創業90年の自動車部品メーカーから、ヒートシンク(放熱部品)の技術を活かした解凍プレートが生まれました。7cm×7cmのコンパクトサイズながら、自然解凍より2.5倍の解凍スピードを実現しました。また、コンパクトならではの様々な解凍・冷凍の使い方をして頂く事が可能です。

狭く熱がこもりやすい自動車の内部。限られたスペースでいかに効率的に冷却させるかが車の安全性や性能に直結するという品質要求の厳しい部分です。そんな要求を解決する為に蓄積して来た技術を、この度、OMRIQ PLATEに詰め込みました。

一人前（約100g）のお肉を平置きの状態で解凍した場合、自然解凍と比べ2.0倍速く解凍が出来ます。（当社実験による）

放熱の効率が良いフィン(羽)形状に加え、素材として熱伝導率に優れるアルミ合金を使っていることも解凍速度をより早めることに立っています。

速さだけでなく、美味しさも
OMRIQ PLATEを使い早く解凍する事で、食材を美味しく解凍することも可能です。
通常、食材は最大氷結晶生成帯といわれる「-1℃~-5℃」の温度帯に長く溜まるほど、氷結晶が大きくなり、食材組織がダメージを受け、旨味を含んだドリップが出やすいと言われています。

つまりいかに早く最大氷結晶生成帯を通り過ぎるかが美味しく解凍するためのポイントです。OMRIQ PLATEを使用することにより、食材の解凍時間を短縮でき、ドリップも最小限に抑えることが可能です。
様々な食材で同じことが言え、各食材の解凍時間の目安は以下のようになります。

※当社実験による（条件：室内温度22度、常温＝5度と設定）

また、解凍するときは早ければ良い、というわけではなく、内部の温度をなるべく均等に落としていくことも大切です。

食材の組織を壊しにくく、ドリップが少なく、旨味を保つ事が可能です。

奮発して買ったお肉も最小限のドリップで美味しく解凍頂くことが可能です。

「ヒートシンク（放熱部品）」製造の技術・知識を活かした解凍力
解凍力の秘密は、特徴的な形状。「ヒートシンク」は、自動車以外にもパソコンや半導体にも使われる効率的に放熱させる為の部品で、プレートの裏側に、板や剣山のようなフィン（羽）を持つ部品です。

OMRIQ PLATEの解凍原理は、ヒートシンクの放熱原理を活かしています。

アルミ合金が持つ熱伝導性と、OMRIQ PLATEの裏側にフィンを設ける事で、空気との接触面積を最大化（約3倍）し、放熱性が向上する事で解凍速度がアップします。

従来の解凍プレートはまな板のようなサイズが一般的ものでしたが、OMRIQ PLATEは大胆に使い勝手から見直したことで、コンパクトなサイズとしました。

コンパクトサイズを活かした色々な工夫が可能

従来の解凍プレートは食材の下に敷いて使用することが一般的ですが、下記の写真のように上下で挟むようにご使用頂くことで、食材の中心部と外側が均一に解凍することができ、解凍速度の違いによる食材の味のムラを抑えることが可能です。

一人前（約100g）のお肉を挟んだ状態で解凍した場合、自然解凍と比べ2.5倍速く解凍できます。（当社実験による）

冷凍庫にも入るサイズで、冷凍・解凍も素早く手間なく
従来の解凍プレートは、解凍するのみですが、OMRIQ PLATEはコンパクトさを活かし、解凍だけでなく冷凍にもご活用頂けます。食材を挟んで冷凍庫に一緒に入れて頂く事で、冷凍時間は1.5倍短縮できます。（当社実験による）

キッチンスペースを圧迫せず、必要な分だけ解凍可能
従来の解凍プレートはまな板に近い幅200-300mmサイズで、キッチンの限られたスペースで解凍しながら調理する際に、そのサイズ分がデッドスペースとなります。
コンパクト且つ拡張・縮小可能なOMRIQ PLATEであれば、食材のサイズや解凍したい場所に応じ、デッドスペースを最小化しながら調理頂くことができます。

組み合わせにより、食材に合わせた変幻自在の活躍

①複数枚組み合わせることで、食材に合わせて、色々な使い方をしていただくことができます。

【1枚での使用】冷凍大福や硬すぎるアイスをより短い時間で食べごろにすることができます。他にも小さいサイズの食品は一枚のみが丁度良いサイズです。
【2枚での使用】一人前・一食分のお肉や冷凍の魚などにおすすめです。
【4枚での使用】数人分のお肉や大きめの魚、冷凍食品の解凍などに最適です。

②解凍機能の多様な使い方

冷凍、解凍だけでなく、粗熱とりにもご使用いただけます。早く常温に戻したい以下のようなシーンでもご使用いただけます。
【弁当の粗熱とり】詰めたばかりの熱い弁当を常温まで冷める時間を短縮。
【熱いドリンクの粗熱とり】熱いドリンクが苦手な猫舌の方や小さな幼児が、飲めるまでの時間を短縮します。
【冷凍前の粗熱とり】炊飯器のお米など、冷凍する前の粗熱とりにも最適です。

お肉だけではなく、冷凍食品、冷凍海鮮、加工食品など多様なシーンに大活躍

コンパクトに重ねられる携帯性でアウトドアシーンでも活躍
L70×W70のサイズは、一合炊きのメスティンにぴったり横並びで2枚（互い違いにすれば最大12枚）入るサイズです。
電子レンジが無い屋外でも、OMRIQ PLATEがあれば、冷凍した食材を持っていって外でもより美味しい食材とお楽しみ頂けます。

キャンプなど調理時、収納時のスペースが限られた場面でも、コンパクトさを活かし、スペースを取らずにご利用頂けます。

OMRIQ PLATEは、日本市場初の冷間鍛造技術を用いた小型解凍プレートです。

冷間鍛造とは、常温のまま硬い材料に高い圧力を加えて成形する技術のことで、材料を削りだす場合と比べて材料ロスが少なく、環境にもやさしい技術です。
OMRIQ PLATEは、冷間鍛造の特徴を活かし、軽くて・コンパクト・高機能な商品となっています。

デザインの特徴

◆フィン：空気との接触面積を最大限に広げ、解凍効率を最大化

◆フィン形状：裏面のフィン同士を組み合わせることで、コンパクトに収納可能

◆素材：アルミ合金が持つ高い熱伝導率と軽量性
◆冷間鍛造技術：金属を常温のまま圧縮成形することで高精度かつ高密度を実現

◆ドリップ溝：表面に溝がある事で、解凍後のドリップが逃げ易い工夫

◆表面処理：食品衛生法対応のシリコーン樹脂塗装を施す事で、安心してご利用頂ける事は勿論、水弾きが良く洗い易い

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【仕様】
寸 法：7cmx7cmxH1.3cm／枚
材 質：アルミ合金
技 術：冷間鍛造
重 量：75g／枚
表面処理：シリコーン樹脂塗装 （ブラック）
平均解凍/冷凍時間：30-45分

【冷間鍛造について】
硬い金属を、常温のまま金型の中で圧縮成形する加工技術。粘土を指で押して穴をあけたり、型枠に押し込んだりする要領で、硬い鉄に数十～数百トンの圧力をかけて変形させます。
「鍛造」は最も古い金属加工法の一つで、古代エジプトで紀元前3000年頃に製作された隕石製とみられる鉄環首飾りが発見されています。日本では、古くから刃物や武具、金物の製造技法として用いられて来ました。
冷間鍛造の特徴としては、以下3つが挙げられます。
① 高速生産…秒で出来る
② 高精度…0.01mm単位
③ 省資源…ニアネットシェイプ（省資源）

下記の要領で加工をします。（赤：移動型、青：固定型、灰色：材料）

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【リターン】

今回、解凍プレートの発売とともに、2個の「OMRIQ PLATE」に加え、お肉とのセットもご用意しました。
お肉の提供は、同じく大阪に拠点を持つ老舗の食肉加工・販売を行う「株式会社丸西」。特別に「OMRIQ PLATE」のサイズに合わせ、一人前100gにカットされたA5サーロインを二枚セットご用意頂きました。
贅沢なお肉をOMRIQ PLATEで解凍し、美味しく解凍の体験をしてみてはいかがでしょうか。

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【スケジュール】
プロジェクト開始：2/10 (金)
プロジェクト終了：3/26(日)
リターン配送予定：3月末頃から
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【ブランドの紹介】
OMRIQ
(株)ミナミダの自社商品ブランド。
経営理念である「今をもっとおもろく」に、INDUSTRIAL（工業）＆QUALITY（品質）を掛け合わせ、90年間培った「冷間鍛造技術」をベースに、日常生活の痒いところに手が届く、ニッチな独自商品の企画・開発を行っている。
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【実行者紹介】

株式会社ミナミダ
創業90年の金属部品メーカー。
大阪府東大阪市で長尺釘メーカーとして創業し、金属を常温のまま圧縮成形する「冷間鍛造技術」を武器に、現在は大阪府八尾市、大分県国東市、タイ、メキシコの4拠点で自動車用特殊パーツ、シャフト、ボルト・ナットを製造している。

株式会社丸西
1956年に町のお肉屋さんとしてスタートして約70年、大阪府吹田市にて肉の加工・販売を行っています。肉料理を扱う飲食店やスーパー、焼肉屋、給食などとの取引を通じ、長年地域の皆様へ安心の品質で商品を提供しております。「衛生管理」と「品質保証」に力を注ぐのはもちろん、日々「美味しい」に貢献すべく、活動しております。

有限会社セメントプロデュースデザイン
大阪・東京を拠点に、幅広い分野でクリエイティブワークをこなす、グラフィックデザイン事務所として、主に商業施設の広告プロモーション、パッケージやプロダクトのデザイン等を手掛けています。また地場産業との協業を軸に、未来へ続く地盤を形成し、日本の商業がより良い循環になることを目指して「考動」し、デザイン業が途切れることのない仕組みを作り、中小企業が生きていけるミチを、これからも模索・提案し続けます。