自然物加工の技術を生かしながら、職人が素材の状況を見極め、一つ一つ検証を重ね、これが『MICIL』の香りだと言えるクラフトオイルが完成しました。

フレッシュで華やかな香りの「桧」

ワイルドさが残る、深い香りの「杉」

水蒸気蒸留法で作る『MICIL』には、清流・仁淀川の水が使われています。

料理と同じように、よい素材を使うことは、品質のよいオイルづくりの源なのです。

おすすめの使い方

◎香りでほっとする時間を

ティッシュに数滴たらすように使います。

折りたたんだティッシュペーパーを用意し、エッセンシャルオイルを数滴垂らし ます。簡単に香りを楽しむことができます。

◎持ち歩ける手軽さ

ハンカチ・マスクに１滴たらすように使います。

エッセンシャルオイルをハンカチに１滴含ませておくと、使う度に香りが広がります。マスクにたらしても、1日中森林浴をしている気分が味わえます。

※マスクへのご使用は、・外側に付ける等、皮膚に直接付かないようにすること ・たらした後、十分乾燥させること ・体調や肌に異変を感じた場合はすぐに使用を中止してください。

◎拡がりを楽しむ

お湯にたらすように使います。

マグカップなどにお湯を注ぎ、2～３滴のオイルを垂らします。オイル成分が揮発し、 芳香成分が漂います。湯気に近づいてゆっくりと呼吸するだけで、リラックスタイムのおともになります。

また、お風呂場に持ち込んで芳香浴にも利用できます。

※手軽に香りを楽しむ為にマグカップを使用しています。絶対に飲まないでください。

◎香りで満たす

ディフューザー等の器具を使います。

市販のアロマディフューザーにエッセンシャルオイルを数滴たらすと、室内全体の香りが広がります。

※一部の製品、加湿器等、オイルの使用で故障する機器があります。必ず使用するアロマディフューザーの取扱説明書に従いご使用ください。

こだわり

健やかなこころとからだを目指す。

【MICIL】のエッセンシャルオイルは、日本の風土に根差した選ばれた原料を使用し、成分が凝縮された有機物の塊です。揮発性の芳香物質が特有の香りと機能を持っているため、同じ有機物で構成された私達にぴったりです。

職人が、丹精込めて作った高純度のクラフトオイルを、いま必要としている方へお届けしたい。高知県土佐市に在る私たち戸田商行・自社蒸留工場から直接、お届けします。

戸田商行を引き継いだ想い