行き場を失った「５０ｔ」に及ぶ最高峰の南高梅。

新たなブランド「美郷梅」として全国の皆様にお届けします。

豊かな自然にかこまれた美郷町南郷地区では30年ほど前から南高梅を栽培しています。

美郷町の梅園では肥沃な土壌と太平洋日向灘に面している東側斜面で朝日をたくさん浴びた梅の木は大きな実をつけます。

今回の経緯

これまで殆どの南高梅を原料として梅で有名な和歌山県に出荷していました。

昨年、梅が大きく実り出荷の時期を迎えた丁度その時、いままで出荷していた和歌山県の加工業者よりコロナ禍の影響により梅干しの販売量が激減したため、出荷の差し止めを受けてしまいました。

多くの梅が行き場を無くしたのです。

当社はその大量に余った南高梅を地元農協と連携して全て引き受け、他県に頼らない、「美郷梅」という新しいブランドとして生産地で加工までを行い、直接全国の皆様におとどけしようと日々奮闘しています。

日照時間トップクラス！日本のひなた宮崎県！

日照時間 トップクラス！たくさんの太陽を浴びた大きな「美郷梅」を全国の皆様へお届けします。

宮崎県の年間平均気温は約17度（気象庁 気象観測統計）。一年を通じて温暖な気候です。
また、平均気温、日照時間、快晴日数（いずれも1981年～2010年平年値）が全国トップクラスな反面、降水量でも九州一を誇っています。バランスのよい気候が、植物の生長を促し、緑豊かな自然を形成しています。

美郷町とは

美郷町は宮崎県北部に位置し四方を山々に囲まれた自然豊かな町です。

2006年１月に旧南郷村・旧西郷村・旧北郷村が合併して誕生した美郷町には、五十鈴川・耳川・小丸川の３つの川が流れおり、それぞれの風土にあった産物や文化を育み美郷町の三大祭り「師走祭り(旧南郷村)」・「御田祭(旧西郷村)」・「宇納間地蔵尊大祭(旧北郷村)」の伝統ある祭りが今なお受け継がれています。

山々に囲まれた土地で寒暖差が激しく、春一番に町内各地で咲く梅の花は、寒さに耐えて美しく咲く姿が見る人に元気を与えてくれるということで町の花に選ばれました。

美郷梅とは

「美郷梅」読み方は「みさとうめ」。

宮崎県東臼杵郡美郷町南郷水清谷地区が中心となって、標高600ⅿの山頂部にある“天空の梅園”で南高梅が栽培されています。

日向灘を望むように開墾された天空の梅園では、収穫間近になるとブルーネットが張り巡らされ、樹上で完熟した南高梅が自然に落ちてくるのを待ちます。

果実が大きく傷もない綺麗な梅を生産者自らが選別（サイズ毎）した後に塩漬けにします。８月のお盆過ぎごろから天日干しを行った後、また選別（品質、サイズ）して白干し梅として樽詰めします。

完熟南高梅の特徴である桃のようなフルーティーな香りと優しい酸味を活かした美郷梅は、ご飯のお供はもちろん、おやつ感覚でもお召し上がりいただける梅干しです。

【速報】MIYAZAKI FOOD AWARD 2023審査員賞受賞

「MIYAZAKI FOOD AWARD（ みやざきフードアワード）」は、宮崎県内の優れた食材を用いて作られた新商品を、県内外の食の専門家が審査・表彰をするイベントです。「美郷梅　うま味昆布　200g」は審査員賞をいただきました！

当社「美郷みやざき株式会社」とは

美郷みやざき株式会社は令和元年に「産地立脚型」を目指し梅干し及び美郷町産の生産物の加工販売を主な事業を目的として設立しました。

創業当初より南郷地区の梅の加工販売を行っておりますが、白干し梅を地元の生産者より引き受けて、現地で採用したスタッフ４名とともに梅製品を製造を行っています。

県内で生産・製造・加工を行いながら地域と連携し、美郷梅ブランドの更なる向上に努めています。

これまで

宮崎県内及び九州地区のスーパーマーケットやドラッグストアなどの量販店や小売店にたいして製品の販売をおこなっていました。

しかしながら、品質のよいＡ級梅や大玉の４Ｌ・５Ｌサイズの販売はこれまでの販売ルートでは取り扱っていただけるお店が少なく、昨年より宮崎駅や観光地、県庁前の朝市などで『美郷梅』というブランド確立を目指してマーケティングとパッケージ開発、付加価値要素の周知をしつつ販売展開を行っている最中に美郷商工会よりマクアケのご紹介を頂きまして応募を行いました。