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深緑に圧倒され、小川のせせらぎに耳を傾ける。自然の中に身を置くだけで、こんなに癒されるのは何故だろう。そうか、俺も自然の一部なのだ。と悦に入ったところで、お腹がグー。醍醐味はやっぱりキャンプ飯だ。

そこで、今日ご紹介するのが、こちらの焚き火台「mini stove」。

ボディは小さいが、一生モノで頑丈な俺の相棒だ！韓国のファンおじさんが試行錯誤を繰り返し、何度も失敗を重ねては生み出された。こいつは、生みの親ファンおじさんに似て、寡黙で不器用なヤツなんだが、頑張って自己PRしてもらおう。

その１ 自分、コンパクトですから…

組み立て前は、ノートPC 13インチのMacBook Proの半分くらいの大きさです。 なにかとかさばるキャンプ道具ですが、場所を取りません。

収納用の巾着袋が付属します。汚れてても、カバンの中は汚しませんよ。

持ち運びもしやすく、ソロキャンプにピッタリです。

その２ 自分、熱い男ですから… 二次燃焼します。

【二次燃焼とは？】

薪や枝が燃えるときは、可燃性ガスが発生します。これが燃えるのが一次燃焼ですが、燃え切らなかったガスは煙となって出ていきます。この時、高温になった空気がこのガスと混ざるとまた、燃え上がります。これを二次燃焼と言います。煙を燃やすような感じです。

mini stoveは、二次燃焼に必要な、高温の空気を作り出すのに有効な二重構造になっています。（こちらの写真は、手前の内壁と外壁を取り外した状態です）

このため、温められて高温になった空気が出来やすいのです。

さらに底は空気の層が２層になっているため、下からの上昇気流でよく燃えます。

■二次燃焼のメリット①

一次燃焼の炎＋二次燃焼の炎＝ダイナミックな美しい炎

■二次燃焼のメリット②

高火力なので、手早くキャンプ飯が作れる

■二次燃焼のメリット③

効率良く燃えるので、燃え残りが少なく、灰が少ない

その３ 自分、灰を下に落としません。

底には３枚の板があります。一番下の底板が、上から落ちてくる灰をしっかりガード。焚き火台の下に灰が落ちることがないので、後片付けもしやすい構造です。

底には３枚の板があります。一番下の底板が、上から落ちてくる灰をしっかりガード。焚き火台の下に灰が落ちることがないので、後片付けもしやすい構造です。

テーブルの上にそのまま置いても、灰が舞う心配はありません。

その４ 自分、熱対策も怠りません。

■1mmの攻防

mini stoveの最も大きな特徴である、厚さ1mmの内壁と厚さ2mmの外壁。この絶妙なバランスに辿り着くまで、何回も試作が重ねられました。

心配されたのは、熱による変形でした。内壁があることで、外壁の変形は免れるのですが、問題は内壁。火に直接触れるため、どうやっても変形は避けられません。それならば、変形しても手で曲げ戻しができるようにと、変形の度合いが少なくて済み、強度もある、手で曲げても簡単に折れない厚みを探りました。それが1mmだったのです。

■テーブルの上で使えます

牛革のマットを敷くことで断熱になり、テーブルや地面を焦すことはありませんでした。

その５ 自分、あらゆる燃料に対応しています。

薪や木炭、枯れ枝や枯草、固形燃料はもちろんのこと、アルコールストーブの台としても最適です。今回、mini stoveをアルコールストーブの台として使う時と、アルコールストーブに付属している五徳を使った時を、使い比べてみました。

気温２６度、風はあまりなく時々心地良い風が吹く風速1mの日に、鍋でコーヒー１杯分200ccの水を沸かします。アルコールストーブだけの場合は、熱源から鍋までが1cm。それに対して、mini stoveを使う場合は、熱源から鍋までの距離は4cm。距離があるので、mini stoveの方が沸くのが遅いかな？と危惧していたのですが…

その結果は意外なものでした。

アルコールストーブは、あまり風を感じられない日だったにもかかわらず、風の影響を受け炎が真っ直ぐに鍋まで届かないのです。

それに対して、こちらのmini stoveは内壁と外壁が風防の役割を果たし、安定した真っ直ぐな炎となりました。さらに、mini stoveは本体の重さが1.6kgあるので、多少の強い風でもすぐに倒れる心配はありません。アルコールストーブをmini stoveにセットして使うことで、鍋にしっかり炎を届けることが可能になります。

さてさて、お湯を沸かした結果ジャジャーン！

４分半くらいで鍋の中がブクブクし出して

５分もたたないうちに沸騰しました。

ちなみに、アルコールストーブ単体では、１５分経っても沸騰しませんでした。

これは、大きな違いですね！

その６ 自分、料理が得意です。

焼き網やスキレットを使って、お好みのお料理をお楽しみいただけます。

土鍋を利用して、燻製にも挑戦！

炭火焼きもまた、格別の味！

採れたて野菜を焼くだけで美味しい！

利用シーン

ソロキャンプの相棒に。グループキャンプの２台目として。

庭で、いつもと違ったランチを。

防災用として部屋の片隅に常備しておくのもいいですね。（マッチや固形燃料も一緒に置いておくと、いざという時にすぐ使えます。）

組み立て方

組み立て方は、こちらをご確認ください。※組み立てる時は、必ず保護手袋をご着用ください。

仕様

製品名：ミニストーブ

構成：組立式本体、牛革マット、専用袋

サイズ：本体 幅15.3cm×縦14.5cm×高さ13.0cm

重量：1.6kg（組み立て時）

素材：ステンレス

製造：韓国

Q&A

Q.組み立てがうまくいきません。

動画のように、最初の外壁を寝かせた状態から組み立て始めてください。３枚の外壁を組んだら、先に底板２枚をつけ、次に４枚目の外壁をつけてください。初めて組み立てるときは、４枚目の外壁をつけるときにやりにくく感じるかもしれませんが、外壁は力を入れても曲がりませんので、少し強引につけても問題ありません。

Q.料理をする時の網やスキレットはどうすればいいですか？

100円ショップやホームセンターに、小さいサイズの網やスキレットが売っています。mini stoveよりも大きな鍋やフライパンを使う場合は、そのまま乗せて大丈夫です。

Q.使用後は、水をかけてもいいですか？

急激な温度変化は製品にとって良くないので、mini stoveが冷めるまでお待ちください。片付けの時も、必ず保護手袋をしてください。

Q.使った後の灰はどうすればいいですか？

灰は自然には還りませんので、ゴミとしてお持ち帰りください。キャンプ場によっては、灰置き場を設けているところもあるので、管理人の方にご確認ください。

リターンについて

早くご購入いただける方がお安くなっております。

また、２台セットもお得なのでお友達やご家族の方などとご一緒のご購入をご検討ください。

リターン内容：組み立て式mini stove、牛革シート、収納袋

スケジュール

2022年6月14日 プロジェクト開始

2022年7月30日 プロジェクト終了

2022年10月 発送開始 予定

実行者紹介

今回のプロジェクトを企画しましたLIA globalです。LIAとは”Life is Adventure" から頭文字を取りました。日々、些細なことから大きな事まで色々ありますが、「人生は冒険」だという感覚で、様々なことに挑戦していきたいと思っています。

今回、私はこの焚き火台「mini stove」と出会うことで、かつてのアウトドア熱が蘇りました。学生時代は山登りをしていたのですが、南アルプスの尾根歩きをしているとき「これに勝るエンターテイメントはないな」と感じた事をはっきりと覚えています。自然の中に身を置くと、じわじわと充電されていくのが分かります。

是非この焚き火台「mini stove」を持ってお出かけください。キャンプ場まで行けないなら、ご自宅の庭や、近くの河原や、バーベキューができる公園などで、火を眺めるだけでも楽しいですよ！

メーカー紹介

Junshun Commercial Inc.は1990年に設立されました。子供の頃の夢が科学者だったという代表のYun Hong, Hwangさんは、これまでたくさんのモノ作りをしてきています。アイディアを形にするのが好きで、失敗もたくさん重ねてきました。

今回の「mini stove」を製作する上で何が難しかったか尋ねたところ「熱変形をするから、それを防ぐのに苦労した」ということです。試行錯誤の末に、内壁の厚さ”１mm"に辿り着きました。また、灰受けについている真鍮のリベットは、ファンさんのオシャレ心です。仕上げの２回の研磨は手作業によるものだそうです。