古いようで新しい。
私たち宮田織物の「わた入れはんてん」は さりげない日常の幸せを演出し、心もからだも温めてくれる、日本の伝統的な防寒着です。

たっぷり綿の入った優しい温かさ

きちんと手入れをすれば長く使え、体にも馴染んでいく。そんな伝統と新しさを織り交ぜたはんてんの魅力をお伝えしたいとの思いからこの度、Makuake限定のデザインにてプロジェクトを立ち上げました。

たっぷりの綿で優しく温かい。

朝晩、少し寒さを感じる季節から、春先のまだ寒さを感じられるころまで、まるでお布団に包まれるような温もりを感じてくつろいでいただきたい。

この生地は、部分的に二重に織ることでふんわりと柔らかく少し厚みのある生地に仕上がってます。

綿を入れ、閉じる作業はすべて手作業。着る人の着やすさ、温かさにこだわり続け一つ一つ思いを込めて作っています。

中わたには、同じ筑後市にある新川桂株式会社でオリジナルブレンド、木綿80％、ポリエステル綿20％の割合で特別に作っていただき使用しております。

木綿わたは、繊維に空洞があるので保温性があり、さらに静電気も起きにくい特徴があります。わたには、繊維が太くへたりにくい特徴のあるデシ綿を使用。

さらに天然繊維の木綿わたにふくらみを補うため、ポリエステルわたを20％ブレンドしています。木綿のわたの良さを損なわないよう試行錯誤し絶妙な割合です。

《ふわりと軽やかに着れる》

「わた入れはんてん」の肌触りの良い生地は、着た時にゴワゴワ感を感じず、体に馴染みます。

さっと羽織って、まるでお布団に包まれているような、優しい暖かさを感じて頂けると思います。

《限定デザイン》

自社で、デザインしている生地には、イメージや想いを込めた生地名を付けております。

今回、はんてんに使用している生地は、飛び散る大きな水玉を織柄で細やかに表現し『 水鞠(みずまり) 』と名付けられました。

3,000を超える柄のストックがある中から、本プロジェクトのために選んだデザインになります。

昔ながらのはんてんから、生地のデザインや型が現代風になっているので、ちょっとした外出着としても活躍すると思います。

昔ながらの『わた入れはんてん』のイメージに多い、えりもともに付いていたビロード生地、別珍（べっちん）を使い、昔ながらの良さと肌触りの良さをを残しました。

この生地は、部分的に二重に織ることでふんわりと柔らかく少し厚みのある生地に仕上がってます。

《現代のライフスタイルに合うように》

形は、昔ながらの形ですが、現代のライフスタイルに合うよう丈や身幅を見直し、できる限り野暮ったさを減らしました。また、前のひもは、結ばずに羽織るだけの時にも、邪魔にならないよう、内側に通せるようにしスマートにしています。

スマホなどが落ちにくいように、ポケットは深めに設定しています。

自宅でも、オフィスでも気軽に羽織れて、着心地も抜群です。

もちろんちょっと外に出かける時も、暖かい。
いつもの服装の上から羽織ってお出かけしてください。

《創業100年以上の伝統をつなぐ》

宮田織物の所在地である、福岡県筑後市は、国の重要無形文化財「久留米絣（かすり）」の機元（はたもと）が数多くあることでも有名です。

宮田織物も、久留米絣の機元として創業者である宮田サカヱが久留米絣を織り始めたことからはじまります。

一本の糸を選ぶことから始め、デザイン、布地織り、縫製まで、全て自社の一貫生産にこだわります。
オリジナルの生地、商品のデザインに始まり、生地織り、裁断、縫製まで自社で、はんてんを作り上げます。

だからこそ製品に自分たちの思いが宿るのではないでしょうか。

伝統から学びつつ、新しい知識をも得ながら、
オリジナルの製品を生み出す。

この温故知新の姿勢も、宮田織物のものづくりを支えています。

《プロジェクトに対する思い》

いまや、忘れ去られつつある、昔ながらの防寒着、『わた入れはんてん』の良さを再認識していただきたい。

『わた入れはんてん』を知らない方にとっては、昔ながらのはんてんの良さを新しく知っていただき、木綿生地の『わた入れはんてん』の暖かさを実感して欲しいと思います。

昭和時代のはんてん

ひと昔前まで、なんとなく見かけていた『 わた入れはんてん 』ですが、年々、安価な防寒着に押され実生活や店先からは見かけなくなりつつあります。

さらに、わた入れはんてんには、定義てきなものが見られない事もあり、使用される生地も中わたも化学繊維、さらには、海外で製造され、全てミシンで縫われている商品も多く、手作りのはんてんに比べるとはるかに安価に店頭に並んでいたりもします。

宮田織物では、50年以上にわたって『わた入れはんてん』の製造を続けておりますが、年々、減っている『 わた入れはんてん 』の需要に危惧を抱いております。

この古き良き『わた入れはんてん』を絶やさないようこの場を通じて良さを知っていただき、皆様に愛される『 わた入れはんてん 』を作りつづけていきたい。

昔ながらの木綿生地の良さや、木綿の中わた、手作りの良さに触れて認識していただける事が少なくなっているが、この場を通じて少しでも木綿織物の良さ、手作りの良さを知っていただき、宮田織物の『 わた入れはんてん 』に袖を通して、思い思いのくつろぎの時間を過ごしていただきたいものです。

仕様

カラーは紺色、赤色の２色をご用意しています。
お好みのお色をお選びください。

モデル身長　女性156㎝　男性171㎝

落ち着いた色味なので、
男性で赤。
女性で紺色でもいいですよね。

サイズ：フリーサイズ

身丈：80cm

裄丈：72cm

胸囲：128cm

表地：綿 100％

裏地：綿 100％

中わた：綿 80％ ポリエステル 20％

前面に左右にポケット1つづつ

重量：約850g

日本製

◇◇日ごろのお手入れ◇◇

わた入れはんてん(どてら)はお布団と同じです。

２～３週間に一度程度、天気のいい日に裏返して午前中に天日干しをします。

それでふっくら感が戻り、またわた切れ防止にもなります。

※お洗濯前も同様に干してください。

≪わた入れはんてん洗濯方法 ≫

1、お洗濯は１シーズンに１回程度。軽く畳んで、手洗い(押し洗い)でお願いします。

2、洗濯機で脱水したい場合は、きちんと折り畳んで洗濯ネットに入れ、脱水時間は短くして下さい。

3、しわを伸ばし、「平干し」してください。

スケジュール

10月からのプロジェクト開始。

12月中旬、展開終了、お客様へ商品の発送。