世界的な建築家・隈 研吾氏と作る国産スギの「つみき」であなただけのインテリアを！

■国産スギを使ったつみきデザインプロジェクトとは？■

森林保全団体more trees（モア・トゥリーズ）と世界的な建築家である隈研吾氏がコラボレーションし、新しいつみきをデザインしました。シンプルな山型のつみきは、簡単にインテリアオブジェをつくりだすことができます。建築的な要素を取り入れたつみきはデスクや本棚の上に飾るなど、インテリアのアクセントに。もちろん、子供のおもちゃとして、柔軟な発想力を育てるアイテムにもなります。素材には国産スギの無垢材（無塗装）を使用しており、木の温もりを感じていただけます。みなさんの自由な発想で様々な形をつくってみてください。

■隈研吾氏とmore treesの出会い■

今回のつみきプロジェクトでは、プロダクトとしてだけでなく空間まで幅広く国産木材を活かしたいという願いを込め、木を素材に多くの建築物を手がける、世界的建築家の隈研吾氏にデザインを依頼しました。more treesの活動にもご賛同いただいている隈氏のつみきは、ピースを増やして積み上げることで様々なアイテムに変化します。小さなつみきを沢山集め、積み方や組み合わせを変えれば、大きなインスタレーションまでその規模を無限に広げることができます。隈研吾氏の作品がご自宅で身近に体感できるつみきです。

−ベースとなるつみきのコンセプトご紹介−

建築家 隈 研吾（くま けんご）

建築家・東京大学教授。近年に、サントリー美術館、根津美術館、浅草文化観光センター、長岡市民ホール、歌舞伎座、ブザンソン芸術文化センター、マルセイユ現代美術センターがあり現在国内外で多数のプロジェクトが進行中。著書は「小さな建築」（岩波新書）「建築家、走る」（新潮社）他、多数。

＜隈 研吾氏からのコメント＞

国産材（のスギ）で小さな積木を作りました。この積木を重ねていくと家具も家も公園も作れます。小さな粒で世界を作る。そんな不思議な体験を共有しましょう。

これまでに隈氏が手がけた作品

■インテリアとしての楽しみ方■

ナチュラルな杉の木の質感は、暮らしの中でもさりげなく溶け込み、インテリアに温もりを添えてくれます。つみきの組み方は無限大。あなただけの形をみつけてみませんか？

オリジナルのオブジェに。（手前：5ピース使用／奥：4ピース使用）

つみきを３ピース重ねて、キッチンスタンドに。

日常のさりげないアクセントに。（手前：2ピース使用／奥：5ピース使用）

■お子様から大人まで幅広く楽しめるつみきです。■

■私たちが、なぜ国産木材で商品を開発するのか？■

意外かもしれませんが日本は国土の約2/3が森で覆われる、森林の多い国です。戦後、不足した木材を補うために、国をあげてスギやヒノキを植林した結果、世界屈指の森林大国になりました。

そういった現状があるにも関わらず、海外から輸入される木材との国際競争や近代化に伴う木材需要の低下から木材価格が下落し、日本の林業は衰退してしまいました。それによって私たちが使用する木材の7割を輸入に頼るようになってしまったのです。

一度人の手で植えられたスギやヒノキは本来、定期的に手入れ（間伐や枝打ち）をすることで森の環境が維持されるのですが、林業が衰退してしまった今では、適切な手入れがされずに放置されたままの森が増えてしまっています。

more treesではこのような状況を改善するために、国産木材の有効活用と間伐の推進に取り組んでまいりました。国産木材をきちんと使っていくことは、森林と地域のサステナビリティにもつながるのです。

今回のつみきの素材には、宮崎県諸塚村のスギの木を使用する予定です。同村では豊かな森を守る取り組みが評価され、FSC(R)森林認証(FSC(R) C022797)※を取得しています。

宮崎県諸塚村のスギ材。トレ―サビリティにもこだわりを持っています。

※FSC森林認証とは

適正に管理された森林から産出した木材などに認証マークを付けることによって、持続可能な森林の利用と保護を図ろうとする世界的な認証制度。森林管理を評価する基準となります。

more trees代表 坂本龍一と宮崎県諸塚村の皆さん

■私たちの願い「都市と森をつなぐ」■　

日本には生活の中で木を多様に活用してきた歴史がある一方で、近年は木の利用そのものが減っています。木材商品を通じて木の温もりを身近に感じてもらい、このつみきと共に日々自然の恩恵を受けている都市部から地域を盛り上げていきたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

都市部では見失われがちな国産木材の利用拡大に寄与し、ご支援いただく皆様と共に「都市と森のつながり」を築いていきたいと思います。集まった費用は、つみきの開発費として使わせていただきます。

■マクアケ限定リターンについて■

Makuakeでサポート頂いた方へのリターンとして、割引価格にてご提供させていただきます。名前を刻印できるサービスや大量ピースのご提供はマクアケ限定のみでのご案内となる、特別なリターンです。※商品のお届けは11月頃を予定しています。

■このプロジェクトに関わっているメンバーと森への想い■

more treesは「もっと木を」というコンセプトのもと、音楽家・坂本龍一によって2007年に設立された森林保全団体です。国内では間伐を、海外では植林による森林再生を中心に自治体や現地の人々とも協力し、様々なチャレンジを続けてきました。

森は清らかな水、そして様々な植物や動物を育み、私たち人類にとって大切な存在ではありますが、都市に住む人々にとっては森が遠い存在に感じられてしまいがちです。もっと森が身近に感じられるようしたい、そんな思いを胸に、「都市と森をつなぐ」をテーマに掲げて森づくりと地域づくりに取り組んでいます。

日本の山に眠る資源を、生活を豊かに過ごせるプロダクトとして皆さんに送り届けたい。そして少しでも森の大切さを感じてもらえたら幸いです。ぜひご支援よろしくお願いします！