夏はこれ！キンキンに冷やして美味しい「夏の細切り讃岐うどん(本生タイプ)」が誕生！

はじめまして！本格手打もり家の村井と申します。今回のMakuakeマクアケ第3弾は「夏の細切り讃岐うどん」です。最初に宣言します！今回の新商品には絶対的な自信があります！昨年の夏からずっと温めてきたアイデアで、とにかくこれをMakuakeのプロジェクトでご紹介できる日を夢見ておりました！

「夏に冷たい讃岐うどんをとことん美味しく！」

今年もまた暑い夏がやってきますね。お店ではほとんどのお客様が「冷や」のおうどんをご注文されます。その「冷や」のおうどんの食感をとことん追求して誕生したのが「夏の細切り讃岐うどん」です。

香川県産小麦「さぬきの夢」の貴重な石臼挽き全粒粉を使用

エッジのたったツヤツヤのおうどんが食欲をそそります！細切りうどんは普段お店では食べられないとっておきの食感です。

みなさん、お気づきでしょうか？よく見かける真っ白な讃岐うどんとは違って、少し茶色味がかっていて粒のようなものが混ざっています。実はこれ、香川県産小麦「さぬきの夢」の貴重な石臼挽きの全粒粉を配合しているのです。

小麦本来の風味が凝縮

全粒粉とは小麦を丸ごと挽いた小麦粉のこと。一般的によく見かける真っ白な小麦は、小麦の表皮と胚芽を取り除いて胚乳だけを挽いたもので、全粒粉は小麦が本来持つ健康性と風味を兼ね備えています。

写真の通り見た目から全く異なります。さらに石臼挽きにすることで全粒粉の長所を最大限に引き出すことができるのです。

2人のレジェンドが再びタッグを組んだ！

大反響いただいたMakuakeプロジェクト第一弾でタッグを組んだ当店店主と地元の製粉会社である吉原食糧の吉原良一さん。手打ちうどん職人のレジェンドと讃岐うどん用小麦のレジェンドが今回もタッグを組みました。

「さぬきの夢」に出会えてよかった

今回使用している香川県産小麦「さぬきの夢」の開発プロジェクトに関わったのが吉原良一さんです。いつしかオーストラリア産小麦が主流になった讃岐うどんの潮流の中、地元香川の小麦で讃岐うどんを作ろうという想いで始まった「さぬきの夢」の開発プロジェクト。まさに「さぬきの夢」は讃岐うどんのためだけに生み出された小麦粉といえます。

「子供の頃から小麦の中で遊んでいました。当時はうどんに使う小麦粉は香川県産でした。讃岐うどんに関わってきた者として、この小麦に出会えてよかった。心からそう思えます。また、開発に携わった人たち全員に讃岐うどんに対する共通の価値観があったんです。だからこそ、ここまでのものができたと思いますね」

ここにしかない。「さぬきの夢」の石臼挽き全粒粉。「これが人間本来の挽き方なんですね」

吉原食糧さんにある巨大な石臼。企業秘密のため写真でお見せできないのが残念ですが、初めて見た巨大な石臼に圧倒されました。「何で今さらそんな手間のかかることをするのか？」そんな周囲からの声があっても導入したという吉原食糧さんの石臼。「さぬきの夢」の石臼挽き全粒粉は吉原食糧さんにしかない貴重な小麦粉。私たち職人の心に火がつきました。絶対にこれを使いたい！

「新しくて懐かしい。洗練された讃岐うどん」

まさに小麦の研究者といった佇まいの吉原さん。今回の新商品についてどういったものを目指すべきかお聞きしました。

「昔の讃岐うどんにあった、そのまま食べてもおいしいという本来の味に、これから求められる食感をプラスした洗練された讃岐うどん。それが今回の細切りうどんじゃないかな。あと、一口でツルツル・モチモチの食感と小麦本来の風味を楽しむことができるというのは、さぬきの夢の全粒粉を使った細切りうどんならではの醍醐味ですね」

初めて使う全粒粉。店主森田のかつてない挑戦！

手打ちうどん職人一筋40年の店主森田でさえ初めての全粒粉を使った生地作り。不安に見守る職人をよそ目に、店主森田からは静かな自信が感じられました。

しっかり足踏みをして、しっかり寝かせる。

普段の生地作りより加水(小麦粉に加える水の量)を控えてしっかり足踏みをしていきます。「この生地は最初にしっかりと足踏みをして、しっかり寝かせる。単純だけどこの作業で生地の良し悪しが決まるんだよね」

丁寧に、育てていく。

普段はスタッフに任せている生地場に入って生地作りを一から行う店主森田。声をかけられないほどの緊張感があります。久しぶりに見る店主森田の生地作りは丁寧そのもの。そして、大切なのは「育てていく」という感覚。

心を込めた分だけ応えてくれる。

生地と会話をしながら工程を進める店主森田。生地が少しずつ形になっていく。いかに生地に心を込められるか。心を込めていくうちに、いつしか生地が応えてくれる。そこからは生地の声に耳を傾けていくだけ。

生地場に始まり生地場に終わる。

うどん職人にとって生地場は原点と言える場所。そして、生地作りは最も大切で、最も奥が深いと言えます。同じ材料で同じ塩加減・水加減で作っても二度と同じ生地を作ることはできないのです。

打ち手の数だけ、おいしさがある。

「５０歳を過ぎて、人生というのは人それぞれ道は違えど、その人にしかない道があると思えるようになったんだよね。そして、うどんにも打ち手の数だけおいしさがあるんだよね」

21年、立ち続けてきた自分の城。

創業以来、立ち続けてきた打ち台。店主森田がずっと守ってきた自分の城のような場所。ここから新たな讃岐うどんが誕生します。

手応え十分

手応え十分といった感じの店主森田。「全粒粉がしっかりなじんでるね。打っていてしっかり反発があるし、茹でたらモチ感が出そうだね」

試作を何度も繰り返す。

微調整を加えながら、何度も試作を繰り返す店主森田。

モチモチ感があるか。ツヤはしっかりあるか。伸びるような弾力があるか。粘りはあるか。合格点では妥協しないのが店主森田。合格点のもう一つ上を目指していく。

感動とはこのこと。スッタフ全員が一気に完食。

試作した細切りうどんをスタッフ全員でいざ試食！「あー、これは美味しい！」「すっごい香りがある！」「コシがすごいですね！」「夏に最高ですね！」スタッフ全員が絶賛！もう感動レベルです！

ツルツルっと入っていく喉ゴシ、半端ないモチモチ感、グミのような弾力、細切りうどんならではの一口で一気にいける洗練された食感、そして何よりも全粒粉が想像以上に主張していて、うどんそのままで食べて美味しいと感じられます。

本番を想定してパック

本番を想定して実際にパックをしていきます。今回は店主森田が自ら手打ちしたリターン商品もMakuake限定でご用意しています。

茶色味がかった新たな本生うどん。

いつも製造している本生うどんとは見た目から全く別物。全粒粉の醸し出す小麦本来の自然な色味が出ています。

ついに完成！「今回は想像以上の出来だね」

「さぬきの夢の全粒粉をつかって細切りうどんを作ったら面白いものができると思ってスタートしたけど、これは想像を遥かに超えてきたよね。久しぶりに狙った以上のものができたというかね。とにかく夏にぜひ召し上がって頂きたいですね」

お召し上がり方①夏の定番「ざるうどん」

讃岐の夏といえばやっぱりコレ！「ざるうどん」です。おうどんの食感をダイレクトに感じていただけます。

特に細切りうどんの「ざるうどん」は感動ものです。さぬきの夢の全粒粉の風味を存分にお楽しみください！

お召し上がり方②まさにキンキン！「冷やしうどん」

おうどんを氷水でキンキンに冷やして暑さを吹き飛ばすメニューです。

最後までキンキンのまま。一気に召し上がってください！

お召し上がり方③通の味「醤油うどん」

おうどんに醤油をかけるだけの讃岐の通の味。当店のうどん醤油は鰹・昆布・いりこのダシが効いていておうどんとの相性は抜群です。

おうどんに大根おろしや薬味をそえて醤油をかけるだけ。全粒粉の風味を存分に味わって頂きたいので、最初は醤油を控えめにおかけください。

調理のコツ①おいしく茹でるには！

おうどんを美味しく茹でるコツは2つ。①たっぷりのお湯で②ときどき混ぜることです。おうどんが気持ちよく泳ぐくらいのお湯がちょうどいいです。混ぜてあげることにより、おうどんが均一に茹で上がります。また、必ず完全沸騰してからおうどんを投入し、再沸騰するまでは強火で。再沸騰してから優しく混ぜてあげ、吹きこぼれないくらいの火加減に調整します。

調理のコツ②キンキンに冷やす！

まずは茹で上がったおうどんをボールとザルに打ち上げて冷水で表面のぬめりを取りながら洗ってください。ここでポイント！夏は特に水温が高いので粗熱が取れたら氷を入れて一気にキンキンに冷やして締めてください。締めたらサッとざるに打ち上げて水を切って出来上がり！また、セットになっているおダシ(つめ麺つゆ・うどん醤油・ぶっかけつゆなど)は冷蔵保管して冷やしておき、希釈タイプのおダシは冷水で割って頂くとさらにおいしくお召し上がりいただけます。

調理のコツ③茹でたてをすぐに食べる！

最後に一番大切なポイント。茹でたてをすぐに召し上がってください。細切りうどんは通常の太麺と比べたときに劣化が早いという特徴があります。いわゆるコシとは、麺の表面と中心部分の水分含有率の差で感じるもので、細切りうどんは中心部分に水分が浸透する時間が早いため劣化が早いのです。トッピング・薬味・おダシをあらかじめ準備しておき、茹で上がったらすぐに丼に盛り付けてベストな食感をお楽しみください。

消費期限について

※味本位の商品のため消費期限が製造日を入れて冷蔵5日となります。そのため発送地域によって異なりますが、お手元に届いて冷蔵３〜4日の消費期限となります。※すぐにお召し上がりになられない場合は、到着後すぐに冷凍庫で保管し1ヶ月以内にお召し上がりください。その場合は、冷蔵庫内で解凍して茹でてください。

スケジュールについて

リターンの発送はプロジェクト終了後、1ヶ月以内の発送を予定しております。

現在プロジェクトを成功した想定で数を調整しておりますが、想定を上回る応援購入のお申し込みがあった場合、製造工程上の都合や配送等のやむを得ない事情により、お届けが遅くなる場合がございます

リターンのご紹介

完成した「さぬきの夢(石臼挽き全粒粉)を使用した細切り本生うどん」に当店オリジナルつゆをセットにしてお届けします(※一部つゆなしのリターンもあり)。

また、感謝の気持ちを込めて数量限定で「超早割15%OFF」「早割10%OFF」もご用させて頂きましたので、お早めにぜひご利用ください。

さらに、Makuake限定で店主森田が自ら手打ちした「店主手打ちセット」も数量限定でご用意させて頂きました。「サポーターの皆様に感謝を込めて自分が手打ちした新商品をお届けしたい」という店主の熱い想いにより実現しました。おすすめです！

※リターンはすべて、送料込み・税込・クール代込みの価格になっております。

資金の使い道

応援して頂いた資金は、製造費用に大切に使わせていただきます。

プロジェクト実行者紹介

本格手打もり家代表 森田 真司

私は15歳の時に高校を中退し、見兼ねた父親に奨められ、親戚の叔父が経営していた「うどんの庄かな泉」に入門しうどん職人になりました。何をしても打ち込めず長続きしなかった私が40年たった今でもうどん職人でいる姿を、当時の私はまったく想像していなかったと思います。最初からうどんに打ち込んでいたわけではなく、10代の私は仕事よりも遊び。遊びの合間に仕事をしている、そんな感じでした。20代になると少しずつうどんに対する気持ちの変化が表れはじめ、自分の手打ちしたうどんに自信が持てるようになった20代後半になるとフツフツとした想いが芽生えはじめました。そして35歳の時に「自分の考える理想の手打ちうどんを世に問いたい」という想いで本格手打もり家を創業しました。当時は「食っていければそれでいい」と考えていましたが、その反面「ご来店頂いたお客様には必ず満足していただける」という自信はありました。周りのみんなが学校で勉強している時に、私はうどんを打っていました。私にはうどんしかありません。だからこそ生涯現役を貫き、恩返しをしていきます。

本格手打もり家 村井 毅史

私は地元香川の高校を卒業して大学進学のため東京に上京しました。大学時代は大手のファミレスのキッチンでアルバイトに明け暮れていました。とにかく仕事に夢中になっていたのを覚えています。その経験から将来は飲食業で仕事をしたいと考えるようになり、卒業後は当時勢いのあった株式会社はなまる(はなまるうどん)に就職し、店長・スーパーバイザーの仕事をさせて頂きました。いつか地元の香川で本物の手打ちうどんの修行をしたいという気持ちがその時に芽生えました。父親の病気もあり、29歳の時に香川に帰り、本格手打もり家に入門しました。いつか代表のような手打ちうどん職人になりたい、その一心で毎日うどんと向き合いました。私を育ててくれた地元香川と師匠である森田、応援してくださるお客様に本プロジェクトに挑戦することで恩返しをしたい、その想いで取り組んでいます。

本格手打もり家 平山 陽一

2009年入社。愛媛県出身。代表の森田とは前職からの旧知の仲で、スカウトを受け、もり家に入社。入社以来、うどん生地の練りを任されており、もり家の品質は平山なしでは語ることができない。誰からも愛されるキャラクターをもっており、スタッフ全員から信頼されている。また、もり家ブランドを次世代につなぐため、若手の人財育成にも取り組んでいる。

店舗紹介

本格手打もり家高松本店

香川県高松市香川町川内原1575-1

HP https://www.mori-ya.jp/

インスタグラム https://www.instagram.com/moriyaudon

本格手打もり家東京店

東京都港区浜松町2-6-5ポンテせとうみ2F

HP https://moriya-tokyo.jp/

インスタグラム https://www.instagram.com/moriyatokyo

最後に〜私たちがMakuakeにチャレンジする理由〜

吉原食糧の吉原さんに工場内を案内して頂いたとき、改めて生産者さんの素晴らしさを実感し、私たちはこの小麦粉を使っているのではなく、使わせていただいているのだと感じました。地元香川をはじめ四国・瀬戸内には吉原食糧さんのような努力を惜しまない生産者さんたちが多くいらっしゃいます。その生産者さんたちに光を当てて、一緒になって地域を活性化させたい、というのが私たちの願いです。

また、 Makuakeでのチャレンジを通じて讃岐うどんの新たな可能性を発見し、全国の皆さんに自然と溢れるような笑顔をお届けしたいと願っています。

そして、私たちのような小さな店舗でもフェアにチャレンジできる Makuakeという場所で、応援してくださるサポーターの皆様と一緒にワクワクするようなチャレンジをしたいと心から願っています。

Makuakeで出会えた皆様、これまで支えてくださった皆様、そして本プロジェクトに全面的にご協力いただいた吉原食糧株式会社の吉原社長に心から感謝しております。　

本格手打もり家　村井 毅史